こんばんワニ
明日から村滞在なのに、こんな疲れてていんだろーか。というくらい疲労感たっぷりです。
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今日は半日歯医者さんにいました。。。
前回のようないきさつがあり、30歳になる前にインプラントを入れざるを得なくなった私。
(あっ、前回はインプラントって書いてなかったみたいね。)
おととい行ったとき、オプションとして差し歯笑、ブリッジ、インプラントの説明を受けました。差し歯は論外?
まだ若いし、見た目を重視してインプラントにしたほうがいいよとのことでしたが、値段10倍。けどブリッジって周りの健康な歯を削らなくてはいけないそうなので、ひと晩悩んで、インプラントでお願いしますと昨日アポ入れ電話。
「9時に来られますか?」
「ちょっと早いですね…汗」
「では11時ではどうでしょう」
「じゃー11時でお願いします」
おとといの話だと全部の工程1時間くらいで終わるようなこと言ってたし、帰ってきてから荷造りする時間もあるよねー。
でも他の患者さんの治療の具合で遅れるかもーと思ったのでテスト勉強をする用意をしました。念のため。
コレが功を奏した。。。
9時半。余裕を持って寮を出発。
バスもすぐに来たので10時過ぎにはDindigulのバス停に到着。病院までは徒歩3分くらい。昨日からいろんな口座やカードから引き出し限度額ギリギリで現金を入手してるので、その続きをして、薬局に寄って村滞在に備えた買い物。
11時前に病院到着。
11時すぎ、おとといいろんな説明をしてくれた女の子(ここの歯医者みんな白衣とか着てないのでアドミンの子なのか歯科技師なのかわからん)が
「先生、事故に遭った人の手術してるから、12時半にならないと来られないそうです」
苦笑
ちょっとムカついて「でも私のアポ11時って言ったでしょう…」とか言ってみたけど、先生はFacial surgeonと言っておそらく顔の手術のプロなので(こういうのって整形外科の一部?)そういうこともあるよねとしぶしぶ承諾。
経済のノートを引っ張り出して勉強開始。
12時40分。たぶんまだ来ないだろうなと思い始めたころ、診療室に呼ばれる。
おととい話をした女の先生が
「他のドクターの話だと1ヶ所手術すればいいという話だったのだけど、手術を開始したら3ヶ所処置をしなくちゃいけないってわかって…」
苦笑
ハイハイ。
「30分で手術は終わって、30分でこちらに到着するので1時間後には始められるわ。もし勉強に必要ならここでネットを使ってもかまわないわ」
…そういう問題じゃないんだけど…。
本当は「12時半に来なかったら今日は来ないと思ったほうがいい」と考えてたんですよね。でもこの先生と話をして、「今日やらなきゃ」となんとなく感じたので、あと1時間待つことに。。。
経済の勉強も飽きたので最近Dindigulにできたデパート(っていうかスーパー?)Shri Kannan Departmental Store(←ウェブサイトまだ建設中笑)へ。
超感動。
都市部にありそうなスーパー。シャンプーやコスメがたくさん。ビスケットの種類がたくさん。とわイニングのティーバッグも売ってる。そしてシリアルやパスタ、チコリーの入ってないコーヒー!豆乳みたいなものもあった。
もう寮なんか出て自炊してやる!とか思えるくらいのモノの数々。
やっぱり自分はマテリアリスティック(モノに固執)そして便利な生活しかできないんだなぁとちょっとげんなり。そしておそらく手術のあとはおいしいビスケットも食べられないんだろうなぁ今買っても食べられないんだろうなぁとげんなり。
村で食べようと思って食パン購入。19ルピーなり。
病院に戻る。13時40分。
ちょっとしてからまた女の先生が
「今先生はこちらに向かってるそうです」
今かよ…。
でもこの女の先生も注射と歯を抜く工程はできるそうなので、おっぱじめることに。14時前?
「あっ、抜いた歯は家に持ち帰る文化なので捨てないでください」
と言ったら聞き返された笑
虫歯治したりで麻酔も慣れてるけど、「乳歯を抜く」なんて何年ぶりなんだろう。ねじってぐりぐり、あっさり抜けました。
上の写真が私のbaby tooth (英国圏ではmilk tooth)。これっぽっちの根っこで今までよくがんばってくれました。裏返してみたら膿がたまっていたそうです。ホント化膿してたんだね。黒っぽくなって虫歯みたいになっているところもあったし。
乳歯くん、どうもありがとう。
と感傷に浸っていたけど、先生が現れる気配はナシ…ガーゼ噛んだままほったらかしにされたらどうしよう。。。
としばらくじっと座っていたら、診察台にとりつけてあるパソコンで、スタッフのオンナノコたちが私のレントゲンの写真を見たり、音楽をかけたりしてる。あぁ、この音楽いいな。なんの映画だろ。と思っていたら、今度はセキュリティカメラの映像を見ている。診察室二つと、患者さんが待つ廊下兼受付の映像。
…先生、いるじゃん!!!!
なにやら一生懸命電話で話している。事故った人に関することかしら。でも私も待ってるんだから一言あいさつしてくれたっていいのにね笑 耳をすませば先生が話してるのが診察室にも聞こえてくる…。
そのまま10分くらい待ったあと、「大変申し訳ない」と先生がやっと入室。
「実はもう2人手術を待ってる人がいるから君の処置が終わったら戻らなくては」
とか言われちゃったら不満をぶちまける気分にもなりません笑
そして処置開始。。。
なぜか重たい緑の布をかぶせられる。先生も白衣…ではなくておそろいの緑のかっぽうぎ?みたいなヤツを装着。なぜ緑…。
インプラントの説明は私も素人なので割愛しますが、要は歯肉の下の骨に穴をあけてねじをさしこみ、あとでその上に歯の形をしたものをかぶせるって感じです。ドリルでゴリゴリと穴をあけ、ねじをグリグリさしこむのを(見るつもりはなかったんだけど)なんとなく見てしまい、げんなり。
そのあと30分噛んでてとまたガーゼを入れてもらって、終了。15時15分。スタッフから処置した箇所について注意事項の説明を受けていると
「明日夕方来られますか?」
…来られないって言ったじゃーん!
ということで、「術後の経過」も今日診てもらうことに。。。しかも16時って、そんなすぐでいいのかしら。。。
でまたまた待ち。待ってる間に支払いをお願い。大金持って歩きたくないもん。そしたらスタッフの子が
「あなたの歯は大きかったから高くなるかもしれない。先生に確認するわ」
そんな泣…。
ところが、先日インプラントの値段の説明を受けてブリッジとどちらにするかうだうだと迷っていた時に「私奨学金受けててあんまりお金もないんですよね」と正直に言ったのが項を奏したのか
「先生が、あなたは学生だから5,000ルピー(8,000円くらい)割引してくださるって」
だって。ゴネてみるもんですねぇ笑
16時に診てもらって、特に問題もなさそう。このとき先生が
「どこから来たの?」
「日本です」
「えっ?…シッキムとか東北から来たのかと思った!」
だって。日本人だってわかってたら割引もなかったかもー笑!!!!!
帰りがけに「領収書ください」と言ったらまた20分くらい待たされて、結局もらえなかったケド笑
痛み止めの薬。ファイザーのがあるからちょっと高かった。
帰り道、キャンパスでクラスの男の子たちに遭遇。MBAの別の学科の子たちは、近くの村でVPPをやってるので、夜は寮に泊まってるんだそうです。VPP: Village Placement ProgrammeじゃなくてHPP: Hostel Placement Programmeじゃんねぇと言ったのだけど。歯を抜いたんだよーと言ったら「チョコの食べすぎでしょう」「ランチにビスケットばかり食べてるからだよ」と言われました…
ちがうし。
寮にやっとたどり着いたのは17時でしょうか。あぁ、疲れた。。。
今日の教訓:
たまにはゴネてみる。病院に行くときは必ず勉強ができる用意を。
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昨日滞在先の村に数時間行ったのだけど、VPPに関しては帰ってきてから書きますね(定期試験もあるのでいつになるのかわかんないけど)。
昨日は日本から荷物が届きました。妹ちゃんのNYみやげ、そしておやつ<3
昆布(すこんぶとフツーの…)、アーモンドチョコ(クラスメートMのリクエスト)、大大大好きな六花亭のバターサンド、そして干し納豆(乳酸菌の研究をしている寮の子に…)。バターサンドはバターが溶け出して箱がふやけてたけど、おいしかったぁ!納豆と昆布は歯が落ち着いたら食べよう…。
ありがとウサギ☆