2013年7月29日月曜日

(おまけ)ネパールブッダ追っかけ旅 Lumbini

こんばんワニ。


ネパール旅行の続きです。


バス

ということで、交通機関のストライキBandaのおかげでせっかく予約していたACバスがキャンセルになりました。

(余談)帰ってからFさんにメイルで教えてもらったのですが、今週またBandaやデモがカトマンドゥ周辺で行われているそうです。今回主導しているのが「地下武装組織」なので、Bandaの最中にそのへんうろついてると撃たれる可能性あり、みたいな状況なんだって。恐ろしい。。。ルンビニに行くルートでもBandaが行われるので、ホントーにこの時期を避けることができてよかったと思う。

で、話戻るけど。

夜行バスのチケット買い直したんだけど、これはACバスでも観光用でもなく、地元の人たちが普通の交通機関として利用する長距離バスだったわけ。観光客用であれば海外からの人も乗っていて、もちろん料金も高いのでそれに従って車内の安全レベルやサービスも上がるわけなんですけど、この普通バスは大丈夫かなぁ、とバス停まで送っていただいたFさんのダンナさまも心配なようす。女性専用シートなんてのもインドとちがってないわけで、隣はフツーのおっさん。

ダンナさまには出発するまで雨の中待っていただいていたのに、なっかなか出発しねーーーーー!!!!バス停の敷地内で給油し、あちこちで止まって乗客を乗せていく。指定席のはずなのにシート間の通路にも人が埋まっていく。

もー何なの。。。と思ったので寝る。なので出発したのは何時かわからないけど、予定時間より1時間は遅かったんじゃん。 

カトマンドゥ(1400メートル)はちと高地にあるのでルンビニ(150メートル)までは下り坂。けっこーとばしてるので酔うかと思った。でも寝た。

やたらと休憩やら多いなと思ったけど、一歩もバスの外に出ないまま朝到着。

ちなみにこのバスの写真を撮ったのは、休憩中にバス降りてどれだかわかんなくなっちゃったら困ると思ったから。バスのナンバープレートがネパールの数字(こんな感じ)で読めないんすよ!

まぁ、降りなかったから必要なかったんだけどね。
 


Tibetan Bread?

バス停について、すぐ帰りのバスを予約。次の日水曜日の朝、乗るはずだった会社のACバスを予約しました。私が乗ってきた普通バスの車掌さん(これもただのお兄ちゃん)が「ACに乗るの?」みたいな顔をしてました。もともとこれで来る予定だったんだよと言ったけどたぶん通じてない。

そのあと「ルンビニバザール」と言われるほどでもない小さな通りにあるゲストハウスに部屋をとりました。Fさんにコピーさせてもらった「地球の歩き方」 にも出ているめちゃくちゃ安いところ。ついたら「今ゲストが次々にチェックアウトしてるところだから30分待ってくれる?」と言われて早くシャワー浴びて観光に行きたかったので「30分ですか-」と渋ったら「じゃぁ今シンプルな部屋が空いてるから」と言われて安い部屋(400ネパールルピー、400円ちょい)に通してもらいました。ちゃんとバスルームもついてるし、問題なし。

ルンビニをまわるにはリキシャ(ここではサイクルリキシャ)かレンタサイクルがいいと読んだのでチャリを借りることにしました。自転車が準備される間向かいのレストランで朝ご飯。

Tibetan Breadって書いてあってこれを期待して頼んだのに、ただのうすっぺらい揚げパンみたいだった。朝から揚げ物はキツいよ泣 コーヒーで流し込む感じ。



ルンビニ観光地の入口

ここが入り口。バス停のすぐ向かい側です。

ルンビニの観光スポットっていうのは日本の建築家丹下健三さんがデザインをしている公園みたいな敷地に点在しています。 このデザインしたってのが1980年代なのに、まだ完成してないっていう…。世界遺産なのにお金ないのかねぇ。

あっ、ちなみに、ルンビニっていうのはブッダが産まれた場所です。

この敷地には3つのエリアがあって、北側からブッダの生誕地のある場所、各国のお寺がある場所、それに博物館や日本のお寺の作ったストゥーパのある場所があります。 完成したら正門は南側になるんだって。私が入ったのは現在の入り口、北側です。


セカイイサン

ここがSacred Gardenと呼ばれるところ。200ルピー払うとチケットは3日間有効らしい(ガイドブックだと1日有効とあるのでどちらが正しいか不明)。

この白い建物の中に、ブッダが生まれた場所を示す石(アショーカ王が置いた)があります。その上にはブッダが産まれたときの様子(天上天下唯我独尊ってやつね)を描いた石碑があるのですが、顔がなくなってしまっています。ガイドブックでは偶像崇拝を禁じるムスリムが削ったと書いてあるけど、あとで図書館で読んだ本には摩耗した可能性もあると記してあるのでホントのところはわかりません。

中はもちろん写真撮影禁止!


石柱

 インドでも見たアショーカ王の石柱。



菩提樹


ブッダと菩提樹というと有名なのはもちろんその下で悟りを開いたというブッダガヤの菩提樹。 そうです、私たちが見られなかったやつ笑。 でもここにもアショーカ王が植えたという菩提樹がありました。お坊さんたちが座っています。


ぐるり

白い建物や菩提樹のあるエリアは円形の蓮の池に囲まれており、チャリンコでぐるりと周りを回って次のエリアに向かいます。


Baby Buddha

がっつり工事しててみられません。


これRajgirでも見たな

平和の火?
聖火みたいな。


寺エリア

二つ目のエリアは運河をはさんで両側に各国のお寺があるところ。歩道は歩行者のみと書いてあるけど、オフシーズンで誰もいなんだからチャリで通っても怒られなーい。


右脇から

お寺はあとで見ることにして一番最後のエリアに来ました。これはブッダが産まれたときのようすを金ぴか像で再現したもの。

出産をひかえて実家に帰る途中だったブッダのお母さんMaya Deviが木に手をかけたところ右脇からブッダが産まれます(!)。ブッダはそのまま7歩歩き(そこに蓮の花が咲いた)、天上天下~と言ったわけですね。ふむ。

お母さんの前にぽつぽつあるステップはこれ蓮だと思います。



象さん
 こっちは妊娠発覚のシーンの再現。

お母さんは白いゾウが体に入っていくという夢を見て自分の妊娠を知ったんだって。そのつながりがわからん、けど昔はそうだったのかね。。。


天上天下唯我独尊

これ、赤ちゃん。


産まれたシーン像は3つ目のゾーン。 はじっこにあるのが日本のお寺の建てたストゥーパです。ここにはまた蓮の池。


うーむ

ここのに似てるね。同じお寺(日本山妙法寺)が建ててるのかな。

ここ、だーれもいなかった。ひとりでぐるぐる回ってたけど床が熱くって(靴厳禁ですよ)、日陰もなくってどーしようかと思った。12時頃だから暑いの当たり前だよね苦笑


ツル?

ツル保護地だそうです。白い鳥飛んでたけど、あれがツルだったのかなぁ


博物館

ストゥーパをあとにして来た道を戻る。

博物館は火曜日お休み。残念。

この裏の図書館は開いていたので1時間ほどルンビニに関する本を読みました。ブッダ誕生のシーンはもちろんここだけではなくて各国の遺跡でも見られます。以前に行ったインドネシアのボロブドゥールやカンボジアのアンコールワットの彫刻との比較などもあり、おもしろかったです。

ここは本の管理をきっちりやるために、荷物は鍵付きの引き出しにしまい(ノートなどはOK、またコピーができない代わりに本の写真を撮ることはできるらしい)、手を洗ってから本を読みます。 係の人がお水やティーも持ってきてくれます。いたれりつくせり。扇風機もあって観光合間の休憩にはもってこいです(特にこのクソ暑いのにチャリンコなんかこいでる人にはね)。




つるさがりTigger


んで、このあと、3時間くらいかけて各国のお寺をまわったんですけど。

個人的に、あんまり最近作ったようなお寺ってそんなに心惹かれないし、他の観光地でもいろいろ見たし、建設途中のお寺もたくさんあったので、写真もぱちぱち撮ったのだけどここでは割愛します。各国のお寺の建築スタイルだとか仏像のちがいもあってそれはそれでおもしろいんだけどね。



建築途中

ルンビニは素敵なところだし、ブッダが産まれた場所として興味のある人にはぜひ行ってもらいたいとは思うけれど、建設途中であちこち工事してるし、もうちょっと敷地全体が整理されてから行ってもいいのかなと思います。80年代からやってんだからいつ終わるのかわかんないけどね!!!

ちなみに、看板を通り過ぎたせいか暑さでもうろうとしていたせいか、私は観光ルートを外れて泥だらけの道に入り、やっと寺についたと思ったら自転車が入れないようになっていて、それを強行突破したら警備員の人に出てけーと言われました。それで気分がなえて行かなかったお寺もいくつかあります苦笑

チャリンコも足も泥だらけだし、暑いし、お腹すくし(中に食べるところあんまりない)、 へとへとになってまたSacred Gardenに戻りました。


線香

先ほどの菩提樹にお線香を供えました。

夕方の少し涼しい時間になって団体の観光客がたくさん来ていました。中国からのグループに中国語を話すネパール人ガイドがついていて、もちろん日本人が行ったら同じように日本語を流暢に話すガイドがつくのだろうけど、なんだか笑えました。

でも観光客の多くがタンクトップやらミニスカートやらハーフパンツでなんかなぁと思った。

アグラでも思ったけど、やっぱこういう「聖地」と呼ばれる場所で肌を露出するのはどうかと思うのですよ。クリスチャンの人だって、教会に肌を思いっきり露出して行かないでしょう?たぶん。ちょっと気にしてほしいなぁ。


人気者

あいかわらずサル呼ばわりされるTiggerさんですが、手を合わせてお坊さんたちにごあいさつしたらやんややんやと喝采をあび、人気者になりました。

Tiggerさんがいると話しかけてくれる人もいるので、観光先では私と地元の人をつなげてくれるリンクだったりするんだよね。

この日もこうやってお坊さんの隣に座って(というのがよろしいことなのかわからなかったけれど)どこから来た、これからどこへ行く、と話をすることができました。



定時

お坊さんたちは18時帰宅らしいです。 

右の池はブッダが産まれたあと体を洗ってもらったところだそう。今は亀やコイ(?)が泳いでます。


やっぱし

Varabasiでの経験がありひもには気をつけねば!と思っていたけれど、せっかくルンビニまで来たのだからと思い、帰り道で出会った別のお坊さんにお願いしてぐるぐるしてもらいました。木のとこにいたお坊さんたちはお金なんかいらないよと言っていたのにこの人は巻いたあと物欲しそうな表情だったので、払いましたよ、ちょっとだけね笑 

このあと部屋に戻って顔をざっと洗い、「バザール」を散策しようと思ったけれどおみやげ屋さんがたくさんあるわけでもなく、ただふらふらと歩き回りました。

バス停のところまで来ると木の下にいたお坊さんのひとりが座っています。手招きをしているので近くに行ってもうちょっとお話をしました。

日本のお坊さん(うちでお世話になっているお寺とかの)は「いいこと言うねぇ」みたいな話をするけれど、このお坊さんはフツーの人って感じで、明日帰るんだよねとか日本までフライトいくらなのーとか、フツーな会話をしました。ガム食ってるのとか一般人みたいです。

バス停を出てバザール側に戻り、インターネットカフェへ。 インドでは「インターネットカフェ」という単語を見たことがなかったけど(タミルナドゥではたいていBrowsing Centreと言っていた)ここではネットカフェで通じるらしい。

中に入るとものすごく流暢な英語を話すちっこいオトコノコが接客をしている。すっごいていねいな話し方。肌が黒くて目がくりくりして、ネパール人ぽくない。どっちかって言うとタミルナドゥで見るような感じだけど、ちょっと顔立ちがちがうなーと思う。ふと壁を見やると、Lankanどうのこうのという広告。もしかしてスリランカの人かなぁと思う。帰り際に「スリランカ出身なんですか」とお母さんらしき人(この人は南インドぽくない顔立ち)に聞くと、夫がスリランカ出身ですとのこと。ルンビニにいるんだから仏教徒=シンハラ人だろうなと思ったけど、一応シンハラ人ですか、タミル人ですか、と聞く。やっぱシンハラ人だって。「行ったことあるの」と聞かれ「ないけど、タミルナドゥにいたからいつも行きたいと思ってました」と答える。

タミル人だったら話勝手に盛り上げただろうなと思う。 タミルの人たちがもう恋しいんだろうか。


トゥクパ

やっぱトゥクパもDharamsalaの方がウマかった。悔しい。。。


菩提樹の実


おみやげ屋さんで「日本人の人はよく菩提樹の数珠をおみやげにする」と言われつまり買えってことかよと言われたけれど、最近両親にきちんとした数珠は買ってもらったし、数珠をおみやげにするような友人も思いつかない。でもルンビニの菩提樹の実というのに何となく心がひかれるので「個売りしてくんない?」 と言ってみたら「ちょっと待って」とお店の中をかき回す店主。で、ビーズのように穴があいている実を売ってくれました。こっちの言い値でね笑

蚊がたくさんいるからと部屋に殺虫スプレーをしてもらい、10分して入室。そのあとグーグー寝たけど、途中停電して扇風機が止まったせいか、それともあまりきれいそうではないベッドに何かひそんでいたのか、朝起きたらおしりから足までたーくさん虫刺されができていました。かゆい。。。

ちなみに、この部屋、北枕でした…。反対側で寝たけど。


バザール?

次の日。

アサイチ、コーヒーだけ飲んでACバスに乗り、カトマンドゥに戻る。

客層がものすごく違うなぁと思うし、サービスも全然違う。車内ではビニール袋、ミネラルウォーター、新聞が配られ(英字新聞もあった)、途中ランチに寄ったレストランの人は流暢な英語を話していたので海外からの人もよく来るんだろうなと思う。

ここはブッフェだったんだけど、ネパール料理はまださっぱりわからないから「他に何かないの」と聞くと、チャーメンやモモもあるとのこと。ヴェジモモを頼んで待つ。待つ。待つ…。来ない。そのうち車掌さんや乗客がバスに戻り初め本気で焦る。やっと来たモモをかきこんでバスに戻る。間に合ったけどさ。

このバスの一番の収穫はイケメンが2人乗車していたことです。ネパールに来てからというか北インドに来てからあんまりイケメンを探そうと思ったこともなかったけれど、ひさしぶりに目の保養になったわ。清潔そうなシャツを着こなして、なんか一般の人よりお金ありそうだなぁとしみじみ思う。ひとりは目がきらっきらしていて、死んだ魚の目のような他の人と比べると輝いてたね!でもあとでもうひとりのイケメン他の乗客と話しているのを聞いたけど、英語はあんまり上手ではないようだった。ていうか声が変だった。ザンネン。


2013年7月28日日曜日

(おまけ)ネパールブッダ追っかけ旅 Kathmandu (1)

こんばんワニ。


と、いうことで、帰ってきちゃったんですけどね。


北インドで父とめぐっていた仏教聖地。ネパールでの旅もその延長になったので続きを書いておきます。


インドで最後の
 この間デリーから書いたポストがインドでの最後の投稿だったわけですが。7月20日にデリーからインドを出国しました。特に出国に問題はないと思ったのだけれど、あんだけ苦労してとった学生ヴィサ延長のサインがここに来てまたトラブルを引き起こしそうな気配でした。2013となっている日づけが「2014」に書き換えたように見えると言われたんです。。。確かによく見てみたらそんな風に見えなくもなかったんだけどさ!今さらそんなこと言われても!!!

「そんなことないです」

って冷静を保ったけど、出国できなかったらどうしようかと思ったよね。

まぁなんとかなった。インドで最後に口にしたのはCafe Coffee Dayのカプチーノです。



Cafe Kaldi

で、たどり着いたネパールの首都カトマンドゥ。

やたらと入国に時間がかかる(ヴィサは到着時申請OK)と言われていたので書類もざざっと書いて持って行ったらあっさり手続きが済み、出口へ向かう。

インドルピーは1.6の固定で両替できるらしいと聞いていたのだけれど、ついてみたら「政府の決まりで500と1000インドルピー紙幣は両替できないよ」と空港で言われる。。。インドの銀行のお金全部おろしてもってきたのに泣

(あとで両替専門のオフィスのようなところに連れていってもらったら、100インドルピーなら1.6で500と1000は1.5、他のとこで両替す ると500/1000は1.0とか言われました。そこいらで野菜とか売ってるインド人の人に替えてもらうという手もあるらしい)
 
でもプリペイドタクシーのカウンターで1000ルピーをあげて、おつりをネパールルピーでもらうことに成功。 これで街へ、と思ったら行き先告げてないのにいくら、と言われる。

「まだどこ行くか言ってないじゃん」

「Thamel(外国人観光客がよく宿泊するところ)に行くんでしょ」

「ちがうんだけど…」

私は以前いっしょに同じNGOで働いていたFさんを訪ねてネパールに来たので、他の人とはちょっと違うとこに行くんですー。

で、Fさんとの待ち合わせに使ったのがMaharajgunjというエリアのCafe Kaldi。日本のカルディが出しているカフェです。ちとぱさぱさしたブラウニー。
 

Basantapur Durbar Square

荷物をおいてさっそくカトマンドゥ観光。この街で人びとの足になっているのがマイクロやテンポと言われる乗り物。マイクロというのはワゴンみたいなもんで、テンポというのは三輪の乗り物。どちらもけっこーぎゅうぎゅうに乗りこんで、ほこりっぽい街をがんがん走って行きます。

最初に連れて行ってもらったのが地元の人がお買い物をするようなエリアと、Durbar Square。カトマンドゥ盆地の世界遺産の中に入っている場所。これは王宮の広場みたいなもんですね。



わいわい

ここ、観光客はお金払うんですけど、地元の人にとっては普通に通り道。お金を…と言われるとFさんはすかさず「自分はここに住んでて通り過ぎるだけなのになんでお金を払わなくちゃいけないのよ」と言い、通してもらう笑

世界遺産が生活の一部なんてステキ。奈良とか京都みたいね。


カップルもいたりなんかして

Kumari Bahal

これはクマリという生き神さまの女の子が住んでいるところです。もちろん一般の人は会えません。



ネパールの木の窓枠はすてき



New Road

この広場近くのNew Roadは「カトマンドゥの銀座みたいなところ」だそうです。

この日はFさんのお知り合いの方のお食事に勝手に招かれて行ってきました。ご飯をメインにちょっとずついろいろな炒め物やカレーが出るのはネパールのおもてなしスタイルのお食事なのだそうです。優しい味がしました。

父と旅行中はけっこー早起きが多かったのでそのくせで早く起きちゃうと思ったのに、この日はグーグー寝ちゃいました。 ホテルよりおうちの方が安心しちゃうのかなぁ。



Budanilkantha
 
次の日もカトマンドゥ近郊をご案内いただきました。

この日カトマンドゥで「Banda」があるかもとのことだったのだけど、中止に。これは政党などが主体になってやっているストライキで、影響力のある政党だとかなり大規模になったりするみたい。これは強制で、Bandaの日はフライトを除くすべての公共交通機関がマヒするそうです。これで日曜日の予定がダメになっちゃうけど、これがキャンセルになったんだって。

でも中止の連絡が連絡が遅かったのでFさんのお子さんの幼稚園は休園に。ちなみにネパールは土曜がお休みで日曜は平日だそうです。


で、観光。

Budanilkanthaは池に横たわるヴィシュヌ神の像が有名なお寺があるところ。ヒンドゥ教徒以外は入れませんけど。

この向かい側にある屋根付きベンチに座ってゆっくりしましょう。


このあとバス停へ行き、次の日に向かうルンビニ行きのバスチケットを購入しました。カトマンドゥからの長距離バスが出ているGongabu Bus Parkというところです。 ネットでは、カトマンドゥからルンビニまでの直接バスはないと読んでいました。ルンビニから1時間くらいのバイラワまで行き乗り換え、というのが通常ルート。なのに行ってみたらバイラワ経由の直行バスがあったんですよねー。朝出て夕方つく観光客向けのACバス。


Swayambunath

カトマンドゥ盆地をぐるりと囲むRing Roadをすすみ観光再開。

Swayambunathはカトマンドゥの小高い丘にあるお寺。カラフル旗がばっさばっさとはためいています



カトマンドゥ盆地

ちと登りますが、景色はサイコー!街が四方に見渡せます。


ストゥーパ

ネパール風な「Buddha's eyes」がいい感じです。




実はここも入場料が必要なんですが、Fさんがご存じの裏道を登っていったので払わず入っちゃいました。笑

登ったら降りる!

でも堂々と正面から帰る。

降りるのはちとコワい。





で。

次の日(月曜日)アサイチでルンビニに行く予定だったんだけど。。。

バス停に行ってみたらBandaでバス出ないよとのこと。

なんとその日はルンビニでBandaだったんだって。超タイミング悪い泣 だからバスは出発しても到着できないわけ。

他にも有名な観光地(ヒマラヤが見えるポカラというところ)に行ったらと言われてちょっとどうしようかなと思ったけど、夜行バスもあるっていうんで(Bandaは夕方5時に終わるから)やっぱりルンビニに行くことにしました。

チケットを購入し直してFさんのおうちにすごすごと戻る。 この日は自分でマイクロやテンポに乗ってカトマンドゥを歩いてみる。




Thamel

お昼休みのFさんとお茶をしてから向かったThamel。

Thamelエリアがはじまる通りの名前を告げてマイクロに乗ったのに、通りで車掌さん(っつっても若いおにーちゃんだけど)がここだよと言ってくれなかったんで、前述のNew Roadまで戻っちゃいました苦笑 

なんか地図で見たより遠いなと思っていたらこの間見たNew Roadの建物が!!!「これNew Roadじゃないんすか」と乗客に聞いたら、そうだよと。。。降りたいとことっっくに過ぎてるじゃん。。。

そのまま乗ってたらぐるっと回って元のところに戻ると言われたけど、自分で歩いちゃうことに。まぁ、もともと帰りはNew Roadから帰るつもりだったし。




カフェ

Thamelには外国観光客が多く集まり、安宿も多く(地元の人にはやはり高いそうですが)、おみやげものやヒマラヤのトレッキングに必要な用具を買いそろえることができるそうです。

あんまり観光客がいっぱいいるような街に行くのは好きではないのだけれど、こういうところでありがたいのはその国のものでないものが手に入ることです。ってことで、ケーキでティータイム。






Thamelで何度も「どこから来たの」と言われ、日本人だと言い当てた人はいませんでした。旅も後半でかなり日焼けしてたからか、インドで買った服(はネパールの人も着るけれど)を着ていたからか、英語のアクセントがカリフォルニア+インド調になっちゃったからなのかわかんないけど。

カトマンドゥではインド東北部のどっちかっていうと東南アジア系の顔立ちの人、北インドアーリヤ系、南インドドラヴィダ系、肌が白くて欧米人のような顔立ちの人、その他ミックスまでいろんな人たちがごっちゃになって過ごしているようです。

だから観光客だからと言ってアジア人だったら普通になじんじゃうかもしれないし。

これでいいのはじろじろ見られないこと。悪いのは初めて来て右も左もわからないのにネパール人だと思われてバスの降り方も教えてもらえないこと苦笑










2013年7月27日土曜日

I am home...for now (?)

こんばんワニ。


表題の通り、さっき実家に帰ってきました。

年末年始に帰っているし数日前まで父と旅をしていたのでそんなに「帰った~!」感はないのですが、ネコたちは「なんかうっさいのが来た」という顔をしています。

デリーを出発してからもあれこれあったので明日にでもまとめて書きますねー。

今日はご報告まで。


おやすみなサイ!


2013年7月20日土曜日

北インドブッダ追っかけ旅 (14 n 15) Delhi

Good morning world!


Dad left with a Delhi belly last night, from Indira Gandhi Intl Airport. Too bad his visit in India had to end with 'some' problems (I hope these stay just "some" and not major), but I am grateful that he had been fine for the past 2 weeks. Getting sick in the middle of the trip would have made everything difficult. Anyways...I've just read an email from dad, saying he arrived (safely? maybe) in Narita. Woo-hoo!


And this is my time now. 

So after 2 years of dealing with Indianess, I am leaving India.

This weblog is titled India Grad School Diary. As of now, I believe I have completed all the requirement to graduate from that Institute. I was told by my friend at the dorm that that man was still creating some noise regarding my viva voce and other things...but I never heard 'officially' from the department or the Institute, saying I have problems and have to be back to resolve the issues. So, I say, as of now, I am free to leave the country with a good prospect of (lol) getting my MBA degree. And this should be "one of the last entries" for my weblog. One of the last, because I am pretty sure that I am going to encounter more funny stuff in the future, and I might add more entries.

I hope I will not be writing re-doing the course, though.


I was planning on writing a big entry thanking those people who supported me throughout my study, in and out of my Institute. But I do not have time, unfortunately. My car is picking me up in 40 minutes and I still have to finish my packing. 

So let me just say, thank you very much all, for your love and care. I would not have made it this far without you guys. I mean, how many times have I broken down in front of you because it is "manasu kashtama irukku"? You were there for me, whenever I needed the help. You were there when I needed it the most. Umakku Mikka Nadri.


Okay, enough of sentimental stuff.

I am leaving from India around 11-ish, and going to Nepal to meet my ex co-worker F san. I will be back to Japan on the 26th. I am thrilled to meet my family, friend, and, of course, my 3 cats who must be fighting the heat and humidity in Japan.

So farewell to my friends in India, for the time being.

So hello to my friends in Japan, I will be back.





2013年7月19日金曜日

北インドブッダ追っかけ旅 (13) Delhi

こんばんワニ。


今日はデリー観光をしました。


日本の技術とお金を導入して作ったデリーメトロを見てみたいと言う父について
メトロへ。

大変だった。

入り口で簡易なセキュリティチェックがあるので入るだけで時間かかる。

でも基本並べない、並ばないインド人が
マジメに列作って順番待ってるのを見ると感動さえ覚える。


で、Red Fort (Lal Qila) へ。

ここもムガル帝国のシャージャハーンが作りました。

来月の独立記念日のセレモニー関連なのか
なんかライト積み上げたり作業してたので
入れないところもありました。


赤いね。

赤い砂岩は他のムガル建築にもよく使われてますよね。Agra Fortとか。


ぱちり

今日はたくさん写真撮ろうねー 


象嵌

昨日無理やり 連れて行かれたところくらいのレートだと
これひとつ30万ルピーくらいするね。


ほれぼれ

このどこかに「天国が存在するとしたらこんな感じ」
というようなことが書かれた部分があるそうです。

見つからなかったけど。。。

建物多すぎ

ぶっちゃけ何の建物か忘れた。



もはや

ピントはTiggerに合っています。。。 


疲れたよ。

このあとOld DelhiをさまよいつつJama Masjidへ。

これもシャージャハーンが作らせたもの。

インドで一番でかいモスクなのかな?


なんとなく

スカーフも何もなくて頭を隠せない。

観光客がたくさん来るからセキュリティもそこまで厳しく見てない気がする。
(足が出てる外国人は布で隠されてたけど) 

でもやっぱり罪悪感を感じるので私は入りませんでした。

ミナレットもお金払えば登れるみたいよ。


Irresistible!

このあとメトロにまた乗ってRajiv Chawkへ。

Cannaught Placeにあるチェンナイの有名レストランSaravana Bhavanへ。

チェンナイを出てから食べたいなーとずっと思っていた南インド料理を堪能。

父もMasala Dosaが気に入ったようです。


ランチのあとはNational Museumへ。

インドの博物館というのは
すっごいものがたくさんあるのにディスプレイがお粗末なので
もったいないなぁと常日頃感じているのですが
ここはさすがにマシ、だった。

でも満足とは言えない扱いをしてる。
すごくきれいな石像とか外に並べてあるのとか見ると心が痛むのです。

展示品はすっごいのがたくさんあったよ。
「これ世界史の資料集にのってたよね?」みたいなものがあって。

仏像もたくさんあったので
また追っかけ旅に戻ったような。

ブッダのRelicsも置いてあるんですよ~。
ただの白いかけらにしか見えなかったけど、一応拝んでおきました。

なぜかラテンアメリカとかヨーロッパのものも展示してあって
なんだそりゃと思ったけど。


このあとSarojini Nagarというところのマーケットに行ってお買い物。

ここはお店で売れないような傷ものの服が流れてくるところらしく
交渉次第でかなりお得になる場所。

この間のとこみたいにごちゃごちゃしてました。

Fixed pirceのお店も多いので、安くはならないけどぼったくられもしない。


2食連続

このあとまたCannaught Placeへ行って専門店で紅茶を買い
またSaravana Bhavanでご飯にしました。

北インドで言うThaliは南ではMealsと言って
ご覧のようにたーくさん汁物や野菜がつきます。

ケーサリもついてたね。ホントタミルナドゥみたいだ。


明日父が帰国の途につきます。