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2013年2月9日土曜日

Dress Code (2) ゾウさんへの鎮魂歌

こんばんワニ。

よれよれのお花。Ootyにて

いつだか、ドレスコードだのユニフォームだの書いたのを覚えてますか。

お金の工面ができない子がいるのに、なかば強行されたバカバカしい話。

その後結局どうなったかというと、このユニフォーム(水色の長めチュニックChuridaとグレーのパンツ、に合わない青いショール)は私の本棚(に服を保管しているんですが…)でいっちばん下ーのほうでほこりをかぶっています。

オトコノコは問題ないんですよ。同じ素材(高かったらしい)の水色ドレスシャツに、グレーのパンツ。週1で着ている子も多いと思う。

もともと、オトコノコのセットと同じ素材にしようとしたからオンナノコのユニフォームがめちゃくちゃになったんですよね。

何度かオンナノコが「今日ユニフォームの日にしよう」とか決めて着ていたけど、私はできあがったときに部屋で(こっそり)試着したまま、袖を通していません。オンナノコたちも今学期に入ってから着ていないと思う。

そうしたら。

1月に日本から帰ってきてすぐ、クラスルームでオンナノコが何やらユニフォームだのサリーだの言っている。

なんでそんな話になったのかわからないけど(12月クラスメートに会ってないから)、どうやら今度は全員でサリーをユニフォームとして買い揃えようということになったらしい。

もともと前回のサリー話が出たときに「私はサリーを買う気はないし、着る気もない」と私はきっぱり断言していたので、そのときも「勝手にしてよ。私はもう買わないから。」と言ったものの、いくらくらいするんだろーとか、ケララのサリー(白に金色のラインが入ったとてもステキなデザイン)にするっていうから気にはなっていました。サンプル見るくらいならいいかなぁと。

と思っていたら。

クラスの子たちはとっくに購入をすませ、ブラウスを縫製してもらっていたようで、なんと昨日全員(マイナス私)そのケララサリーでやってきたのです。

えー。。。

白いサリーは彼女たちの肌にはよく合うと思う

いらないと言ったものの、大好きなクジャクのモチーフが入ってるしステキ!と思いつつ、ちょっとフテくされていたら、お決まりの「なんでdullなの」と言われ「Dullじゃねーし!」と半ギレ笑

まーでも仕方ない。どうせ着られないし、ひとりじゃ。

と思っていたら。

今日の授業中にMBAコーディネーターんとこのスタッフPがずかずか教室に入ってきて教授に紙を渡す。通知を読みあげる教授。

「ドレスコードについて。月曜日にVice Chancellor(大学副総長)と写真を撮るので、ユニフォームを着てきなさい。ラップトップを持っている人はそれも持ってくるように」

…さっぱり意味がわからん。

「このユニフォームっていうのはサリーのことか」とたずねる教授。そうですと言うP。

…

ダサChuridaの金返せ!!!!

このラップトップも、みんなで持って写真を撮ったらMBAの学生って感じで見栄えがいいからのことなんでしょうが、持ってない生徒の気持ちを考えたらどうなんだ。

あーマジイラつく。

出がけにPが「強制だからね」と言い放つ。

写真が強制なのか、サリーが強制なのか。どちらでもいいけど。

ということで月曜日は講義の欠席をしようと思います。



● ● ● ● ● ● ● ● ● ●


ちょっと前は食べものの話ばかり、最近は新聞の記事の話ばかりしていて申し訳ない。あんまりネタがないのでね。。。

今日もThe Hinduの記事からです。しかもこれも前からよく話しているゾウさんネタです。


Rathiへの鎮魂歌というタイトル。


70年ほど前のある日、子ゾウが穴の中で必死に足ふみしているのが見つかった。群れは子ゾウを置いて去ってしまったようだ。子ゾウはひとりぼっちだった。子ゾウは救出され、Elephant Campにやってきた。愛の女神から名前をもらって、Rathiと名づけられた。 
ヒトとの生活に慣れたRathiは他のゾウたちとも仲良くなり、母となり、祖母となり、ひいおばあちゃんになった。そして、1月23日5時30分ににこの世を去った。
[...]捕獲されたアジアゾウとしては最高齢だったRathiは、特別な存在だった。
13頭もの子をもうけたRathiは、キャンプにやってきた親のいない子ゾウたちも立派に育て上げた。[...]多くのキャンプゾウにとっては、Rathiは最初の先生だったのだ。
 
Rathiは悪者ゾウMurthyの人生を変えた。Murthyはキャンプに連れてこられる前はケララとタミルナドゥで24人の命を奪ったゾウだ。RathiはMurthyを連れて放牧に出かけ、キャンプの生活リズムをMurhyに教えていった。Murhyはだんだん凶暴な性格から変わっていった。今Murthyは全く別のゾウのようだ。フレンドリーなMurthyの体にそっとふれたら、きっとMurthyはあなたの家までついてくるだろう。 
Rathiの水浴びは特別な経験だったと、20年Rathiを世話した職員は語る。Rathiの背中をこすっていて、携帯電話がなったとする。作業を中断して電話に出ると、Rathiはじぃっと待っている。通話が終わって作業を再開しようとすると、Rathiは職員に、中断したスポットを教えそこから再開するよう促したそうだ。 
Rathiがした些細なこと、例えば職員のためにバケツを持ったり、職員が笑うように水をかけたりといったことが思い出される。「Rathiを連れて放牧に行くのは楽しかった。いつも4頭か5頭友だちを連れて行くんだ。若いゾウには幹の表皮をはがすやり方を教えたり、放牧に適した場所もよくわかっていた。Rathiが食べるのをやめて歩き出したら、夕方キャンプに戻る時間だとわかった。干ばつ、洪水、ヒト、ゾウ。全て落ち着いて対処したり、接したりした。
[...]BamaとKamatchiはRathiの親友だ。MudumalaiというゾウがRathiの遺体を穴に入れようと押していると、Bamaが大きく鳴いてRathiにかけよった。何が起きているのかわからなかったのだ。 
亡くなった親友と一緒に穴に入ろうとするので、職員たちはBamaを押さえつけるしかなかった。


あ~悲しい。。。これで朝からバケツ一杯分泣けますよ。

Kumki(ヒトの仕事を手伝うために調教されたゾウ)として働かされたり、サファリでヒトを乗っけたりとやっぱ酷使されてたんだなぁと思うけど(この部分の記事はカットしました。なんとなく。)、そんなヒトとも仲良くやって、心の交流みたいなものを持てるんだなぁとしみじみ感動します。

ゾウってやっぱり頭がいい。

ちなみにこのKumkiというタイトルで去年映画が出ました。ポスターにゾウの写真が載ってたからなんだろうと思っていたけど、今日までKumkiの意味は知らなかった。

これは悲しい話みたいです。


そういや、公開されたHassan映画はどうなったんだろ。特に暴動の話は今日読まなかったけど。

2013年2月6日水曜日

A Rock Band Rocking the Nation ひとにぎりのバカ

こんばんワニ。


Ootyにて


今もうひとつ、女性とインドについて世間を騒がしているニュースがあります。

インド最北部、Jammu and Kashmir州。
カシミヤの産地で知られるカシミールですが
お隣パキスタンとの国境問題もあるという地域です。

この州では67パーセントがムスリムだといわれています。

つい最近、というか去年の12月だったそうですが、
カシミール出身の女の子3人のロックバンドPragaashが
州で行われたバンドの大会で最優秀パフォーマンスを受賞しました。

オンナノコだけのバンドというのは
この州でははじめてのことで
世間も「おぉ~」となったわけですが。

この大会の直後、バンドのFacebookページなどで
脅迫の書き込みがされるようになったのだそうです。

女性のバンドなんてとんでもない!

と、考える人がまだまだ多い社会なんですね。

そんなこんなでGrand Mufti(スンニ系ムスリムの権威者)が
こんなの非イスラム的だと言い放ち
Fatwa(イスラム法による勧告)を出す始末。

これが州のムスリムたち全てからの警告だととらえられたため
身の危険を感じた彼女バンドメンバーたちは
すぐにバンドを解散、
家族と共に身を隠さなければいけなくなりました。

あとになってGrand Muftiは脅しじゃなくてただの警告だった、
ティーンエイジャーはむしろ勉強に励むべきだと言いなおして
(まぁ、後半は最もな話だけど)
もう少しリベラルなインド人たちからの非難を避けようとしたけれど。

これで話は終わってしまうのかと思っていたら。

今日のThe Hinduで
J&K州知事のOmar Abudullahが

脅迫したひとにぎりのバカどもには厳しく対応する

と言い放ったのです。

…かっこいい笑。

もともと州知事の顔を並べたら
かっこいいと思うのはAbudullah氏だけだと思っていたけど
言ってくれるねぇ。


こんなことになっちゃって、彼女たちも大変だろうけど
(州外に逃げているメンバーと家族もいるそう)
州の外でもいいから、再結成してくれないかな。


それにしても、
こういうことがムスリムコミュニティで起こると、
やっぱりイスラムの世界って女性に厳しいのかなぁと思ってしまう。

中東地域の女性がなかなか社会進出できないのは
イスラムのせいではなくてアラブの文化のせい

(そういえばこの人もいろいろ最近あったけど)

もともと女性の差別等々をイスラムのせいばかりにするのに疑問を感じていた私は
「なるほど。イスラムのせいじゃないんだ」
と妙に納得しました。

けれど、アラブ以外の地域でも
やっぱりこんなことが起こる。

宗教がからむ難しい問題なので
私はこれが悪いとは断言しないけど
大変だよね、オンナノコ。


明日公開…?

これもこの間の話の続き。

ムスリムたちの感情を害すると言われた話題のタミル映画
がやっとタミルナドゥ州でも公開されることになりました。

この間ちょっと書いたように
映画関係者とムスリムコミュニティとの話し合いを持って
どうすればいいか協議した結果、
7ヶ所くらい削ってOKもらったんだって。

ちょっとここは技術的に削れませんとか言って
本当にお互い妥協妥協だったようだけど。

ところが。

ケララで映画を観た人が抗議して
公開をやめろーと言い出したのだそうです。

しかもなんと

クリスチャンコミュニティに関する先入観を植えつけるから

という理由。。。

今度はクリスチャンかい。。。

というわけで
なんだかごたごたはまだ収まりませんが
裁判所もめんどくさくなったのか、この訴えは却下されたそうです。

この写真は
今日の新聞の広告を撮ったものですが

なんつーか、この帽子とか、ヒゲとか、
ステレオタイプなムスリムって感じで
どうなんでしょうね、そういうのも。。。

あっちなみに書き忘れたけど、
監督兼主演のKamal Hassan自らが
ムスリムの役なんですよ。

もちろん主役=ヒーロー=いい人
であって、
当初はHassanも
「この作品ではムスリムのヒーローを描いているのに…」
とか文句を言ってたんですよね。。。

さぁて明日、何人の観客を動員できるでしょうか。




2012年12月16日日曜日

My Master's Thesis (3) 水と土の保全って

こんにちワン。


今、ケララとの州境のTheni県というところに来ています。

私が住んでいるのはDindigulに行政オフィスをかまえたDindigul県。このDindigulは南側でMadurai県(東側)とTheni県に接していて、このTheniはタミルナドゥ州の西側の州境に面しているわけですね、って言ってもわかんないと思うのでこのへん参照してください。

友人には何人かここの出身の子がいるけれど、この滞在の理由はもちろん彼女たちに会いに来ているわけではなくて、論文のデータ集めでございます。

最後のNGO訪問はここTheni県で活動しているVIDIYALという団体。流水域開発のプロジェクトはひと段落して、今は農民や女性たちに市場の情報や家畜の飼育についての情報を携帯電話のSMSとヴォイスメッセージで送るなんて画期的なことをしているNGOです。

団体を統括してる人が「土日なら時間がとれるから」とヨガのテストを受けずに(実はこの金土日テストだったんですよね~…いい加減このクラスバカバカしくなってきたのでもう土日のテストは受けないことにしました。)ここに来たのだけど、やっぱり彼が忙しくて昨日はお客様の訪問の前にお話をさせてもらい、今日はマドゥライでお仕事があるというのにその移動の前に私のホテルに来てもらって、なんとかデータ収集をしました。

昨日はまたバスの時間がよくわからなかったので4時起き5時出発。

というのも、学科の教授がいろんなスタッフに聞き回って「5時半に大学からバスにのってSempattiに行き、そこからTheniのBodi行きに乗り換えなさい」と言ったから。朝早いし荷物もあるからバス停まではAutoで行くにしても、ドライバーが遅れる可能性もあるのでちと早め5時出発でいいかなと思ったのです。BodiというのはTheni県の町で、ここからまたバスに乗って15キロのところにNGOのオフィスはあります。

なんだけど…。

前日ChinnalapattiのCeylon Bakeryで「Bodi行きのバスってここも通るんですかね」と言ったら「5時半に通るよ、たぶん」と言われ、Chinnalapattiに5時半に行けばいいかと思ったら

Autoドライバーは「こんな時間にChinnalapattiにバスは来ないよ。DindigulからたくさんTheni方面のバス出てるからそっちから行きなさい」と言われChinnalapattiからDindigul行きに乗ろうかと思ったら

Chinnalapattiでおっちゃんと話したドライバーが「Sempatti行きのバスがすぐ来るからSempattiまで行ってBodi行きに乗り換えなさい」と言ってきたので

えぇ、結局当初のプラン?と思いつつ5時半のバスでSempattiへ。

Sempattiには6時過ぎくらいについちゃったのだけど、Bodi行きがなーんと6時50分まで来なかった…。スナック売りのお兄ちゃんには「5分で来る」と言われ、Sempattiバス停のおっちゃんには「Six fifXXX」と言われ、Six fifTEENであってほしかったけど案の定Six fifTYだったのです泣。寒くって、鳥肌立ちっぱなしで待つのは辛かった。。。

まぁ、ともかく、

大学→Chinnalapatti→Sempatti→Bodi→Rashigapuram→オフィスという4時間半くらいの旅を終え、なんとかVIDIYALにたどりついたわけです。

ディレクターとはなかなか時間がとれなかったけど、午後は現場に連れて行ってもらいました。

「この山の向こうはケララだよ」と言われ、山の頂上に立った5つの風力発電風車をへぇ~と眺めつつ、今日も草むらをかきわけ、坂道をサンダルで昇り降りしつつ、いろんな建造物を見せてもらいました。

帰り。スタッフ氏がBodiにお住まいということで「ティーだけちょっと」とおうちに招かれました。「今息子が働き出したばっかりで、収入は私ひとりが稼いでいるようなもの。家もちっちゃくて」と彼は言うのだけど、私はしょっちゅう村に行っているので、彼のおうちは立派だし、親戚も近くに住んでて安心だなって思ってしまいました。

案の定「ティーだけちょっと」で済むわけがなく、親戚のおうちに行き、2杯目のティーをスタッフ氏のおうちでいただき、スナックを食べ、近所のガキと話をし、停電のジョークをかまし、あぁあぁこんな時間になっちゃったよと思いつつ、今日(日曜)お魚料理するからランチを食べに来てというのを丁重にお断りし、Theniの中心であるTheni(市?町?)のホテルについたのは日もどっぷり暮れたころでした。

でもこういう予想だにしなかった出会いがあるのは本当にありがたいことです。

いやでも最近、どこのNGOに行っても博士号過程だと思われる。修士号ですと言うとビックリされる。どんなに活動的にいろんな場所にやっぱ年(見た目)には勝てないのね~。残念。


死体を隠すところではないです

と、ここからが本題なんだけどホテルでぐーたらしてないで今日はまたNilakottaiに行くので(さっき最後のNGO訪問って書いたけどもう一度CIRHEPに行くのです)ぱぱっとまとめます。

水と土の保全をどーやるかということ。

この間書いたのはチェックダム。

この写真はWATというもの。Water Absorption Trenchの略です。ただ穴を掘ってるだけ。

すくなーい降水量であるにも関わらず短期間でばばっと降ってしまう、それが干ばつ地帯によくある「雨季」(というほど降らないけど)の天気のパターン。この前も書いたけど、こういった激しい雨が降ると、雨水が栄養分のある表土を流して、どんどん丘を下り、谷まで達してしまう。丘に近いところは水も、表土も失ってしまう。

流水域開発でチェックダムやらWATやらを作るのはこの水と土を土地に残して豊かな土地を作り上げる(もしくは取り戻す)というのが目的。

このWATは、とってもシンプルな作りだけど、もし雨水がどばーっと降ってきてもこの中に水をためることができる。その際に流れてくる表土もここに残せる。あふれた水や土は下流部に流れていく。

水と表土がこの中にたまるから、この穴の中だけ青々とした草がはえているってことがあります。それが数年すると、穴の周辺にも変化が現れるんです。

この、たまった雨水は地下に浸透していって、地下水となる。そうすると、カラッカラだった土地にも地下水が戻ってくるんですね。

こうした建造物を作ることで、たとえば6~8年前には500フィート(152メートル)掘らないと水が出なかったのに、今は250フィート(76メートル)地点に地下水がある、というような変化が現れるわけ。すごいでしょ?

水がなかったらどんどん土地を掘って、ふかーいところにある水を搾取する。そうじゃなくて降ってくる水を土地に残そう、流れちゃう表土を土地に残そう、それが流水域の水土保全のキホン、なんですね。(と、私は思っている笑)



2012年10月16日火曜日

Onam 2012 馬車で登校


Suprabhaatham
(マラヤラム語でおはようございます。たぶん)
おはよウナギ。


Ah...what?

去年もキャンパスで行われた ケララのお祭りOnamが
今年も開催されました。

とは言え本当のOnamは8月29日。

まぁ、同じ日にやったらケララの生徒も帰省してるわけなので
誰もこのイベントを企画実施しないよね、というわけです笑

…と、いうことも昨日ケララの人に言われるまで気がつかなかった。

ちょっと学科の用事で
メインのステージパフォーマンスはあまり観られなかったのだけど
イベント開始のときに居合わせたのでその写真を紹介します。


どんちゃか
たぶん彼らはちゃんとケララから雇ってるプロなんだと思う。

こういう太鼓の音って、日本のとは全く違うけれど
お祭り気分になっちゃうので大好き。



どんちゃか
先のカルナータカ研修のときにイケメン探しをずぅっとやっていた私とK。
キャンパスでもそのくせはなおらず。

彼女いわく左のはしに移っている水色のシャツの彼はいい!とのこと。
えぇ。そう?と言ったら
「Fair(肌の色が白い)だもん」だって。
そこかい。

気を取り直して。

Onamはケララで行われるヒンドゥ教のお祭り。
ケララではいちばんおっきいお祭りで、収穫祭のようなものみたい。

このお祭りはヴィシュヌ神の化身Vamanaに捧げられるもので、
同時にMahabali(ヒンドゥ神話に出てくる王様)の再来を祝います。

このMahabaliは、私も訪れたことのある
タミルナドゥのMahabalipuramの名前のもとにもなっているそうです。

Onamは毎年マラヤラム暦のChingam(8月~9月ころ)の
Arhamという日(王様が地獄から出てくる準備をする日笑)から10日間開催。
10日目がThiruvonam(王様がケララに戻ってくる日)。

お祭りの間には1枚目の写真のようなPookalamを花でつくったり
ゴーカなランチパーティーをしたり、
ボートレースがあったり、
まぁいろーんな催し物があるようです。


トラさま おーさま

で、忘れちゃいけないと思われるものがPuli Kali。

マラヤラム語で
Puli = トラ
Kali = Play(劇)
という意味。

まぁ、この日の彼はただのパジャマコスチュームなんだけど
本来はりっぱなお腹にトラの顔をペイントして
ダンスをするというもの。

こんな感じ(ちと怖い)


ぞろぞろ
地獄からはいあがってきたと思われる王様。


カタカリ
ケララの観光サイトなんか見ると必ず出てくるこの緑の人。
Kathakaliというケララの伝統的ダンスのパフォーマーなのね。

ちゃんとしたパフォーマンスは観たことないので
説明は割愛。

メイクアップが有名。

これはOnamとはカンケーないのだけど
おそらくケララ文化紹介のために連れてきたと思われる。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


おーなむとはこれまた全然関係ない話。

うちの大学を運営しているトラストはいろんな学校もやってるので
キャンパスと入り口にかけてたくさん子どもがいます。

あと、孤児院みたいな施設もあるので
子どもにはやたら声をかけられる
(What's your naaaaaaaaame?)。

キャンパス内に住んでいる子を除いて
生徒たちがどっから通ってるのかは知らないけど
子どもの登下校には「お迎え」車両が使われています。

これはうちのトラスト学校だけじゃなくてどこもそうなんだけど。
学校によってスクールバスがあれば、
両親が手配している車だったりオートだったり。

なんて悲惨でありえない事故があったので
政府もバスの安全面にはやきもきしているのですが

オートも、それ乗せすぎだろ!みたいなものばかりで
しかもキャンパス内でめちゃくちゃとばしているので
かなり危険だなぁと思うのです。


そんな超危険な登下校ではなく、
ゆ~っくり、ゆる~く、登校している子どもたちもいます。

馬車で登校。

優雅でしょ。


にっこり

馬車で登校なんて貴族のようではありませんか笑

この写真には御者がいないけど


ぱかぱか

こうやって、ルンギを着こなした御者が
おぼっちゃまおじょうちゃまを
ゆる~く、おうちまでお届けするわけです。

馬さんは大変だなぁ、暑いだろうなぁと心配なのだけど
この馬車を見ると心がなごむのです。




2012年10月14日日曜日

Rice, Dress, Dosai マドゥライでお買い物

こんばんワニ。

IIPMにて

今日高校時代からの友人が結婚式をあげました。
Y、おめでとう<3

行けなくて大変申し訳ないので
さっき電話してみたら
なんだかいつもよりトーンが高くて
ちょっと疲れているようだったけど
幸せそうな声を聞けてよかった。


あ、
Facebookでも告知しているので
うっさい、もうわかったよ
と言われるかもしれないけれど
先日、年末年始帰国時の電車チケとりました。

ヒコーキも確保してるし
あとは帰るだけー!


この帰国時には2件結婚式の予定が入ってます。

幸せたくさんもらって帰ってこよう。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


ということで
気持ちは年末年始、お正月に気が向いているのだけど
その前にこちらでもメジャーな祝日があるわけで。

今月は、先日の祝日だけど平日なガンディ誕生日の他に

Ayutha Pooja(23日)
Vijaya Dasami(24日)
Bakrid(27日)

があります。

この週は
月曜平日
火・水曜祝日
木・金曜平日
土日休み
という超ツイてない並びなので、とびとびでそんなに休みもないのだけど
この23-24(火・水曜)を利用してまたKeralaに行くつもりです。

寮に最近まで住んでいた子が
家に来い来いとしつこくてね。

いっときなんか「他の子も来るから」と誘われて
じゃぁと思ったけど私は結局都合がつかなくて
でも実は誰も行かなかったのが判明したり(!)

そんなこんなで
行くって言ったことないはずなのに
「両親が待ってる」とまで言われると
めんどくさいけど行かないと悪いかなと思って
行くことにしたわけ。

でもま、祝日をいつもと違うところで過ごすのも悪くないでしょう。

ちなみにこのAyutha PoojaとVijaya Dasamiは
今年はちゃんと聞いてこようと思います。。。



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■



さて。

しばらく「こっちの実家」Nilakottai/Veelinayakenpattiに
行っていなかった私ですが
Cんちでゆっくりしようと思い立ち
今朝寮をあとにしました。

最近Cに電話すると
Akshayaがミワと話したいと言うらしく
電話の向こうで
「おうちに来てねー」とか
「私いい子にしてるよー」とか
言ってくるので
(まぁ、大人の言うことをそのままマネてるだけなのだけど)
会いに行こうかなとか思うわけですよ。

(ちなみに、
どこへ出かけるにもわざわざ学科長のサインつき許可が必要な私ですが
最近はちょっとこのルールがゆるくなり、
学科長に会えなかったら
寮母手下に話せばOK、になってきました)


でもいざNilakottaiについてみたら
今日Maduraiに行くよ!
と言われました。
えぇ。

Cの属するNGOでは10月当たりから6ヶ月間
スウェーデンからボランティアが滞在するプログラムがあり、
今度の日曜21日に今年のボランティアが到着するので
それまでに食料調達をしたいとのこと。

このスウェーデンボランティアたち、
毎年いろんな顔ぶれで
見ていておもしろいので
今年はどんな人が来るのかなと
まるで地元の人間のような感覚でいます…

おかげで、前は
スウェーデン=IKEA=ミートボール
くらいのイメージでしたが
今はそんなことないです笑

何でもマドゥライには
卸売りなんだけど一般の人も購入OKみたいなお店があり
お米やマメ類など日持ちのするものは
ここでまとめて購入して送ってもらうのが効率がいいそうで。

まっ、行ってみたら
米の種類が多いだけのフツーのお店だったんだけどね…

最近授業のときに
米は粒が小さい方が品質がいい
と聞いて
なんでよ…と思ったのね。

あとでクラスメイトに聞いたところによると、
粒が小さい=精米きちんとやってる
ということだかららしい。
もちろん種類によって大きさが違うってのもあるんだけどね。

昨日大学の入り口の小さなお米専門店で
はじめてお米を5キロ買ってえっさえっさと運んでいったのに(徒歩)
今日のお店にもたくさん種類があって
あぁここで買えばよかったと思った。。。

いろんな種類のお米があって
1キロ30ルピーくらいのものから60ルピー台のものまで値段はピンキリ。
日本と一緒だね。

政府の政策で1キロ1ルピーで売っている米なんてのは
すっごく質が悪いそうなのだけど。

いろいろなお米を観察すると
確かに高いものは粒がちっちゃい。

かじってみると違いがわかるよと言われて口に数粒入れてみる。
これも、言われてみれば高いものの方がほろっと崩れる気がする。

ビリヤーニなんかに使われる
インドの高級アロマ米バスマティもありました。
まぁ、生じゃ香りもないけれど。

米。奥が深い。


米と別にスウェーデンの人たちが非インド料理を食べたくなったときのために
オートミールやコーンフレークも購入しました。

で、マカロニを手にとってなんだか熱く議論しているので
どうしたのと思ったら
「これは何?パスタ?マカロニ?」
ときかれる。

マカロニはパスタの仲間だよと思ったけど
説明するのがめんどくさいので
うん、パスタ。とだけ言っておきました。
(結局購入せず)



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■




この食料調達と合わせて
どうしても今日行こうと言われたのが
私の服購入。

ここで述べたように、Deepavali(Diwali)というお祭りの際には
みんな新しい服を買うという習慣があるんですね。

Diwaliは収穫祭のようなものですが
今年は雨がぜーんぜん降らず
太陽の神様に祈るより
雨乞いしたほうがよっぽどいいんじゃね?
と思うのでDiwaliどころじゃないと個人的には思っているのだけど。

今年も結局、事前に買ってもらうことになった。。。

どこのお店に行く?PothysそれともHajeemoosa?
と言われたけどマドゥライで服を買うのであれば
やっぱりVishaal De Mallかなと思って
ちと食料調達の場所からは距離があったけどお願いすることに。

もしかしたらNilakottaiの人たちはまだVishaal知らないかなと思ってたけど、
Autoのドライバーもまだよくわかってないらしく、
行き先伝えたら場所は知っているんだけど
到着したら
「これがVishaal MAHALですよ」
と言っていて笑えた。

MahalというのはTaj Mahalという使い方をすればウルドゥ語でお城って意味ですが
このへんでは結婚式なんかをするイベント会場のことを指すので
なんでミワはMahalに行きたいのかしらと
Nilakottai組には思われたらしい苦笑。


お買い物のあと
Meenakshi Templeのすぐ近く、
私もよく知っているエリアでご飯。

ティーを飲む人でごったがえしているお店。
ドーサ(お米で作るクレープ)の種類がいっぱーい。
野菜が入ってたり
生地がお米じゃなくて雑穀だったり。

とりあえずここの特別料理だろうと思って
スペシャルドーサくださいと頼むと
超でっかいドーサ登場。

折りたためばどうってことないと言われたけど
お腹にガツンときますね。。。

あぁ、おなかいっぱい。


え?写真?笑



2012年10月12日金曜日

Mysore-Bangalore (5) Bangalore観光

ナマスカーラ。
おはよウナギ。


あいかわらずの停電。

昨日は

朝の6時まで停電
8時から12時まで停電
14時から18時まで停電
19時すぎから22時すぎまで停電
23時から0時まで停電

と言うより
6時から8時(2時間)
12時から14時(2時間)
18時から19時(1時間)
22時から23時(1時間)
計6時間しか電気なかった…

これにはかなり閉口します。
というのはウソで文句ばかり言っています。


■ ■ ■


さて、気を取り直して
電気があるうちにBangaloreでの観光について書きます。

Bangaloreというと
インドのIT産業の中心!って感じで
メトロポリタンで
観光より買い物とかナイトライフ
というイメージなんだけど、
やっぱりここもいろいろあるんだなーって。

Bangaloreにはお仕事で何度か行っていたけど
観光はしたことなかったので
まぁいい経験になったかな

Bangalore観光日程はこんな感じ:


9月27日木曜日
朝はNDRIへ
13:45 Visvesvaraya Industrial and Technological Museum
15:45 Cubbon Park
16:45 Tippu Palace
18:00 Hare Rama Krishna Temple
9月28日金曜日
朝はIIPMへ
午後はIAHSへ
19:00 Bana Sangariamman Temple


ライト兄弟の。。。

名前のとおり産業と工業にまつわるものが
バンバン展示してあるところ。


ワイワイ
私は120%文系の人なので
たぶんエンジニアの生徒なんかが見たら
お、おもしろい!と思うような展示なんでしょうが
「ネジの歴史」
「エンジンのしくみ」
なんか見ても
さっぱりわけがわからないんですねー

上の写真2枚は1階の展示。
けっこー小さいなと思ったら実は4階まであって
正直「えーーーーー終わりじゃないの?」と
思ったんだけど、一応見て回ることに。



映った自分が手を差し伸べているように感じる…展示
エンジン、電子工学
Fun Science(楽しい化学)、宇宙工学
バイオテクノロジー、発電のしくみ
電気製品、子どものための科学


それに特別展示で恐竜と上のライト兄弟のヒコーキ

があるわけですね。


まぁ、くだらないっちゃくだらないんだけど

家族連れにはおもしろいのでは。
触れて学ぶタイプの展示もたくさんあるし。
現に来てたのはたいてい修学旅行とか社会見学っぽい子ども。


なんでMBAの私たちが…。。。



と思いつつふらっとひとりで回っていたら

一人で観光してるさみしい人だと思われたらしく
Keralaから来ていた人に声をかけられました。


「つまらないね」で意気投合したので

屋上でティーでも飲みますかねと言ったのだけど
セルフサービスなのかなんなのかよくわからない仕組みで
結局ティーも飲まず退散。


「せめて何か食べて」と言われ

チョコレートをおごってもらう。


ホント子どもになった気分。。。




緑ゆたか

1870年にたぶんイギリス人が作った公園。

こんな大都市のまんなかにもでっかい公園があるのはいいことです。


柱がすてき

1799完成。
その名の通り
Mysoreのスルタン(ムスリムの王様)の夏の別荘。 

残っているこの建物は
メインの建物ではないようだけど
柱の並びはステキだなぁと思いました。

イギリス人が大っキライだったようで、
トラがイギリス人を襲っている場面をモチーフにしたハーモニカ(?)
は見ていてニヤニヤしてしまいました。

このTippuの時代には
この国は私の大学のあるDindigulまで勢力をのばしていたそうです。
ふーん。


ちなみにここもインド人外国人入館料が別。
こーんなちっちゃいとこに100ルピーも払うのがいやだったので
入り口で
「私行かない。(ボロボロになった)サンダル直しに行ってくる」
と言ってみんなと別れると、
すぐに
「ミワーーーーーー」
と呼ばれる。

なんだよ…
と思いながら戻ると
受付のおじさんが入れと手招いている
「でも私100ルピーも払いたくないし」と言うと
おじさんはボソっと
「フリー」

どうやら、他の生徒が中に入っていくのに
スタスタ別のところに歩き出した私を見て
かわいそう
と思ったらしく、
インド人レートどころか無料で入れてくれたのでした。

結果から言うと
建物はステキだったので
100ルピーとは言わないまでも
ちょっとでもお金払っておけばよかった苦笑


入り口

これはISKCON(International Society for Krishna Consciousness)
という宗教団体が運営している
超モダン、超ゴーカなお寺。

別に新興宗教というわけではなくて
クリシュナ神や伝統的なヒンドゥ教の教えにのっとって
活動をしているようだけど
自給自足の農園コミュニティやレストラン運営など
いろーんなことをやっているらしい。

入館無料、カメラ禁止。
カメラ、バッグ、履物は入り口入ってから預けます。
ところどころ金メッキがたーくさんあって
おぉぉと思う。

信者の人は
「クリシュナ万歳」というような内容のフレーズをとなえつつ
一歩ごと歩くという
正規のお参りルートがあるのですが
私とムスリムのSはスキップしてみんなを待つ。

お百度参りのように
みんな熱心にやっているのを
へぇーと思ってみていました。


金ぴかー
これはクラスメートが買ったポストカードを
「私もこの写真ほしい」と言う
別のクラスメートの要望に答えて
写真で写真を撮ったものです苦笑
(スキャンすればよかった)

中の3組の像は金ピカでした。


どっからお金がくるんだろうと思いつつ
このメインの3組の前を通り過ぎると
「出口はこちらです」の案内に従って
店がずらり。

まずは本にはじまって
甘いお菓子を売るところ
お祈りのときのビーズ
「寄付しませんか」コーナー
そしてでーーーーーーっかいおみやげコーナー(Tシャツなど)
最後にはこれでもかー!と
フードコーナーがずぅっと軒(じゃないけど)を連ねている。

そしてみんなハイプライス!

こうやってお金を稼いでいるのね
とちょっと納得。

しかし最後に参拝者に
無料でぷちご飯(なんだろ、おかゆみたいな)を
配るのは忘れない。


Bangaloreのような近代的な大都市でも
熱心な信者がたくさんいる。
でもお寺は超モダン。
伝統と近代が混ざり合う、
ここはそういう場所なのかもしれないね。


最後、9月28日のお寺なんですが
この日はクラスメートKの誕生日で
「私毎年誕生日にはお寺に行くの」
という彼女の希望をかなえてもらえませんかと
私がスタッフに頼み込み
若干無理矢理連れて行ってもらいました。

バスで待ってる人も多かったので
あわてて行ってカメラもお金も持っていかなかった笑

ということで写真ナシです

Kは「今年はホントついてない、最悪の誕生日」と
言ってめそめそしていたのだけど
お寺に行ってちょっとニコってしてくれたので
あぁ、よかったなと思いました。


■ ■ ■


8時前だけど停電。。。
昨日と同じスケジュールかな。。。