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2013年5月13日月曜日

You come to my house! アフリカンコネクション

こんばんワニ。


母の日ですね。

母の日ですねー、なのに
電話してくれたのが母でした。

母の日ですねー、なのに
父とも電話で盛り上がりました。

こんな倉林家です。


どんっ

な、なんだこれは。


今日、生まれて初めて2回目くらいに
アフリカ料理を食べました。

あ、3回目かも。

1回目はエジプト料理屋さん(一応アフリカ)

そして3回目の本日は
ホームメイドケニア料理!


…あれー
倉林さん、アフリカで勉強してるんだっけ?

ちがいますー。

前にサトウキビのくだりでスワヒリ語うんぬんかんぬんと書きました。
あの日Palayamkottaiに一緒に行ったのは
ケニアからの留学生だったんです。

うちの大学、ひと昔前は
アフリカ人の学生のために別の寮があるほど、
たくさんの生徒がアフリカ大陸から勉強しに来ていたんだって。

ちょっと前にゲストで話をしに来ていた人なんかは
そのころに勉強していたんでしょう。

今ではケニアからの4人だけ。

自国での大学システムが発展したからなんですかね。
ものすごく数は減った。

とはいえ、同じ留学生として
苦労を分かち合っているような貴重な仲間
と私は認識しています。

で、前置きが長くなりましたが、
今日その4人の中のふたり、
お兄ちゃんRと妹Jが住んでいるおうちに
おじゃましてきました。

Rはもう、大学中の人と友だちなんじゃないかと思うくらい
気さく(うざいくらい)な人で、
私がここに来てすぐに声をかけられ、
そのときから(たぶん会って初日から)
ぜひ家に遊びに来いと言われていました。

けれど、Ambathurai(歩いても30分くらい)に住んでいると言われても
なかなか足が運ばず、
そうこうしているうちに
二人が博士論文のデータ集めで帰ってしまうことが判明。

「いつか遊びに行く」が
かなわないままでは申し訳ないので
テスト中にもかかわらず気分転換と称して遊びに行くことに。


ついてみたらホントーに
Ambathuraiの村で家を借りて住んでいて、
裏にはニワトリとウシを飼っていて、
近所の人はみんなRを知っていて、
なんか…
なじみすぎだろ!

と思うけれど、それがRのいいところなのです。


妹J、一緒に行ったマニプリお姉ちゃんと私(元気だぜ)

Rは(今日はじめて聞いたけど)
タミルナドゥとケニアのマネジメント教育について
というテーマで論文を書いているそうです。

妹Jのテーマは詳しく聞いてませんが、
女性とかマイノリティとかに詳しい教授のもとで研究をしているので
そういったテーマなんでしょう。

ちなみにJ、お客様が来るにも関わらずインドの寝巻きNightyで
やっぱなじんでやがる、という感じ笑


Rと私

兄妹親戚がたくさんMaduraiにいるそうで、
あんまりさみしくないとは思うけれど、
帰国も久しぶりだろうから
ちょっとウキウキしているように感じられました。

家に遊びに来い!

が達成したかと思ったら
今度は

ケニアに来い!
連れてってやる!
家族に伝えとけ!

だってさ笑

私アフリカはおろかヨーロッパにも行ったことないのですが
(西はムンバイが限度)
開発を勉強している人間として
アフリカにもいっぺんは行ってみなければ
と思ってはいたけれど。

2人が博士を終えて帰るのであれば
ケニアに、行ってみちゃう?と
ちょっと考えています。

(その前にヨーロッパにも惹かれるけどね…)


あー、で、これ、料理の話。

なんかそのへんの露天で売ってそうな
ドーナツのようですが、
●●という料理です。

ハイ、名前忘れました。笑

たぶんこれ(Mandazi)

小麦粉に水とオイルを入れてこねて、
平たくのばす。

ここまではチャパティのようなのだけど、
これを油に投入。

で、この感じだと
タミルナドゥでよく食べられるPuriになりそうですが
ふくらまず、分厚いまま揚がります。

これに今日はチキンのスープ状のものをかけていただきました
(私には玉ねぎ、トマトとあわせたスクランブルエッグ)

揚げ物か。チッと思ったけど
恐れていたほど油っこくなく、
ちょっと甘みがあって、
スクランブルエッグともよく合っておいしかったです。


さて、勉強勉強。





2013年3月17日日曜日

We Feel So Powerless/ I Romance Looking

こんばんワニ。


今朝の朝刊。

日曜は読み物がいくつかついてくるのだけど、バサっと開いたらこんな写真が。

かっこいい。

Kollywoodの俳優Aryaです。

彼の映画をはじめて観たのはMaduraiのがらんとした映画館。

Boss Engira Bhaskaranという映画で、テレビのCMでよく流れていた音楽が耳から離れなかったのでそれだけのために観にいったようなものでした。

内容はシンプルだったけど話はそれほどおもしろくなかったので(ダメ男が塾をはじめてちょっと成功するみたいな話)、病み上がりなこともあり半分くらい寝ていました。

んでも、かっこいいなぁと思った。というか、ダンスがよかったのね、きっと。

そのあとイギリス統治下のChennaiを描いたMadrasapattinamやラブコメディChikku Bukkuを観る。

前者はイギリス人の女性と恋におちるというものでなんかだらだらとした恋愛ものだったけど、情景がきれいな映画だったのでよし。

後者では主役と彼の若いころという2役をこなしていて、軽めの現代男性とちょい昔の男性と演じ分けていて、悪くなかった。


こういう毛の濃そうな感じの人は(文字通り)毛嫌いしてしまう場合が多いのだけど、彼の場合目の色がちょっと薄いのでそれでバランスとれてるっていうか、ちと他のKollywood俳優とは違う顔立ちなので(もともとケララ出身なので当たり前かも)顔は好き。


でもそのあとに観た映画がVaruduというテルグ映画Urumiというマラヤラム映画で、どちらも目力の強い変人の役だったのでその後なんとなくAryaの映画は避けていました。

役は選びましょうよ。俳優なんだし。。。

と思ったけど、今日この写真見たらやっぱかっこよくね?と思ったわけです。

今度やるのはBollywoodのブラックコメディDelhi Bellyだそうです。

Delhi Bellyっていうのはデリーっていうかインドに来る人が滞在中いっぺんは悩まされるであろうゲリのことで、デリーとベリー(お腹)をかけているわけですね。

んでこのDelhi Bellyというのは3人のルームメイトがギャングのごたごたに巻き込まれてしまうという話で、もちろんヒンディ語の作品。

それをそのままヒンディ語からタミル語にして舞台をChennaiにする、というよくあるヒンディ→タミルリメイクでは舞台設定がなんかおかしくなるので、ムンバイのタミル語新聞社で働いている3人とかって設定になっているそうです。それもなんか無茶だけど。


● ● ●

結局、ヴィサは延期すんの?

という質問の答えがまだ出ないのですが、遅れている授業時間を取り戻すため明日から午後も授業が行われるようです。

1月に入ってから午後は論文書きの時間に当てられていて、それはそれで感謝していたのだけど、明日からは授業の復習やってたら先学期までと同じスケジュールなので論文書きが夜になっちゃう。困ったなぁって感じ。

それにプラスしてまた停電時間が長くなってきたんです。

夏に向かって電気消費量が増えるので停電時間延長は予想していることなのだけど、やっかいなのが時間がばらばらってこと。毎日同じ時間ならプランが立てられるのに。

しかも、なんでか知らないけどここ数日寮の半分だけ電気が来ないという時間がものすごく長くて。今は私のところが停電してるけど、昨日の夜は1階が半分くらい停電してたし。

超メイワクなんですけど。

We feel so powerless!

と叫んだら笑われました。冗談じゃないんだけど。。。



● ● ●


最近クラスでよくKと話すことが多いのですが、彼女のInglishのクリエイティビティったらありません。いくつかご紹介します。




Don't problem!

(= No problem)



I'm come!

(= I'm coming)



Sir's come!

(=Sir is coming!)

(Sir has comeではないと思われる。)



I romance looking!

(ロマンチックな目線で私を見ていると言いたかったらしい)



その他、間違ってはいないのですが


How to copy?

(= How can I copy this?)



Miwa, sing a song!



など、唐突に言い出すこともあり笑いの連続です。



まぁ、2年近くたってタミル語全然習得していない私がとやかく言うことではないけれど。



2012年5月18日金曜日

Short and Sweet Summer Break Day 5&6 - World Heritage Thanjavur!

こんばんワニ。


足が筋肉痛。

そしてお腹がいっぱい…ヤバい。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  





前回のポストの予告どおり、世界遺産を観にいってきました

世界遺産と名のつくものはとりあえず行ってみたい自分。

と言っても自然遺産より文化遺産派だけどね。

インドの世界遺産は今までに

カルナータカのHampi
タミルナドゥのMahabalipuram
マハラシュトラのElloraAjanta

に行っています。

ElloraとAjantaは以前にもきいたことがあるからぜひ行ってみたくて、インターンシップをしているときに無理矢理予定を詰めこんでいったのでした…とてもステキだった。

他の遺跡なんてスタディツアーの関係で行くことになっただけで、行く前はきいたこともなかったんだよね汗 けど、本当に行ってよかったと心から思う。どちらも遺跡があちこちに点々とあり、広いところをまわるって感じでね。インドらしく、世界遺産なのにあまり整備されてないところも、なんていうか、まぁ、いいんじゃないと思う笑(Mahabalipuramの海岸沿いのお寺なんて潮風で傷みがはげしいらしいのに、なんかあんまり守ろうぜって感じがしません

まぁ、この3ヶ所については詳細省くので、興味がある人はネットで読んでみてちょうだい。。。

あらっ!今見たら、ムンバイのCSTも世界遺産だったわ!忘れてた。Slumdog Millionaireで最後のダンスやる有名な駅ね。

で、昨日行ってきたのはタミルナドゥのThanjavurチョーラ朝時代のお寺が世界遺産登録。これも聞いたことなかった笑

休みあったらどっか行くかな~と思ってたときに、「そういえばクラスメートのEの住んでるThanjavurってお寺が多いって教授が言ってたな。どんなところだろ」と古いLonely Planetをぱらぱらめくっていたときに、「せ、世界遺産じゃん!」と気がついたのでした。しかも、行こうと決めたのは今週になってからだしね。。。

で、行こうと決めたので計画を立てる。どうやら直接バスはこのあたりからないようなので、Dindigul→Trichy(は旧称、今はTiruchirappalliというのだけど通称いまだにトリッチー)→Thanjavurで行かなければならない。地図見た感じ3時間くらいで行けそうじゃん?じゃぁ、9時台に施設開放になると仮定して、6時に出たらオッケーかも。あれ、なぁんだ、Trichyにもでっかいお寺があるじゃん!じゃぁ、1日目Thanjavurをくまなく見て、Trichyに戻って1泊したら次の日Trichy観光もできちゃうかも。

…とは思ったけれど、バスで20分のところに行くだけでも許可が必要なこの大学。ひとりでどこかに泊まるなんて、許されなそう。。。しかも観光だし。

ということで、「この日はNilakottaiまで戻ってきます」と許可願いに書きつつ、泊まろうかなと思ったら泊まっちゃおうという作戦に出ることにする笑 クラスメートEの名前を現地ホストと書いたこともあり、許可はあっさりおりる。

でもぶっちゃけEは他の大学でも単位をとっていてテストが来週あるのを知ってたのでたぶん会えないだろうなくらいの感じでした。行き方はきいたけど。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



昨日、結局「10時台につけばいいか」と思って6時半まで出発せず。大学の入り口まで徒歩、バス待ち、バス乗車でDindigulバス停についたのは7時15分ほど。ラッキーなことに、ちょうどTrichy行きバスが出発するところ!駆け込んでチケット購入。40ルピーくらい。けっこう、高いな。。。いっつも1時間くらいで行けるところなら10ルピーちょいだけど…ってことは、4時間くらいかかるのか?汗

余談ですが。

私のブログを読んでくださる方はもう「フツーのバスにはACなんかついてない」ということをご存知だと思います。この窓、紫外線防止加工してるのかただの色つきなのかわからないけど、車種によっては黒いガラスだったりします。でも、ACないってことは雨が降らない限りこの窓も開けてないとダメなんですね。暑すぎる。ということは、開いた窓から入る紫外線とバトルなわけです。何がいいたいかと言うと、バスの座る位置、重要なんですよね。真昼なら関係ないけど、日が昇るときしずむときは窓側はヤバいくらい暑い。

なので、バスに長時間乗るときは、行く方向を考えて、たとえば朝なら東の窓側に座らないほうがいいですね。もちろん通路側ならカンケーないけど、どうせ長い時間バスに乗ってるんだったら景色みたいでしょ

ということで私も昨日は進行方向が北だったのでバスの左側(西)に座りました。

Thanjavurに住んでいるEに「今日行くから、ヒマあったらランチでもしよ~」とSMSを送信。返事なし。

PitbullのPlanet PitをWalkmanでガンガンに流して気分をあげる。しかし…つかないな…うとうと。。。。

Trichy到着、約2時間半後の9時40分。

この時点で「3時間で着くだろう」予想はあっさり崩れる。

バスを飛び降りて「Thanjavurのバスどこですか」と聞くと、通常1時間半かかるそうなのだけどこれまたいいタイミングで「エクスプレス」が出発するところ。バス待ちゼロなんて、ついてる!

ここで、Eから着信と山のようなSMSがあったことに気がつく。「誰と来るの?」「いつ来るの?」「電話出て」「どうしたの?」…スミマセン。。。

なので「今日これから行くけど、勉強もあるだろうし、時間あったらでいいよ」と言ったのだけど

テストまでまだ3日あるし、大丈夫。Thanjavurでのお休みを満喫できるようヘルプに行くから」とまぁ、なんといい子じゃないですか。←そんなに仲いいわけじゃないのに。。。

Thanjavur到着、1時間半後の11時15分。。。エクスプレスじゃないじゃんね。。。

Thanvjavurの観光スポットはぶっちゃけ二つしかないのですが、バス停の近くにどちらもあり、徒歩圏内です。しかし、私がおろされたのは郊外に作られたNew Bus Stand。遺跡に行くにはOld Bus Standに行かなくてはなりません。ということで、本日3本目のバス。ローカルバスに乗り込み、Old Bus Standまで移動。平日の昼とは思えないほど道が混んでいて、2.5キロなのだけどやたら時間がかかる。

でもEも実はThanjavurではなくバスで1時間離れたところに住んでいるので(そっからわざわざ来てくれる)、到着時間は結局同じくらいになりました。

まず朝ごはんろくに食べずに飛び出してきたので、お腹ペコペコの私。ランチをまずとることに。今までからみも少なかったEなので「勉強どう?」などいろいろ質問してみる。で、言いづらかったのだけど「今日Nilakottaiにこのあと行こうと思ってるから夕方には出ないとダメかな。けっこう時間かかるもんね…」と切り出すと、

何言ってるの!今日は私んとこ泊まって!

…ハイ?

「朝からずっとバスでしょう?今日中に帰るなんて疲れちゃってムリよ。明日の朝帰ればいいじゃない」

…実はこの時点でTrichy観光はまた別の機会にしようと思っていたし、移動5時間はやっぱし、ホントにキツかった。なので、お言葉に甘えて泊まってしまうことに。。。(人んち泊まるの苦手だったんだけど、最近克服したかもね。なんたって3ヶ月人んち寝泊りしてたし。。。)

そんな会話の中で、教授の言ったとおりThanjavurにはたくさんのお寺があり、総数6,000ということも知りました。マジか!!多すぎだろ。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



お昼の間は世界遺産のBrihadishwara Temple and Fortが閉まってしまうそうなので、まずはもうひとつの観光スポットThanjavur Royal Palace & Museumsに行くことに。実はこっちも、メインのパレス部分はランチ休憩あり笑 

Lonely Planetによると、このパレスは1550年ころにマドゥライNayak(王様)たちによって作られたものですが、17~19世紀にThanjavurで栄えたMarathi語(マハラシュトラの言葉)の王国(Thanjavur Marathi Kingdom)も改築に関わったようです。

まずランチ中もあいてるWatch Towerへ。ほそーいらせん階段を恐る恐る登っていく。



下の階から見上げているガキ


前はいちばん上まで行けたのに今はコンクリ固め。。。


おそろしい階段 ひとりずつしか昇り降りできない
眺めはこんな感じ。

外からみたWatch Tower私たちは5階くらいまで行ったのかな?



14時にパレスの中に入れるというのでそれまで他の施設へ。全部別料金になっているのは私たちのようにランチタイムを知らない人からぼったくるのが理由だと思う…と、どうしても思ってしまう自分がいる。




くだらないミュージアムで唯一、ほしいと思ったもの。Raja(王様)の靴


いつもインドのミュージアムで思うのは、ちゃんと管理すればもっといい施設になるのに、ということ。日本のミュージアムが特別展で出すのに大金積んで借りるようなすばらしいアイテムの数々が、ほこりと色あせでカワイソウな感じになって、ドサっと乱雑に置いてある、というのがインドのミュージアムの常。もったいないわぁ。ちゃんと保存する気、あるぅ?




この部屋がなんなのかわからずじまいでした。


Rajaの玉座。なんか、さみしい。。。


アーチがきれいな中庭もアイスのゴミだらけ


Durbar Hall…かな?王様が謁見したところ


鮮やかな色彩がほどこされたホール。真ん中に王様が座ったんですって。写真には見えませんがこの左側から下をのぞくところがあって、王様のヒミツの通路が見られます。6キロに及ぶ長いもので、パレスとお寺をつないでいたらしい。




写真ではわからないけどホントきれいだった


中には色をつけていないところも。こっちの方が私は好きだな


ホールの脇。石像がたくさん並べてあります。ヒヤッとした石の感じがうれしい


マジ、こんなの日本の美術館じゃなかなか見られないよね。外にむき出しだけどさ。。。


インドの仏像。


さっきの反対方向から


さて、こちらがメインのパレス部分。Bell Tower(?)に登ってみる。これまたほそーい階段で、途中まで登るのが可能。こちらは武器を保管した場所だそうです。




アートギャラリーの中もキレイに彩られてる


ブロンズコレクションもなかなか…でもディスプレイがね。


ステキでしょう?



 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  




さてさて、パレスの観光も終わり、本日のメインBrihadishwara Templeへ。途中休憩してりんごジュースをガブ飲み。この日の気温、かなりありました。地元のEも今日は暑いねと言っていたくらい。


Brihadishwara Templeは1010年にチョーラ朝帝国を築いたRaja Rajaが作った、シヴァ神をまつるお寺です。(そういえばなんとなくくせでヒンドゥ教のPlace of worshipはお寺と言っているけれど、神様だったら神社じゃんね?)チョーラの寺院建築様式のお手本というかいちばん有名なものとして認知されているようで、地元ではThe Big Templeと呼ばれているのだそう。



ひとつ目の門。お堀(?)に囲まれていて要塞みたい




ふたつ目の門。両脇に神様が従えているのは阿吽の像みたいよね。


インド仁王。ちとかわいい。


このふたつ目の門以降は靴を脱がなくちゃいけません。ハンピに行ったとき遺跡のすばらしさと同じくらい耐え難い石の暑さにげんなりしていたのですが、夕方前だし人が歩くところにずぅっと麻袋が並べてあったので助かりました。巡礼者想いね(観光客想い?)。


あっちなみにこのお寺に入るのは無料でした。日本だと著名なお寺に入るのにいちいち500円とかかかるけどね。本当に毎日お祈りにやってくる人が多いからなのかも。




ナンディ


このナンディというウシさんはシヴァ神のお寺には必ず寺院のほうを向いて座っているそう。このバカでかいナンディは3メートルの高さがあり25トンの一つ岩でできているのですが、成長しているというウワサがあるそうです。台座にひびはいってたから、ウソでもないかも(?)。


15日に一度この像を「洗う」というセレモニーがあり、そのたびに多くの人が訪れるんだって。ミルクやサンダルウッドの入った10種類以上もの液体で洗い、お花やサンダルで「メイクアップ」するというもの。何時間もかかるんだってさ。


ナンディを見たあとにメインのお寺へ。お寺によってはヒンドゥ教徒でないと入ってはいけないというところも多いのだけど、ここは特にそういった制限はないようでした。


でも入ってみてびっくり。列が、動かん。。。。5分くらいでちゃちゃっと終わって出てこられるかと思ったけど、人がぎゅうぎゅうに並んでいる中で汗をかきかき、のろのろ~っと動いていたのでかなり精神的力が試されたかも。途中でなんか無性に泣きたくなったし笑 だって岩盤欲みたいに汗が出て腕がピカピカしてるんだもん。神様のパワーかなぁ。


ご神体(?)はシヴァ神の像ではなくってシヴァ神を意味する黒い石柱、リンガでした。


えっ?今回もちゃんとついてきましたけど?


人の大きさを見ればこの建物の大きさがわかる


エジプトのピラミッドと同じように、一体全体どーやって石を運んだのかというのは研究者や数学者の興味の的だそうで。だって一番上のとこなんかこれまたひとつの岩からできてるそうだけど、66メートルの高さだよ。ゾウさんがかりだされ、遠いところから下に何かしいて持ってきたということなんだけど、あそこまで持ち上げるのはどうやったんだろ。



お寺を囲う塀の内側にはこんな鮮やかな絵柄が。


メインのお寺以外にも敷地内にはシヴァ神の子どもたちをまつるお寺などがあります


夕陽を背に浴びて


ヘビの女神様?結婚運を上げてくれるらしい


自分でも認めるのはいやだけど、汚らしい観光客のようだ。


断っておきますけど、首に巻いてるのはタオルじゃないですからね




これまたカワイソウなプレートですが、世界遺産の証拠!



いやぁ、もう、ホントステキでした。マドゥライのMeenakshi Templeのようにド派手に彩られた寺院もタミルナドゥっぽくて好きだけれど、色のついていないものは彫刻の美しさにかかってるから、それがわかるこのBig Templeにはホントうっとりしてしまいました。さすが世界に認められた遺産ですよねぇ。1日見てても飽きないと思う。



 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



さぁてそんな観光も終わり、Eのおうちに行くことに。

ところが親戚のお姉さんが加わり、ジュエリーショップに寄り道

今日は疲れたのでここまでー。