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2012年9月15日土曜日

拝啓黒い影さん (2) All of a Sudden



拝啓 黒い影さん


ていうか、もう前略

出てくるなと言ったでしょうが!!

最近はもう石鹸をバスルームに置かないようにしていたけど
私がうっかり忘れたすきに必ずやってきて、
歯形や爪あとを残してますね?

もうさすがにこの石鹸を使い続けようという気持ちはないです!

ハンタウィルスは持ってないとしても)

今日はカターンという音に気がついたから
あわててバスルームに駆け込んだわよ。

石鹸を穴(写真)に引きずりこむ
あと一歩のところだったわね!

ということで、

こんな石鹸くれてやる!

穴のそばに戻しておいたから

持ってけドロボー


敬具。


 ■  ■  ■  ■  ■  


ということで最近頭を悩ませていた石鹸事件は
認めたくないけど私の負けということで。

新しい石鹸買わなくちゃ。。。


そんなにおねずが出現することはなかったので
やっぱりロコがこの世界にいなくなっちゃって
ネコパワーが私から抜けているのかなぁと
こじつけで思ってしまうのです。

ということで
ネコ様パワーをいただこうと、
構内の売店の近くにうろうろしているネコ様に
お近づきになろうと思ったら、
あっけなく逃げられた

猫に癒されたいなー。。。

サラんとこのうちでは
庭にまよいこんだママネコと
その子猫たちを保護して
今ガレージでにゃぁにゃぁにぎやかにしてるみたいです。

ママネコが先輩猫タビーに似てるので
思い入れも強いのかな。


 ■  ■  ■  ■  ■  



全然猫の話と関係ないけど
寮の話。

何か新しいことをしたり
新しいものを導入したりするのに
ものすごく時間がかかるこの国。

Cのおうちも超豪邸とかってわけではないけど
1年かかりました。

私が寮長と話をしていて
寮の中に専用の浄水器をつけるから
と聞いたのは
去年の7月だったような気が。

そのときに「やっと予算がおりたのよ」
と言っていた割に全然話が進んでいる気配はなし。

そのくせ寮長に会うたびに「つけるから、もうすぐ」
と言われ続け、どーでもいいや。。。
と思ってました。

マニプールシスターズが二つにしてくれと
3年半前から頼んでいたようなのですが
そんなのは話題に上る気配もなし。

…だったのですが。


2週間ほど前から
やたらと寮に作業するおっさんだとか
段ボール箱だとか増えて
なんなんだと思っていたら、
かなり寮内の設備が改善されたんですよ。

それに伴ってルールも改善。


まず、寮で調理をしてもよいことになった。

今まではタミル料理が食べられなくても
寮の食事が合わなくて体調を崩しても、
学士・修士・MPhilの生徒は寮の食事をとらなければいけない
と決まっていました。

博士号とスタッフは外部から食事を買ってきてもOK。

でも誰も調理をしてはいけないことになってたんです。

(まぁ部屋でみんな調理してるけど笑)

それが最近、ミゾラムの生徒がヒドくお腹を壊し
夏場の3ヶ月だけ調理を許してくださいと懇願、
寮長が許可をしたのを皮切りに
私も私もと調理をする人が増えて

当初は東北部の生徒だけねと言っていたのに
今では誰でもOK!

ただ電気を使わないことが条件。
IHのヒーターとかはダメってことね。


第二に、ファンが各部屋2つになりました。

新しいファンをだいぶ購入してるのは知ってたけど
私は寮長に「あなたは部屋にひとりだからひとつでいいわね
イミフメイなことを個人的に言われていたこともあり
関係ないやと思っていたら

先日作業のおにいちゃんがやってきて
ファンをとりつけると言う。

あわてて寮母に確認すると
「寮長がExtraでつけていいって」
とのこと。なんじゃそりゃ。

ということで
晴れて引退(もったいない。。。)

いやぁ、勉強する側にも扇風機があるとかなり快適だね。


そして、浄水器もようやくとりつけられました。

ちょっと前に「見積もり何件かとったから」
と例のごとく寮長に言われ
またまたぁ。と気にしなかったけど

ある日ダイニングホールにでっかい箱が。

箱には水がどうのこうのと書いてあって
あらまぁ、ホントに来たのねぇと
若干感動

1週間半くらいほったらかしになってたけど
今週になって作業がはじまり、
昨日から(?たぶん)稼動してます。

常温と、お湯と、冷水が出ます。
冷たいお水なんて普段飲まないから感動。

と、思ったけど

まずい

なのでちゃんとろ過処理されてるのか
気になるところです。。。

まぁ、でもこれで
水のろ過処理のための電気さえあれば
飲み水がなくなるという事態は避けられるわけですね。


しかし、何でこんなに改善が
バッタバッタと行われているんだろう。

誰かおエラいさんでも視察に来るんだろうか。





2011年12月21日水曜日

3本足サラ


こんばんワニ

アメリカから定期的にカードを送ってくれる大学の先輩Jからクリスマスカードが届きました。

先日例によってKannanに行ったときにJに送ろうかなと思ってクリスマスカード探したけど、いいのがなかったんだよね苦笑

仕方がないのでクリスマス休み中にどこかでカード調達しよう…


  ★   ★   ★   


私の初海外はアメリカ・カリフォルニア州のMilpitasというところです。

いわゆるシリコンバレーに位置する、年中あったかくて過ごしやすいところ。

私の町(今はつくばに合併された)が姉妹都市交流をしていて、その交換プログラムに参加したのが14才。

1週間のホームステイと地元のプチ旅行がついて、今考えてもすっごいいいプログラムだったなぁと思います。

今はなんだか小学生からハウアーユー?!とかやってんのかもしれないけど、そのころは英語教育は中学入ってから。英語を勉強し始めて1年半でよく海外行けたなぁって思う。別にひとりで行ったわけじゃないけど。

そこでお世話になったB家とは今でもネットを通じて連絡をとりあってます。あのころはお手紙だったけど、メイルになって、今はもっぱらFacebookです。大学留学中はしょっちゅう遊びに行ってたけど(サンフランシスコから近いから)、今でもなんだか離れてる気がしません。


  ★   ★   ★   


前置きが長くなったけど、ていうか脱線したけど。

B家のおばあちゃん猫サラが、20年の生涯を終えようとしています

私が滞在する前からB家は上記の交換プログラムのホームステイ先として参加していました。(ふたりの子ども、それにお母さんも日本に交換生として来ています)

私が行った前年のプログラム中にサラは交通事故にあって後ろ足が一本なくなってしまいました。

ふっかふかのロシアンブルー(たぶん)のサラの足がないのに気がついたときビックリしたのを今でも覚えてる。他にも何匹か猫がいたけど、サラはいちばんなつっこかった。

留学中に行ったときも、他の子たちはつーんとすましてどこかに行っちゃうのに、サラはなつっこくよってきて、なでてーなでてーとねだってくる。しっぽの付け根のちょっと上をなでてあげると「キモチイー」みたいな恍惚の表情になって、なんかよだれもたらしたりして、なかなかやめられない。止めると、我にかえってからまたなでてーとねだってくる。ホント、かわいかった。

B家の猫でいちばん印象が強いサラ。

20年って、猫の105歳だって。すごいよね。

みんなにかわいがられて、なでてもらって、足は1本なくなっちゃったけどひょこひょこ歩き回って、幸せな20年だったことを祈っています。

ネコ天国で、他のB家の過去の猫たちに会えることを祈っています。