2011年6月29日水曜日

続・銀行口座開設 Holy Cow!

じゃじゃーん


銀行口座開設、完了。これが通帳。
でも手持ちの現金がないので今は3,000ルピーしか入ってません苦笑

昨日の書類に、デビットカードがほしいこととオンラインバンキング利用希望ときちっと記入しておいたのだけど、カードはいつくるの?と聞いたら「カードほしいの?じゃ、書類書いて!」だって。ということでもう1枚書類に記入、サインしてきました。来週銀行に届くので取りに行きます。(自分のところに送ってもらうともう1週間かかるらしい。同じキャンパス内なんだけど…)

これで多額の現金を持ち歩く危険もなくなった(って、元から持ってないけど)。


話が前後しますが今日の朝ごはん


寮の食堂が"mess"というのですが

-インド英語っていちいちおもしろい。Messって普通軍人さんの食堂だと思うのだけど

学期が始まるまでは調理をしていないので他のところで買ってきています。なのであまり質もよくないそうで、私のように新参者でない他の寮生には自分で外で買ってきて食べてる人もいるみたい。

私は揚げ物が基本的に食べられないので、メニューが限られちゃって。毎日イドリー、チャパティ、ドーサイだけ食べてます。そのことを学科のスタッフに言うと笑われるんだけど…仕方ないじゃんね泣 まぁ、くわしい料理の解説はまた今度。

最近はじめて会う人に日本人だと言うと、まず食べものは平気?と聞かれます。私は以前からカレーと名のつくものであれば日本のも、タイのも、スリランカのも、パキスタンのも、北インドのも好きでした。なので南インドにいても苦痛を感じることは(揚げ物・油っこいもの除き)ないのです。

南インドでは宗教上や、経済的な理由でベジタリアン・半ベジタリアンの人が多くいます。アメリカその他の国ではこの上のレベル(?)として卵や牛乳など動物に関わるものを一切とらないVeganがいます(veganにもいろんな種類があると思うのでここでは私の見解です、あしからず)。San FranciscoでもVeganの人、よく会いました。で、こっちではPure Vegetarianというカテゴリーがあり、彼らは卵も食べない…

というのが私の理解なのだけど。ベジタリアンと称している人も魚を食べたり、Pure Vegetarianも牛乳は飲むので、Veganとは違うし、なんか境目があいまい。インドの社会そのもののようです笑

でも基本的にベジタリアンがたくさんいるというのが「フツー」であるわけなので、ベジタリアンレストランもたくさんあるし、Pure Veggieレストランもたくさんあるし、結婚式の食事ではベジタリアンかNon-Veggie(肉魚あり)が選べます。インド発着のフライトもたいていはVeggieかNon-Veggieで選択します。ヨーロッパから来たベジタリアンの人に、ここはあなたにとってはパラダイスね~と言ったことがあります。たとえば、日本にいたら「だし」があるからベジタリアンの人は大変だと思うのね。

話それたけど、そんなこんなで、日本人だって言うと、食べものが合わなくてカワイソウだねって思われちゃうみたいなんです。


で、今日のこの写真。肉です

他の寮生にいただきました。

何のお肉でしょう。牛肉です

そうなんですね~…。ヒンドゥー教の人たちにとっては牛は聖なる生き物であるので絶対に食べることはないですが、多民族多宗教国家インドでは牛を食べる人だっているんです。

以前マハラシュトラ州Aurangabadを訪れたとき、明らかに牛肉だろー!というものを売っているお店を見かけました。Aurangabad、そしてこちらでもムスリムの人が多い地区では牛肉市場が存在しているようです。大学の近くディンディグルでは日曜日に牛肉が入手可能とのこと。

豚肉もこちらではめったに見かけることはありませんが市場はあるんですって。

で、肝心のお味ですが…

需要が少ないから和牛のようにdelicious!にする必要がないせいか、
聖なる生き物なのに…という罪悪感があったせいか、
それともつけあわせがやっぱりイドリーだったからか、

あんまりおいしくなかった

このお肉をくれたのは、マニプール州から来ている姉妹。マニプールはミャンマーとの国境にあり、顔立ちも東南アジア系なので、タミルの人から見たら私たちは見た目が似ているそう。彼女たちにはちょっと前に鶏肉の料理もいただきました。土日は寮をとびだして、同じくマニプールから来ている人の家に行ってご飯をたべているとのこと。肉が恋しくなったらいつでもおいで~と誘われています。

うーん。チキンだけでいいかな


なんだか日々の出来事をつらつら書いていて、なかなかインドに来た経緯を書いてませんね。明日こそは…

2011年6月28日火曜日

続・ガイコクジントーロク と、銀行口座開設

こんにちワン。


昨日書いた外国人登録の登録証、できちゃってました<3

茶を飲もうといった大学スタッフ氏が昨日FROに取りに行ってくれたのだそうです。

もらうのに何時間もかかったよ。ワハハ

とかって言われると、ぐーたらで寝てたのが申し訳ない。
でも、そんなことわざわざ言わなくてもと思うのです。

スタッフ氏、ありがとう。ナンドリ。தமிழ்.

さて、この登録証。
日本で外国人登録証明書っていうと、免許証くらいのカードみたいなやつ。
こっちではでっかい紙。ただの紙。やぶけたら、大変。

帰国の際に提出が義務づけられてるので、絶対なくしちゃだめ…
なら、もっと丈夫に作ってほしいんだけど。




Cheesyだな…

これで重要書類が一件片づいた。


今日はもう帰って休んでいいよ~ みたいな話だったのですが、銀行の口座も早く作らなくちゃなと思っていたので、キャンパス内にある唯一の銀行Canara Bankへ。

緊急時の送金とかあると、本当は日本にも支店があるState Bank of Indiaだと安心なのですが、Western Unionとか送金サービスもインドで使えるしね、まぁいいか。

事前に在印の方のブログetc.を多々拝見して、銀行口座開設もすっごくめんどくさそうだと判明したので、とりあえず今日はどんな書類が必要か聞くだけ。

ランチタイムが14時から14時半だったようで、14時半に行ったら中はがらーん。学期がはじまったらこうはいかないだろうな。

対応してくれた人によると
(1)パスポートコピー
(2)査証コピー
(3)大学の受け入れレター
(4)パスポートサイズ写真×3:裏にサイン
が必要。全部持ってたので渡すと、16時以降に戻ってきて、と。

とかなんとか言って、16時に行っても何もできてないんだろうなー。

と思ったけど、とりあえず16時に行ってみる。そしたら、学科の教授と話がついていたようで、教授から紹介されたという形で申し込んで、と書類一式を渡されました。

(1)Canara Bankの口座開設書類
(2)サイン見本?日本の印鑑証明みたいな?
(3)Form 60

(1)は住所や希望するサービスなどを書いて、教授のサインをもらって終了。サインはアメリカにいたときもお金がからむものは漢字で書いてたのでそのようにすると「英語でも名前書いて」だって。サインなんだから、いいじゃんね?

(3)はPAN: Permanent Account Numberを持ってない人が提出する書類のよう。アメリカのSocial Security Numberみたいな感じかな?納税の際に必要な番号みたい。

とりあえず言われるままに書いたけど、よくわかんないとこは空欄のまま持っていって、聞こうと思ったら…。

「いいよいいよ、英語のサインだけして、明日10時に戻ってきて。」

うーむ。適当だ。口座の種類も選ばせてくれなかったし…

ちなみに開設にあたって最低限必要な金額は500ルピー(1,000円くらい)だそーです。


さぁ、明日、どうなることやら。

2011年6月27日月曜日

ガイコクジントーロク

こんにちワン


インドに長期滞在する外国人は到着後2週間以内にFRO: Foreigners Registration Officeというところで登録をしなければいけないという決まりがあります。まぁ、たぶん日本でも同じようなことやってるよね。

デリーとか大きい都市になるとFRRO: Foreigners Regional Registration Officeという名称になるようですが、私の住んでいるタミルナドゥ州のディンディグル地区にはFRROはなくって、警察にくっついているFROで登録をします。

必要書類は、
(1)申請書
(2)パスポートサイズ写真
(3)査証(ヴィザ)の内容と住所を証明するもの
(4)パスポートのコピー
(5)査証のコピー
です。

私は学生ヴィザなので、(3)は大学から「この人はこの学位をとるためにこの大学にいてキャンパス内の寮に住んでいる」といった内容の書類を作ってもらいました。なんかホントは査証内容と住所と別の書類じゃなくちゃいけないようなことも言ってたんだけど…まぁいいや

(3)を作ってもらうのに1日くらいかかったのだけど、とりあえず全部書類がそろったので先週の金曜日FROに行ってきました。なぜか大学の教授・スタッフあわせて総勢5名。


FRRO。思い出すのは2年前。当時勤めていたNGOのスタディツアー引率でインドに行ったとき、参加者の女の子がデリーでパスポートを盗られちゃって。バンガロールでひとりぼけ~っと自由時間を満喫していた私は急遽デリーに飛んだのでした。

月曜日に帰国予定だったので、朝一で日本大使館に駆け込み仮パスポートを入手、新しい査証代わりのものを作ってもらうため順番待ちの人の列が建物から出ちゃってるデリーのFRROへ。大使館の職員(様)のレターのおかげで、通常数日かかるこの手続きがその日の午後には終わるとのこと。

予定通り日本に帰れる!…と、中華なんか食べちゃってお祝いムード。

ところが

FRROに戻ると、停電で中は真っ暗、パソコンは動かない。なので明日以降来てくれってムード。

約束したでしょ!
今日の○○時には終わるって言ったじゃない!
さっきの責任者出して!

と騒ぎたて、ねちっこく交渉したところ、何とか手作業でやってもらえたのです。

あぁよかったと、汗をふきつつ、デリー空港へ~バンガロール空港へ~クアラルンプール空港へ~成田へ、と帰国の途についたのでした。あの日自分の汗臭さははんぱなかったと思うのです。ごめんねMちゃん。


…ってなドラマを今回も想像していたのだけど。

田舎ということもあり、積まれた書類はたくさんあるけれど順番待ちの人もゼロ。なんか簡易なつくりの建物…っていうか車庫みたい。スタッフはひとり。

申請書は4通必要とのことで、場所によっては4通同じ内容を書かされるようなのだけど、ここではコピーでいいよとのことなのでコピー機探しに敷地をうろうろ。

コピーがさくっと終わったので早く事務所に戻ればいいのに、お茶でも飲んでいきましょうと大学スタッフ氏。文化なのね。急がない。

そんなこんなで、朝9時半から午後1時までかかるだろうと想定していた申請作業は30分足らずで終わっちゃいました。

ちなみに、書類の書き方見本ってことで他の人の書類を見せてくれたのですが(いいのか?)、このあたりではKodaikanalにいる外国人が多いみたい。Kodaiは山をちょっと登ったとこにある避暑地のようなところ。有名なインターナショナルスクールに通ってる子どもが多いのかな。


それで、申請書を提出すると登録証のようなものをもらえるので、今日(月曜日)それが発行される・とりにいけるとのことだったのですが、大学で昨日今日と大きなコンフェレンスがあるため、学科のスタッフがいな~い…

どうしましょ。明日以降でもいいのかな。

おねずーランド

こんばんワニ。初投稿です。


今週末・土日、昨年お世話になった知人を訪ねました。

先日聞いた話によると、現在持ち家を離れて借家に住んでるとのこと。

家にねずみがたくさんいて、調べたところ家のあちこちにねずみの通り道ができていたそうな。

と、いうことで借家に住んではいるものの、ちょっと家族全員にはせまいので彼女ひとりは夜になると持ち家で寝ているそう。


私も土曜の夜はその持ち家に泊まることに。

ドアを開けて電気をつけたとたん、

3匹か4匹くらいざわざわ~っとバスルームから天井へ

うまく登れずおっこちる子も…あらら。

まぁ、人がいる間は降りてこないだろうと勝手に思い込み、就寝。


夜中…

なんか腕のトコがわさわさする…

なんか小さいものがさわってる…

ねずみか?

とうなされつつ次第に眠くなってくる。


なぜか家族とディズニーランドにいる。

私が家を出る前に思い出作り…ということらしい。

私が最後に行ったのは10年くらい前なので、それから作られたライド(タワーオブテラーとか)やアップグレードされたライド(パイレーツとか)に行きたいのだけれど、一つ乗った時点でもうすでにあたりが暗い。

猫グッズをそろえるショップに入る母に「それは今日じゃなくったって」とせかしたり。

ていうか、肝心のミッキーはどこなんだ?


…あぁ、そうだおねず*は天井にいたんだった…
*我が家でのねずみの呼称。

と、夢だったことに気づいて、苦笑い。

そして、ねずみを見てディズニーランドの夢をみるなんて、やっぱブログやんなきゃなぁって思ったのでした。


前置きが長くなりました。みわといいます。

さて、私は今どこにいるでしょう?

ブログのタイトルがインド大学院日記じゃん…というツッコミは受け付けません。

そうなんです。
このたびインド・タミルナドゥ州の田舎にて、大学院に通うことになりました。

なんでインド?
なんでタミルナドゥ?
なんで今から大学院?

とよく聞かれますので、そのへんもちょこちょこ説明できたらなぁと思います。


ちなみに今日はB型肝炎と腸チフスの予防接種を受けて

体がだる~くなってますので、このへんにします…。


おやすみなサイ