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2013年3月30日土曜日

おせっかいを通り越してはたメーワク Student Protest (3)

こんばんワニ。


数日前「夜寝るとき天井のファン使う」を解禁しました。

寝るときにACやらファンやら使っていると朝ノドが痛いので多少暑くても使わないのだけど、さすがに夏に向けて暑くなってきたので。


そんな今日はGood Friday(聖金曜日、キリストが死んだとされる4月の金曜日)。ここにいる東北部の子たちはたぶん全員クリスチャンなので、マニプール出身の先生んとこに集まってservice(お勤め、式)があるようです。

クリスマスも含めたまにこういった会にも呼ばれるのだけど、なぜかクリスチャンの集まりだと尻込みしてしまう私。

いつも自分は無宗教ですと言っているけれど、心のどこかで多神教(八百万の神様…)を信じているからなのかなぁと最近思います。


さて今日は夜ご飯何にしようと夕方Chinnalapattiまで行ってきました。

よく行くCeylon Bakeryにはキリストの絵がかけてあるのでオーナーがクリスチャンなんだろうな。クリスチャンの祝日だから今日はお休みだろうと思っていたけど、行ったら開いてる。携帯電話のプリペイドチャージ(をベーカリーでやってんだけど笑)担当のおじさんはいないけど、ベーカリー部門は通常営業って感じ。

働いている子に「今日休みじゃないのー?」と言ったら「違うのよ。言ってやってよ」とおじさんの息子(たぶん。同じ顔だから)に目配せ。

そこで息子氏に私から「何で今日休みじゃないんですかー」と言うと「でも休んでたらあなた買い物できないでしょ」と返される。

「休みだと思ってでもチェックしにきたのよ笑!」

おじさんの方は今日どっかでお祈りの式があるとかでちゃっかり休んだらしい。

働いてるオンナノコとオトコノコもてっきりクリスチャンなのだと思ってたけど、そうではないんだって。じゃぁ休みじゃなくても文句言うな笑


で、そういえばこのお店って「Ceylon」ベーカリーじゃんね、と思う。

Ceylonというのは「セイロン紅茶」と言われるように、スリランカの旧名です。

スリランカ政府に対するバッシングがタミルナドゥ中で盛り上がりすぎちゃってる中、ここも被害受けたりするんじゃないかと思ってたけど、そんなことはぜーんぜんなさそうな感じ。

Dindigulの本店は被害受けてたりして。

…そんなことない気がする笑

まさか地元の人はセイロン=スリランカだって知らないわけ?


と、私が言うのにはきちんと理由があるわけです。


反スリランカ政府運動がはじまってから、スリランカと名のつくものはやたらと襲われているんですよ。


たぶん最初に襲われたのはChennaiのBank of Ceylonだと思う。マスクをした12人が押し入り、銀行員を襲い銀行をメチャメチャにしたんです。

あとSri Lankan Airlinesのオフィスに石を投げつけたヤツもいました。


まぁここまでは、よく中国でも日本企業を襲うってことがあるので、ありがちだなぁと思っていたのだけど、次第に変な方向にエスカレートしていったわけです。


スリランカのシンハラ人たちには仏教徒が多いので当然お坊さんもいるんですが。Thanjavurを訪れていたそんなお坊さんが例の寺院で地元タミル人に襲われるという事件もありました。

そのあとすぐにまたChennaiで仏僧が電車の駅で襲われています


最近新しいカトリック教皇がアルゼンチンの内戦時代に殺戮を見てみぬフリしたなんて話も出てきたけど、かといって教皇が人を惨殺していたわけではないだろうし、このお坊さんたちだって進んでタミルの人たちを殺していたということはないと思うのです…


そしてもうなんかメチャクチャじゃんかと思われる事件が。


タミルナドゥの中に海岸エリアを切り取って別の特別行政区にしているPondicherryというところ(もともとフランス領でその影響が今も残りおいしいワインやフランス・インドフュージョン料理が食べられるという夢のような場所)があります。

ここにあるSri Aurobindo Ashramashramというのはヒンドゥ教の教えだったりヨガのレッスンをしたりするような場所)も最近50人のタミル人がやってきて施設を襲いました

で。Sri Aurobindoというここの創設者がシンハラ人でしたというならまぁなんとなくわかるのですが、Aurobindoは西ベンガル出身。

はい?

でも、ここが襲われたのは彼が西ベンガル出身だったからなんです。

じゃぁスリランカと関係ないじゃんと思うのですが。実は。

西ベンガルの州知事Mamata Banerjeeが国連人権理事会の決議(スリランカ政府の内戦時のタミル人に対する行いを非難するもの)に反対していたから、なのです。

…やっぱ関係ないじゃん!

これってつまり。日本政府がこの決議にちょっとでもイチャモンをつけようなら私がそこらへんでボコボコにされるというようなものなのです。恐ろしい。。。

(そういえば西ベンガル出身のクラスメイトNは無事だろうか笑)


そして、政治と切り離されるべきだと私が常日頃考えているスポーツ界にも影響が。


インドの国技ではないにしろものすごく人気があるクリケット。

インディアンプレミアリーグ(IPL)というのがプロクリケットリーグで、インド国内だけではなくて、クリケット選手が多い旧英国領の国から多くのプレイヤーが集まっています。

例によってタミル人の気持ちをくみとってますよと主張したいわがタミルナドゥ州の州知事Jayalalithaaは「スリランカの選手はうちの州でプレイしないでほしいわ」とIPLに言い出す。

でIPLもそれを聞き入れちゃって、Chennaiでの試合にはスリランカ選手は出ないことになったのです。スリランカの選手が襲われないようなセキュリティ体制が整えられないというのが理由らしいけれど。

アホか。こういうときだからこそ、スポーツではフェアに、気持ちよく、タミル選手もシンハラ選手もプレイさせるべきじゃないの???

けどねー。。。パキスタンの選手もしょっちゅうインドに来るなと言われるんですよね。クリケットは人気がある分政治が介入しやすいんだろうか。

にしても、シドニーオリンピックで北朝鮮と韓国が一緒に入場したことにエラく感動した自分としては、パレスチナとユダヤの子どもがサッカーを通じて交流しているなんてことにものすごく感銘を受ける自分としては、なんでインド人はこういうことができないんだと思うのです。


そして、もうはたメーワクとしか考えられないようなことも起こっています。


まぁ、以前から言ってることですが、タミルナドゥ州政府はタミル人が多い北スリランカを独立させろと言っています。

これはつまり、規模は違うけど、中国が横浜のチャイナタウンを独立させろというようなものです。

スリランカのことは、同じ民族であれ、他の国がとやかく言うことではないし、スリランカタミルがそうしたいのであればそれが実現するようにサポートを国際レベルで(国連とかね)することが必要だと思うのです。

まぁ、タミルナドゥ州政府にとっては「だってインド中央政府はタミルの気持ちわかってくれないんだもん!」ってところでしょうが、ウダウダ言う前に何もしてないスリランカ人の安全確保をしなさいよ。


で、今日の新聞で読んだけど、このゴタゴタでスリランカ出身のタミル人だってメーワクこうむってるのです。


最近の混乱で、スリランカから留学している生徒たちが物件を借りられないということが起きています。スリランカ人だと言うと、通常の書類の他に警察に行っていろいろ手続きがあるとかで、大家がめんどくさがって貸さないとつっぱねてしまうんだそうです。

これがシンハラ人だけだったらまぁ、ねぇ、こんなご時勢だから、と思うけどこれはタミル系スリランカ人にも当てはまることなのです。

というのも、Rajiv Gandhi(スリランカ内戦時にIndian Peace Keeping Forceを送り、結果タミル系スリランカ人と戦わせるハメになった)の暗殺(タミル組織LTTEによると言われている)からずーーーーっと、タミル系スリランカ人には警察の厳しい目がついて回っているわけで。

今回の反スリランカ政府デモに至っては、「タミルナドゥにきている難民の人たちはデモで先導きってるんだろう」なんて思うけど、実際には「スリランカの生徒はデモに参加しないように」と大学からきびしく言われて、寮で待機もしくはヒドい生活環境の「難民キャンプ」に帰っているそうなのです。


つまり、タミルタミルと言っているけど、本当に運動を起こしているのはスリランカの、本当にツラい思いをしたタミル人ではなくて、タミルナドゥで育って、最近になって「お隣の国でこういうことがありました、許せません」とわかってしまったインド人なんですよね。


結局誰のための運動なの?と思う。




2012年5月28日月曜日

Difficult Question サカナくさい私

こんばんワニ




やっぱりインドの神様と仏教の仏様はつながっている


またThanjavurの写真


私はへそ曲がりなので、自分が元から好きだったものでも、周りが「私も好き!」と言い始めると「別に好きじゃないし」とか言っちゃうことがよくあります。


阿修羅もそう。奈良が遷都なんちゃらでスポットライトを浴びて、女子が大行列を作って阿修羅を見るのを待っている、それを見たとき心底げんなりしたものです。


もともとは小さなガラスケースに入って、思ったより身長低いなぁ、でもほれぼれしちゃうと思って見上げていたものですが、今となっては高嶺の花のようです。


けれどこうしてインドにきて顔が3つある像やこんな風に手が3組あるような像を見ると、やっぱりインドの神様は仏教に溶け込んでいったんだなぁと思います。そう考えるとすっごくおもしろい。


私、大学のころTheology(神学)に興味があったんですね。客観的・理論的に世界の宗教を学んでみたかった




だけど。




私だけではなく、世界を旅する日本人がよくブチ当たる質問、というか問題は


宗教


のことだと思うんです。




 ★  ★  ★  ★  ★  




私の感覚で言うと(間違ってたらごめんなさい)、日本人って若い人は特に宗教にこだわらない人が多いでしょう?冠婚葬祭の婚は教会でやっちゃって、葬は仏式で、祭りはお神輿なんか担いじゃって神道じゃない。


(冠?)


私もその例にもれず、


元旦は、うーん、神社でも寺社でもいいや。交通安全祈願?神社かな。(教会のケッコンシキはゼッタイイヤだけど)でも仏像が好き!そのくせ八百万(やおよろず)の神様をちょっと信じてる。無駄な殺生はしない、は自分のポリシー。隣人は、まぁ、愛してるよ。喜捨もしたいよね、余裕がなくても。


という、typicalな日本人というか、なんでもとりこんじゃう宗教観を持っているのです。




だから、日本の外に出て困っちゃうのが


日本の宗教は何?」「あなたの宗教は何?


という質問。


ぶっちゃけ、背筋がヒヤっとして、「きたな、強敵質問」と思う。


もちろんみんながそうではないと思うんですよ。日本で周りにひとつの宗教を信仰している人がいないわけではなかったし(クリスチャンなのにお遍路してる人はいたけどね)。だけど日本人の多くには答えづらい質問だと思うんです。


宗教というのは(これも私の感覚で書きますが)その個人のコアな部分に大きな影響を与えるものなので、その宗教に属していない人があーだこーだ言うのは、かなり気に障ることだと思うんですね。結果、異宗教間の紛争が起こったりする。(今異臭共感って変換されて爆笑。)数え切れないので列挙は割愛。異宗教観じゃなくて同じ宗教のくくりになっている中でも争いが起こる。スンニ・シーア、カトリック・プロテスタント、等々。仏教でもいろいろあったと思う。


ましてや、言葉が通じない、もしくは意思疎通が十分にできない場合はなおさら、宗教の話は難しい。英語何年も話してても、まだ宗教の話は難しいと感じます。


ということで、お仕事でインドに学生さんや社会人の人を連れてきたときには、


宗教の話は避けるようにしてくださいネ


とか言ってたんだけど、私自身宗教の質問をされてたという笑




むずかしいのは、(1)特定の宗教に属している人で、(2)周りがそういう人ばかりの場合、宗教に属していないということ自体が理解できないようなのです。


たとえば、アメリカにいたときは、特定の宗教に属している人は友人にいたけれど、周りがそういう人ばかりではないので(Atheist無神論者と自覚している人も多い)、「私特に何も信じてない」と言っても「あ、そう」で終わる。


でも、インドの農村部にいると、99%の人口はたぶん宗教に属している。なので、周りに宗教に属していない人がいないから、そういう人の脳みそが理解できない


私は無神論者と言い切るつもりもないので、ますますややこしい苦笑




この前も。


昨日以前に書いた寮母手下が洗礼を受けることになったので、前日寮の人がちょっと集まってディナーがありました。私はもうサバ食べたあとだったから、座って話を聞いていただけなのだけど。


運悪く隣にその寮母手下(ヒンドゥ教信者だったんだろうけど、ボーイフレンド《同僚》 がクリスチャンのため洗礼を受けることになった。クリスチャンはクリスチャンとしか結婚できないという決まりがあるらしいので)が座っていて、


「ミワは洗礼に来てくれるのかしら」


と言われて、ついうっかり


「うーん、私クリスチャンじゃないけど、行っていいんですかね


とか言っちゃったもんだから。あちゃー。


あらぁ、じゃぁあなたはどの宗教に属してるのかしら


と、きたわけですね苦笑


私「何も信じてないです、というかいろいろな宗教の教えには共感するけど、スピリチュアルな部分になると、どうもダメで」


生半可な回答をしたので


手下「そうなのね。でも聖書を読むべきよ。聖書は科学的な書物で、いろいろなことが説明されているのよ


ここです。背筋に来るの。こういう話になってしまうのが、一番苦手なんですね。


もちろん彼女の信じていることを否定するつもりはないですよ。でも何と答えていいのかわからないんです


なので、きちんと聞いているような、うなずいているだけのような感じになってしまいました。←こういうのって相手に失礼だよねぇ。。。


運よく、別の話題にそれたからよかったのだけど。




ちなみに、宗教が変わる(変える)というのも自分にはよくわかりません。昔から信じてきたものを変えるって、大変なことだよねぇ?手下も時間かかってようやく洗礼だったのだろうけど。




とか思ってたら、今日マニプールシスターズに招かれてマニプールの生徒たちとランチを食べた際にもまた同じような質問が来たので、苦笑い


日本では仏教が主流なんでしょ?」


うーん。。。そうなのかなぁ。。。本当に帰依している人は、タイとかカンボジアに比べたら格段に少ないし。


幸い彼は社会学選考で、めっぽういろいろなことを正直に話し合える仲なので、日本には信教と仏教があって、それがごっちゃになって、天皇が神様とされた時期もあって…とにかく、日本人は宗教に興味なくなっちゃったんだと思う!


という私のちゃんぽん自説を語りました。で、


じゃぁ君は無神論者なんだ?」


いや、ちと違う!笑




皆さんも、海外では宗教トーク、細心の注意を払ってくださいねー




 ★  ★  ★  ★  ★  


あ。で。今日のマニプールランチはまた魚でした笑 サバ缶じゃなかったけど。


マニプールにはクリスチャンが多くいて、うちの大学で勉強している子たちは全員クリスチャンだと思う。教義はいろいろ別のようだけれどね。


インドでは(悪いジョークなんだけど)ヒンドゥ教徒は牛を食べない、イスラム教徒は豚を食べない、でもクリスチャンは何でも食べる、とか言われていて、実際ここにいるマニプールの生徒たちも「地元には豚肉があってさぁ」とかDindigulのムスリムから牛肉を買ってきて調理をしています。


で、今日はやたらたくさん牛肉を買ってきたらしい。


でも私肉は控えてるから…」


と言うと、


「じゃぁ魚も用意する!」


ということでわざわざお魚も買ってきてくれたみたいです。


でも台所から生肉のにおいが漂ってきたときに吐き気がしてしまって、どうも気分がよろしくなかったです。本当に肉が食べられなくなっちゃうんだろうか


でもできあがった魚カレーはとてもおいしかったです。どうやってるんだろう。こちらでよく出されるなんか生臭い魚カレーとは違うんだよね。


彼らは東南アジアに近いこともあり、竹の子を食べる習慣があるので、(たぶんちょっと発酵してる)竹の子や玉ねぎ、唐辛子、干し魚、パクチーをマッシュして作った、南インドのものとは全く違う「チャツネ」をカレーやご飯に添えて食べます。最初はなんかクサー!と思ったけど、これが魚醤fish sauce)みたいでクセになります。


しかし、今日の彼らは牛カレーの他に牛の脳みそも食していた。なんかトロリとしたソースみたいなものがあるかと思ったら…あぁ、手をつけなくてよかった。(フランス料理とかでも食べるみたいだけどネ…)


狂牛病は、大丈夫なのかしら。。。調理すれば平気?




まぁ、そんなわけで、今日は手がまたサカナくさいよ。









2012年5月21日月曜日

Short and Sweet Summer Break Day 9 - Do I Like India?

Big Templeの壁画。


こんばんワニ。




なんだかこの絵、好きです。たぶんストーリーのある絵なのですが上に表記してあったストーリーがはがれちゃってたのでそれも読めず、なんだかわからない。たぶん悪者。でも、なんか愛嬌のある顔です。でぶっちょ。


ケララの話のときに少し書いたけれど、私こういう壁画が好きかなぁと思う。


いつのものかもよくわからないけれど、こうやって鮮やかなカラーがしっかり残っていて。とてもステキ。




 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  




さっき、在欧の高校時代からの友人MちゃんとFBチャットしました。


あちらは日曜なのに出勤中。私はダラダラ。申し訳ない。


(出勤中なのにチャットなわけ?というツッコミはMちゃんにしてください。)


最近Mちゃんがインドつながりの人たちと交流があって、という話になりました。


日本人って観光で世界のどこにでも行くというイメージが自分の中であるのだけど、インド人も人口多すぎてあふれちゃってるからなのか、やはりIT関係で活躍してるのか、それとも世界的に受け入れられるインド料理のせいなのか、世界のあちこちで仕事をしている気がする。


そこで私が言い放ったのは、私はインドが好きというわけではないということ。


って、前にも書いたと思うけれど。


縁があって今こうしてインドに来て勉強をしていますが、たとえば一生インドで暮らそうとか、インドの開発一本で生活していきたいと思っているわけではないのです


(んじゃなんでインドなのよ?という理由はこのあたりで書いています)


インド料理は北も南も好きだし、ヒンドゥ教寺院とか、好きだけどさ。


だけど、「インドが好き!」とは断言しかねる。


私は、以前に一緒にお仕事をさせていただいていたFさん(そういえば今度ネパールへ引っ越すとのこと<3)の言っていた言葉(これも前にどこかで書いたな)をいつも心にとめています。それは、


インドはそれぞれの州が別々の国のよう


ということ。もともと言葉も文化も全く違う民族が英国によって寄せ集められてできた国がインドだから。結果、インドのメインストリームとは別の路線をいくパキスタンとバングラデッシュは「英国インド」としてひとまとめだったところから独立。たくさんの血が流れた。


今だって、東北部の人たちは東南アジア人にしか見えないし、北部に行けばパキスタンとの境はあやふやだし、北のアーリヤ系と南のドラヴィダ系も全く違う。宗教も世界○大宗教みたいなのは全部インドにあるし、マイナーな怪しげなものもたくさんある。そして共通語は、ぶっちゃけ、ないよね。


なのでこの「国」を好きって言うのは、たとえば「私東アジアって好きー!」って言ってるようなもので。中韓日を全部好き、ってことですね。似たような文化があるのは確かだけど、そうやってひとまとめにしちゃうってどうなのよ?と思うよね。


まぁ、そんなダイナミックで多文化で多様性に富んでいて、というところが好きな人は多いのかもしれないね。


で、Mちゃんと話していたのが


ひとつの国を「好きだ」と言うのは



(1) 表面しかみていない
(2) 友人ができるから、家族ができるから
(3) 偽善者ぶってる自分に酔ってるか(笑)



ということだと思うんですね。例えば私は、アメリカとインドは好きじゃないけど思い入れがたっくさんある。それは友人がたくさんいるから。だけどアメリカもインドも一部しか見ていない。だから国を好きだとは到底言えない。


Mちゃんも、日本だって一概に理解できないし、関東圏出身の私達には関西圏のわからないことがたくさんあるよねと言っていました。


私は大学で政治(国際関係学)を学んでいたせいか、どうしても国を見るときにその国の政治を評価してしまうクセがあり、それもあってインドを好きになれないのかもしれません。インドの政治、どう見ても「おかしくね?」みたいなことばかりだし。その点では日本も好きだと言えない。


インドでよくわからないのがPresidentという役職。Prime Ministerと違って名前だけのポジションって感じで、いろいろなところを飛び回って「インドのことよろしくね!」と言っているだけの気がする。海外訪問で昨年度は20億5000万ルピー(29億万円)も使ったという記事が出たくらいだし。よくわからん。


まぁ、話はそれたけど。


だからこちらの人に「インドで勉強するなんてインドが好きなのねぇ」とか言われちゃうと、「いやそんなことないです」とはバッサリ言えないので「人は好きだけどイヤなところもたくさんあるね」とオブラートに包んで言います。


なので、「ミワはインドで骨をうずめる覚悟だ」とか思っている読者の方がいらしたら、あなたは間違ってます。そんなこと、ないです。



 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  




明日からSummer Programmeです。とても不安です。


うちの大学で研究をしていたMさんが通っていた村なので、たぶん訪問者にはヤサシイ村だと思うのですが、VPPとちがって食料・水を自分で調達ということなので、どうなることやらと思っています。スタッフが一緒に泊まってくれないから、何か(病気、ケガ、盗難)どうすればいいんだろうと思うし。


みんなで一緒に泊まらず、グループごと。そのグループのメンバーも、なんだか頼りない感じなんですよ。どうしたらいいのかしら。。。


ということで、数日更新がストップするかと思いますが、心配しないでー(しないって?笑)









2012年5月19日土曜日

Short and Sweet Summer Break Day 7 - Thanjavur Lingering


こんばんワニ




来週からはじまるうちの学科の4週間のサマープログラムの打ち合わせがありました。


なんと1週目4週目泊まりこみ!!!


なんてこった。1週目はVPP状態だよ。


1週目(5月21日~)Village Panchayat訪問・村滞在
2週目(5月28日~)Block Development Office訪問
3週目(6月4日~)District Administration Office訪問
4週目(6月11日~)NGO訪問・滞在


Panchayatというのはインド(パキスタン、ネパールも同様)の自治体組織で、村レベル、Blockレベル、Districtレベルにオフィスが設けてあって、それぞれGram PanchayatPanchayat SamitiZila Parishadと呼ばれています。


今回はその3レベル全部行っちゃいましょうってことなんですね。。。まぁ、2週目3週目はPanchayat組織全体というざっくりした形ではなくて、2週目は開発部、3週目はPanchayat内のいろいろな部署に分かれて派遣されるようです。


4週目は、まぁ、その名の通りNGOに行って勉強してこいって感じですかね。


なんか急に不安になってきた。。。




…のを吹き飛ばすためにまたGlee鑑賞。感傷。


たびたび思っていたのだけど、メインキャラのひとり、KurtのパパBurtがかっこよすぎる。


Kurtはゲイの男の子で、同じGleeメンバーのFinnのことが気になっているのだけど、自分に振り向いてくれないのはわかってる。車修理をやっていてバスケやフットボールが好きないわゆる男って感じのパパにも自分のことを隠してきた。でもあるときフットボールがきっかけでパパにカミングアウト。パパは「知ってたよ」と、Kurtのことを受け入れる。


その後同じシングル同士のBurtとFinnのママがくっつくことになり、なんとKurtのうちにFinnが来て一緒に住むことになる。Kurtは大喜びだけど、Kurtの気持ちに気づいていたFinnは気まずくってしょうがない。でもBurtとFinnママはラブラブだし、同居はイヤだと言ってもきいてもらえない。それが爆発してしまうのがこのシーン。








映像めちゃくちゃ悪いですが泣けます。パパかっこよすぎる!


私なぜだかKurtとかUgly BettyMarcのキャラに泣かされるんだよねぇ… ゲイの男の子っておしゃれだからひかれるのかしらぁ。




 ■  ■  ■  ■  ■   




昨日のThanvavur話の続き。というか、観光のあと何があったか。


観光中に出くわしたツッコミどころの写真をまじえてお送りします笑




さて、観光が終わりEのおうち(Thanjavurからバスで1時間ほどの場所)に行くことになったのですが、ちょうどイトコ(?)のお姉さんがThanjavurに用事で来ているので合流して一緒に帰ろうということになりました。


お姉さんとダンナさんと合流すると、「お姉さんが今日ブレスレット買いたいって言うからジュエリーショップに行こう。15分で済むからさ」とEが言う。


「お誕生日とか何か特別なことでもあったの?」と聞くと「別にそんなことないよ」との返事。「なんとなく、なの?」と言うと「そうね」だって。


この時点で、このカップルは割と裕福なんだろうと想像。だってブレスレットだけじゃなくって、こっちの人のジュエリーって基本的にゴールドだもん。




ジュエリー戦争


バス停の目の前にあったのはFrancis Alukkasという、私は聞いたことのないお店。


南インドではタミル映画界をしょって立つ(?)俳優VijayがCMをやってるJos Alukkasというチェーン店が幅をきかせています。


バス停にデカデカとあるFrancis Alukkasの広告はVijayとJos Alukkasの店自体を隠してしまっています。なんと自信満々な


よく考えたらJoyalukkasって店もあるし…Alukkaって名前の人はみんなジュエリーショップやってるんだろうか。


私はというと、ビンボー学生なんでゴールドなんて買ったことないし、きちんとしたジュエリーショップでお買い物したこともありません。前回の写真にもあるようにみすぼらしい格好でジュエリーショップに行くなんて正直イヤなのですが、泊めてくれる人についていかないわけにもいかない笑


1日日光を浴び続けた体にやさしいACガンガンの店内。汚い格好でも私がガイコクジンなのは一目瞭然なので、店員一斉にこちらを見る笑。ダンナさまがブレスレットを見たいと言って、ジュエリーショーケースの前のイスに誘導される。


日本でもジュエリーなんて買ったことないからわからないけど、よほどおっきい買い物じゃない限り、座らないよねたぶん。こちらではショーケースの周りにイスがたくさん並べてあって、そこに座っていろいろ見せてもらうわけ。


このお店ではガキ対策も万全で、風船なんか配っちゃってました。



Thanjavurパレスで。炊き出し用の釜?けっこうちゃっちい作りで軽かった。


1分ほど待ち、担当のスタッフが来る。ブレスレットを並べるための真っ赤な布をショーケースの上に敷いて、奥に吊られているブレスレットをいくつも持ってくる。


最初はストーンのついたものがほしいわと言っていたお姉さんだけど、気に入ったものがなかったようでシンプルなチェーンにすることに。長さや、チェーンの太さをいろいろ比べて、好みのものが見つかったようす。


で、ここから。


これも日本のショップではどうなってんのかわからないけれど、インドではゴールドとシルバーの値段変動に合わせて、日に2度くらい商品の値段が変わります。店内にグラム当たりいくらですよ、と書いてあるボードがあって、それを見ながらスタッフくんがCasioの計算機で値段を打ち出す。


これにも商法があって、あるチェーン店(どこだか忘れた)は、午後何時かに値段が変わる際にも午前の値段の方がよければ顧客にそのレートで提供できる、いう約束をしているそうです。これで売り上げがのびるって言うんだから、この値段ってかなり重要な要素なんだろうね。


このお店では(タミル語に英単語がまざった説明だったからあやふやだけど)、1グラム当たりいくらで8グラムだとちょっと割引というシステムを採用しています。ちなみに昨日は24Kで1グラム当たり2600ルピー台だったみたい。この基本プライスに8パーセントだかなんだかの割引や、品質保証などいろいろオプションがつくようで、最終的なプライスはこんな感じですよ、とCasioの計算機で見せられる。


これで終了、お金払ってGo。




パレスのギャラリー。Chainese。気持ちはわからなくもない。





ではなかった


ダンナさま、ジュエリーショップスタッフ相手に、なんと値切る


お隣のJos Alukkasはこんなだよと引き合いに出し、そこをもうちょっと値切ってくれと食い下がる。


スタッフも負けずに、またイチから計算しなおして、ウチではこういうオプションをたくさんつけていてですねぇ、と説明を繰り返す。


隣でクスクスと笑う女子陣。


こうしているうちにコーヒーがふるまわれる。トルコのグランバザールに行くとティーを出されながながと販売トークが繰り広げられると聞いたことがありますが、インドのジュエリーショップでもコーヒーやらティーが出ます。「私コーヒーは飲まないの」とEが言うと、ジュースが代わりに出される。けっこうコーヒーおいしいなと思って周りを見ると、ちゃんとしたエスプレッソマシーン使ってましたねぇ。さすが、金使ってもらうためにそれなりのサービス提供してますね。


談笑しつつnegotiationが続く。


ダンナさま、ついに席を立ち、「Final priceを提示してくれ。じゃなきゃJos Alukkasに行くから。」きましたねー。キメ台詞


そこでスタッフくんも「上の者」だかなんだかに話をしに走る。


その間もCasioでカチャカチャ計算して納得のいかない感じのダンナさま。


スタッフくん戻ってきて、Final priceをオファー。ダンナさま、ようやく納得した様子。





パレスにあったライフル(?)なんだか頼りない感じです。


ヒマな私は店内を見回してましたが、気がついたのはスタッフが全員男の人ということ。前に入った(それも付き添いだけど)お店でも、男性スタッフの方が多かった気がするなぁ。女の子はシルバーとかピアスのセクションにいたけど、ゴールドんとこは男性だけだったかも。Nilakottaiの小さなショップも男性スタッフ(つかここの場合オッサン)のみ。


確かに、こういうnegotiationは男性の方が得意かもしれないね。男性が相手だったら女性客が値切りづらいというのもあるのかも。女性客をおだてるのも男性の方が得意だったりして笑


まぁ、結局15分が45分になりましたがお姉さんも満足した様子。




パレスとお寺をつないでいる秘密の通路はトイレのにおいとおねずの声が…
秘密どころか他の人は使いたくないと思う。





車をバス停にとめてあるからと言うのでついていくと、なんとお姉さんの赤ん坊がおばあちゃんと待っている…。


いや、お買い物はいいけどさ。生後2ヶ月の子どもを置いてジュエリーショッピングはないんじゃない?と思ってしまった。





米で作ったRajaの顔。昔のアスキーアートみたいな?


なんだかんだでEのおうちについたわけなんですが、「村」と彼女が言うわりには、周りのおうちも整然としていて、道も舗装されてるし、銀行もふたつあったりなんかして、私の慣れてる「村」とはちょっとちがう感じ。静かだし


おもしろかったのは、多くのおうちで玄関先のポーチに当たる部分に柱がいくつも立っていたこと。写真撮らなかったんだけど、あのへんのおうちの典型的なスタイルなのかもね。



立派なモノのついているライオンさんとついていないトラさん


おいしいIdlyをごちそうになり、テレビ鑑賞。


タミルナドゥ版Who Wants to Be a Millionaire/ミリオネアであるNeengalum Vellam Oru Kodi歯みがき粉プリンスSuriyaが司会をつとめています。


つかコイツ、話がなげーーーーー


タミル語で何を言っているのかわからないけど、自分の撮影エピソードなど、主役のクイズ参加者をさしおいてうだうだううだうだうだうだと話しまくる。


クイズをやってくれ


でもクイズ自体はSuriyaが一応英語で問題を読むし、テロップも出るので答えを考えるのには参加できるかな。答えわかんないようなのばっかりだけど(それはSlumdog Millionaireの設問も一緒だったけどね)




チケット販売はStopedされますよ


と、半ばムカつきながら見ているとEが「いつも何時に寝るの?」と聞いてくる。


こっちの人たちは基本早寝なのを知っているので「日に寄るかなぁ。11時とか(ホントは12時か1時)」と言うと、


「ベッドの用意をするから、15分くらいで寝よう」


いや、まだ9時台ですよ…。。。健康的だ。


でも次の日Eはテスト前の講習に参加するから、私に合わせて起きててもらうなんてトンデモナイ。ということで、10時就寝。


天井でくるくる回るファンを見ながら「停電するかなぁ」と聞くと、


停電したらうちわ使おうね」と返答。


…で、ですよね。




それは、鳥のフンなんですか?!


しっかし、寝られなかった


人のウチということでやっぱり緊張してしまうのか、ベッドフレームにpaiを敷いただけなので寝づらいのか、蚊のせいなのか、わからないけど。


なぜか夢の中でEに合わせてテスト勉強をしている自分。これは夢、自分のテストは終わったんだから、と言い聞かせるけどなんかダメ。先学期習ったことが頭の中をぐるぐるぐる。。。


そばに置いた携帯電話の時間をチェックするも、2時、4時、5時…。




パレスのハチの巣。でかすぎだろ。


「ミワ、起きて」


とEに言われてハッと目を開けると朝。7時前。全然寝てないじゃんね…。


「水浴びして歯を磨いて」と言われるも、昨日Eんちは青空おふろだと発覚し(それはいいんだけど)隣人のガキが屋上でバドミントンしてたので「ちょっと寒いからいいや。昨日あびたし苦笑」と言ってお断りする。




5人のこびと。5人ばやし。


「うちの村にもお寺が3つあるのよ」と言うので、完成間近の新しいお寺に行くことに。


やっぱし「村」レベルにしてはかなーり立派なお寺。Pillaiyar(ガネーシャ)神をまつっています。6月に完成した際には大きなお祝いセレモニーをやるそうで、早々とお誘いいただきましたが…来られるかな。





海があるわけでもないのになぜかクジラの骨が展示されている



9時から講習があるというEと一緒におうちを8時すぎに出発。私が来たルート(Dindigul - Tricy -Thanjavur New Bus Stand - Thanjavur Old Bus Stand - Eの村)を逆にたどり、Eはその途中の大学で降車するということになったのだけれど、村の前を通るはずのバスがぜーんぜん来ない。「いつもは来るんだけど」とEも心配そう。


チャリンコでバス停の前を2回通ったEのおじさんが「まな来ないのか」と心配して、近くの町(バスがもっとたくさん通っている)まで連れて行ってくれることに。バイク3ケツ。


町に着くとすぐ、Trichy行きのバスが来る。メチャ混み。


Eが「次のにしよう」と言うけどおじさんが「これに乗って」とうながす。乗車しようとしたとき、次のバスが。


なんとこのバス、チェンナイとPalaniというところを結んでいる長距離バスで、この町からDindigulまで乗り換えなしで行けるとのこと昨日に続きバスではツイてる!




チェンナイ-Trichy-Dindigul-Palaniを結ぶ特別バス


途中Eが降車し、またひとりバス旅。


やっぱり私のようなガイコクジンは男性の隣に座っても許されるようなのでオッサンの隣に小さくなって座る。


ガンガン飛ばす運転手氏。これで早くDindigulに着いたらそのあとNilakottaiにもすぐ行けるじゃん!と思う。100ルピーも払ったんだし、スピードもサービスのうちかしら。


と、思ったのに、なぜか途中Trichyで1時間も休憩!!!


すぐ運転手氏が戻ってくるかと思って待ってたのに。こんなんだったら、乗り換えてもっと早く行けたよねぇ。。。


まぁ、どうにかこうにかDindigulには5時間後の14時到着。Nilakottai行きに乗り換えて、15時に到着。スウェーデンから帰ってきたばかりで疲れて寝てるかと思ったCはフツーに仕事してました笑 


たかが5時間のバスでブーブー言う私。そんなタフさがほしいわぁ。





 ■  ■  ■  ■  ■   






ということで旅の終わりはNilakottaiでPのお手製ドーサイをお腹いっぱい食べるといういつものお休みのような感じだったのでした。



武器を保管するタワー。天井には武器を吊る下げるフックがたくさん。
でも戦時に9階まであのせまーい階段を昇って武器を取りにいく時間があるのだろうか。


Thanjavur小話。


この武器保管タワー(Bell Tower)に行く前に、Eが「前に来たときはWatch Towerは上まで昇れたんだけど、Bell Towerは全面封鎖だったの」というので昇れないのかなと思っていたのだけど、行ってみたら途中までは上がれるとのコト。


その入り口でオバちゃんが手招いているので、他の観光客が一緒に行きましょうと言っているのかと思ったら、このオバちゃん他に連れはいないし、なんか変な感じ。


階段でも私たちにびっちりついてくる感じ。


各階でいろいろ説明してくる感じ。


イヤな予感がする


私ここで働いてるのよ


と言うオバちゃん。やっぱりね。


インドだけではないけれど、観光客目当てにガイドのふりをして最後にお金をせびる地元の人って多いよね。さっきから頻出のSlumdog Millionaireでも主人公がTaj Mahalでガイドのフリをしてメチャクチャな説明をするってシーンがあります。別に大した額じゃないにしても、気分が悪い。


いやぁ、変なのにつかまっちゃった。


と思ってEに「さっさと逃げよう」と言おうと思ったのだけど、オバちゃんが熱心にEに説明をしていて、Eも私に全部訳してくれるので言うチャンスがなかなかない。




いちばん左。セクハラだろ。


結局のぼれる一番上の階までオバちゃん同行。そこで、別の観光客にも声をかけるオバちゃん。今がチャンス!逃げちゃおう!


と思ったのにまた現れるオバちゃん。


そのまま一緒に階段を降りることに。。。


たぶんEはこういう「カモ」になったことがないからわからないのかも…と思ったので、仕方ないなぁと、お財布に手をのばし、オバちゃんが見えないうちに小額のルピーをポケットに用意しようと準備。






こんな風に世界遺産(の一部)で遊べるのもインドだから?


ところが。


階段を降りて中庭に続く通路に来たところで、オバちゃんがすぅっといなくなってしまったのです。


また階段をのぼったのか、別の場所に行ったのか、わからないです。


いつお金のことを言われるかと心の準備をしていた私。


オバちゃんがいなくなってしまって、お財布に手をかけていた自分がすっごく恥ずかしくなりました


いつもこういうエセガイドにダマされていたのは確かだけど、いろいろなことをたくさん教えてくれたオバちゃんを疎ましいと思って、ろくに話も聞かなくって早くお金だけ渡して次の場所に行こう、とまで考えていたんです。


オバちゃんは、ホントに、親切で私たちに説明してくれてたんだね。Eに私がどこから来たのと聞いていたのも、観光客かどうかを確かめていたんじゃなくって、ホントに興味で聞いてくれてたんだね。


それなのに、自分は…。


ホント、恥ずかしいです。


インドの観光地にも、いい人たちはいるんだよね。


(注:全てのガイドがエセというわけではないんです。お金を払う価値のある、知識をたくさん持ったガイドもたくさんいます。でも私たちにはその人が認められてるガイドかどうか、知識経験のあるガイドかどうか、いくらくらい払うのが相場なのか、そう言ったことがすぐにわからないでしょう?だから観光地では常に気をつけたほうがいいです)




お風呂排水溝


Nandiが15日に一度なのに対し、シヴァ神は1日に2回もバスタイムがあるんだってさ。


お寺の脇に排水溝がついてます。その下にいる彼、日本で言うあまのじゃく(天邪鬼:四天王とかにふんずけられてる鬼)なのかもしれないけど、なんかカワイイ。





 ■  ■  ■  ■  ■   




明日はMaduraiにいってきまーす。







2012年5月18日金曜日

Short and Sweet Summer Break Day 5&6 - World Heritage Thanjavur!

こんばんワニ。


足が筋肉痛。

そしてお腹がいっぱい…ヤバい。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  





前回のポストの予告どおり、世界遺産を観にいってきました

世界遺産と名のつくものはとりあえず行ってみたい自分。

と言っても自然遺産より文化遺産派だけどね。

インドの世界遺産は今までに

カルナータカのHampi
タミルナドゥのMahabalipuram
マハラシュトラのElloraAjanta

に行っています。

ElloraとAjantaは以前にもきいたことがあるからぜひ行ってみたくて、インターンシップをしているときに無理矢理予定を詰めこんでいったのでした…とてもステキだった。

他の遺跡なんてスタディツアーの関係で行くことになっただけで、行く前はきいたこともなかったんだよね汗 けど、本当に行ってよかったと心から思う。どちらも遺跡があちこちに点々とあり、広いところをまわるって感じでね。インドらしく、世界遺産なのにあまり整備されてないところも、なんていうか、まぁ、いいんじゃないと思う笑(Mahabalipuramの海岸沿いのお寺なんて潮風で傷みがはげしいらしいのに、なんかあんまり守ろうぜって感じがしません

まぁ、この3ヶ所については詳細省くので、興味がある人はネットで読んでみてちょうだい。。。

あらっ!今見たら、ムンバイのCSTも世界遺産だったわ!忘れてた。Slumdog Millionaireで最後のダンスやる有名な駅ね。

で、昨日行ってきたのはタミルナドゥのThanjavurチョーラ朝時代のお寺が世界遺産登録。これも聞いたことなかった笑

休みあったらどっか行くかな~と思ってたときに、「そういえばクラスメートのEの住んでるThanjavurってお寺が多いって教授が言ってたな。どんなところだろ」と古いLonely Planetをぱらぱらめくっていたときに、「せ、世界遺産じゃん!」と気がついたのでした。しかも、行こうと決めたのは今週になってからだしね。。。

で、行こうと決めたので計画を立てる。どうやら直接バスはこのあたりからないようなので、Dindigul→Trichy(は旧称、今はTiruchirappalliというのだけど通称いまだにトリッチー)→Thanjavurで行かなければならない。地図見た感じ3時間くらいで行けそうじゃん?じゃぁ、9時台に施設開放になると仮定して、6時に出たらオッケーかも。あれ、なぁんだ、Trichyにもでっかいお寺があるじゃん!じゃぁ、1日目Thanjavurをくまなく見て、Trichyに戻って1泊したら次の日Trichy観光もできちゃうかも。

…とは思ったけれど、バスで20分のところに行くだけでも許可が必要なこの大学。ひとりでどこかに泊まるなんて、許されなそう。。。しかも観光だし。

ということで、「この日はNilakottaiまで戻ってきます」と許可願いに書きつつ、泊まろうかなと思ったら泊まっちゃおうという作戦に出ることにする笑 クラスメートEの名前を現地ホストと書いたこともあり、許可はあっさりおりる。

でもぶっちゃけEは他の大学でも単位をとっていてテストが来週あるのを知ってたのでたぶん会えないだろうなくらいの感じでした。行き方はきいたけど。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



昨日、結局「10時台につけばいいか」と思って6時半まで出発せず。大学の入り口まで徒歩、バス待ち、バス乗車でDindigulバス停についたのは7時15分ほど。ラッキーなことに、ちょうどTrichy行きバスが出発するところ!駆け込んでチケット購入。40ルピーくらい。けっこう、高いな。。。いっつも1時間くらいで行けるところなら10ルピーちょいだけど…ってことは、4時間くらいかかるのか?汗

余談ですが。

私のブログを読んでくださる方はもう「フツーのバスにはACなんかついてない」ということをご存知だと思います。この窓、紫外線防止加工してるのかただの色つきなのかわからないけど、車種によっては黒いガラスだったりします。でも、ACないってことは雨が降らない限りこの窓も開けてないとダメなんですね。暑すぎる。ということは、開いた窓から入る紫外線とバトルなわけです。何がいいたいかと言うと、バスの座る位置、重要なんですよね。真昼なら関係ないけど、日が昇るときしずむときは窓側はヤバいくらい暑い。

なので、バスに長時間乗るときは、行く方向を考えて、たとえば朝なら東の窓側に座らないほうがいいですね。もちろん通路側ならカンケーないけど、どうせ長い時間バスに乗ってるんだったら景色みたいでしょ

ということで私も昨日は進行方向が北だったのでバスの左側(西)に座りました。

Thanjavurに住んでいるEに「今日行くから、ヒマあったらランチでもしよ~」とSMSを送信。返事なし。

PitbullのPlanet PitをWalkmanでガンガンに流して気分をあげる。しかし…つかないな…うとうと。。。。

Trichy到着、約2時間半後の9時40分。

この時点で「3時間で着くだろう」予想はあっさり崩れる。

バスを飛び降りて「Thanjavurのバスどこですか」と聞くと、通常1時間半かかるそうなのだけどこれまたいいタイミングで「エクスプレス」が出発するところ。バス待ちゼロなんて、ついてる!

ここで、Eから着信と山のようなSMSがあったことに気がつく。「誰と来るの?」「いつ来るの?」「電話出て」「どうしたの?」…スミマセン。。。

なので「今日これから行くけど、勉強もあるだろうし、時間あったらでいいよ」と言ったのだけど

テストまでまだ3日あるし、大丈夫。Thanjavurでのお休みを満喫できるようヘルプに行くから」とまぁ、なんといい子じゃないですか。←そんなに仲いいわけじゃないのに。。。

Thanjavur到着、1時間半後の11時15分。。。エクスプレスじゃないじゃんね。。。

Thanvjavurの観光スポットはぶっちゃけ二つしかないのですが、バス停の近くにどちらもあり、徒歩圏内です。しかし、私がおろされたのは郊外に作られたNew Bus Stand。遺跡に行くにはOld Bus Standに行かなくてはなりません。ということで、本日3本目のバス。ローカルバスに乗り込み、Old Bus Standまで移動。平日の昼とは思えないほど道が混んでいて、2.5キロなのだけどやたら時間がかかる。

でもEも実はThanjavurではなくバスで1時間離れたところに住んでいるので(そっからわざわざ来てくれる)、到着時間は結局同じくらいになりました。

まず朝ごはんろくに食べずに飛び出してきたので、お腹ペコペコの私。ランチをまずとることに。今までからみも少なかったEなので「勉強どう?」などいろいろ質問してみる。で、言いづらかったのだけど「今日Nilakottaiにこのあと行こうと思ってるから夕方には出ないとダメかな。けっこう時間かかるもんね…」と切り出すと、

何言ってるの!今日は私んとこ泊まって!

…ハイ?

「朝からずっとバスでしょう?今日中に帰るなんて疲れちゃってムリよ。明日の朝帰ればいいじゃない」

…実はこの時点でTrichy観光はまた別の機会にしようと思っていたし、移動5時間はやっぱし、ホントにキツかった。なので、お言葉に甘えて泊まってしまうことに。。。(人んち泊まるの苦手だったんだけど、最近克服したかもね。なんたって3ヶ月人んち寝泊りしてたし。。。)

そんな会話の中で、教授の言ったとおりThanjavurにはたくさんのお寺があり、総数6,000ということも知りました。マジか!!多すぎだろ。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



お昼の間は世界遺産のBrihadishwara Temple and Fortが閉まってしまうそうなので、まずはもうひとつの観光スポットThanjavur Royal Palace & Museumsに行くことに。実はこっちも、メインのパレス部分はランチ休憩あり笑 

Lonely Planetによると、このパレスは1550年ころにマドゥライNayak(王様)たちによって作られたものですが、17~19世紀にThanjavurで栄えたMarathi語(マハラシュトラの言葉)の王国(Thanjavur Marathi Kingdom)も改築に関わったようです。

まずランチ中もあいてるWatch Towerへ。ほそーいらせん階段を恐る恐る登っていく。



下の階から見上げているガキ


前はいちばん上まで行けたのに今はコンクリ固め。。。


おそろしい階段 ひとりずつしか昇り降りできない
眺めはこんな感じ。

外からみたWatch Tower私たちは5階くらいまで行ったのかな?



14時にパレスの中に入れるというのでそれまで他の施設へ。全部別料金になっているのは私たちのようにランチタイムを知らない人からぼったくるのが理由だと思う…と、どうしても思ってしまう自分がいる。




くだらないミュージアムで唯一、ほしいと思ったもの。Raja(王様)の靴


いつもインドのミュージアムで思うのは、ちゃんと管理すればもっといい施設になるのに、ということ。日本のミュージアムが特別展で出すのに大金積んで借りるようなすばらしいアイテムの数々が、ほこりと色あせでカワイソウな感じになって、ドサっと乱雑に置いてある、というのがインドのミュージアムの常。もったいないわぁ。ちゃんと保存する気、あるぅ?




この部屋がなんなのかわからずじまいでした。


Rajaの玉座。なんか、さみしい。。。


アーチがきれいな中庭もアイスのゴミだらけ


Durbar Hall…かな?王様が謁見したところ


鮮やかな色彩がほどこされたホール。真ん中に王様が座ったんですって。写真には見えませんがこの左側から下をのぞくところがあって、王様のヒミツの通路が見られます。6キロに及ぶ長いもので、パレスとお寺をつないでいたらしい。




写真ではわからないけどホントきれいだった


中には色をつけていないところも。こっちの方が私は好きだな


ホールの脇。石像がたくさん並べてあります。ヒヤッとした石の感じがうれしい


マジ、こんなの日本の美術館じゃなかなか見られないよね。外にむき出しだけどさ。。。


インドの仏像。


さっきの反対方向から


さて、こちらがメインのパレス部分。Bell Tower(?)に登ってみる。これまたほそーい階段で、途中まで登るのが可能。こちらは武器を保管した場所だそうです。




アートギャラリーの中もキレイに彩られてる


ブロンズコレクションもなかなか…でもディスプレイがね。


ステキでしょう?



 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  




さてさて、パレスの観光も終わり、本日のメインBrihadishwara Templeへ。途中休憩してりんごジュースをガブ飲み。この日の気温、かなりありました。地元のEも今日は暑いねと言っていたくらい。


Brihadishwara Templeは1010年にチョーラ朝帝国を築いたRaja Rajaが作った、シヴァ神をまつるお寺です。(そういえばなんとなくくせでヒンドゥ教のPlace of worshipはお寺と言っているけれど、神様だったら神社じゃんね?)チョーラの寺院建築様式のお手本というかいちばん有名なものとして認知されているようで、地元ではThe Big Templeと呼ばれているのだそう。



ひとつ目の門。お堀(?)に囲まれていて要塞みたい




ふたつ目の門。両脇に神様が従えているのは阿吽の像みたいよね。


インド仁王。ちとかわいい。


このふたつ目の門以降は靴を脱がなくちゃいけません。ハンピに行ったとき遺跡のすばらしさと同じくらい耐え難い石の暑さにげんなりしていたのですが、夕方前だし人が歩くところにずぅっと麻袋が並べてあったので助かりました。巡礼者想いね(観光客想い?)。


あっちなみにこのお寺に入るのは無料でした。日本だと著名なお寺に入るのにいちいち500円とかかかるけどね。本当に毎日お祈りにやってくる人が多いからなのかも。




ナンディ


このナンディというウシさんはシヴァ神のお寺には必ず寺院のほうを向いて座っているそう。このバカでかいナンディは3メートルの高さがあり25トンの一つ岩でできているのですが、成長しているというウワサがあるそうです。台座にひびはいってたから、ウソでもないかも(?)。


15日に一度この像を「洗う」というセレモニーがあり、そのたびに多くの人が訪れるんだって。ミルクやサンダルウッドの入った10種類以上もの液体で洗い、お花やサンダルで「メイクアップ」するというもの。何時間もかかるんだってさ。


ナンディを見たあとにメインのお寺へ。お寺によってはヒンドゥ教徒でないと入ってはいけないというところも多いのだけど、ここは特にそういった制限はないようでした。


でも入ってみてびっくり。列が、動かん。。。。5分くらいでちゃちゃっと終わって出てこられるかと思ったけど、人がぎゅうぎゅうに並んでいる中で汗をかきかき、のろのろ~っと動いていたのでかなり精神的力が試されたかも。途中でなんか無性に泣きたくなったし笑 だって岩盤欲みたいに汗が出て腕がピカピカしてるんだもん。神様のパワーかなぁ。


ご神体(?)はシヴァ神の像ではなくってシヴァ神を意味する黒い石柱、リンガでした。


えっ?今回もちゃんとついてきましたけど?


人の大きさを見ればこの建物の大きさがわかる


エジプトのピラミッドと同じように、一体全体どーやって石を運んだのかというのは研究者や数学者の興味の的だそうで。だって一番上のとこなんかこれまたひとつの岩からできてるそうだけど、66メートルの高さだよ。ゾウさんがかりだされ、遠いところから下に何かしいて持ってきたということなんだけど、あそこまで持ち上げるのはどうやったんだろ。



お寺を囲う塀の内側にはこんな鮮やかな絵柄が。


メインのお寺以外にも敷地内にはシヴァ神の子どもたちをまつるお寺などがあります


夕陽を背に浴びて


ヘビの女神様?結婚運を上げてくれるらしい


自分でも認めるのはいやだけど、汚らしい観光客のようだ。


断っておきますけど、首に巻いてるのはタオルじゃないですからね




これまたカワイソウなプレートですが、世界遺産の証拠!



いやぁ、もう、ホントステキでした。マドゥライのMeenakshi Templeのようにド派手に彩られた寺院もタミルナドゥっぽくて好きだけれど、色のついていないものは彫刻の美しさにかかってるから、それがわかるこのBig Templeにはホントうっとりしてしまいました。さすが世界に認められた遺産ですよねぇ。1日見てても飽きないと思う。



 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



さぁてそんな観光も終わり、Eのおうちに行くことに。

ところが親戚のお姉さんが加わり、ジュエリーショップに寄り道

今日は疲れたのでここまでー。