2012年10月31日水曜日

Festive Blast! (3) 悪と無知をやっつける

こんばんワニ。

朝顔のシーズンは終わってしまったけど


悪と無知をやっつけるために


特別な日にDeepam(陶器の小さなオイルランプ:参考)をともすのは神聖なイベントである。
闇を消滅させ、悪い力を家から追い出すからだ。
そしてと輝きと光を家にもたらす。

Kuthuvillaku(スタンド型オイルランプ:参考)は5つの「くち」を備えている。
それぞれに火をともすのはとても重要な意味合いを持つ。

ひとりでひとつの口に火をともしたら、自分にしかいいことは起こらない。
ふたりでともしたら、家族間の理解を深め絆を強める。
3人でともすのであれば家族に
4人なら家に富をもたらす。
5人で同時にともすならもっとたくさんの富が。

Deepamを寺院の中心Sanctumでともすのなら自分のオイルを持ってくること。
ほかの人のオイルを使ってはいけない。
同様に、自分のマッチを使うこと。

もし自分のランプをともすのに他の人の力を借りてしまうとその人の不運を背負うことになる。
そして自分の幸運はその人に。

南を向いてDeepamをともすとたくさんの富がもたらされ、結婚や学問の障害を打破し、和やかな人生を送れるようになる。
北を向いてともすのはタブーである。

[ほほう。。。テスト前に買っとくんだった。]

伝統的に、モラルの低い女性、夫と別居している女性、生理中の女性、そして未亡人はDeepamに火をともさないように、と言われている。
仮に彼女たちがDeepamを使ってもいいことは起こらない。

[ブーブー。いっつもそうやって女性を差別する。]

めじめでやさしい伴侶を探している若い女性、就職活動中の人、家族の健康を願う人、そし親孝行をしたい人はDeepamを夕方にともす。
Mahalakshmiという神様が願いをかなえてくれる。

[よっしゃ、Deepam買うっきゃない!]

家族の健康と繁栄を願うなら、家の女性がKuthuvillakuを朝と晩ともすこと。

Kuthuvillakuを朝3時から5時の間にともせば神の祝福を受けられる。
Kuthuvillakuは三位一体を表している。BrahamaVishunu、そしてShiva
大きな器はBrahmaを、中心の部分はVishunu、そしてオイルやギー(液体状バター。燃料としても使う)の受け皿はShivaを表し、上の部分はMaheswaren、一番先の部分はSadhasivanの象徴だ(参考)。

[「三」位一体だけじゃないじゃんね?]

家殻悪と無知を打破し、家族の心にに精神的な光をともすというのがDeepamやKuthuvillakuを使う目的。
この光に向かい、私たちの家と私たちの周りの人たちに平和をもたらそうではありませんか。



疲れた。。。

My Love and Hate Relationship with COCONUT



以前から何度か書いているような気がしますが、自分はココナッツが大好きです。

ココナッツが使われたお菓子、料理、とびつきます。

先日クラスメートKが「ココナッツ持ってくるよ」と言う。

いやでも、ココナッツ切るような大きい包丁やナイフ、ナタはないんだよ…と言ったのだけど

「大丈夫、教えるから」とのこと。

昨日、でっかいココナッツをかばんから取り出すK。

「で、でかい…で、どうやって切るの?」

そのへんで。床とか、石とか

「…!?」

まぁ、とりあえず、部屋に戻ってやってみることに。

まずは圧力鍋のふちに打ちつける。→大事な鍋にキズが!!

次に窓枠の手前スペースに打ち付ける→壁にキズが

か、かたい。。。

ということで昨日はあきらめる。

今日、ブラックコーヒーを淹れていて、以前に甘くしたブラックコーヒーとココナッツフレークをまぜた友人の特別コーヒーを思い出し(めちゃくちゃうまい)、再度チャレンジ。

部屋にある石(ドアを押さえるのに以前使っていた)を持ってガツンとやってみる。

石器時代!

われない。。。

次にスクリュードライバーをあてて石でこんこんやってみる。

穴さえあかない。キズがついただけ。

そうこうしているうちに肩が痛くなったのであきらめる。

…と、思ったけど、どうせはじめたし、と思って寮の友人にたずねる。

「簡単よー!」という彼女。

どうやってやるのかと思ったら「床にうちつければいいのよ

…やっぱし…

そして細身の彼女がガツンと一打ち床に。

「あぁ、もう割れそう。あれ、中のジュースは出してなかったの」

というのであわててお皿を用意。

彼女いわく、ココナッツの頭に三箇所少しやわらかいところがあるので、そこにナイフをつっこんでまず中のジュースをとりだすのだそう。そのあとガツンとやって割ればジュースはムダにならないと。

なるほど。

あと一打ちでココナッツはまっぷたつに。私の石とスクリュードライバーも多少はダメージを与えていたんだろうか

そして「ジュースおいしいわよ」と颯爽と彼女は出ていきました。

んで、Kにもらったココナッツグラインダ(イガイガがついたスプーン状のもの)でココナッツフレークを準備。コーヒーに投入。うまい!

これで、大好きだけど切れないなら買えないなと思っていたココナッツにも手が出そう。

これはでっかいココナッツなので今日のご飯にも使ってみようと思います。さて、何作ろうかな。


1日延期したテストは明日から。





2012年10月30日火曜日

Festive Blast! (2) 食事がなくちゃお祭りは始まらない

きれいなピンク

こんばんワニ。

前回に引き続きThe Hindu祝日記事です。

眠いのでさっそく本題に。笑



食事がなくちゃお祭りは始まらない


女性は生まれてから死ぬまでいろいろな役割を演じる。

台所では女性はコック。
腕のいいコックは食べる人の好みに合わせて調理をする。

女性たちは常にカンペキな食事を家族に用意するようにというプレッシャーを抱えている。
その一方で、男性のハートをつかむにはまずお腹からということも心得ている。

アラブの人びとははさらに
女性はまず顔で夫を抱き、
次にお腹を抱き
最後にSheb-sheb(木製のスリッパ)の助けを得る
と言うそうだ。

[いいですね~。女性が虐げられているイメージのあるアラブの国でも強い女性はスリッパでひっぱたくんですかね]

花嫁修業に料理の心得、というのは昔からいわれていることだ。
こういったことを理解している夫婦は
朝ごはんを食べたらランチのメニュー決め
ランチを食べるときには夕飯のメニュー決め
といった具合である。

[わかる~。友人の家でもごはんが終わったと思ったら次の食事の準備始めるもん笑]

夫は妻がおいしい食事を作る努力を惜しまないよう、
料理への賞賛を忘れない。

だが男性の中には、女性が自分の料理の腕に満足しないよう
料理に文句をつけるのも大事だと考えている人もいる。

でも非難で料理がうまくなるならものは愛でもうまくなる。

中世インドに、
自分のハーレムに住んでいる妻たちに
毎日ローストしたクジャクを調理してもらっている王がいた。大きなお皿に盛って。

クジャクの中にはガチョウが詰められていた。
ガチョウの中にはオンドリ
オンドリの中にはカモ
オンドリの中にはヤマウズラ
ヤマウズラの中にはウズラ
そのウズラの中にはオリーブが詰められていた。

王はそのオリーブを手にとってゆっくり食べた。
ウズラ、ヤマウズラ、カモ、オンドリ、ガチョウ、そしてクジャクの層のおりなす風味を味わった。
そして、鳥肉はハーレムの妻たちに返した。

すてきなラブストーリーではないだろうか?

[…はっ?どのへんがラブストーリー?]

この国では料理はいく人かが集まってやることも多い。
拡大家族のおかげで、他国文化の影響もあるのだが、この料理文化はまだ存在している。
母、娘、姉妹、従姉妹、そして友人が集まって、キッチンに座り込んでメニューを決める。
そしてみんなで調理する。

家族のお祝いだとか集まりのある特別なときには
食事を催すホストも親戚や友人の助けをかりることができる。
1日-2日前から準備することもある。

結婚式、宗教行事、新しい友人ができたとき、ほかのお祝い、そして誰かの死のときまで。
人びとと食事は切り離せない。

こうした特別な行事のときに女性は
時節に合った特別な料理だとか、得意料理をふるまう。
こうした料理が入っていないと、悪いうわさが立ってしまうのだ。

そう、インドではみんなゴシップやこういった非難のまなざしを恐れているのだ

[なるほどね…]

2012年10月28日日曜日

Festive Blast! (1) 食事は教師

こんばんワニ。

コスモス?


来週の水曜から今学期最後の定期テストCFAがはじまります。
1週間はさんで11月中盤から期末テストESE
祝日のあとでやる気ゼロですが、がんばります。

学期末にさしかかりテスト勉強や課題に終われているので
これから1ヶ月ちょいネタが少なくなりそうです。

今日から(たぶんシリーズで)、
やたらとThe Hindu(新聞)に最近入っている別紙の
Festival特集の記事を紹介しようと思います。

10月11月というのは今週あったような祝日もあり、Deepavaliもあり
12月に入ればクリスマスもあるし。祝日ラッシュなんですね。

Deepavaliには新しい服を買うという習慣があり
それに合わせてお店もバーゲンをやっているので
こういった祝日特集別紙というのは実は新聞が広告費用をがっつり儲ける
というためにやってるんだと思います。
(実際、別紙の半分以上は広告。)

まぁでもこの別紙、
おもしろい記事もあるし、この前おんなじ記事のせてたよな…というものもあり、
まぁ、内容はまぁまぁなんですね。


ということで第1回:Food is a good teacher

衣食住はヒトにとって基本的かつ最低限必要なものである。
この3つの中で、私たちは特に食を重要視することが多い。

Sastra(論)によると、
ヨギ(ヨガマスター)は1日一度の食事で長生きする。
1日二度食事をとる人は喜びに満ちまた長い人生を送ることができる。
1日三度食事をする人は病気にかかり病んだ生活を送る。

東を向いて食事をすると長生き。
西を向いて食事をすると有名になって輝かしい生活を送る。
南を向いて食事をすると富に恵まれる。
東を向いて食事をすると前向きになれる。

ごちそうを用意して人を招く場合には
招く人、招かれる人、
どちらもSastraの教えを守らなくてはいけない。

日曜に食事に呼ばれると
終わりのない悲惨な生活にさいなまれ、食事に呼んでくれた人との関係も壊れてしまう。
月曜に催す食事はいい関係を作る。
火曜日の食事はこれまた終わりのないトラブルのもと。
水曜の食事は健康と富を招く。
木曜日の食事は敵対関係を作り出す。
金曜日の食事は誤解を解きよい関係をつくるきっかけに。
そして土曜日の食事は皆にいいことをもたらす。
月曜、水曜、金曜、土曜の食事はホスト・ゲスト共に富を受けるきっかけを作る。

バナナの葉にのせられた食事は
最初のメニューからデザートまで
神様の化身だといってもよい。

5つの野菜でできたAviyalはヒトの五感を抑制するということの象徴。
マメと野菜のKoottuは神への献身が日々高まるようにとの願いがこめられている。
ピクルスは葉っぱの端にのせられる。
怒りも心の端においやって抑えるようにという意味だ。
Vadaiなど揚げ物アイテムは、揚げている間に大きな音をうみだす。
でもそのあとには沈黙が。
同じように、神と一体になる前にヒトは怒りや憎しみを感じるが
そののちには静けさを感じるようになる。

丸いお菓子LadduはたくさんのヒヨコマメBundiからできている。
この世界で私たちは長く生きていかなければならない。
ひとつひとつのBundiは似たような味。
同じように、ヒトはみんな平等に扱われなければならないのだ。
Ghee(バター)は食事の苦味を軽減してくれる。
いい考えが悪い考えを中和してくれるように。
Sambar(さらっとしたカレー)はご飯と一緒だとおいしい。
私たちもいい考えを持ち平和に生きるべきなのだ。
ご飯は平和、Sambarはいい考えを象徴している。

Rasam(タマリンドを使ったすっぱい汁物)は辛い。
神と一体になるには困難がつきものということだ。
Appalam(うすいクラッカー)が小さく砕けるように
私たちの悪い考えも壊していかなければいけない。
Buttermilk(水っぽいヨーグルト)はすっぱい。
同じように、神との一体化を成し遂げると過去の人生が酸っぱいものに感じるものだ。

こうした料理を楽しみ、最後に待っているのがPayasam(甘いお粥状のデザート)。
輪廻から解き放たれたヒトを象徴している。

食事をするときにはこうした象徴、意味を思い出さなければいけない。
悪い考えがしのびよっているのなら、追い払おう。


いやぁ、深いね







2012年10月26日金曜日

Vijayathasami 収穫!

おはよウナギ。


何の花でしょう

前回のポストは10月23日Ayudha Pujaについて、でした。明くる24日はVijayathasami/Vijaya Dasamiという祝日で連休でした。

去年のポストで悪魔をやっつけてどうのこうのというのはどちらかと言うとこのVijayathasamiに関わっているようです。

VijayathasamiはDussehraとかNavratriなどともよばれヒンドゥ教にとってメジャーなお祭りのひとつ。インドだけじゃなくってネパールやバングラデシュでももちろんお祝いがあります。

ラーマーヤナのラーマがRavanaという悪魔をやっつけたのと、Durgaという女神がMahishasurをやっつけたのと、どっちもお祝いしているみたいです。去年は女神の名前をChamundeswariとしていますがこれはMysoreで訪れたお寺の神様Samundeeswariのこと。Durga = Chamundeswari = Samundeeswari って感じですかね…わかりづらい。

ベンガルではこの日はDurga Pujaとして盛大に行われ特にコルカタ(変換したらこる肩って出るんだけど…苦笑)のお祭りは有名です。たぶん。Bollywood映画でこのお祭りがからんでいるものを最近観たのでそう思ってます。。。

実はこの日はNavratriの10日目。9日目(Ayudha Puja)にキレイにした道具を10日目からまた使い始めるってわけです。んで、南インドではこのお祭りは勉学と関わっているので、この日から何かを勉強し始めるのはよいこととされているようです。

で、私は何してたかと言うと。


うりゃ!

カウンセリングクラスを一緒に受けているマニプールのS。

パッションフルーツを収穫しようとしているところ。高枝切りバサミなんてないですよ。棒にワイヤーが巻き付けてあるだけですよ。

この日は東北部の生徒や講師が(このへんの子たちと違って祝日だからって実家に帰らないので)、講師宅に集まってランチパーティーが行われました。

このへんでも書いたように、東北部の人たちは何か集まりがあるとよく私を誘ってくれるのね。私は極東部だから仲間だと思ってもらえているみたい笑

少し前にひとりの講師が最近博士号を獲得して、そのお祝いを生徒たちがやった→この日は講師のお礼という形のランチ。私はお祝いに行ってないので罪悪感あったんだけど「気にしなくていいよ~」と言われ参加。

いつも通りNon veggie(チキン、ビーフ、魚)をたくさん準備していたのだけど(当日調理担当はS。オトコノコががっつり料理しているというのは尊敬できます)、お魚カレーだけいただきました。。。


一生懸命

で、肝心のランチの風景は写真撮らなかったんだけど笑

最初の花の写真、これパッションフルーツの花なんですね。へんちくりんな形ですがいい香りがします。で、パッションフルーツを獲得しようとがんばるオトコノコたち。それと並行してオンナノコががんばっていたのはこの葉っぱ収穫。

これもパッションフルーツなんだけど、この葉っぱはさっとゆでて炒めて食べられるんだって。東北部では苦味があるのだけどここではそれもなくおいしくいただけるとのこと。

別の木にぐるぐるつたを巻き付けてなんともメーワクな感じのパッションフルーツですが、果物から葉っぱまで食べられるなんて。知らなかったー。

この収穫作業で、お腹いっぱいの体に少々運動をさせてあげられました。



2012年10月24日水曜日

Ayudha Puja 転落

ぴんボケ

こんばんワニ。

昨日、朝9時に「今日祝日になったから。」と言われました…

はぁ???

今週は火水が祝日なので月曜休みなら5連休…だったのよね。先週言ってくれれば遠出できたのに。

私は寮の子に誘われて火水で彼女のおうちを訪問する予定だったのだけど、担当講師が論文の添削やってくれなかったとかで、彼女の帰省が不可能になり、私も時間をもてあますことになってしまったわけ。

どっか行くか…と思ったけど思いつかないので、今日Pooja(神様にお祈りする儀式)やるよと言っていたのでVeelinayakenpattiの友人宅に行くことにしました。


今日はAyudha Puja/Pooja。去年もちまちま書いてますね。

今朝のThe Hinduにこの祝日について紹介されていたのでまとめてみます:


  • Ayudha Pujaは「無知の悪魔」をやっつけるのを目的に行われる
  • カラフルなKolamで玄関先を飾る
  • ココナッツやマンゴーの葉っぱ、赤白ピンクのユリで家を飾る
  • このお祝いはSaraswatiという女神にささげられる。
  • Saraswatiは学びと芸術の女神なのでAyudha Pujaの日には本や手工芸のための道具にも祈りをささげる
  • むかーしは紙ではなくヤシの葉が本として使われていたので、Ayudha Pujaの日に人びとはヤシ葉の本のほこりをはたいてきれいにしていた。レモングラスオイルは虫除けにもなるのでこうした本に塗られた。ターメリックとサンダルウッドのペーストにひたしたひもを本の上にのせるのも本への敬意を払う意味があった。
  • 手工芸の道具もきれいに洗い、油をさし、サンダルウッド、ターメリック、クムクム(赤い粉)で飾り、本の隣に置かれる。手工芸という厳密な枠組みではなくて、音楽をやる人は学期、農業をやる人は農作業用具など、自分たちの使う道具はこの日にきれいにする
  • Saraswatiが本やこうした道具に住んでいると考えられるので、ヒンドゥ教徒は決して本や道具を足で扱うことはない(ホント?)
  • SaraswatiはPayasam(ココナッツやカシューナッツなど入った甘いドリンク)が大好きなのでこのお祝いの際には他の食事とともにPayasamが捧げられる。Ghee(バター)ライス、バナナ、Betel(ビンラン)の葉などをバナナの葉にのせたお供え物は5組、7組もしくは9組作られる
  • お供え物はSaraswatiの形に並べられる。このため、Saraswatiの写真や像がお祝いの際に使われることはない(今日、使ってたけど…)。これは「知識」(何か形のあるものではなくて)が強い力を持つという意味合いがある。
  • ビジネスに関わっている人はこの日に新しい帳簿を使い始め、Saraswatiの恩恵を受けようとする。子どもや女性はSaraswariをたたえる歌を歌う。


あと、これはこのへんだけの習慣なのかもしれないけれど、毎年この日にはPepper rice(なんていうんだろう、ポン菓子みたいなお米にPottu Kadalaiとか入れたもの)を配っています。子どもが家々を周りもらっている様子はHalloweenに通じるものがあると思ってます。

それにこの日だけではなく他のメジャーなお祭りには神様にお祈りする前に家をキレイにするという習慣があるようで、今日行ったらガッツリ大掃除してました。最初手伝ってたんだけどそのうち眠くなって、家の前でグーグー寝てたら、「ミワ」とコーヒーで起こされました苦笑


今日ね…カメラ持って行くの忘れちゃったんですよね。Poojaがとってもステキだったんだけど。

祭司などいろんな仕事をやっているVeelinayakenpattiのお兄ちゃんR。今日のPoojaもRがビシっと祭司ルックでやってました。

いっつもフザけてる人で今日のPoojaも2割くらいジョークまじりでやってたんだけど、フシギと、神様にお祈りしてるのを見ると、なんかかっこいいなぁと思うんだよね。

Poojaを見るのに夢中で、あとお祈りの順番が回ってきたときにもやり方ばっかり気になっちゃったけど、まぁ、Saraswatiが私の無知の悪魔をやっつけてくれたことを祈ります。


あと、今日ね。。。

同じ村のCのうちの娘ふたりにケーキを買ったのでおうちに行ってみると、だれーもいない。2階かなと思って待ってたけどだれーもこない。

おかしいなと思いつつ(勝手に)水を飲んでいると、お母さんPが外から帰ってくる。

Akshayaが階段からおっこちたの

なんでも、てすりもなにもない階段でご飯を食べていて、そこからおっこちたんだそう。よく見たらIdlyのお皿が床におちてるし。。。

「今あっちのうちで泣いてるの」

と言うのであわてて外に出ると、お姉ちゃんのPreethiを追いかけて、泣きながらAkshayaが近所宅から出てくるところでした。

ちょっと出血したということで後頭部になにかパウダーのようなものをつけていましたが、ぷっくり腫れてるんですよ。「氷ないの?」と聞くと、こんなときに限って冷蔵庫が壊れちゃってるとのこと。

ものすっごく心配だったけど、Akshayaも泣き止んでそのうちニコニコしはじめたので大丈夫なのかなぁと思い始める。

でもその後Cとも話して、まだ痛いって言ってるしやっぱ病院行った方がいいんじゃないと言ったら、注射されて帰ってきました笑 どうってことないと言われたそうですが、頭を打っただけに(たぶん高いところから落ちてるし)心配。

というのも、私も小さいとき家の柵みたいなところに登っていたときに頭から落ちたことがあるんです。落ちてすぐなんか意識が朦朧となりながら泣いて玄関に向かったこと、暗い病院に行ったこと(たぶん夜だった)、なんか高そうなジュースを飲ませてもらったこと、は覚えてるんだけど、あとのことは記憶の彼方。でもそのうち後遺症でクレイジーになるんじゃないかしらとかって思うんですよね…Not yet...not yet.



2012年10月21日日曜日

Gem n Natham ステキな出会い

おはよウナギ。


先日停電が短くなったんだよねと書きましたがその理由がわかりました。

JICA様の話のときチェンナイは1時間しか停電ないんだよと書いたんですが、
実はそのあとチェンナイの停電時間を2時間に延長することになったのだそう。

この1時間のおかげでタミルナドゥ全域の停電時間がカナーリ短くなる
これでチェンナイでどんだけ電気消費してるかわかりますよね。

全部電気ムダ使いとは言わないけど、
ショッピングモールのACやらライトやら、減らせる消費量もあると思う


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 


タッカーリ!

あいかわらず簡単なものしか作ってなかった私ですが。

この週、木金土とキャンパスでカレッジバザールという催し物がありました。うちの大学の周辺で活動しているSHGSelf-Help Group、自助努力グループ)を招いて彼女たちの売ってる商品を販売促進をするというもの。

MBAの生徒なんだからマーケティングのアドバイスをするといいね!とかって教授に言われてたのに、なぜかうちの学科だけ事前ミーティングに呼ばれず、当日行ってみたら活動に参加するのは主に1年目の生徒だった…ということが判明して、木金授業がなかったのにこのバザールに参加するわけでもなくRoaming(授業にも参加せずほっつき歩くこと)で過ごしてしまいました。

でも一応バザールに行ったわけ。顧客としてね。

最初話を聞いたときは手づくり製品でも売ってるのかと思ったんだけど、そんなことはなくって、服とかアクセサリーとか、安いでもなく品質がよいわけでもなく、そのへんの路上で売ってそうなものばかり…でも何か買わないと申し訳ない気がして、伸びないヘアゴムとか、激安ネイルポリッシュとか、くだらないけど使うものをこまこま購入。

その際見つけたのがうすっぺらいけど162ものメニューが掲載されているタミル料理の本。一緒にいたKとなかばジョークで購入。通常30ルピーのところ本日10ルピー。

えっ?タミル語ですけど?笑

Kが「私が毎日訳してあげるからさ」と言うので、彼女の花嫁修業もかねて二人で料理宣言笑

まぁ、材料は単語見て調べればわかるけど、調理方法はさっぱりわからないので訳してもらわないとね…。ということで金曜日の午後、他にだーれもいない教室でKにいくつか訳をお願いして、とりあえず金曜の夜何か作ってみることに。

寮のオイシクナイ食事でもまぁキライではなかったトマトライス。簡単に作れるのでこれに挑戦することに。しかしここで問題が。

材料:
米、トマト、玉ねぎ、しょうが、ニンニク、青唐辛子、パッタイ、キランブ

…Kが困っている。

「パッタイとキランブ、英語でなんていうかわかんない」



ということで、大学の入り口にあるお店に二人で行ってパッタイとキランブが何であるか確かめることに。以前にヴェジビリヤーニを作ってもらったときやたら香辛料を入れていたのでそういう類かなと思ったのが当たってました。

パッタイ = シナモン
キランブ = クローブ

このへんではシナモン、クローブ、アニス、ベイリーフなどが少しずつ入った袋で購入できます。わざわざ個別で買わなくていいし、ビリヤニとかご飯系の香辛料がまとめて買えるから便利。特に私なんかひとり分しか作らないから、いっぱい買ってもムダになるだけだしね。

うちの妹ちゃんはシナモン嫌いなので、食べてもらえないと思うけど。。。

作り方:超簡単!

圧力鍋(フツーのお鍋でもOK)に油を熱し、ペースト状にしたしょうがとニンニク、切った青唐辛子(赤でもOK)、玉ねぎを炒める。なじんだら小さく切ったトマトを加え炒める。パッタイとキランブもそのへんで投入(適当)。水を入れて、お米を入れて、塩を加えて、炊く。おしまい!

私の場合は冷やご飯があったのでチャーハン状にしました。あと、食感が好きなのでマスタードシード(写真の黒いつぶつぶ)とPottu Kadalai(写真の黄色いつぶ)を投入してます。

んー、味は悪くないんだけどトマト少なかった!なんか貧相なトマトライスになっちゃった…。ホントはもっとキレイな赤になるはずです笑



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さて。昨日はNathamに行ってきました。

授業受けてるM&E(開発事業モニタリング評価)のクラス。セオリー部分が終了したので実際に事業のモニタリングか評価してくださいという課題。

これですね。私がインドにいる理由。たとえば日本で同じようなセオリーを勉強しても、じゃぁ今週末評価にいってきまーす、とはいかないじゃないですか。実地研修が大学を一歩出たところで可能になる、これがこの国で開発を勉強する強みなんです

とはいえ、タミル語が話せない私はそこらへんに行ってちょっと勉強させてくださいというわけにもいかない。と、言うことで、以前にお世話になっていた東京の団体友人Vの団体とNathamでやっていた事業を評価させてもらうことにしました。

私も日本の団体で働いていたわけだし、Nathamには思い入れがあるので主観的になりがち。でも客観的な「外部評価」の要素を取り入れたかったので、Veelinayakenpattiの友人S(現在NilakottaiNGOスタッフ)に通訳をお願いしました。

まぁ、評価の内容はまだまとめてないので差し控えますが、久しぶりにNatham行ってなんか楽しかった。団体のオフィスも私が最初に行ったとき(日本から学生さんやらを連れていったとき)とは変わっていたけど、なんとなくゆる~い生活のリズムが流れているNathamは大好き。ホームステイも一番楽しかったんだよね。ちと時間なくてホームステイ先のBのおうちには行けなかったので、また今度。


ステキ笑顔S

評価が終わってNathamの街を歩いているとお寺が見える。あーあんなとこにお寺があるよとSと話していると地元の人が「別に有名なお寺があるよ」と教えてくれる。

SがNathamに来るのは初めてだったし、私も何度か行ってるのに聞いたことないお寺だったので行ってみることに。


お寺の中から撮った

Kailasanathar Swamy TempleはNatham Kovilpattiという村にあるお寺。外から見たとき村のものにしてはサイズが大きいなと思ったけど、中がものすごくステキなお寺だったのです。

えーーーーーーー!こんなとこいっぺんも連れてきてくれなかったじゃん!と思ったくらい。


壁画

お寺の回廊の中にびっしりと描かれた何かのストーリー。タイトルだけタミル語で書いてあるのでSにも何かわからなかったのだけど。


女神様?

ヴァージンストーン

7つ並んでいるこの石、「処女の女神様」なんだそう。なかなかいいお相手にめぐりあえない女性はこの神様に祈るんだって。

Sのお姉ちゃんが最初、次が私で、最後にSね、と祈っておきました。←半ば必死。


クリスマス?

なんでこんなきれいなお寺にクリスマスライトのようなものをひっかけてるんだ!と罵倒したくなりますが、僧侶のオジさんがしぐさで「写真撮っていって」と言っているのがなんかカワイかったので許す笑


ぐるぐる

この脇のコーナーにあるいくつもの像。この周りを信者の人たちがぐるぐるお祈りしながら回っていました。


キレイ

柱にほどこされた彫刻。こういうの、すっごく大好きです<3

できたばかりのときはもっとハッキリしてたんだろうなーと想像するだけでも楽しい。


シヴァシヴァ

ご本尊(っていうんだろうか)はシヴァ神のようです。ナンディもいるしね。このお寺の特徴として、他の神様の前にもナンディが座っているというのが挙げられるそうです。なんでだろね。

10世紀とか11世紀に作られたというこのお寺。メンテがなってなくて残念という記事を読みましたが、私はこの古ーくて、素朴な感じが好きです。


さて、評価まとめしますかね。




2012年10月19日金曜日

インドナプ事情(5) オマケつき

おはよウナギ。

この色、好き!

前回のポストのおかげ…ではないと思うけど、昨日は夜停電時間が短かった!

10月に自分でご飯を作り始めてやたらと停電時間に調理してたけど(電気ある時間はパソコンに向かってるので)、昨日は明るいところで調理ができました笑


ちなみにこの調理ですが、簡単なものしか作ってないです…

でも圧力鍋様の力を借りてスピードクッキングやってます。一番作ってるのは野菜たっぷりスープ。野菜を何でも切って、dhal(マメ類)塩こしょう、その他その日の気分でスパイス入れて、加熱開始。3回ピーピーしたらおしまい。全工程20分くらい。それにパンがあれば立派な食事になるのです。

昨日は他の寮生に見てもらいつつ圧力鍋でご飯も炊いてみました。早い。でもたぶん日本のお米より「かさ」が増えるので、カップ1杯だったのに2合くらい炊いちゃったんじゃないのってくらいの量なのでどうしようと思っています。。。

今日は何食べよう」って考えるのが楽しみになってきた。

 ■  ■  ■  ■  

さて、今回もナプネタです。


ウィスパーマキシウィング


ウィスパーの夜用。このへんのお店では夜用って売ってないのだけど(昼長時間用みたいなのはある。ウィスパーウルトラクリーンとか)、この間Kannanに行ったので買ってみました。

いわゆる「薄型」ではなくフワフワした感じで、安心感はあり。

でもイラストで見るよりバック部分が小さい気がすんだよね。

これはXXLウィングです。超多い日もしくは夜用。この上、40センチのXXXLウィングというのも存在するらしい。


さて、コピーチェックです。



安全ラインが横モレをしっかり防いで、着用後もよれません

スーパーフィットクッションが体にフィット、中央でしっかり吸収して、生理中ずっと(注)清潔でドライな使い心地
注:P&Gの顧客・技術調査データによる

超ロング・ワイドバック部分が多い日も前・後ろのモレを防ぎます


まぁ、可もなく不可もなく、って感じの内容でしょうか。

ちなみに最近こっちのナプキンに多く見られるのですが、ほのかな香りがついています。脱臭消臭効果があるのかもしれませんが、肌に悪いモノを使っていませんように。


では、もうひとつ。




前に紹介してるStayfree

前回のポストではUNICEFとコラボってましたが、それは終わっちゃったみたいです。。。まぁ、10月までって書いてあったけどね。

そしたら今度はオマケつきでマーケティングってわけ。

このパッケージを購入するとClean & Clearの洗顔フォーム(15ルピー相当)が無料でついてきます!

インド、この手のオマケマーケやってるとこ、多い気がします。ビスケット買うとちっちゃなボウルがついてくるとか(ビスケットに使わねーだろ)とか、トイレクリーナーを買うと台所クリーナーがついてくるとか(代わりにトイレクリーナーを半額にしてくれ)とか。

でもパッケージに書いてあってもパッケージそのものにくっついていないこともあり、購入の際にお店の人に「この、書いてあるやつちょうだいよ」と言わないとオマケを出してくれない場合が多いです。よく見ないで買って帰って、あとで「えーオマケつきだったんだ」と気がつくこともたびたび。

今回はお隣の寮のお店で買って、そこで働いてる女の子が「これタダでついてくるんだよ」と私がお金を払う前に出してくれました。

Clean & Clearなんてティーンエイジャーみたいだけど笑、ちっちゃいサイズは旅行に便利かな。





2012年10月18日木曜日

Power Crisis JICA様


Tippu Palaceにて


おはよウナギ。


このへんで書いてますが最近停電がヒドいです。もう何時間停電があったのか数えるのもイヤになるくらい。

雨が降らなくて水力発電ができないこと風力発電関連に問題があることなど理由はいろいろあるようだけど、何で今?何で直せないの?と思ってしまう。

思えば私が来たころは1日1時間の停電のみで、それでも暑い…と思っていたのだけど。1日3時間になり、3時間×2セットになり、8時間になり…といった様子で、一向によくならない。

州政府は●月までには何とかなると言い続けている。でもこの数週間のヒドい停電に関してはあまり声明を出してない(とは言ってももう停電関連のニュースを読むのもイヤなので私が新聞紙面で逃してるだけなのかも)。

日中も夜も、停電ばかり。

昼に停電っていうことは、つまり、仕事になんないってこと。オフィスだったら、ACどころか扇風機も使えなくて暑い…なんてのは贅沢な悩みであって、根本的な仕事ができない、たとえばパソコンが使えないということ。

そこそこのサイズの会社であれば業務用発電機やUPSを購入することもできるけれど、小規模の会社や工場はそんなの買えない。発電機を買ったとしても、発電するための燃料がこれまた高くて使えない。燃料もなかなか手に入らない。

でもインドの雇用を創出し経済を支えているのはこうした小規模で地道にがんばってきた人たちなんです。インドにはMicro, Small, Medium EnterpriseMSME: 中小マイクロ企業)のために「省」が設けてあるくらい、このプチ企業たちの重要さは認識されているはずなのだけど(やたら応援事業も多い)、今のタミルナドゥの状況はMSMEたちに「廃業ね!」と言っているようなもの。機械が動かせない、注文を受けられない、でも社員には給料を払わなければいけない…と企業主も頭が痛いし、仕事ができない社員たちにとってもツラい日々が続いているわけ。

そしてタミルナドゥ(あ、ちなみに、この停電クライシスなのはタミルナドゥだけです。電力供給は州政府の仕事だから)に存在する電気「格差」。同じ州の中でも一定地域は停電が多いし、私たちのところなんか12時間以上停電していると思うけど、チェンナイエリアは1時間のみ

以前は「まぁ、チェンナイはタミルナドゥの政治・経済活動の中心だから、扱いがちょっと違うのは仕方ない」と思ったけど、この状況でいまだに「痛みわけ」をしていないのはさすがに不公平だと思う

政治家の中には「これはおかしい」と地元支援者の前で激怒しデモなんかやっちゃったりしているけど、いざうちに帰ったら発電機あるんでしょーとか思ってしまう。州政府に入ってる政治家(州議会に入ってる=チェンナイで仕事してる→おそらくACのきいた部屋で快適に毎日を過ごしている)たちはこのクライシスが何を意味するのかわかってないはず。

とまぁ、いろいろ大変なわけですが。


昨日、以前一緒に働いていたFさん(今はネパールにお住まい)からメイルをいただきました。

ぶっちゃけ、ネパールの状況を読んでいたら「ここなんかどってことない」と思えた笑

現在お住まいの首都カトゥマンドゥではなくて地方を訪れていて、かな~り大変だよとのこと。電気は1日に2度数時間のみ、という状況だそう。

扇風機は部屋を涼しくするだけじゃなくて蚊を追い払うという役割もあるので(蚊取り線香使えよと思うけど)、電気がない→暑い、蚊がうようよ、となる。暑いし、蚊には刺されるし、大変(昔テントはってキャンプしたときこんな感じだったなと思い出した…)。ちなみにタミルナドゥでは最近デング熱がはやっているので日本から送ってもらった乾電池式のベープを使ってます。

そこでFさん、日本のJICA(国際協力機構)「様」にどうにかしてほしい…とつぶやいていました。


その矢先。

昨日の朝、Fさんからのメイルを読んだあと新聞を開いたら、そのJICAがタミルナドゥの電気問題解決のためにODA(政府開発援助)の円借款をすることにしたという記事が!!!

チェンナイの領事さんが声明を出してるので、チェンナイの日本領事館でもこの大変さをわかってくれてたのかなーと思った。

とは言え、発電所を作ろうというわけではなくて電気関連のケーブル等整備をするよう。どちらにしろ、数年かけてこのODAがタミルナドゥの電気問題解決に一役買ってくれることを祈ります。

お願いしますね、JICA様!




2012年10月16日火曜日

Onam 2012 馬車で登校


Suprabhaatham
(マラヤラム語でおはようございます。たぶん)
おはよウナギ。


Ah...what?

去年もキャンパスで行われた ケララのお祭りOnam
今年も開催されました。

とは言え本当のOnamは8月29日

まぁ、同じ日にやったらケララの生徒も帰省してるわけなので
誰もこのイベントを企画実施しないよね、というわけです笑

…と、いうことも昨日ケララの人に言われるまで気がつかなかった。

ちょっと学科の用事で
メインのステージパフォーマンスはあまり観られなかったのだけど
イベント開始のときに居合わせたのでその写真を紹介します。


どんちゃか
たぶん彼らはちゃんとケララから雇ってるプロなんだと思う。

こういう太鼓の音って、日本のとは全く違うけれど
お祭り気分になっちゃうので大好き。



どんちゃか
先のカルナータカ研修のときにイケメン探しをずぅっとやっていた私とK。
キャンパスでもそのくせはなおらず。

彼女いわく左のはしに移っている水色のシャツの彼はいい!とのこと。
えぇ。そう?と言ったら
Fair(肌の色が白い)だもん」だって。
そこかい。

気を取り直して。

Onamはケララで行われるヒンドゥ教のお祭り。
ケララではいちばんおっきいお祭りで、収穫祭のようなものみたい。

このお祭りはヴィシュヌ神の化身Vamanaに捧げられるもので、
同時にMahabali(ヒンドゥ神話に出てくる王様)の再来を祝います。

このMahabaliは、私も訪れたことのある
タミルナドゥのMahabalipuramの名前のもとにもなっているそうです。

Onamは毎年マラヤラム暦のChingam(8月~9月ころ)の
Arhamという日(王様が地獄から出てくる準備をする日笑)から10日間開催。
10日目がThiruvonam(王様がケララに戻ってくる日)。

お祭りの間には1枚目の写真のようなPookalamを花でつくったり
ゴーカなランチパーティーをしたり、
ボートレースがあったり、
まぁいろーんな催し物があるようです。


トラさま おーさま

で、忘れちゃいけないと思われるものがPuli Kali

マラヤラム語で
Puli = トラ
Kali = Play(劇)
という意味。

まぁ、この日の彼はただのパジャマコスチュームなんだけど
本来はりっぱなお腹にトラの顔をペイントして
ダンスをするというもの。

こんな感じ(ちと怖い)


ぞろぞろ
地獄からはいあがってきたと思われる王様。


カタカリ
ケララの観光サイトなんか見ると必ず出てくるこの緑の人。
Kathakaliというケララの伝統的ダンスのパフォーマーなのね。

ちゃんとしたパフォーマンスは観たことないので
説明は割愛。

メイクアップが有名。

これはOnamとはカンケーないのだけど
おそらくケララ文化紹介のために連れてきたと思われる。


 ■  ■  ■  ■  


おーなむとはこれまた全然関係ない話。

うちの大学を運営しているトラストはいろんな学校もやってるので
キャンパスと入り口にかけてたくさん子どもがいます。

あと、孤児院みたいな施設もあるので
子どもにはやたら声をかけられる
(What's your naaaaaaaaame?)。

キャンパス内に住んでいる子を除いて
生徒たちがどっから通ってるのかは知らないけど
子どもの登下校には「お迎え」車両が使われています。

これはうちのトラスト学校だけじゃなくてどこもそうなんだけど。
学校によってスクールバスがあれば、
両親が手配している車だったりオートだったり。

なんて悲惨でありえない事故があったので
政府もバスの安全面にはやきもきしているのですが

オートも、それ乗せすぎだろ!みたいなものばかりで
しかもキャンパス内でめちゃくちゃとばしているので
かなり危険だなぁと思うのです。


そんな超危険な登下校ではなく、
ゆ~っくり、ゆる~く、登校している子どもたちもいます。

馬車で登校

優雅でしょ。


にっこり

馬車で登校なんて貴族のようではありませんか

この写真には御者がいないけど


ぱかぱか

こうやって、ルンギを着こなした御者が
おぼっちゃまおじょうちゃまを
ゆる~く、おうちまでお届けするわけです。

馬さんは大変だなぁ、暑いだろうなぁと心配なのだけど
この馬車を見ると心がなごむのです。




2012年10月14日日曜日

Rice, Dress, Dosai マドゥライでお買い物

こんばんワニ。

IIPMにて

今日高校時代からの友人が結婚式をあげました。
Y、おめでとう<3

行けなくて大変申し訳ないので
さっき電話してみたら
なんだかいつもよりトーンが高くて
ちょっと疲れているようだったけど
幸せそうな声を聞けてよかった。


あ、
Facebookでも告知しているので
うっさい、もうわかったよ
と言われるかもしれないけれど
先日、年末年始帰国時の電車チケとりました。

ヒコーキも確保してるし
あとは帰るだけー!


この帰国時には2件結婚式の予定が入ってます。

幸せたくさんもらって帰ってこよう。


 ■  ■  ■  ■  


ということで
気持ちは年末年始、お正月に気が向いているのだけど
その前にこちらでもメジャーな祝日があるわけで。

今月は、先日の祝日だけど平日なガンディ誕生日の他に

Ayutha Pooja(23日)
Vijaya Dasami(24日)
Bakrid(27日)

があります。

この週は
月曜平日
火・水曜祝日
木・金曜平日
土日休み
という超ツイてない並びなので、とびとびでそんなに休みもないのだけど
この23-24(火・水曜)を利用してまたKeralaに行くつもりです。

寮に最近まで住んでいた子が
家に来い来いとしつこくてね。

いっときなんか他の子も来るから」と誘われて
じゃぁと思ったけど私は結局都合がつかなくて
でも実は誰も行かなかったのが判明したり(!)

そんなこんなで
行くって言ったことないはずなのに
両親が待ってる」とまで言われると
めんどくさいけど行かないと悪いかなと思って
行くことにしたわけ。

でもま、祝日をいつもと違うところで過ごすのも悪くないでしょう。

ちなみにこのAyutha PoojaとVijaya Dasamiは
今年はちゃんと聞いてこようと思います。。。



 ■  ■  ■  ■  



さて。

しばらく「こっちの実家」Nilakottai/Veelinayakenpatti
行っていなかった私ですが
Cんちでゆっくりしようと思い立ち
今朝寮をあとにしました。

最近Cに電話すると
Akshayaがミワと話したいと言うらしく
電話の向こうで
おうちに来てねー」とか
私いい子にしてるよー」とか
言ってくるので
(まぁ、大人の言うことをそのままマネてるだけなのだけど)
会いに行こうかなとか思うわけですよ。

(ちなみに、
どこへ出かけるにもわざわざ学科長のサインつき許可が必要な私ですが
最近はちょっとこのルールがゆるくなり、
学科長に会えなかったら
寮母手下に話せばOK、になってきました)


でもいざNilakottaiについてみたら
今日Maduraiに行くよ!
と言われました。
えぇ。

Cの属するNGOでは10月当たりから6ヶ月間
スウェーデンからボランティアが滞在するプログラムがあり、
今度の日曜21日に今年のボランティアが到着するので
それまでに食料調達をしたいとのこと。

このスウェーデンボランティアたち、
毎年いろんな顔ぶれで
見ていておもしろいので
今年はどんな人が来るのかなと
まるで地元の人間のような感覚でいます…

おかげで、前は
スウェーデン=IKEA=ミートボール
くらいのイメージでしたが
今はそんなことないです笑

何でもマドゥライには
卸売りなんだけど一般の人も購入OKみたいなお店があり
お米やマメ類など日持ちのするものは
ここでまとめて購入して送ってもらうのが効率がいいそうで。

まっ、行ってみたら
米の種類が多いだけのフツーのお店だったんだけどね…

最近授業のときに
米は粒が小さい方が品質がいい
と聞いて
なんでよ…と思ったのね。

あとでクラスメイトに聞いたところによると、
粒が小さい=精米きちんとやってる
ということだかららしい。
もちろん種類によって大きさが違うってのもあるんだけどね。

昨日大学の入り口の小さなお米専門店で
はじめてお米を5キロ買ってえっさえっさと運んでいったのに(徒歩
今日のお店にもたくさん種類があって
あぁここで買えばよかったと思った。。。

いろんな種類のお米があって
1キロ30ルピーくらいのものから60ルピー台のものまで値段はピンキリ。
日本と一緒だね。

政府の政策で1キロ1ルピーで売っている米なんてのは
すっごく質が悪いそうなのだけど。

いろいろなお米を観察すると
確かに高いものは粒がちっちゃい。

かじってみると違いがわかるよと言われて口に数粒入れてみる。
これも、言われてみれば高いものの方がほろっと崩れる気がする。

ビリヤーニなんかに使われる
インドの高級アロマ米バスマティもありました。
まぁ、生じゃ香りもないけれど。

米。奥が深い。


米と別にスウェーデンの人たちが非インド料理を食べたくなったときのために
オートミールやコーンフレークも購入しました。

で、マカロニを手にとってなんだか熱く議論しているので
どうしたのと思ったら
これは何?パスタ?マカロニ?
ときかれる。

マカロニはパスタの仲間だよと思ったけど
説明するのがめんどくさいので
うん、パスタ。とだけ言っておきました。
(結局購入せず)



 ■  ■  ■  ■  




この食料調達と合わせて
どうしても今日行こうと言われたのが
私の服購入

ここで述べたように、Deepavali(Diwali)というお祭りの際には
みんな新しい服を買うという習慣があるんですね。

Diwaliは収穫祭のようなものですが
今年は雨がぜーんぜん降らず
太陽の神様に祈るより
雨乞いしたほうがよっぽどいいんじゃね?
と思うのでDiwaliどころじゃないと個人的には思っているのだけど。

今年も結局、事前に買ってもらうことになった。。。

どこのお店に行く?PothysそれともHajeemoosa
と言われたけどマドゥライで服を買うのであれば
やっぱりVishaal De Mallかなと思って
ちと食料調達の場所からは距離があったけどお願いすることに。

もしかしたらNilakottaiの人たちはまだVishaal知らないかなと思ってたけど、
Autoのドライバーもまだよくわかってないらしく、
行き先伝えたら場所は知っているんだけど
到着したら
「これがVishaal MAHALですよ」
と言っていて笑えた。

MahalというのはTaj Mahalという使い方をすればウルドゥ語でお城って意味ですが
このへんでは結婚式なんかをするイベント会場のことを指すので
なんでミワはMahalに行きたいのかしらと
Nilakottai組には思われたらしい苦笑。


お買い物のあと
Meenakshi Templeのすぐ近く、
私もよく知っているエリアでご飯。

ティーを飲む人でごったがえしているお店。
ドーサ(お米で作るクレープ)の種類がいっぱーい。
野菜が入ってたり
生地がお米じゃなくて雑穀だったり。

とりあえずここの特別料理だろうと思って
スペシャルドーサくださいと頼むと
超でっかいドーサ登場。

折りたためばどうってことないと言われたけど
お腹にガツンときますね。。。

あぁ、おなかいっぱい。


え?写真?笑