2012年3月29日木曜日

What about you? ひと足(ふた足)先に

こんばんワニ



小学生のときに望遠鏡を買ってもらい、将来はあわよくば天文学者


とか思われていたかも笑しれないのに、まるっきり別の方向に進んでしまった私。


今となっては、天体イベントは終わった後に新聞で読むというのがお決まりという始末。


先日の月と金星と木星が並ぶよ!という一大イベントも、FB上で友人が写真を掲載しているのを見て初めて「そーなの?」という感じでした。


急いで寮の屋上に上がってみたけれど、もう移動しちゃってましたねー。月はキレイだったけれど。




 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 








以前に誕生日にはキャラメル状の「チョコレート」を誕生日当人が配るという話を書きました。


最近になって、自分の誕生日でなくてもこのチョコレートを配るということが判明。


というのも。


日本の家族が今日誕生日だと言うと、「じゃぁtreat(お菓子)ちょうだいよ


チョコを配ってる子がいるので誕生日おめでとうと言うと、「誕生日じゃないわよ。姉が今日出産したから


などなど。


どーやら、occasionはなんだっていいらしい。


そういえば、同じ日に同じ色の服を着ていると、"Same same, give me sweets"とかなんとか言って相手の服をさわり、さわられた方はチョコレートをあげなくてはいけないというルールがあります…ウザいこと極まりなし。マジメに受け取ってチョコレートを買って渡すと「冗談だったのに」と言われるけど。


まぁ、そんなわけで、このチョコレートが行き来する機会はかなり多いので、キャンパスの協同組合のお店でも写真のようなチョコレート袋が販売されています。ロッテだよ。


で、なんで私がこの「エクレアチョコ」袋を持っているかと言いますと、




今日妹ちゃん(ママ)が入籍しましたー!!めでたいめでたい。




で、タンガチ(妹)が結婚したのよ。と言いつつチョコを配っていると、


「ミワの結婚はいつなの」とキビしい質問。


というのも、インド農村部ではまだまだ「年長者から結婚」という決まりはなかなかやぶれないからです。


まぁ私の場合、日本では関係ないのよーと苦しまぎれの返答のほか、アンネ(兄)もまだ未婚だからさー!と言うことができるのでまだ救われてるかなぁ…。。。




…でも妹の結婚のお祝いなのに50ルピーって、やっぱり申し訳なく感じるわぁ笑







2012年3月26日月曜日

お調子者 Yet Another Wedding...

おはよウサギ。


また結婚式です。月イチくらいで行ってるんじゃないだろうか。。。

昨日、先学期コンピュータのクラスを担当してもらった講師(写真)の結婚式がありました。
場所はDindigul

先日ひさしぶりに教室まで来てなんだろうと思ったら、
手元に抱えた封筒の束を見たクラスメートが
結婚するんだと思う
と。

手に持っていたのは案の定結婚式への招待状でした。

こちらでは結婚式の招待状は手渡しするのがよいとされていて、
前にわざわざ新婦のご両親が正装して渡してくれたことがあります。

お世話になった方はもちろんのこと
生徒にまでわざわざ渡しに来るなんて、ひと苦労だよねぇ。

この講師、クラスの間ずぅっと(7割)タミル語で話してたから
私は苦手だった。

なので行くかボケと心の中で思っていたのだけど、
招待状を持ってきた彼女はとてもうれしそうで、
なおかつ「ミワ、元気?日曜日、来られる?」とかって個人的に言われてしまったので
行かざるをえない…

んで、そんな個人攻撃を受けなかったからかはわからないけれど、
クラスメートは行く気配ナシ。

このクラスの単位取れなかった子は気まずいから行かないってのはわかるけどさ。
講師のお気に入りだった生徒とか、
せめてDindigul市民は行こうよ

ただひとり、西ベンガル出身のNのみ行くということなので、一緒に行くことにしました。

Nはこちらの結婚式に参加したことがないので
朝6時!からの挙式に出席したがっていました。

が、私は日曜にそんな朝早く起きられないので笑
講師が「10時までに来ればいいから~」言っていたように、その時間帯を狙って出発。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


いやー、前から思ってたけど、
Nはお調子者だね。


結婚式のためにバシっと一張羅(?)で来るのはいいけれど。


講師への贈り物を購入するために入ったお店で。

「どこから来たの?」と聞く店主に

「日本です」

ブラジルです

はっ?

「いつからブラジル人になったのよ」

ブラジル人みたいに見えるでしょ

どこが?


結局朝の挙式のあとの披露宴にも間に合わず
でもなんとかいろんなものが散乱している会場に到着

講師と写真を撮り、ギフトを渡すと、朝ごはんを食べなさいと2階に通される。

他の人は朝イチからいるので、ご飯を食べるところはがらーんとしている。
他の数名のゲストとご飯をぼそぼそ食べていると、
新郎の家族が
(ご飯や会場のこまこましたことなど、結婚式の間は家族が借り出されるので
このときもご飯を出してくれたのは彼らでした)

「名前は?」
「どこから来たの?」

とよくある質問ぜめ。

「どこそこから来て今はMBAコースを受けてるよ」

と話をしていると、Nが

この人(私)は僕のガールフレンドで来年結婚するんだ

はっ?

ふざけんな!


ご飯を食べたあと、

「ランチも食べていって。1時間くらいでできるから」

という講師を置いて帰るわけにもいかず座って話していると、講師が

「あなたもいつか結婚するんでしょうね」

と質問。

するとNがすぐに応答

卒業したら先生に結婚を申し込もうと思ってたんですけど

講師爆笑。



新郎の妹さん、向かいに座ってたんだけどね


結婚式をしたばかりの人にプロポーズするのはやめましょう





2012年3月25日日曜日

★★★ Blackout and Stars

こんばんワニ★


最近また停電時間が長くなりました。


夜もぶつぶつ切れて3時間くらい電気なし。


深夜も2時間はないんじゃないかと思う。


寝てるから確かではないけど、扇風機が消えて暑くなるからね…


この電気不足はどうにかしてほしいけど、
解決策は問題の原子力発電所稼動ということなので


電気がほしい


とはストレートに言えない感じです。




停電に備えてMさんにもらった充電式ライトを用意してあるけれど、この充電がなくなって
ラップトップの充電も終わっちゃうと、お手上げ。




先日南十字星見えるんじゃないだろうかと思ってからときどき夜空を眺めるようになりました。


実家も静かなところなので星はよく見える。


でも停電の間は街灯とかもぜーんぶないってことだから、うちより全然星がよく見える。


ということで、また古デジカメ出して写真を撮ることに。
よく見えないけど、デジカメでもこんなのが撮れるなら満足。。。



 

これは部屋から撮ったもの。
30秒あけっぱなし。

部屋の中でライトつけてたので窓がぼぉっと写ってるね。

最近寝るとき窓開けっぱなしなので(蚊が入るけど、暑いからさぁ)
つまるところ、私が寝るときこれが毎晩見えるってことです。



BさんとMさんのお友だちSくんの畑のココナッツ。
向こうが明るいのはなんでだろう。
Dindigulは明かりがあるのかな…。
 

これを撮ってる最中に停電が終わったので寮の建物の端っこ見えてます。

電気なかったらもっと星きれいに見えてただろうな。


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Nathamの村の中で建設中のおうちがあって、そこで使う石を用意しているところ。

右側の大きい石の山からひとつ取り出して、
ハンマーで砕き、
左の山に放りなげる

このくりかえし。

この作業をしていたのは女性二人。

手づくりの日よけがあるとはいえ、かなり大変な作業のようでした。

以前Chennaiの近くのとあるNGOを訪れたときに
こういったstone quarryingの作業に従事している児童労働の話を聞いていたので
この日石の山を見たときはまさか…と
思ったよ苦笑


でもねぇ…ぶっちゃけ、児童労働はもっと近いところにあるんですよ。

大学内で年度末に向けて急ピッチで進む建設作業、

どーみても14才未満(禁止されてる児童労働)だよなって子、います。

けれどそれで収入を得て彼らの家族が楽になるのなら、と思うとフクザツな気持ちになります。

ただ、大学として、学問を提供する団体として、
勉強するべき年の子が働いている、
こうした子を働かせている
っていうのはどーなの?と思うわけです。



2012年3月22日木曜日

Tooth in, in 15 days! ピカピカクリニック

おはよウナギ☆


秋に入れてもらったインプラント、歯のカタチをした「クラウン」を入れるための準備に入りました。

は?クラウン入れるの3ヶ月後って言ってなかったっけ?(インプラント入れたの10月末)

というツッコミ大歓迎です苦笑


だって、新しいクリニックができてから歯医者さんとまったく連絡がとれなくなっちゃったのよ。

開院式の招待状も届かず、歯医者さんのケイタイも応答なし、SMSを送ったけど返事なし。私が治療してもらった前の病院に電話すると、「こちらで予約がないと先生来ないのよね」だって。

予約、したいんですけど

ってなわけで、連絡とれず半ばムカついていました。

でもずっとクラウン入れずに放っておいたら周りの歯が動いて「すきっぱ」になっちゃうでしょ?

それを心配し始めた火曜日、夕方先生の電話にまたかけてみる。つながる。おぉ。

「S先生ですか?」

「そうです」

「あのー、Gandhigramの日本人ですけど。なんかもう元の病院には来ないって聞いたので新しいクリニックで予約とれるんならそちらまで行きますが」

「あぁ、SMS送ったよね

「えぇ、届いてないですけど…苦笑 まぁいいです、今週あたり予約できますか」

「じゃぁ、今日5時に来られる?」

「いや、ムリですね…えぇと、明日はどうでしょう…」

「じゃぁ、明日5時はどう?」

「いや、ムリですね苦笑 6時以降だったらなんとか」

「5時以降ならいつでもいいよ。では6時半に予約入れておきます

「はい、ではまた明日」

てなわけで、とんとん拍子に予約完了。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  


で、昨日(水曜日)。クラス終了して、速攻で歯を磨き、4時過ぎ出発。クリニックの場所もあいまいなまま(クラスメイトいわくバス停から徒歩圏内)早めの出発。だってKannanでお買い物したかったんだもん。

シャンプーやおやつを買い込み、Titanでボロボロになった腕時計のベルト交換。この時計、「壊れてもいいや」と思っておととしインドに行く安ーいのを買ったのね。でもなんか愛着がわいて使い続けてます。

↑今までバカにしてたけど(ごめんなさい)このTitanってインド時計メーカー、けっこうかわいい時計売ってます。でも私の感覚からするとリーズナブルだしね。新しい時計買ったほうがいいかなとかちょっぴり思った笑

で、いろんなベルトを見せてくれて「お客様のサティスファクションが一番大事」とクサいことを言ってくれたスタッフくんに新しいクリニックの位置(正確にはそのクリニックの近くにあるという病院)をたずねる。「ここをまっすぐ行って、左に曲がって、すぐ右に曲がって…

…わからん。

ということで、途中でまた人にたずねることに。

交通整理のおまわりさん、
ティーストールの前でたむろしている若い子たち、
チャリンコを直してるおっさん。

30分くらい歩いたでしょうか。

遠いじゃん!!!!

陽がおちかけの6時前だからいいけど、日中だったらムリ。。。



 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  



でもなんとか到着ー。

真新しいビル、1階が受付1。6時半にアポがあるんですが早めに診察お願いできますか?と言うと、2階の受付2に通される。

(ちなみに、昨日改めて思ってたこと。こっちって「1階」はGround Floorと呼ばれていて、こちらでいう「1階」First Floorは日本の感覚でいう「2階」に当たります。これってインドだけじゃなくて他の国でもそういうとこ多いだろうけど。人と会うときは気をつけてね笑)

入ると懐かしいメンバー(先生、アシスタントの子、受付スタッフ)がそろっている。

ピカピカのクリニック。モダンな受付。テレビ。AC。ステキー!こんな田舎町でこんなクリニック開院するなんて、さすがぁ

1階でもらったファイルを渡すと「座って待っててください

んで、アシスタント(歯科技師?免許持ってるんだろうか?ナゾ)の子とちょっとおしゃべりをしたあと、待ち。

待ち。

待ち。

7時をすぎる

前回の教訓もあるのできちんと読み物持ってたけど、夜遅くなっちゃうと帰りが心配だし、ちと困る。受付の人、誰が英語話せるかなぁと思って吟味していると、先生がずかずかと受付に来る。受付の子をしかりつけている。

なぜかみんな私の方をちらちら見ている。えぇぇ。

するとすぐに奥の診療室に通される。

おそらく。私の予約を放っておいてあとから来たマダムたちを次々に診療室に送り込んでいたからのようです

(ちとほくそ笑みながら奥へ笑)

昨日はクラウンを作るための型取りってことで、なんだかポリデントみたいなものを次々に口の中に入れられました。でも無事に終了。8時くらい?

先生、あいかわらずシャキっとしたシャツを着て、汗臭くなくというかむしろ香水を身につけ(これ、重要)、てきぱきと仕事をする感じ、とってもいいです。みんな見習ってくれ。

私はこのクリニック(と先生)にフォーリンラブ笑ね。超キレイだし、設備も整ってる感じだし、子ども用の診察台もかわいいし!←いいねぇと言ったらあっちで診療しようか?と言われる。。。

で、肝心のクラウン。

「作るのに15日かかるんだよね。4月4日…じゃなくて4月6日に来られる?」



この笑の意味はなんでしょう。

「…ハイ苦笑 じゃぁ6日に」

5時に来られる?」

5時はムリなんだってば




 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  





これ、なんでしょう?

答えはまた別の機会に…。



2012年3月21日水曜日

கொய்யாப் பழம் グアヴァ

こんばんワニ





  ■   ■   ■   




(冒頭に追記笑)おかげさまでページビューが10,000を越えました。つまらんことばっかり書いていますが、これからも読んでやってください。


Facebookユーザーの方はコメントいただけるとありがたいです。





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例のNHKラジオ出演の際に話をしたグアヴァ、こんな感じ。







むか~し、沖縄ではじめてグアヴァというものの存在を知ったとき(って言ってもジュースだったと思うけど)、グアヴァ果肉=ピンク、というイメージで定着したのですが、こっちでピンクグアヴァは見ないです。


スタディツアーの引率ではじめてインドに来たときにこの緑グアヴァを食べました。カルナータカ州のNGOの研修所に泊まっていたとき、頭にカゴを乗せた女性がグアヴァを売りに来たんですね。全然これ熟れてないじゃん!、と思ったのを覚えてます。笑 確かに緑グアヴァとしてもちょっとまだ「若い」のだったんだけどね。


2回目にインドに来たときは、おそらく農薬がたっぷりふりかけられたグアヴァを洗わずに食べたツアーの参加者の具合がかな~り悪くなり、おしりに注射をしてもらったり手を尽くしたのだけど、結局自由旅行中も苦しんだ、というエピソードがあり、しばらく私もグアヴァ(特に皮)食べなかったんだよねー…。


でも今はけっこう食べてるかな。安いしさ。(1キロ30ルピー)VPPのときにハマったのかな笑


買うときはたいてい緑なんだけど、何日か置いておくと外側が黄色くなります。中の色は変わらないけど、やわらかくなって、甘くておいしいよ。


ちなみに、グアヴァってメキシコとか中央アメリカが原産なんだって。でもインドにもあるし、世界中に広まったみたい。(ハワイでは醤油と酢をかけて食べるとか…)






これ、おとといの朝ごはん。


日曜の朝っぱらからドアをバンバン叩く人がいて、なんだろうと思ったら、お掃除のおばちゃんが、寮母が呼んでるから早く行きなさいって。


あわてて(えぇ何かしたっけ私?みたいな…苦笑)1階におりると、「朝ごはんよー」だって。。。


たまに普段と違うものが食事に出ると、(たぶんたくさん取っちゃう人がいるから)早く食べなさいってせかされるんだよね。


で、プレートを持って出直すと、朝ごはんはパン。と、このジャム


私はマンゴーアレルギーなので果物成分が入っていそうなものは何が材料なのか細かく調べることにしています。で、これ…何?と寮母に聞くと、「ビートよ」だそうです。


ビートっていうのはテンサイのことですね。砂糖を作るやつ。ウクライナのスープボルシチはビーツを使って作る真っ赤なスープ、だよね。


大学中にビートに出会って、なんてすばらしい食べ物なんだろうって思ったよ。すっごい繊維質で、次の日スッキリみたいな笑 ビートの繊維が排水溝につまって、日本でいうクラシアンみたいなのを呼ぶか呼ばないかでもめた、なんてエピソードもあったなぁ…。


ビートの原産は(たぶん)地中海。南インドでも食べます。副菜として、ココナッツと炒めたようなのが週に1回くらいは出るかな。ココナッツとビートの組み合わせなんてすばらしいとしか言い様がないね、まったく<3


あっちなみに、このジャムはまずかったけどね。。。




  ■   ■   ■   



なんだか最近いろいろなことがあります。


婚約をするという人たちに水をさしたり(すんません)、


お互い初恋で結婚して10年の人たちが離婚をするというのを止めようとしたり、


自分とおんなじくらいの年なんじゃね?と思っていた講師の結婚式に招待されたり、


日本の友人の結婚式の日取りが決まったと連絡を受けたり。


あっそれに身内が今月籍を入れるんだよね。


結婚フィーバー!笑


離婚をするというふたりのことはとても残念。でもその一方でたくさんの人がお祝い。


みんながハッピー、ってわけにはどうもいかないよね





2012年3月18日日曜日

友人との再会 Semi-Puttu

こんばんワニ。


今日はめずらしく写真多めでいきます。



右手前のふたり以外、の4名はDindigulから35キロほど離れたところにあるNathamという町の近くに住んでいる知り合いのファミリーです。

東京のNGOで働いていたとき、私にとって3回目のスタディツアー引率で訪れたのがNathamでした。毎回何かしら思い出があるのだけど、このツアーに関しては初めて現地駐在員ナシで引率をしたツアーであり、私がインドという国に関してじっくり考え始めたツアーだったと思っています。

(これを読んで自分もこのツアーの思い出づくりに貢献したと思う人はたまに連絡くださいねぇ!笑)

このファミリーのおうちにはホームステイプログラムで確か3泊したと思います。お母さんが支援をしているSHG(自助努力メンバー)のメンバーなんですね。

タミル語がさっぱりわからない私たち、英語がちょこちょこできるファミリーで、身振り手振りをまじえての数日間

日本語の歌うたって!日本のダンス踊って!とせまられ、日本からの参加者JとAと四苦八苦

そしてアルプス一万尺をインド農村で流行らせるということまで成し遂げた!笑

とまぁ、「私参加者じゃないし」と部屋にこもりがちな私にとっても密の濃い時間を過ごしたのでした。


 ■  ■  ■  ■  ■  


んで、このファミリーとはたまに連絡をとっていて、2010年にインターンをしていたときも2回遊びにきてます。おさげのオンナノコBがどんどん成長しているのを見るのが楽しみ(←親か!)になってきたんですね…ちょっとしたしぐさとか、もう子どもじゃないんだなぁって…。(←親か!)。でも去年来てからまだNathamには行っていなかったんです。

1月のポンガル祝日の日、いきなりBから電話があって、今日3時に来て!とか言われちゃって、「今日はちとムリ(移動中)…今度行くよ」と行ったものの、テストやらゴタゴタで結局行かずじまい。罪悪感ムクムク。

で、今週。思い立ってBに「土曜行っていい?」とSMSを送ってみる。返事ナシ。あきらめていたら昨日になって「美和お姉ちゃん、いつ来る?時間?」と返事が。おぉ、と思って急きょ計画を立てる。

今朝(土曜日)8時に出発。Dindigul経由でNathamへ。Nathamのバス停から電話して、オートリキシャのドライバーに村の位置を伝えてもらえばいいやと思って、特にアサイチで連絡もせず。


 ■  ■  ■  ■  ■  

Nathamに到着し、ファミリーのお父さんのケイタイに電話。「(例によってたどたどしいタミル語)ミワですけど。Bはいますか?」と言うと、

「おー、ミワ!いらっしゃい。Bは学校だよ。」

…えぇぇえぇ。

どうやら、B自身周りに「土曜日にミワが来る」と言いふらしていたのですが、突然土曜日にSpecial Classが開催されることになったのだそう。


というのもBは今年10年生。インドの10年生はこの時期全国的に行われるテストを受けます(学校が全国区、州のどちらで登録されているかによって試験の名前等変わる)。感じとしては(受けたことないからわかんないけど)全国模試かセンター試験みたいな?この結果によって11年生で理系か文系(というか商業系)にすすむかが決まっちゃうみたいなんです。なので土曜日にも補修クラスを設けて、備えているわけですねぇ。日本の受験生のようだ。こんな感じで重要なテストを受けるわけなので、夜間の停電はテストを受ける10年生や12年生にとっては死活問題のようです。


あぁ、話がそれた。

そんなこんなで、Bが帰るのを待つことに。土曜クラスなのにみっちり17時までだってさ。。。

写真のお兄ちゃんも今日いないねぇとたずねると、なんとお兄ちゃんは今Dindigulで土木工学を勉強しているとのこと。あらまぁ、みんな成長するわねぇ。普段は寮で、週末に帰ってくるそう。


お昼ごはんを食べたあとすぐ、お母さんがお米をよりわけている。「Puttuを作るのよ」

Puttuとはお米の粉とココナッツを蒸して作る南インドの朝ごはんメニュー。でも私はタミルナドゥで食べたことないです。Keralaでもよく食べられているそうで、去年Keralaに行く前に寮の子がゼッタイPuttuは食べてね、おすすめだよ、と言われていたにも関わらず、見たことさえなかったので注文もできずじまい。普通はこの写真のように筒状の蒸し器に入れて作り、バナナ等そえて食べるんだって。

けどお母さんのPottuはちと別バージョン。まぁ、朝ごはんに作ってるわけでもないし笑

Pottuの作り方~



まずはお米の粉を作るところから。ほ、本格的すぎる…。


インドの農村部の家で見かける石臼(っていうの?)。最近は電動ミキサーが主流なので、昔からあるこういう臼を実際に使う人見たことなかったけど、停電してるし、でも食事は作んなきゃいけないのでマニュアル作業。こんな杵(っていうの?)どこにしまってたんだろ。


二の腕ひきしまりそう…






10分ほどで米がさらさらの粉に変わる。




ふるいにかけて粒の大きいものや石などを取り除く。粒が粗いものはもう一度「つき」直し。これ何回もやってました。お母さんの二の腕がすっきりしてるのもこのおかげ???




このあとこねて形成するのかと思ったら粉状のまま ふきんを敷きこんだ蒸し器にどっさり。




蒸してる途中にぶらぶらと散歩。この村何回も来てるけど、ココナッツ畑に囲まれてるってわかったのは今日がはじめて。手前は田んぼかなぁ。






そうこうしているうちにお兄ちゃんが帰宅(帰省?)。ひょろっと細いけど肩はしっかりしていて、どうか将来イケメンになりますようにと背後から願ってみる笑 前に会ったときもピンク着てたし、なぜか小指の爪がショッキングピンクだし、ピンク好きなんでしょう。Bの面倒見もすごくよくって「お兄ちゃん」とBがお願いするとすぐパパっとやってあげる、いい子です。




蒸しあがり。


なんだまだ粉じゃんと思ったのだけど 、これにちょっと塩水を足して、混ぜて、再度蒸す






2回目の蒸しあがりのあと、砂糖とココナツを購入。混ぜてできあがり。


…つまり、このPuttuは筒状にしない。生地をそのまま蒸してできがりなのです。


ココナッツと米、砂糖のコンビネーションは強かった<3





Puttuできあがりの少し前、Bがようやく帰宅。また背が伸びたような…。



なんだかツッコミどころ満載の置物(?)。今日おみやげにとBにもらいました。





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…以上、昨日半寝で書いたのでなんだかイミフメイな箇所多々ありそうです…苦笑

追記:

つまるところ、Bに会いに行ったのに土曜日にクラスがあることも下調べせず(つか前日SMSしたときに本人になんか一言いってもらいたかったけどさ苦笑)、待ちぼうけして、でもタマリンドツリーの下で何時間もぼーっと過ごすのって最高だなぁと思ってしまいました。

そして、(こんなこと言うのも失礼なのですが)決して裕福ではないだろうこのファミリーが訪問するたびに冷たいクールドリンク(清涼飲料のたぐい。私は普段飲まないのだけど)やおいしいご飯で心からもてなしてくれて、本当にありがたいと思うのです。Bも帰ってきてすぐに「ちょっと来て!」と上の鳥さんを出してきて「ギフト」と渡してくれました。鳥さんはPooja Roomコレクションに仲間入りしました。

帰りがけ、お父さんが「これからは月イチで来てね」と言いました。バスの乗り方も村の位置もわかったし、これからはもうちょっとマメに来ようかな。

まっ、Bのテストと私の期末テストが終わったあとだけど…ね


で、Natham出発したのが19時過ぎ。ちなみに私の門限は19時笑

Dindigulに20時過ぎ到着。バスを探したけどなかなか出発しないようなのでオートリキシャのドライバーに「Gandhigramの中まで行ったらいくら?」と質問。前回は友人が200→150に交渉成功したのでこれが基準ね。

案の定答えは「200ルピー」笑

「お兄さん、前回150しか払わなかったよ」

「でもGandhigramに行くと帰りに乗せてくる客足がないから損なんだよ」←なるほど。Gandhigram周辺はこの時間帯Dindigulに行く人少ないからね。

「前回おんなじ条件で150だったけど…まぁいいや」とバスに向かって歩き出す。

Madam、じゃぁ175払って

↑これです。交渉スタート。この感じだとLeverageは私がにぎってる感じ。

「もういいよ。だって細かいお金がないんだもん

↑これはホント。160しか細かいのなくって、あとは500。オートに乗るときは「お釣りない」と言われる前提で乗ったほうがいいからね。しかも5ルピーなんてハンパな数、切り捨てじゃなくて支払のときに180に繰り上げ(?)されるに決まってる。

と言ってまた立ち去ろうとすると

じゃぁいいよ

やった。交渉成功。150ルピーなり。150でいいのね、と再確認して出発。

そしたら大学構内で踏み切りにひっかかかって、たぶんバスで帰っても同じ時間だっただろうなって感じだったけど苦笑。踏み切りで待っていると、クラスメートのオトコノコRが歩いている。こんな時間にどこに?と思って

「R!どこ行くの?」と聞いたら、

「これからDindigulに行くんだよ」だって。

オトコノコは21時からでも外出できるのね~うらやましいわぁ。

あとでRからSMSが来て、カバディをしに行くと補足説明がありました。夜のカバディ、楽しそう。






2012年3月17日土曜日

Tamarind Tree 大爆笑(2)



こんばんワニ。


あいかわらず天然ボケがはげしいクラスメートK。

今日は食堂でこの猫さんにVeggie Puff(野菜入りパイ状のおやつ)のはしっこをあげたあと
イスに座ろうと2・3歩下がって

そのまま床にどっしーーーーーーーーーーーーん


…もう1歩下がりましょう。


 ■  ■  ■  ■  ■   


昨日のこと。

このあたりでバスとShared auto(相乗りオート)が衝突し、
多くの生徒がケガをするという事故があったそうです。

それを説明するために辛そうな面持ちで話すK。

タイ料理や、このあたりでは酸っぱいスープ状のラッサムを作るのに使われるタマリンド。

バスはタマリンドの木にぶつかったのだそうです。

それを…

「バスがね、タマリンドライスにぶつかったのよ」


ツリーだよ


 ■  ■  ■  ■  ■   



先日終了したCFAなんですが

最後に受けた科目(ビジネス環境とビジネス法)のテスト内容に
なぜか女性の自助努力グループ(SHG)について問われるものがありました。

シラバス内容と関係ないし、クラスでもそんな話が出たこともなかったので
テスト中に講師に連絡をとってもらったのですが(本人は来なかったから)
なんの音沙汰もナシ。


月曜日に

「テスト、どうだった?」

と悪びれもなく聞いてくる講師に対して

「なんでSHGについて聞かれたのかわかりません」

と言ったところ

S…??

といった表情。

何を言ってるのかわからないといった感じでテスト問題をひっぱりだす講師。

そして、

これは、学士向けの問題だ




苦笑いするしかないっていうか。


てなわけで、昨日再テストでした。