こんばんワニ
今日から授業が始まりました。授業は
1 9:30~10:30
2 10:30~11:30
15分休憩
3 11:45~12:45
1時間休憩
4 13:45~14:45
5 14:45~15:45
6 15:45~16:45
てな感じです。毎朝9:15から朝のお祈り、金曜日は16時にお祈りの時間というのがあるので5クラスで終了。
日本の大学は(行ったことないからわかんないんだけど)、
こんな風にぎっしり授業があるのでしょうか。
私の大学時代は好きなクラスを選んでじゃんじゃんとるって感じだったので、朝8時から夜22時までクラスの幅があったし、クラスの間が数時間あくこともあったし、週に2回だけ行けばいいってこともありました。
こんな風にぎっしり毎日授業がありなおかつほとんどのクラスが同じ教室で行われるというのは高校以来なので、ちょっと心配ではあります苦笑
そしてなぜか現れない2時間目の教授…(待ちぼうけ)←これも、大学のときはクラスの時間の何%までに教授が来なかったら帰っていいって決まりがあったので、何もわからず待っているのはちとpain in the assであります。スタッフに聞いたら「待ってなさい」クラスメートに聞いたら「今日は初日だからね」で済ませるし。
時間の感覚がちがうのね…
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インドに来るまでの過程第4章。
ICCR奨学金応募準備です。
そもそもこのブログをはじめた理由のひとつが、
ICCR奨学金の選考を考えてる人に内容や実態を少しでもわかってもらえたらなーと思ったからです。というのも、
以前に書いてますが奨学金の要綱について日本での応募先である駐日インド大使館は「本国からの連絡待ちで」と質問をしてもとりあってくれない(ことが多い)んですよ。
私も情報を得るため、以前にICCR奨学金を受けているBさんや全国の皆さんのブログや「まさら通り-インド発信-」さん(許可もらってないのでお名前のみ)を細かく読んだものです…
ただし、いざ応募する段階になるとそれぞれの希望や事情で内容も変わってくるので、参考程度に読んでいただけたらと思います。
注:
私が応募したのは2011年度分です!(内容は大きく変わらないかもしれませんが)
応募の際はその年の要項をよく確認して!
まず 、この奨学金って
ギリギリまで要綱がアップされません。確か大使館でアップされたのが1月10日、締め切りが1月31日でした。なので
昨年までの要綱を見て、成績証明書など準備ができることははじめちゃったほうが無難です。
私も12月15日に帰国して次の日には大学の成績証明書送付の手続きをしました←私の大学の場合、クリスマス・新年休暇が長いからだけど。
以前に書いたように、日本でICCR奨学金を受ける場合、駐日インド大使館と
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO: Japan Student Services Organization)が選考に関わってきます。そのため、
ほぼ同内容の書類を
前者には英文で後者には和文で送る必要があります。
ここで注意したいのが
(1)インド大使館のサイトでは、
JASSOに書類を送ること自体言及がない
(2)
ICCRの応募要項とJASSOの応募要項の書類内容が必ずしも一致しない
ってことなんですね苦笑
私はもともとICCR奨学金について初めて詳細を知ったのはJASSOのサイトだったため、JASSOに書類を送ることは知っていたんですけど、大使館のサイトだけ見たら、わっかんないですよ。
で、(2)に関して、2つの要綱を読んで、私が提出したのは以下になります:
英文→インド大使館へ
1. 出願書
Application for Indo-Japan Cultural Exchange Programme1通オリジナル1通コピー
2. ICCR要綱Scholarships for Foreign Nationalsの中の
Application Form全8ページ、1通オリジナル5通コピー
3.
研究計画書6通
4.
高校の英文成績証明書、
大学の成績証明書1通オリジナル5通コピー
5.
大学の卒業証明書1通オリジナル5通コピー
6.
推薦書1通オリジナル5通コピー×2名分
7.
パスポートのコピー6通
8.
パスポートサイズ写真×9枚
9.
大学で取った全てのクラスのシラバスのコピー6通
10.
TOEICスコア原本5通1通コピー
和文→JASSOへ
11.
出願書1通オリジナル2通コピー
12.
研究計画書2通
13.
大学の成績証明書2通と和訳2通
14.
大学の卒業証明書1通オリジナル1通コピー
15.
推薦書1通オリジナル1通コピー×2名分
16.
TOEICスコアコピー2通
17. ICCR要綱
Application Form(英文2)の中の
Certificate of Physical Fitnessコピー2通和訳2通
18.
パスポートのコピー6通
19 .
写真4cmx5cm×1枚
~解説(また何か思い出したら順次増やしていきます)~
(a)1と2はインド大使館ウェブサイトでダウンロードしました。
(b)特に気にしなくてもいいと思いますが1でPermanent domicleとあるのには本籍、2でPermanent addressとあるのは実家の住所にしました。Permanent addressって必ずしも本籍ということではないらしい。っていうか本籍のシステム自体海外ではまれなので逆に別の住所が書いてあるのってどうかと思うのだけど。
(c)2は全部大文字で!
(d)2で父親もしくはGuardian保護者の詳細を書くっていうのは、インドのお国柄?だと思います。もしご両親が離婚していて母親と住んでいたとしても父親の情報を書くべきだと、visaの申込みのときに耳にした記憶があります。
(e)2で希望大学とコース名を書くところは
超せまいですが、きちんとフルネームで書かなければダメだそうです。そんな大学やコースがないとかって言われちゃう可能性あり。私は第一希望にBさんが通っていた
Gandhigram Rural InstituteのMBAコース、第二希望に別の大学の森林環境マネジメントコース、第三希望にまた別の大学のソーシャルワークコースを書いて、第四・第五希望にはまさかならないだろうと勝手に思い込んで笑、タミルナドゥの適当な大学・コースを書きました。でもたまに、希望してないところで同じようなプログラムをやってるとそこに入学が決まっちゃったりするそうなので、その際はどーーーしても希望のところじゃなくちゃダメって抗議しなくちゃいけないかも。
(f)2で学歴をかくところ。Grade XIIってのが日本では高校にあたるそうです。私はHIGH SCHOOL DIPLOMAって書いておきました。
(g)2で推薦者を書くところは英文推薦状を書いてくれた教授の名前をそのまま書きました。
(h)2と17のCertificate of Physical Fitnessですが、たまたま近くにNASAで診断をしてたとかいうお医者さんがいて、英文で健康診断書を書いてもらいました。都内や、そうでなくてもトラベルクリニックのようなところでは英文診断書を書いてもらえます。こういうところで渡航前の予防注射の相談もしたほうがいいだろうね(と思うけど、私はインドでやっちゃってます)。診断書を書いてもらうときに
HIV/AIDSのテスト結果も忘れずに。HIV/AIDS感染者は奨学金がもらえないと要綱に書いてあります。以前は
外国人登録の際にもこの結果が必要だったそう。今では差別的だとこの書類は必要でないことになっていましたが(私もそんなのおかしいと思う)、私は大学で提出を求められました。
(i)3と12に関して、いわゆる日本の大学院に提出するための細かい研究計画書である必要はないそうです。
インドに行きたいと暑苦しく語り、なぜインドじゃなくちゃダメなのかしつこく語り、勉強したい内容について書けばいいと思います。私は3ページちょっとでした。
(j)4に関して、高校の成績証明書は要綱には書いてなかったのだけど大使館に必要だと言われました。あせりましたねー。私が高校を卒業したのは9年前なので、
高校でもうその当時の成績を保存してないんだって。
たまたま大学出願の際に作ってもらっていた英文の成績書が残っていたので、コピーでいいか大使館に確認してそれを提出しました。
(k)6と15の推薦書。英文和文それぞれ2人から書いてもらいますが、同じ人のをどちらかに訳せば2人に頼むだけで済みます。でも私は日本でインドに関わる仕事をしていたこともアピール?したかったので、2010年5月まで働いていた
NGOの事務局長に和文をお願いし、大学の教授2名に英文をお願いし、そのうち1名のレターを和文に訳してもらいました。
(l)7と18のパスポートに関して余談。私のパスポートは2011年中に切れる予定だったので、インドで更新するならと新しく作り直しました。前のパスポートは
サンフランシスコの領事館で作った思い出深いパスポート。髪の毛も長かったし(若かったし)何よりパスポートに大好きなサンフランシスコの表記が入ってるから気に入ってたのね。泣く泣くこれをVOIDして、新しく作成。はじめて10年用を作るためにピカピカの新
つくば市庁舎に行ったのもいい思い出だけど。
(m)要綱で9を見たとき、かんべんしてよって思った。
だって4年分だよ?34クラス分だよ?1クラス仮に1ページだとしても、34枚。それが6通ずつでしょ?おかげで書類がすんごい量になりました。
クロネコヤマトで80サイズ。Full of my records。全部あるかどうかもわからないけどとりあえず大学のノートを全てひっぱりだしてシラバスを抜き取り、スキャン。1日かかったよね。(家族はあきれてた)私はうちにスキャナーもプリンタもあるけど、ない人はコピー代が超かかるって聞きました。
(n)ちなみに私は、記入を間違って最初から書き直すのがいやだったし全部データで残したかったので、ちょっとめんどくさいんですが研究計画書以外はほぼ
書類をすべてAdobe Illustratorで作成しました。応募書類はたいていPDFなのでそれをとりこんで、それに記入していくって感じ。おかげでちっこい文字もきれいに記入できました。
(o)これは応募する前、したあとにも言えることなのだけど、応募者は渡航するまで直接ICCRとやりとりができないので、大使館の担当の人の名前を聞いて、
しつこくても電話やメールでたくさん質問したほうがいいと思います。だって自分の人生を決める留学になるかもしれないんだもん、失敗したくないでしょ?
(p)そんなやりとりで判明したこともあります。たとえば、書類は全部A4じゃなくちゃダメって書いてあるけど例外もあるとか(海外で書類作成してもらう場合はA4じゃない可能性もあるわけで)、diplomaそのものじゃなくてcertificateでいいとか、リストに出てない大学でも自分が行きたいと強く願えば私のように選考を通る可能性もあるとか、ね。↑で要綱が出る前にはとりあってもらえないって書いたけど、要綱が出たらこっちのもん。
わかんないことはガンガン聞きましょう!
さて…
以上をぜーんぶ用意して、大きな袋二つ持ってクロネコヤマトへ。そして
2011年1月27日、やっと出願書類を全てインド大使館とJASSOに送ったのでした。
(
選考試験のとき他の人の書類が普通の封筒に入ってるのを見て唖然としたことは言うまでもありません)
んで、このあとの流れは以下。今後順次書いていきますねー
7. 2011年2月
ICCR奨学金選考試験
8. 3月
留学資金稼ぎアルバイト開始→直後に
東日本大震災
9. 5月
大学院出願→
奨学金選考通過
10. 6月
渡印
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今日の夜ご飯。ご飯に
サンバルというサラサラしたカレーをかけて食べます。しかしこのご飯、ところどころ写真のようなかたまりが。なんだかモチみたい…。
このあとご飯をおかわりして、
ラッサムという酸味のある汁をかけてまた白米をたいらげます。私はそこまでがっつり食べられないのでラッサムはコップでいただきました。友人の家ではしょっちゅうやってるんだけどここのラッサムは辛い泣。
食べる人はカードというヨーグルトちっくなのをかけてもう一杯。コメバンザイタミルナドゥ。
今日は
★七夕★ですね。織姫と彦星が1年ぶりに会えたうれしさで泣くので七夕の日は必ず雨が降るそうです。…ってこともさっきまで忘れてたんだけど、今日の午後こっちに来て初めてまとまった雨が降りました。気温も下がって快適です。