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2013年5月19日日曜日

Viva Voce ヴァイヴァー!

こんばんワニ。


今日、Vivaが終わりました。

博士号の人の論文の発表会みたいなものがVivaと呼ばれているので
博士号だけのことかと思っていたけれど
私たちにもVivaがあると言われ

Vivaっちゃなんね。

と今さらググってみた。

インドにいるとやたらとこういうプチラテン語が出てくるんですよね。
Bona fideとかさ。
新聞読んでても法律用語がぽつぽつラテン語だったりして、
ハッキリ言ってイライラする。

国際関係出身の私は
De factoDe jureくらいしかわかりませーん。

あーともかく、Vivaね。

Viva voceというのは「記述じゃなくて口頭」という意味。

つまりViva voce、通称Vivaというのは口答試験のこと。

今まで発表のことっだと思ってたけど
口答試験なのね。。。

ちなみに、米発音ではヴィですが
インド(そしておそらく英)発音ではヴァイです。

ってことで、ヴァイヴァ。

今日、修士論文の口答試験が終わりました。

先日別の学科で終えた子が
「簡単な質問しかされなかったわよ」
と言ったとおり、簡単な質問しかされなかった。

この試験は
Externalという大学外部の人が
論文の内容について少しだけ質問をするというもの。

この外部の人、
学科長の友人とかいう、別の大学(そこそこ有名な)の教授でしたが
前もって論文を読んでくれているものかと思っていたら
今日はじめてさわったような感じだったので
そんなんだったら簡単な質問しかできねーわな、
という感じ。

(ちなみに、たまに博士号のVivaを座って見ていると
Externalはきちんと読んで質問も準備してるなと言う感じですが
試験されてる方はそれでいいのかよみたいな答えでも
Vivaの終わりには必ず博士号が授与されてしまう
そんな感じです。)

まぁ、変な質問はされなかったのでよしとしよう。

何聞かれたかもう忘れたけど、

E教授が
ご丁寧にも
「内容に問題があった」ので
提出ギリギリに大幅にカットしたことを
ベラベラExternalに話していました

最後まで、ウザい。

でも、もうどうでもいいんです。
終われば。



Vivaが終わってホっと一息のP先生とB

んで、この「最後までウザい」が
まだ最後じゃなかったんですよねぇ。

この人、このあと始まるインターンシップの担当だから。


終わったー

Vivaのあと、午後インターンシップのオリエンがあったのですが、
派遣される先が
なんとくじで決められました。

数ヶ月前に
私はここかここかここに行きたいです」と
連絡先も書いて渡していたリストは
ただのムダな紙切れだったということです。

どこそこに行ってインターンしたら
そのまま就職できるかも
なんて言われてその気になっていた生徒も
くじでその団体に行けるわけではなく。

「実家に近いのでこの団体がいいです」
と言う子は正当な理由として認められず。

「でも…」と言ったら
じゃぁ留年して来年やりなさい」という始末。

Blackmailingですか?

もう、やってらんねーよという感じ

他の人が同じように希望リストを出していたか知らないですが、
私個人的には
自分のリストに入っている団体が行き先のひとつであるにも関わらず
優先的に選ばせてもらえないというのが
どうしても納得できません

ちなみにくじで私がどこに当たったかというと
Coimbatoreのティーの会社
…と言われていたけど
「ティー」がついてるだけで本当は肥料の会社らしい。

さすがに、肥料の会社は勘弁だわ。


がっくし

Kは今日寮を出て実家に帰ると喜んでいたのに
インターンのことですっかり気落ちしてしまったよう。 


う~ん。。。

なぜSが私のショールをたたんでいたのかナゾ。


E教授は「変更希望のものは学科長と話をして許可をもらえ」

と言われて学科長と話をしたけれど

学科長「E教授の許可がないと…」

と、どちらに話してもらちがあかない。

結局変えるなってことなんでしょう。


もう、こっちもどうでもよくなりました。

早く終わってレポート出して、おさらばしたいのです





2013年1月16日水曜日

避暑地の女王 (1) Coonoor


おはよウナギ。


先週の土曜日から月曜日にかけて行ったOotyをご紹介します。The Queen of Hill Stations(避暑地の女王)なんだそうです。


オチから書くと、この間見たいなーと言っていた登山列車は10秒くらいしか見ませんでした。


チケットが取れなかったにしろ、電車の出発地(ふもと)のMettupalayamに土曜日の夜宿泊するので、日曜の朝早く起きて見に行けばいいやと思っていたのに、予定が変わってMettupalayamに宿泊せず、土曜の夜に無理矢理Ootyまで行ってしまったからです。

土曜の夜何時ごろOoty-Mettupalayamエリアに到着できるかわからなかったのでとりあえずMettupalayamで宿泊場所を確保しておいたのですが、朝早起きしてMettupalayamからOotyにバスで行くよりも夜のうちにOotyまで行ってしまって朝はゆっくりしたい、と他のメンバーが考えたので。まぁ、確かに。


というのも。当初DindigulからMettupalayamまで直接バスがあると聞いていたのにそれが今はなくなっていて、どこか経由して行かなくちゃいけなかったんです。それで土曜の当日になって経由バス停を決めました笑 お買い物ができるCoimbatoreにしようかとも言ったのですが、織物工業や織物染色で有名なTirupurによく行っている人にTirupur経由がいいと言われたのでこちらに決定。


めずらしく地図なんか作ってみた


でもTirupurでどのバスに乗り換えればいいのかわからずしばらく待ちぼうけ。Tirupur-Ootyの直接バスがあるとバスの車掌さんに聞いたのに実際にはTirupur-Mettupalayamしかなかったんですよ。。。Mettupalayamに到着したのは22時過ぎ。で、もう疲れたからMettupalayamに泊まろうと私は思っちゃったんですけど、どうせ疲れてるんだからもうちょいがんばってOotyまで行こうとなったんですね。。。それで、日曜に泊まる予定だったホテルに電話してみると(これがまた、サイトに載ってた番号がつながらなくて問い合わせたりして大変だった)、土曜のうちに来てもいいですよとのこと。

24時間体制でMettupalayamとOotyをつなぐバスもなかなか来ないので、乗り合いタクシーで行くことに。3人席に4人で座っていたらぎゅうぎゅうで、マニプールシスターズのお姉ちゃんがゲーゲー状態に。しかも何したのかわからないけどドライバーが警察に罰金を払っている(か、賄賂を払っている)。あと他の客(酔っ払い)とモメている。わざわざ丘の客から降ろしている。ドライバーがホテルの位置を把握できない。これは、ホテルに電話して行き方をドライバーに伝えてもらおうと思ったのに、電話に出た人がヒンディ語・英語しか話せない、でドライバーはタミル語・超簡単な英語しか話せなかったからです。

あとでわかったことですが、Ootyに来る多くのインド人観光客は他の州から来ていて、第一言語がヒンディ語でないにしてもたいていヒンディ語を話せる人たちばかりだと言うこと。それに対応するためかOotyで働く人たちにもヒンディ語を話す人は多いよう。でもこれもまちまちで、ドライバーなんかはタミル語しか話せなかったりするわけ。だからヒンディ語の話せるマニプールの子たちと行って、4人でBroken Tamilも駆使しつつなんとかやりとりができたのはよかったと思います。ちなみに私はバスの行き先を読む係。これはタミル語のアルファベット。。。

てなわけで、ホテルについたのは深夜1時すぎでした。

Ootyでは22時以降は外食をするのが難しいそうです。。。1時にお店が開いているわけもなく、私たちはご飯も食べずにお布団に入りました。さ、さむい。。。。


ちなみに、待ち時間ナシで言えば

Dindigul - Tirupur バスで3時間
Tirupur - Mettupalayam バスで1時間半
Mettupalayam - Ooty バスで2時間もしくはタクシーで1時間半

くらい。私たちはどっぷり9時間+使って行ったね。。。


で、登山列車の話に戻りますが。昼ごろ列車がOotyに着くころに終着駅で見ればいいやと思っていたら、それもかなわず、でした。タクシーでいろいろまわってたから。

月曜の帰り道、登山列車の中間ほどになるCoonoorで停車しているのを、タクシーからちらっと見るだけとなりました。しかも機関車部分じゃなくて客席部分だけなので普通の電車にしか見えなかった


 ■  ■  ■  ■  ■  


日曜日の朝。

バスルームのお湯が出ない。インドでは朝の時間だけお湯が出るなんてことはよくあることなので朝にも出ないってどういうこっちゃと思ってフロントに電話すると(ヒンディ語しかわかんない人だったのでマニプーリたちがかわるがわる電話をかけていました)…

バケツでお湯が運ばれてくる

ホテルに付属のレストランからパンやらコーンフレークやらをオーダーしようと思ったら「やってない」と言われる。宿泊費に込まれていたという朝食はPuri。。。これは揚げたチャパティみたいなもので、ジャガイモのカレーなんかと食べるものです。

だ~か~ら~さ~。。。揚げ物は無理なんだってば泣 しかも朝から!

他の子たちも朝からPuriはお腹にドシンだったようですが、ずぅっと何も食べてなかったのでとりあえず食べる。

カレーが冷たい

気を取り直してタクシーを手配し、観光へ。

好きなところに連れて行ってくれるのかと思ったら、インドの観光タクシーたちは京都とは異なり行く場所と行ける範囲が限られているとのこと。だから18時までなんて決まりがあるのね…

ということで、行く先々で「ここは見る」「ここは見ない、次に行きましょう」なんてやりとりになりました。たとえば最初に行こうといわれたOotyのボート乗りはヤメました。

このポストではCoonoorを紹介します。先ほど述べたように、MettupalayamとOotyの中間に当たる場所です。


一緒に行った3人

旅の始まりはまだピンピンしています。


見渡す

なんだか早口タミルでドライバーが説明してたのでよくわからないですが、映画の撮影に使われた場所がこの中に入っているらしい。。。

左側の木がぽこぽこ生えているあたりに例の列車の線路が隠れています。


Sim's Park

1874年にできたというSim's Parkはリラックスできる公園。ちっこい湖もあります。

でも丘の斜面に作られているので全部見ようと思うと斜面を下り、また登ってくるハメになります。足腰に自信のない人はやめましょう。。。

私たちはこのあと、Hotel Vivekというところのレストランでランチしました。タクシーがありえないくらいたくさんいたので、みんな同じようなコースめぐりをしていたんでしょう。久しぶりにまともに食べてみんなご機嫌。


お茶畑(観光客用)

Ootyのあるニルギリというエリアはおの生産で有名なところです。ニルギリの紅茶は日本でも買えますよね。

で、もちろん行く先々で斜面にお茶がびっしり植えられたのを見たわけですが、観光客にお茶を売りつけるための畑というのもあります。。。

この畑の前には「インスタント写真撮りますよ」というカメラマンがいて、収穫のときに使う背負いのカゴを渡し、お茶農家のような格好の客の写真を撮るというサービスをやっている人がいます。同じコトをやっている人がわんさかいます。

「写真はいいからカゴだけ貸してよ。20ルピー払うからさ」と言ったけど「写真とカゴはセットなんだ」とガンコなカメラマン。

ということで、

カゴなし

カゴなんかいらねーべ。


青々としたお茶。

こんなに大きくなるまでお茶って放っておかないと思うんだけど。やっぱ写真用か。。。

で、ここの畑の横のお店ではもちろんお茶を売りつけられるわけですが、500グラムからしか買えないと言われ、そんなにいらないと思って立ち去る。


ニルギリの車窓から(タクシー)

このあと、Ootyに向かってまた山登り。CoonoorにはLam's RockとかDolphin's Noseといった展望スポットがあるそうですが、ドライバー君いわく「どこ行っても同じような景色だよ」とのことなので行かず。この時間にはもう霧が下から登ってきてしまって、景色もなんだかぼけーっとしてきてたので、行っても何も見えなかったかも。。。


こんでる

インド人の運転がおかしいのは山でも同じ。山道でも細いくねくね道でもガンガン追い越していきます。よく事故にならないなぁと思う。まぁ、事故もたくさんあるんだろうけど。

渋滞ができてスピードが落ちると、ちょっとホっとする。


お茶畑

次のポストで続きを書きます。