こんばんワニ。
ちまちま書いているSummer Programme2週目も折り返しました。
職員の息子さんが今朝井戸にあやまって落ち亡くなったとのことで、なんだか悲しい空気が流れていました。午前中に職員はお悔やみに行ったそうですが、私たちのプログラムはきちんとやってもらえました。なんだか、申し訳ない。
あいかわらず州政府の事業の話ばかり聞いていますが、今日は中央政府の開発事業の話もあった。
州政府より中央政府の事業のほうがまぁ、一貫性はあるかなという感じはするけど。
でも今日はおもしろい州政府事業について学びました。
その名もChief Minister’s Solar Powered Green House Scheme: CMSPGHS。
事業名がいちいち長いだろ!とツッコミたくなります。
このGreen HouseというのはいわゆるGreenhouse gas effect(温室効果ガス)のGreenhouse(温室)ではなくてGreen <スペース> Houseなんですね。つまりエコハウス。
このエコハウスの建築費用18万ルピー(安!)を州政府が払いますよ、とのこと。まぁ、備品の輸送費とか、個人が払うものもあるんだけどね。
何がエコかっていうと、ソーラー稼動の明かりがついてくるらしい。
ぶっちゃけ、他の電化製品をいろいろ使えるかはよくわからん。
でもとりあえず、5個の明かりはつけられる…とのこと。
それのGreen houseは大家族が住めるようなところではないですよ。リビング、ベッドルーム、トイレ、キッチンにベランダ。1LKですな。
とまぁ微妙だけど、アイディアとしては悪くない。
だって、土地があってもきちんとしたおうちを作るお金がなくていまだにココナッツの葉っぱでできたようなおうちに住んでいる人は多いし、電気不足の問題もあるし。
それに、中央政府の「トイレを全家庭に!」ってポリシーともリンクしていて、きちんとトイレも作ってくれる。これを使うことで農村部の衛生状態は改善するはず。
主な受益対象者は障がいのある人(がいる家庭)、未亡人、ダンナがでてっちゃった人(苦笑)、その他女性が家長のうち、トランスジェンダー、HIV/AIDSまたは結核もちの人、自然災害に見舞われた人、などなど。
(タミルナドゥは保守的で伝統を重んじるみたいなところがあるけれど、トランスジェンダーのミスコンがあったり(手づくり感のある小さな規模だけど)、州政府がトランスジェンダー応援事業をやったりしていて、トランスジェンダーに関してはパイオニアだと言われています。)
まぁともかくね。悪くないと思うの。このスキーム。
ただね。
「ルール4-7:外壁はクリーム色かマロン色にすること」
それは個人の自由ではないのかしら。
…州知事の好きな色なのかもしれん。
実はこのオフィスの近くにうちの学科の2年目の生徒(昨日論文発表終了)の家があるので、今日の昼休みに(アポなしで)みんなでこの家のココナッツ畑にいきました。
案の定、論文発表を終えて今日はゴロゴロしてたであろう彼女はすぐに現れず、畑で待つことに。暑いので早く帰りたい…と思っていたら、ココナッツを振舞ってくれるのでちょっと待って!と言われる。
お兄さんがスルスルと木に登り、ココナッツをぼっとんぼっとん落としていく。
クラスメートみんなでおいしくいただきました。 おかわりした人もいたようです…
今日笑ったこと。
チュリダの首周り、肩のところからしょっちゅうタンクトップのひもが見えているクラスメートK。
今日着ていたタンクトップとチュリダのトップスの組み合わせが悪かったらしく、今日は服の全面からもタンクトップが一部見えている。
オンナノコはショールをするので胸元はもちろん隠れるのだけど、チラリと男性に見えてしまうとよろしくないので、直していると、
「ハリウッドの映画見てるとね、女の人がこれ(タンクトップ)だけ着てるの」
と一言。確かに、都市部はさておきインド農村部でタンクトップのみはマズいので、こういう反応もわからなくない。
私「うん…そうだね、でもあぁいうのは下着のタンクトップとちょっと違うんだよ(違わない人もいるけどさ)」
と、言うと
「でもね、あれもこうやって私のみたいにお花がついてるの…」
と、じっと自分のタンクトップを見つめている。
笑ったというか、なんかこういうのって、ほほえましいです。
Block Development Office |
ちまちま書いているSummer Programme2週目も折り返しました。
職員の息子さんが今朝井戸にあやまって落ち亡くなったとのことで、なんだか悲しい空気が流れていました。午前中に職員はお悔やみに行ったそうですが、私たちのプログラムはきちんとやってもらえました。なんだか、申し訳ない。
あいかわらず州政府の事業の話ばかり聞いていますが、今日は中央政府の開発事業の話もあった。
州政府より中央政府の事業のほうがまぁ、一貫性はあるかなという感じはするけど。
でも今日はおもしろい州政府事業について学びました。
その名もChief Minister’s Solar Powered Green House Scheme: CMSPGHS。
事業名がいちいち長いだろ!とツッコミたくなります。
このGreen HouseというのはいわゆるGreenhouse gas effect(温室効果ガス)のGreenhouse(温室)ではなくてGreen <スペース> Houseなんですね。つまりエコハウス。
このエコハウスの建築費用18万ルピー(安!)を州政府が払いますよ、とのこと。まぁ、備品の輸送費とか、個人が払うものもあるんだけどね。
何がエコかっていうと、ソーラー稼動の明かりがついてくるらしい。
ぶっちゃけ、他の電化製品をいろいろ使えるかはよくわからん。
でもとりあえず、5個の明かりはつけられる…とのこと。
それのGreen houseは大家族が住めるようなところではないですよ。リビング、ベッドルーム、トイレ、キッチンにベランダ。1LKですな。
とまぁ微妙だけど、アイディアとしては悪くない。
だって、土地があってもきちんとしたおうちを作るお金がなくていまだにココナッツの葉っぱでできたようなおうちに住んでいる人は多いし、電気不足の問題もあるし。
それに、中央政府の「トイレを全家庭に!」ってポリシーともリンクしていて、きちんとトイレも作ってくれる。これを使うことで農村部の衛生状態は改善するはず。
主な受益対象者は障がいのある人(がいる家庭)、未亡人、ダンナがでてっちゃった人(苦笑)、その他女性が家長のうち、トランスジェンダー、HIV/AIDSまたは結核もちの人、自然災害に見舞われた人、などなど。
(タミルナドゥは保守的で伝統を重んじるみたいなところがあるけれど、トランスジェンダーのミスコンがあったり(手づくり感のある小さな規模だけど)、州政府がトランスジェンダー応援事業をやったりしていて、トランスジェンダーに関してはパイオニアだと言われています。)
まぁともかくね。悪くないと思うの。このスキーム。
ただね。
「ルール4-7:外壁はクリーム色かマロン色にすること」
それは個人の自由ではないのかしら。
…州知事の好きな色なのかもしれん。
ワイルドに飲む |
実はこのオフィスの近くにうちの学科の2年目の生徒(昨日論文発表終了)の家があるので、今日の昼休みに(アポなしで)みんなでこの家のココナッツ畑にいきました。
案の定、論文発表を終えて今日はゴロゴロしてたであろう彼女はすぐに現れず、畑で待つことに。暑いので早く帰りたい…と思っていたら、ココナッツを振舞ってくれるのでちょっと待って!と言われる。
お兄さんがスルスルと木に登り、ココナッツをぼっとんぼっとん落としていく。
立って飲む、座って飲む |
クラスメートみんなでおいしくいただきました。 おかわりした人もいたようです…
並んで飲む |
今日笑ったこと。
チュリダの首周り、肩のところからしょっちゅうタンクトップのひもが見えているクラスメートK。
今日着ていたタンクトップとチュリダのトップスの組み合わせが悪かったらしく、今日は服の全面からもタンクトップが一部見えている。
オンナノコはショールをするので胸元はもちろん隠れるのだけど、チラリと男性に見えてしまうとよろしくないので、直していると、
「ハリウッドの映画見てるとね、女の人がこれ(タンクトップ)だけ着てるの」
と一言。確かに、都市部はさておきインド農村部でタンクトップのみはマズいので、こういう反応もわからなくない。
私「うん…そうだね、でもあぁいうのは下着のタンクトップとちょっと違うんだよ(違わない人もいるけどさ)」
と、言うと
「でもね、あれもこうやって私のみたいにお花がついてるの…」
と、じっと自分のタンクトップを見つめている。
笑ったというか、なんかこういうのって、ほほえましいです。