2012年5月31日木曜日

Summer Programme Week 2 - Block Office ココナッツ休憩

こんばんワニ。




Block Development Office


ちまちま書いているSummer Programme2週目も折り返しました。 


職員の息子さんが今朝井戸にあやまって落ち亡くなったとのことで、なんだか悲しい空気が流れていました。午前中に職員はお悔やみに行ったそうですが、私たちのプログラムはきちんとやってもらえました。なんだか、申し訳ない。




あいかわらず州政府の事業の話ばかり聞いていますが、今日は中央政府の開発事業の話もあった。


州政府より中央政府の事業のほうがまぁ、一貫性はあるかなという感じはするけど。




でも今日はおもしろい州政府事業について学びました。


その名もChief Minister’s Solar Powered Green House Scheme: CMSPGHS


事業名がいちいち長いだろ!とツッコミたくなります。


このGreen HouseというのはいわゆるGreenhouse gas effect(温室効果ガス)のGreenhouse(温室)ではなくてGreen <スペース> Houseなんですね。つまりエコハウス。


このエコハウスの建築費用18万ルピー(安!)を州政府が払いますよ、とのこと。まぁ、備品の輸送費とか、個人が払うものもあるんだけどね。


何がエコかっていうと、ソーラー稼動の明かりがついてくるらしい。


ぶっちゃけ、他の電化製品をいろいろ使えるかはよくわからん。


でもとりあえず、5個の明かりはつけられる…とのこと。



それのGreen houseは大家族が住めるようなところではないですよ。リビング、ベッドルーム、トイレ、キッチンにベランダ。1LKですな。




とまぁ微妙だけど、アイディアとしては悪くない


だって、土地があってもきちんとしたおうちを作るお金がなくていまだにココナッツの葉っぱでできたようなおうちに住んでいる人は多いし、電気不足の問題もあるし。


それに、中央政府の「トイレを全家庭に!」ってポリシーともリンクしていて、きちんとトイレも作ってくれる。これを使うことで農村部の衛生状態は改善するはず。


主な受益対象者は障がいのある人(がいる家庭)、未亡人、ダンナがでてっちゃった人(苦笑)、その他女性が家長のうち、トランスジェンダー、HIV/AIDSまたは結核もちの人、自然災害に見舞われた人、などなど。


(タミルナドゥは保守的で伝統を重んじるみたいなところがあるけれど、トランスジェンダーのミスコンがあったり(手づくり感のある小さな規模だけど)、州政府がトランスジェンダー応援事業をやったりしていて、トランスジェンダーに関してはパイオニアだと言われています。)




まぁともかくね。悪くないと思うの。このスキーム。


ただね。


「ルール4-7:外壁はクリーム色かマロン色にすること


それは個人の自由ではないのかしら。


…州知事の好きな色なのかもしれん。






ワイルドに飲む

実はこのオフィスの近くにうちの学科の2年目の生徒(昨日論文発表終了)の家があるので、今日の昼休みに(アポなしで)みんなでこの家のココナッツ畑にいきました。


案の定、論文発表を終えて今日はゴロゴロしてたであろう彼女はすぐに現れず、畑で待つことに。暑いので早く帰りたい…と思っていたら、ココナッツを振舞ってくれるのでちょっと待って!と言われる。


お兄さんがスルスルと木に登り、ココナッツをぼっとんぼっとん落としていく。






立って飲む、座って飲む


クラスメートみんなでおいしくいただきました。 おかわりした人もいたようです…




並んで飲む


今日笑ったこと。


チュリダの首周り、肩のところからしょっちゅうタンクトップのひもが見えているクラスメートK。


今日着ていたタンクトップとチュリダのトップスの組み合わせが悪かったらしく、今日は服の全面からもタンクトップが一部見えている。


オンナノコはショールをするので胸元はもちろん隠れるのだけど、チラリと男性に見えてしまうとよろしくないので、直していると、


ハリウッドの映画見てるとね、女の人がこれ(タンクトップ)だけ着てるの


と一言。確かに、都市部はさておきインド農村部でタンクトップのみはマズいので、こういう反応もわからなくない。


私「うん…そうだね、でもあぁいうのは下着のタンクトップとちょっと違うんだよ(違わない人もいるけどさ)」


と、言うと


「でもね、あれもこうやって私のみたいにお花がついてるの…」


と、じっと自分のタンクトップを見つめている。

笑ったというか、なんかこういうのって、ほほえましいです。




2012年5月30日水曜日

Daily Piyo, Healthy Jiyo! 懐かしい味

こんばんワニ。




デリーに行ってきたマニプールシスターズからもらったもの:




ヤクルト。


そうです、ヤクルトです。


私が子どものころからうちはヤクルトレディからヤクルトを購入していたので、まさかインドで飲むことになるとは思わなかった。


何かの記事でヤクルトは世界に出ても、品質や味をきちんと説明して買ってもらうという訪問販売(つかヤクルトレディのセールストーク)にこだわっていると読んだ覚えがあったのですが、


インドでもやってた

そしてやっぱりヤクルトレディと呼んでいる。


値段が高めということで、確かその記事ではこういう商法はあんまりよろしくないというような内容だったと思いますが、デリーっ子Delhitesが飲むのだから、健康志向の都会人たちにはウケているのかもしれません。


田舎の方がコメばっかりでヤクルト飲んだほうがいいんじゃんって思う人が多いかもしれないけど。


日本のヤクルトサイトで確認したら、ヤクルトレディは世界に4万人近くいるらしい。


あぁ、下の方に書いてある


Daily Piyo, Healthy Jiyo!


ってヒンディ語のような宣伝文句が気になる。ピヨ!




Fermented

裏側。


Fermented Milk Drinkと書いてあります。発酵乳飲料?


ヤクルトってスキムミルクが入ってるんだね。。。


ていうか、保存料入ってないけど、この日づけは製造日と考えていいのかしら?もし賞味期限だったらお腹が発酵しちゃうよ。




ヴェジタリアン

緑のヴェジタリアンマークがついているあたりはインド。


でも味は日本と変わらなかったよ。冷えてないだけ笑






本日はSummer Programme2週目、2日目。


Panchayatについて学ぶはずなのに、なぜか州政府のやってるプロジェクトのオンパレード宣伝みたいな1日で、何やってんだろうと思った。


インドではDowryという女性の持参金がありますが(ややこしい話なので割愛)これが払えなくて結婚できないよという人たちのために州がやってる結婚支援金スキームなんか、5つもあるんだよ。意味わかんない。違いがよくわからん。なんで統一しないんだ。


午後なんか2時間もだらだらと学校給食(のようなもの。貧困層の子どもにだけ配布される)の話だし。学校給食作るオバちゃんの最終学歴なんか、正直どうでもいいです。




大学では修士2年目が論文発表の日だったようです。これで晴れて全過程終了。おつー。


私も1年後には、ね。




Sweet Puff


昨日やたら辛くて油だらけだったのを反省し、今日はマッシュルームではなくSweet Puffを食べました。中はココナツとドライフルーツだった。ウマい。







2012年5月29日火曜日

インドナプ事情(3) Sofy

こんばんワニ。




Summer Programmeの2週目です。


今週はここからNilakottaiに行く途中にあるSempattiという町にある、Block Development OfficeUnion Panchayat Office)に5日間通って、この機関がどのような役割を果たしているかうんぬんかんぬんを勉強します。


で、いろいろ今日あったことを書こうかと思ったんだけど、先週聞いたことを再度繰り返して聞いているようでなんだかイラっとしたので、また今度にします笑


今日ランチタイムに「すぐそばにいいベーカリーがある」と言われ、暑くて動きたくなかったけど偵察しに行ってみた。なんかうちの学科の教授の親戚がやってるとか言ってました。(だから引率スタッフがベタ褒めしてたのかも



食べたマッシュルームパフ(デニッシュのようなもの)はまぁまぁおいしかった。と思っていたら中から油がしたたりでてきたので(ひぃぃ)星は2つくらい。


え?もちろんマッシュルームはカレー味ですよ。


え?写真?笑




Pottu Kadalai

代わりと言ってはなんですが、今日Kannanにアクシデントで行って(Sempattiから帰るバスが大学を通りこしてDindigulまで行ってしまったため) 買ってきたおやつ。


Pottu Kadalaiというもので、英語ではBengal Gram。ヒヨコマメって訳を見たんだけど、ホントかな?ヒヨコマメはGarbanzo beansじゃないの?


まぁ、いいや。豆トークは。


これ、なんかハマります。たぶんお酒の好きな人は好きだと思う笑


なんかぱさぱさしてて、味気もないんだけど、止まらなくなる。


もともと料理に使うものだと思うのだけど、スパイスつきでスナックって感じのも売ってます。




で、別にKannanで買ったもの。そうです。表題の笑




ソフィー!



いやぁ、ユニチャームさん、やるじゃないですか。インド進出してたんですね。


この間の2社よりパッケージにも気を使ってるような気が。


8個65ルピーなり。ちと高いな。




では、コピーチェック、いってみましょうか笑




ソフィーサイドウォールズ ソフト ウルトラスリム


当社独自の伸縮サイドウォール+ウィング!横モレをしっかり防いでくれるサイドウォール、ウィングを長時間キレイに保ちます


ジェルスーパー吸収体!多い日もサラサラに


ソフトカバー!肌にやさしい超ソフト、ドライ、そして快適なつけ心地 


って、とこですかね笑


インドでこのサイドギャザーは初めて見た。


これは「ソフトシリーズ」だけど、同じ長さでドライ感をアップさせた「ドライシリーズ」もあるようです。



ちゃっかり


ユニチャームって、日本のナプキンシェア1番なんでしょうか。


この小さい「*」が気になるので確認したところ、


ユニチャームは日本のトップナプキンブランドです(2008年4月-2010年12月Intage社の日本国内調査による)


なんかウソくさい!笑


と思ったけど株式会社インテージはちゃんと実在する会社だった。笑




はいっ、ナプ話がやたらと読者数多いからってまたナプネタ書いてしまいました。すみません。


でも正直、たぶん誰かの役に立つ気がするからまた書こうと思う。


使い心地ももっと書いておきたいし、他の会社もいろいろあるしさ。







2012年5月28日月曜日

Difficult Question サカナくさい私

こんばんワニ




やっぱりインドの神様と仏教の仏様はつながっている


またThanjavurの写真


私はへそ曲がりなので、自分が元から好きだったものでも、周りが「私も好き!」と言い始めると「別に好きじゃないし」とか言っちゃうことがよくあります。


阿修羅もそう。奈良が遷都なんちゃらでスポットライトを浴びて、女子が大行列を作って阿修羅を見るのを待っている、それを見たとき心底げんなりしたものです。


もともとは小さなガラスケースに入って、思ったより身長低いなぁ、でもほれぼれしちゃうと思って見上げていたものですが、今となっては高嶺の花のようです。


けれどこうしてインドにきて顔が3つある像やこんな風に手が3組あるような像を見ると、やっぱりインドの神様は仏教に溶け込んでいったんだなぁと思います。そう考えるとすっごくおもしろい。


私、大学のころTheology(神学)に興味があったんですね。客観的・理論的に世界の宗教を学んでみたかった




だけど。




私だけではなく、世界を旅する日本人がよくブチ当たる質問、というか問題は


宗教


のことだと思うんです。




 ★  ★  ★  ★  ★  




私の感覚で言うと(間違ってたらごめんなさい)、日本人って若い人は特に宗教にこだわらない人が多いでしょう?冠婚葬祭の婚は教会でやっちゃって、葬は仏式で、祭りはお神輿なんか担いじゃって神道じゃない。


(冠?)


私もその例にもれず、


元旦は、うーん、神社でも寺社でもいいや。交通安全祈願?神社かな。(教会のケッコンシキはゼッタイイヤだけど)でも仏像が好き!そのくせ八百万(やおよろず)の神様をちょっと信じてる。無駄な殺生はしない、は自分のポリシー。隣人は、まぁ、愛してるよ。喜捨もしたいよね、余裕がなくても。


という、typicalな日本人というか、なんでもとりこんじゃう宗教観を持っているのです。




だから、日本の外に出て困っちゃうのが


日本の宗教は何?」「あなたの宗教は何?


という質問。


ぶっちゃけ、背筋がヒヤっとして、「きたな、強敵質問」と思う。


もちろんみんながそうではないと思うんですよ。日本で周りにひとつの宗教を信仰している人がいないわけではなかったし(クリスチャンなのにお遍路してる人はいたけどね)。だけど日本人の多くには答えづらい質問だと思うんです。


宗教というのは(これも私の感覚で書きますが)その個人のコアな部分に大きな影響を与えるものなので、その宗教に属していない人があーだこーだ言うのは、かなり気に障ることだと思うんですね。結果、異宗教間の紛争が起こったりする。(今異臭共感って変換されて爆笑。)数え切れないので列挙は割愛。異宗教観じゃなくて同じ宗教のくくりになっている中でも争いが起こる。スンニ・シーア、カトリック・プロテスタント、等々。仏教でもいろいろあったと思う。


ましてや、言葉が通じない、もしくは意思疎通が十分にできない場合はなおさら、宗教の話は難しい。英語何年も話してても、まだ宗教の話は難しいと感じます。


ということで、お仕事でインドに学生さんや社会人の人を連れてきたときには、


宗教の話は避けるようにしてくださいネ


とか言ってたんだけど、私自身宗教の質問をされてたという笑




むずかしいのは、(1)特定の宗教に属している人で、(2)周りがそういう人ばかりの場合、宗教に属していないということ自体が理解できないようなのです。


たとえば、アメリカにいたときは、特定の宗教に属している人は友人にいたけれど、周りがそういう人ばかりではないので(Atheist無神論者と自覚している人も多い)、「私特に何も信じてない」と言っても「あ、そう」で終わる。


でも、インドの農村部にいると、99%の人口はたぶん宗教に属している。なので、周りに宗教に属していない人がいないから、そういう人の脳みそが理解できない


私は無神論者と言い切るつもりもないので、ますますややこしい苦笑




この前も。


昨日以前に書いた寮母手下が洗礼を受けることになったので、前日寮の人がちょっと集まってディナーがありました。私はもうサバ食べたあとだったから、座って話を聞いていただけなのだけど。


運悪く隣にその寮母手下(ヒンドゥ教信者だったんだろうけど、ボーイフレンド《同僚》 がクリスチャンのため洗礼を受けることになった。クリスチャンはクリスチャンとしか結婚できないという決まりがあるらしいので)が座っていて、


「ミワは洗礼に来てくれるのかしら」


と言われて、ついうっかり


「うーん、私クリスチャンじゃないけど、行っていいんですかね


とか言っちゃったもんだから。あちゃー。


あらぁ、じゃぁあなたはどの宗教に属してるのかしら


と、きたわけですね苦笑


私「何も信じてないです、というかいろいろな宗教の教えには共感するけど、スピリチュアルな部分になると、どうもダメで」


生半可な回答をしたので


手下「そうなのね。でも聖書を読むべきよ。聖書は科学的な書物で、いろいろなことが説明されているのよ


ここです。背筋に来るの。こういう話になってしまうのが、一番苦手なんですね。


もちろん彼女の信じていることを否定するつもりはないですよ。でも何と答えていいのかわからないんです


なので、きちんと聞いているような、うなずいているだけのような感じになってしまいました。←こういうのって相手に失礼だよねぇ。。。


運よく、別の話題にそれたからよかったのだけど。




ちなみに、宗教が変わる(変える)というのも自分にはよくわかりません。昔から信じてきたものを変えるって、大変なことだよねぇ?手下も時間かかってようやく洗礼だったのだろうけど。




とか思ってたら、今日マニプールシスターズに招かれてマニプールの生徒たちとランチを食べた際にもまた同じような質問が来たので、苦笑い


日本では仏教が主流なんでしょ?」


うーん。。。そうなのかなぁ。。。本当に帰依している人は、タイとかカンボジアに比べたら格段に少ないし。


幸い彼は社会学選考で、めっぽういろいろなことを正直に話し合える仲なので、日本には信教と仏教があって、それがごっちゃになって、天皇が神様とされた時期もあって…とにかく、日本人は宗教に興味なくなっちゃったんだと思う!


という私のちゃんぽん自説を語りました。で、


じゃぁ君は無神論者なんだ?」


いや、ちと違う!笑




皆さんも、海外では宗教トーク、細心の注意を払ってくださいねー




 ★  ★  ★  ★  ★  


あ。で。今日のマニプールランチはまた魚でした笑 サバ缶じゃなかったけど。


マニプールにはクリスチャンが多くいて、うちの大学で勉強している子たちは全員クリスチャンだと思う。教義はいろいろ別のようだけれどね。


インドでは(悪いジョークなんだけど)ヒンドゥ教徒は牛を食べない、イスラム教徒は豚を食べない、でもクリスチャンは何でも食べる、とか言われていて、実際ここにいるマニプールの生徒たちも「地元には豚肉があってさぁ」とかDindigulのムスリムから牛肉を買ってきて調理をしています。


で、今日はやたらたくさん牛肉を買ってきたらしい。


でも私肉は控えてるから…」


と言うと、


「じゃぁ魚も用意する!」


ということでわざわざお魚も買ってきてくれたみたいです。


でも台所から生肉のにおいが漂ってきたときに吐き気がしてしまって、どうも気分がよろしくなかったです。本当に肉が食べられなくなっちゃうんだろうか


でもできあがった魚カレーはとてもおいしかったです。どうやってるんだろう。こちらでよく出されるなんか生臭い魚カレーとは違うんだよね。


彼らは東南アジアに近いこともあり、竹の子を食べる習慣があるので、(たぶんちょっと発酵してる)竹の子や玉ねぎ、唐辛子、干し魚、パクチーをマッシュして作った、南インドのものとは全く違う「チャツネ」をカレーやご飯に添えて食べます。最初はなんかクサー!と思ったけど、これが魚醤fish sauce)みたいでクセになります。


しかし、今日の彼らは牛カレーの他に牛の脳みそも食していた。なんかトロリとしたソースみたいなものがあるかと思ったら…あぁ、手をつけなくてよかった。(フランス料理とかでも食べるみたいだけどネ…)


狂牛病は、大丈夫なのかしら。。。調理すれば平気?




まぁ、そんなわけで、今日は手がまたサカナくさいよ。









2012年5月27日日曜日

Can I Have Vicks!? サバくさい私

こんばんワニ。




Summer Programmeの1週目を終えて、寝込んでいます


というほどでもないんだけど、ノドが痛くて声が出ない。


実はプログラムの1日目からなんかノドがおかしいなーと思っていたので、部屋にあったVicks(インドにはショウガフレーバーがある)をバックパックにつっこんで持っていったのね。ちょくちょくなめてたんだけど、昨日全て消費。


朝、声が出ないじゃん!とわかった時点で午後Chinnalapattiに買いに行くかーと決断。


でもねー。お店でも声が出なかった泣 


Vicksの他にハンドソープもほしかったのだけど、


Liquid soapください


がどうしても出なくてねぇ。。。


Hand washがほしいの


などなどくりかえしてようやくわかってもらえたのに、


うちにはないから、あの端っこのお店に行って


だって泣


Vicksは店先のケースに入ってたから自分で出せたんだけどね。←結局VicksじゃなくてStepsilsにした。


で、この「端っこのお店」、ボッタくるんだよねぇ。。。


今日もハンドソープ、MRP(Maximum Retail Price、最大小売価格)より6ルピー多くとられた。ダルくて、表記MRPをチェックしなかった私が悪いんだけど。




寮のパパイヤ



いつぞや書いた寮のパパイヤ、たわわに実り、知らないうちに収穫されてました。寮母が部屋に隠しているらしい。


でも独り占めしようってわけじゃなくて、朝ごはんのときに切って配っています。


外側はまだ皮が緑でえぇって感じなんだけど、中はいい感じに熟しています。




夏休みを利用してデリーに行っていたマニプールシスターズが月曜日に帰ってきました。私と入れ違いだったんだけど、昨日やっと会えてお互いの近況をいろいろ話しました。


私もデリーは一度お仕事の関係で行ったことがありますが、彼女たちは地元に住んでいるDelhite(デリーっ子)のイトコたちにあちこち見せてもらったようで、かなーりエンジョイしたようでした。


部屋にものがかなり増えてるので「どうやってこれ全部持って帰ってきたの?」と聞いたら、


二人でスーツケースとかバッグ7個あったからね


それで電車に乗って帰ってきたって、すごいよねー。尊敬する


そのいろいろ買ってきたものの中には、Taj Mahalのあるアグラで有名なお菓子(アグラには行ってないのに笑)、デリーのいろーんなマーケットで買ってきたKurta(チュニック)、デジカメ、スピーカー、などなど。


そして、Mackerelとデカデカと書かれた缶詰。


サバです。鯖。


サバの水煮のようなものですね。


地元ではよく食べているらしく、二人が学士時代に滞在していたチェンナイでも購入は可能だそうですがここにはないので、デリーで見つけたときには感動しちゃったみたい。


そこで、イトコが笑うのも気にせず購入して重い荷物に突っ込んで持って帰ってきたそうです。


「これ、日本でも食べる?」


と聞かれたので


「日本でもサバは食べるよ。」


と言うと、


じゃぁ今日はこれでご飯作ろう


と提案されました。Non veggieは最近ひかえている私だけど、わざわざ私のために貴重なサバ缶を開けてくれるというので、夕飯におじゃますることにしました。つか、諸事情で私の部屋で調理することになったんだけど。


以前から何度か彼女たちが調理するのを見てきたけど、スゴいね。寮生活、限られた調理方法でおいしいゴハンを作ってる。


(あっちなみに、うちの寮調理禁止ですからね笑)


彼女たちの最大の武器は、炊飯器です。


とは言え、イマドキの日本の最新炊飯器のように圧力IH!とか●●炊き!とかいろんな機能がついているものではなく、クラシカルな、スイッチオン・オフのみのもの。


参考資料


これでまずご飯を炊いて、スイッチが切れたら(15分くらい?)内釜を取り出す。


蒸らしている間に、この炊飯器でおかずも作っちゃうんです。


今日のメニューはサバカレー


このシスターズなぜか小さい内釜をもうひとつ持っていて(たぶん炊飯器が二つあるんでしょう)、それがフライパン代わりになっちゃうんですね。


ここに油をひいて、炊飯器にセット。普通にスイッチを入れる。そのうち内釜が温まる。


その間に玉ねぎとトマトを小さくカット。(ちゃっちいナイフはやはりトマトが切りづらい笑)


温まった内釜に野菜を入れて炒める。塩とマサラパウダーを投入。


んで、サバ缶なんだけど。


缶がプルトップ形式じゃないんだよね。缶切りなんて持ってなさそうだし。どうやって開けるの?と聞いたら、先ほどのちゃっちいナイフを持ってニッコリ。


ナイフで開けたーーーーー


キャンプでもこんなの見たことないです。拍手。


このぶつ切り水煮サバが内釜に投入され、少々水を足して煮込む。出来上がり。


調理時間5分くらい?早い!


こうして昨日はおいしいインド風(?)サバカレーをいただきました。おいしかった




しかし、肝心なことを忘れていた。


サバはニオうのだ。インドサバ(?)もやはりニオう。


部屋がサバ臭


他の寮生に調理をしていたのがバレると困るのでルームスプレーでシューシューするも、サバ臭はしつこい。

そして右手についたサバ臭。石鹸で洗ってもなかなか落ちない。マサラで中和されるかななんて思ったんだけどね。。。

と、いうことで、自分は調理してないのになんだか自分が料理したような気分で昨日は就寝。


サバ臭は今日ようやくとれました☆


2012年5月26日土曜日

Summer Programme Week 1 - Village Panchayat

こんばんワニ




Village Panchayat Office


今週の月曜日からSummer Programmeが始まりました。


他のMBAの生徒もSummer Programmeはあるそうなのですが、行く先が学科によって決定され生徒には選択の余地がないというのは私の学科だけのようです。


他の学科はビジネスって感じでチェンナイの企業にインターンに行ったりするみたい。




で、今週のお題はVillage Panchayatについて学ぼうというものでした。Panchayatとは何ぞやという質問はこちらで受けつけます。


まぁ、そこに書いたように、なんだかどう見たって去年あった怒涛の6日間VPPのままじゃんね?


と、思っていたのだけど。


5日間終わってみて言えるのは、快適な5日間だったということと、5日も人のお世話になって村に滞在する理由がサッパリわからないということ。


前者に関しては、行く前に、


私のグループは空き家に泊まり食事は自分たちで買うこと


と言われていたのが


村でも指折りのお金持ちっぽい家に泊まり(部屋にトイレつき)食事は別の家で準備してくれる


と、変更になったことですかね。


朝晩のティーつき、ミネラルウォーターつき、しかもUPSつきで停電ナシ!


で、これが後者につながると思う。


こんなのって、インドの農村を全然反映してない


確かに私たちのステイが快適なものになるようにとの配慮があってこうなったのだと思うけれど、私にとってインドの村というのはココナツの葉っぱで作ったおうちが並び、外で調理をし、暑い中日雇い農作業に従事する人たちがいるところ、なんです。


そういったおうちがなかったとは言えないけれど(村の全てを見たわけじゃないから)私たちが滞在していたのはこのVillage Panchayatが管轄する村々の中で一番発展しているような場所でした。まぁ、だからPancyayatのオフィスがあるのだろうけど。


それにしたって、自分の寮の部屋より快適な5日間の中で農村部のことを学ぼうと思っても、脳みそが追いついてきませんよ。


で、後者に関してもう一点は、


Panchayatのオフィスで学べることは全然なかった、ということ。


直接Presidentから話を聞く機会が持てたのはうれしいけれど、私たちの質問が悪いのかPresidentが興味ないのか、話が発展しない。与えられたトピックにひと言、ふた言答えがあってそれで話が終わっちゃう。


とは言え、彼女(女性です)も政治家のようなものなのだから自分の組織に問題があると断言はできないのだろうけど、私たちも学科で


「Panchayatを非難してはダメ」


と言われているので(たぶん学科との関係が悪くなるのを恐れている)突っ込んだ質問ができない。


けど、どう考えたって村役場に当たるような組織が9時から14時までしか開いてなくって、そのうちPresidentがオフィスにいるのが10時から13時じゃ、どうしようもないでしょ


お給料もらってるのだから、しみじみやりましょうよ


まぁともかく、このOffice Hoursのおかげで毎日質問ができるのは朝だけだったので、昼からやることナシ。毎日昼寝、昼寝、昼寝。最終日の今日なんか朝から帰るまでずっと寝てたよ(だってPresidentが私用でチェンナイ行っちゃうんだもん)。


こんなんだったら、Panchayatに限らず村全体について学ぶようなプログラムにしてくれればいいのに。




と、毒を吐きますが、悪いことばかりではなかったです。


おいしいゴハンを毎日お腹いっぱい食べ(させられて)たし。




何よりも、不安だと書いたグループメンバーのSとJが「やればできるじゃん」タイプだったとわかったのは自分の中で大きな収穫でした。


今まで11ヶ月一緒に同じ教室で学んだ中だったけれど、ぜーんぜん話したことがなかったんだよね。Sは私が何か言っても「わかんない」とタミル語で隣にいる子に聞くようなタイプだったし、Jも私が言うことはわかっているのだろうけどあえて別の子に意思疎通をしてもらっているような感じだったから。


そして、私たち3人とも、普段一緒にいるグループが違うんだよね。


グループが発表されてすぐ二人が隣に座って何か話しているのを見て、あぁ二人も不安なんだろうなと思ったけれど、自分の不安が大きすぎて二人のことを考える余裕もなくって。それで別の子たちに「私どーすればいいんだろ」と毒をそこでも吐いてたわけ。


でもいざプログラムが始まってみれば、SもJも、少し時間がかかるにしろ私の言ってることは理解してくれるし、私のつたないタミル語を村の人に丁寧に伝えなおしてくれました。


そして村で出会った知的障がいのある男の子Pに対する二人の優しさ。私もPと話したいけど言葉が伝わらなくて、もどかしくって。でも二人がPと私の架け橋になってくれて、Pが日本語で名前を書けるように手伝ってくれました。


また来週からはもとの仲良しグループに戻ってしまうのだろうけど、5日間二人と過ごせたことは自分の中で思い出に残ると思う




えっ?Programmeの中身?そんなものはどうでもよいのです!笑









2012年5月21日月曜日

Short and Sweet Summer Break Day 9 - Do I Like India?

Big Templeの壁画。


こんばんワニ。




なんだかこの絵、好きです。たぶんストーリーのある絵なのですが上に表記してあったストーリーがはがれちゃってたのでそれも読めず、なんだかわからない。たぶん悪者。でも、なんか愛嬌のある顔です。でぶっちょ。


ケララの話のときに少し書いたけれど、私こういう壁画が好きかなぁと思う。


いつのものかもよくわからないけれど、こうやって鮮やかなカラーがしっかり残っていて。とてもステキ。




 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  




さっき、在欧の高校時代からの友人MちゃんとFBチャットしました。


あちらは日曜なのに出勤中。私はダラダラ。申し訳ない。


(出勤中なのにチャットなわけ?というツッコミはMちゃんにしてください。)


最近Mちゃんがインドつながりの人たちと交流があって、という話になりました。


日本人って観光で世界のどこにでも行くというイメージが自分の中であるのだけど、インド人も人口多すぎてあふれちゃってるからなのか、やはりIT関係で活躍してるのか、それとも世界的に受け入れられるインド料理のせいなのか、世界のあちこちで仕事をしている気がする。


そこで私が言い放ったのは、私はインドが好きというわけではないということ。


って、前にも書いたと思うけれど。


縁があって今こうしてインドに来て勉強をしていますが、たとえば一生インドで暮らそうとか、インドの開発一本で生活していきたいと思っているわけではないのです


(んじゃなんでインドなのよ?という理由はこのあたりで書いています)


インド料理は北も南も好きだし、ヒンドゥ教寺院とか、好きだけどさ。


だけど、「インドが好き!」とは断言しかねる。


私は、以前に一緒にお仕事をさせていただいていたFさん(そういえば今度ネパールへ引っ越すとのこと<3)の言っていた言葉(これも前にどこかで書いたな)をいつも心にとめています。それは、


インドはそれぞれの州が別々の国のよう


ということ。もともと言葉も文化も全く違う民族が英国によって寄せ集められてできた国がインドだから。結果、インドのメインストリームとは別の路線をいくパキスタンとバングラデッシュは「英国インド」としてひとまとめだったところから独立。たくさんの血が流れた。


今だって、東北部の人たちは東南アジア人にしか見えないし、北部に行けばパキスタンとの境はあやふやだし、北のアーリヤ系と南のドラヴィダ系も全く違う。宗教も世界○大宗教みたいなのは全部インドにあるし、マイナーな怪しげなものもたくさんある。そして共通語は、ぶっちゃけ、ないよね。


なのでこの「国」を好きって言うのは、たとえば「私東アジアって好きー!」って言ってるようなもので。中韓日を全部好き、ってことですね。似たような文化があるのは確かだけど、そうやってひとまとめにしちゃうってどうなのよ?と思うよね。


まぁ、そんなダイナミックで多文化で多様性に富んでいて、というところが好きな人は多いのかもしれないね。


で、Mちゃんと話していたのが


ひとつの国を「好きだ」と言うのは



(1) 表面しかみていない
(2) 友人ができるから、家族ができるから
(3) 偽善者ぶってる自分に酔ってるか(笑)



ということだと思うんですね。例えば私は、アメリカとインドは好きじゃないけど思い入れがたっくさんある。それは友人がたくさんいるから。だけどアメリカもインドも一部しか見ていない。だから国を好きだとは到底言えない。


Mちゃんも、日本だって一概に理解できないし、関東圏出身の私達には関西圏のわからないことがたくさんあるよねと言っていました。


私は大学で政治(国際関係学)を学んでいたせいか、どうしても国を見るときにその国の政治を評価してしまうクセがあり、それもあってインドを好きになれないのかもしれません。インドの政治、どう見ても「おかしくね?」みたいなことばかりだし。その点では日本も好きだと言えない。


インドでよくわからないのがPresidentという役職。Prime Ministerと違って名前だけのポジションって感じで、いろいろなところを飛び回って「インドのことよろしくね!」と言っているだけの気がする。海外訪問で昨年度は20億5000万ルピー(29億万円)も使ったという記事が出たくらいだし。よくわからん。


まぁ、話はそれたけど。


だからこちらの人に「インドで勉強するなんてインドが好きなのねぇ」とか言われちゃうと、「いやそんなことないです」とはバッサリ言えないので「人は好きだけどイヤなところもたくさんあるね」とオブラートに包んで言います。


なので、「ミワはインドで骨をうずめる覚悟だ」とか思っている読者の方がいらしたら、あなたは間違ってます。そんなこと、ないです。



 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  




明日からSummer Programmeです。とても不安です。


うちの大学で研究をしていたMさんが通っていた村なので、たぶん訪問者にはヤサシイ村だと思うのですが、VPPとちがって食料・水を自分で調達ということなので、どうなることやらと思っています。スタッフが一緒に泊まってくれないから、何か(病気、ケガ、盗難)どうすればいいんだろうと思うし。


みんなで一緒に泊まらず、グループごと。そのグループのメンバーも、なんだか頼りない感じなんですよ。どうしたらいいのかしら。。。


ということで、数日更新がストップするかと思いますが、心配しないでー(しないって?笑)









2012年5月20日日曜日

Short and Sweet Summer Break Day 8 - Pothy's


こんばんワニ。




今日はマドゥライに行ってきました。


Veelinayakenpattiファミリーが来月のはじめに娘のピアスの穴を開けるセレモニーを行うに当たって、親戚や参加者に新調の服を買うということで、それについていきました。


節目に新しい服を買うというのは日本でもあることなのだけど、こうもFunctionごとに何かと理由をつけてお金を使うというのは、インド農村出身の人にもマテリアリズムが定着したというか、こういったお祝い事に結びつけた買い物文化を企業が作り上げているのではないかと思ってしまう。日本のホワイトデーが作られたようにね。


で、「あなたにも服を買いたいから」と最初言われたのね。いつもお世話になりっぱなしなのに服を買ってもらうなんてありえないと思うし、申し訳ないのだけど、自分が好きだなぁと思う服ってPothy'sにはないというわけではないのだけど、基本自分は洋服なので難しいんだよね。Pothy'sの売りはサリーだからさ。


で「いらない、行かない」とスッパリ言うと、「じゃぁ、娘の服を選ぶのにつきあって」とこじつけ。どうせ服買ってくれると言い張るのはわかっているけれど(身内の誰かさんのようだ)、家族イベントに呼んでくれてなおかつ自分の中で「もうすぐ休みも終わって会えなくなっちゃうし」とホロリときたので、「じゃぁ、学科に許可とるから…」と返答。


「許可取れたら電話するね」と言うと「いや、こっちから電話する!ミワは電話するって言ってぜーんぜんしないんだから!」


…そうかも苦笑


なので昨日の夕方、早めに電話しときました。




Thanjavurパレスの像。
お尻がプリっとしています


で、今朝。


いつも8時には準備ができている寮の食事。今日は8時半近くになってもまだ届いていない。でも週末は遅れたりするので、まぁいっかと思って一度部屋に戻る。9時近くにようやく来たようなので降りていくと、なんだかいつもと内容が違う。外から買ってきてるみたいな感じ。


あぁ、寮の食事、ストップしたんだな


と思って退散。


隣の部屋の子に「Mess(寮のご飯作ってるところ)もう閉まっちゃったの?」と言うと「うん、そう。昨日まで


えーでも、「5月は20日の分まで1日60ルピーすでに払ってるよね」と再度訪ねると「あぁ、でも隣の女子寮、誰もいなくなっちゃったから


…そんな理由かよ。。。


あっ昨日伝えるの忘れちゃったね


だって。コラー!


ということで、昨日キャンパス内にあるお休み中もやっているCanteen(食堂)に注文し損ねた私は朝ごはんなし。


で、今日マドゥライに行くと寮母に伝えにいくと、食事中の彼女も(ヤバ。ミワに言うの忘れた)というような顔を一瞬して「昨日Messが閉まったの」だって。おせーよ!


まぁ、でもマドゥライでランチするだろうから朝食べなくてもいっか。と思って出発。




Veelinayakenpattiメンバーが10時半に出発すると言っていたので私もそれに合わせて寮を出たんだよね。どちらからもバスで1時間ちょいかかるから。まぁ、あのファミリーのことだから出発が2時間くらい遅れてもどうってことないって感じだろうけど…と思っていたら案の定、11時にならないと出発できないと連絡が。私もうバス停なんですけど。。。


こういう日に限って(ちょっと遅いくらいでもいいやみたいな日)乗ったバスが超スピードなんだよねぇ。


しかも音楽ガンガン。


こちらのバスは政府系の会社と民間企業のバスがあり、料金は同じくらいか政府系がちょっぴり安いというくらいなんだけど、民間のバスはシートに多少質のよいもの使っているのはいいとして、音楽は流すわ、映画は流すわのやり放題です。


この音楽のボリューム、ありえない。ライブじゃないんだからさ。だってウォークマンのNoise reduction(周りの雑音消す機能)使っても聴いてる音楽かそれ以上の音で聴こえるんだよ。どっちの音楽きいてるのかわかんないくらい。


まぁでも、民間系の一番いいところはいちいち小さなバス停に止まる政府系とちがって速い場合が多いということなんだよね。急いでるときにはこっちのが便利。


今日はゆっくりでもよかったんだけど苦笑




マドゥライにはバス乗車ちょうど1時間後の11時45分。あっちはきっと結局11時なんかに出発できないんだろうと思ったので、待ち覚悟。


「ランチしよー!」という急なSMSにイヤな顔ひとつせず、病み上がりなのに車のACかけて1時間も私のくだらない話につきあってくれたマドゥライ在住のVに大感謝。


近況、おっ、やるねぇというようなこともいろいろ聞きました。7月にはビッグニュースが…?




その後Vは帰宅、私はVeelinayakenpattiメンバーと合流。


そして週末で激混みのPothy'sへ


前にここに来たのは、2010年のインターンシップが終わって帰る直前、マドゥライにいる知り合いのおうちのお父さんが「うちの娘がお世話になったからお礼に」とチュリダセットを買ってくれたんだよね(お世話になったのは私の方なんだけど)。奥さんがエスカレーターに乗れなくて、手をつないで一緒に飛び乗ったっけ。懐かしいなぁ。


夏休み中ということもあり、ガキは多いし各階で催し物というかゲームやって景品もらおうみたいなものをやってるし、とにかく人。人。人。


それでもそんな客の数に見合うだけの従業員をそろえてるんですねー。


(結局服選びなさいと言われたので)服のラックを吟味している私のそばに立って、じぃっと見ているオバちゃん。制服着てないから、従業員なのかただ見てるだけなのかわからない。ようやく、タミル語で「サイズは何」のようなことを聞いてくる。こちらは英語で「見てるだけです」と返す笑


もともとお店の人に話しかけられるのはキライなのだけど、こちらの従業員たちはつまるところ「あっち行って」と暗示しているのがわからない、というかそういった空気を読むということをしないので、「見てるだけです」と言ってもついてくる。別の場所に行くとまた別の従業員がじぃっとこっちを見ている。タスケテクレ。


私「やっぱりいらない
C(Veelinayakenpattiの)「そんなこと言わないで。じゃぁ、これはどう?」
私「いや、それは…」
C「じゃぁ、これは?」
私「いや、ちょっと…汗」
C「じゃぁ自分で選んで」


と言うような会話を繰り返したあと、私のチョイスは決まり。


そのあと上の階に行ったり下の階に行ったりランチを食べて(そこでは従業員が厨房でガチのケンカをしていた)また戻ってきたり、買い忘れたとまたあちこち回り。


買い物が疲れるのはどこの国も同じよね。


でも違うのは人が店内で休憩スペースでもないのに座っちゃうことかな笑 お店入ってすぐのとこで疲れたようなオバちゃんたちが座ってるのはかなり目をひきます。どの階に行ってもそんな感じ。そしてなんだか明らかにお店の外から持ち込んだ物食べつつ歩いてたりね。




あっそういえば、インドの買い物なんだけど。


小さなお店でもよく採用しているシステムが、支払と商品受け取りの場所が違うってヤツ。


食料品では見たことないけど、洋服とかキッチン用品とか寝具とかは別々かな。まず商品をレジがあるところに持っていくと、Bill(請求書)を印刷してもらえる。それを持ってCash counterなど支払の場所へ。その間に商品は従業員の手でDeliveryカウンターに運ばれる。お金を払ったらDeliveryカウンターに行き、BillにPaidとハンコが押されたもの(まぁ、領収書だよね)を渡すと、記載された商品(通し番号があるみたい)を渡してくれる、という流れです。


これ、めんどくさいと思うんだよねー。なんで分けるんだろ。お金をきちんと払うのを確認するため?それにしても従業員の数がムダに3倍になってるような気がしちゃうんだよなぁ。


これに加えて、店を出るときにはBillを見せろというところも多い。まだ商品に防犯アラームはついてないみたいだしね。




そんなこんなで夕方5時くらいまで買い物買い物買い物。


そのあとマドゥライの親戚のうちにちょっと立ち寄って、彼らはNilakottaiへ、私はDindigulへ。


バスがまた民間系の速いバスだったので、早く帰れるかも!と思ったら、なんと途中故障か何かで15分も立ち往生。次のバスが来れば乗り換えることもできるのだけど、こんなときに限って後続のバスがこない。あーぁ。


てなわけで結局政府系に乗っても同じくらいだっただろうなという感じ。


Chinnalapattiで降車時(大学の前にも止まるけど、遅くなったらオートリキシャがたくさん止まってるChinnalapattiで降りてここからオートで帰る方がいいから)、「あー夜ご飯、ないんだった」と思い出してこの前友だちが連れて行ってくれた小さな食堂へ。


「えーと、Parcel(持ち帰りの包みのこと、転じて持ち帰りの意)やってますか」


「やってるよ。何がほしいの」


「(タミル語のメニュー読めるけど、疲れてるので笑)えーと、何があるんですかね


「ビリヤーニ。マトンビリヤーニはどうかな」


「いや、ちょっとそれは」


「チキンビリヤーニもあるよ」


「やだな」


「何が食べたいの」


「今日はParottaはありますか←店先で焼いてたから知ってた笑」


「おぉ、あるよ」


「じゃぁ、それ3つ」


3つで足りるのか


「うん、十分」


「オムレツもあるけど」


「うーん…いらない」


Non veggieはキライなんだね


「苦笑。うん、最近ヤメたんです」


「座って待ってて」


あれよあれよと言う間にParcelは準備完了。オートに飛び乗って帰る。


しまった、またParottaの写真撮るの忘れた。笑