2011年12月19日月曜日

Indian Wedding M-Style イスラム式結婚式

こんばんワニ

クラスメートSに招待されて「my brother」の結婚式に行ってきました。
以前に書いたムスリムのクラスメートとは彼女のことです。

アラブの人はよく親戚を全部「cousin」というけれど
こちらではいとこ、親戚、友人の兄妹まで「brother」「sister」だったりする。
案の定結婚するのはいとこだった。

招待されたとき、「ムスリムの結婚式は行ったことないからなぁ」と思ったけど
よく考えたら、人生で初めて参加したのはムスリムの結婚式だった
インドネシアだけどね。(証拠写真

Sの家につくと、女性陣が化粧やらサリー着付けやらでわさわさと部屋で作業していた。

クリスチャンの結婚式でもサリーだったけど、ムスリムの結婚式も女性はやっぱりサリー
(インドネシアでも服は伝統的なスタイルの服だった。)
ただし、質のいいシルク、だと思う。
服やさんではWedding Sariという別コーナーがきちんとあるからね。
ウェディングガウンコーナーみたいなもんか。

8時半に来いと言われてあわてて出かけたけど、結局家を出たのは12時すぎ…


これがSの家で支度をしていた花嫁さん
いとこのおにーちゃんの奥さんです。

左に立ってるのがS。授業のときはチュリダっていういわゆるプンジャービドレスですが
学校からの行きかえりはこんな感じで全身装備です。ショールも頭にかぶって、出発。
今日の結婚式のために新しくチュリダを買ったと言っていて、
寸法直しをしたのが届くのを今日の朝ギリギリまで待っていたのに、
結婚式終始この格好でした。意味ない…
(と思うのはよくないね。家族の結婚式のために新調したというところがポイント。たぶん)

ちなみに私はクラスで1番Sがかわいいと思っています。
今日(ホントの)お姉さんに会ったとき(お姉さんの写真はないんだけど)
この一族はいい遺伝子持ってると思った。
いとこのオトコノコもイケメンがけっこういた。


それで、結婚式場についてみたら

なんと別の花嫁がいた
しかもクリスマスツリーデコレーションみたいなのかぶってる…。。。

どうやら、こっちの花嫁のダンナSの「brother」らしい。

合同結婚式

でもよく考えたらひとり目の花嫁さんはもう妊娠2ヶ月って言ってたし、
「Brother」は最近結婚してやせたねと言われてたし、
ひと組目はもう式が終わってて
こっちの二人目の結婚式がメイン…だったんだろうか。


会場の写真とってないけど、だだっぴろい待合室みたいな。
男性は1階で待機、女性陣が2階。

うだうだと待っていると式がはじまった。
手前からにょきっと手を伸ばしてるおばちゃんがいろいろな儀式ちっくなことをするプロ。

こちらでは結婚した女性が黄色いヒモthaaliを首につけるというのがありますが(あとトーリング)
これはヒンドゥのしきたりみたいね。

今日はおばちゃんが黒とゴールドのネックレスをつけていて、これが既婚者のしるしなんだって。
ネックレスをつけたあと、ジャスミンのつぼみをいくつか巻きつけてました。


デコレーションの下からこっそりのぞく彼女は涙ぐんでました。


ひとり目の花嫁
左のガキがうっさかった←多少英語を話せるから余計に厄介


しばらくするとダンナ(ふたり目の花嫁の)が入場
あのでっかい花輪?も他の結婚式と一緒かな。
肩痛くなりそうっていっつも思う。


甘い牛乳とバナナが入ったナゾのスイーツを参加者がかわるがわる二人に食べさせる。
調子にのって私もやってみた。


指輪をつけているとこ
しかしこのあと大変なことが。

はめたとたん花嫁が指輪をぬきとって別の指に…爆笑

(寮に帰ってから映画を観てて、
プロポーズのシーンで指輪がぴったりはまってよかったーってのがあったので
苦笑いした。)

男性諸君、指輪のサイズとどの指につけるのかは
きちんとフィアンセと綿密に打ち合わせをしましょう


しばらくするとひとり目の花嫁のダンナさまも出現
これはダンナさんのお母さんがおお泣きして、ふたりもわんわん泣いてるところ。


ウォータープルーフアイライナーではなかった。残念。


おばあちゃんも参加して記念撮影
みんなでかわるがわる記念撮影をするのも、他の結婚式と同じだな。

ふたり目の花嫁さんデコレーションは終始かぶっていたよう。
いつ外すんだろ。。。髪の毛にひっかかってるみたいだったし。


式のあとにご飯食べて解散ってのも一緒だね。
これはひとり目の花嫁さんの大学のお友だちの子。
なぜか目つきが険しい。

食べ終わってそそくさと帰ろうとするので何かと思ったら、
向かい側に座ってた若い子たちが
なんだか私のことをイジっていたらしい。

フライドチキンでも投げればよかったのに。」

と言ったら

そうね、チキンくれって言ってたし

冗談がわかるいい子だ<3


あっそういえば、メニューはDindigulでは有名なビリヤーニだったのですが、
「器」がバナナの葉っぱじゃなくって
葉っぱに見立てた紙でした。
だったら紙皿だっていいのに、あえてバナナの葉っぱ形状というのがおもしろい。







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