2012年8月21日火曜日

なかば勝手にルームシェアリング(完) VPP2終わったよ

こんばんワニ。


おもいで


いやはや、終わった終わった。Gandhigram Rural Instituteの生徒が毎年参加しなければならない「山」、Village Placement Programme(VPP)が昨日終了。


写真は終盤に最後の調査をしていたときに私の手にあったもの。クラスメートがつんだ花(私は花をつむのは反対してるので)とクラスメートが村の人にもらったざくろ、そして7日間共にしたペン。


前回のポストで今回はなんとかなるんじゃね?と書いたのだけど、けっこう、なんとかならなかった

大変だったのよ、ホント。

まぁ詳細は別の日に書きますね。

と、いうのもうだうだと書き続けてきたルームメイトの話が昨日VPPと共に終了したんですよ。


さかのぼって先週の月曜日。

その前の日に「VPPが終わるまでに出ていってもらいたい」と寮母手下にお願いし、約束してもらっていた私。

とは言え、自分から「あなた今週出てくみたいよ」と言うのもなんかイヤなので、VPPから帰ってきたら「私がいない間に移動したんだね」と知らなかったフリでもしようとか思ってました笑

なのでルームメイトSちゃんとこの件に関して話をする余地はないと思っていた。のに。

月曜の朝、ドアをしめて「お願いがあるんだけど」と言うSちゃん。

いやな予感。。。

私「な、なに?」

S「あのね、この部屋の家賃を折半できないかと思って

いや、きましたな苦笑

私「どういうこと?この部屋にずっといたいってこと?」

S「そうなの…」

そんな捨てられそうな子犬のような顔をしたって私には通用しませんよ。

S「副寮長(手下)が来週私が部屋を移動するって言ったからその前に話がしたくって」

…来週じゃなくて、今日かもしれませんけど?

私「いや、申し訳ないけど、もともと20日間って決まってたし。それに同じ州から来た子と同室の方がいいと思わない?」

S「他の二人と同室っていうのに問題があるわけじゃないの」

私「じゃぁどうして?」

S「私わかったの。誰かと一緒じゃ勉強できないの



はぁ?

いや。

私もなるべく自分の勉強だけに集中しようとテスト中はあなたと話さないようにしたけれど。

読経のような教科書読みが聴こえないように普段テスト中は聴かない音楽もウォークマンでガンガンにかけてたけど。

あなたとオトモダチが部屋でくっちゃべってるのもなるべくシカトしたけど。

だけど私が部屋にいなかったわけじゃないでしょ

私は「誰か」以下の存在ですか?私は部屋にいないのと同じなわけ

かちんときましたね。

私「いや、あのね。ホント言うと私も誰かいると勉強できないし

S「じゃぁ、テスト勉強のときだけここにきて勉強していい?」

…もう、なんなのよ。ここは勉強室じゃなくて私の個室なの。こしつ!!!!

私「いや、そういうのルールの問題でダメかもしれないし(デタラメ)…あぁ、こんな時間。ご飯食べなくちゃ」

とその場を去ったのでした。

VPPに出かける際にはこれまたしらじらしく

「じゃぁ、1週間後にまたねー」

とか言っちゃったりしたけど。


で、ね。

去年のVPPのときはこういう研修時に村から不必要な電気をいただくのが申し訳ないと思ったので携帯電話の電源切ってたの。

でも今年は「あの子出てったよ!」というマニプールシスターズからの報告がききたかったので笑、携帯電話の充電器も持参。

ところが、村についてみたら電波なし!宿泊していた建物の屋上(集落のいちばん上)に上がってよーやく1本か2本って感じ。私のVodafoneは電波があるからまだマシな方。

まぁともかく、こんな状況なのでシスターズに電話しても「きこえないよー」という応答のみ。なので報告はあきらめて、日曜日にがらんとした部屋に帰るのを励みにしていました。(結局携帯電話の電源切った)


そして土曜日の夜。明日帰るの楽しみだなー、時間あるしまたシスターズに電話かけてみようかなと屋上にあがる。電源を入れて、SMS受信。

シスターズ妹「ねぇまだあなたのルームメイト部屋にいるわよ。また明日ね:-)



なんですと!!!???

わ、私明日帰るんだけど!!!???

:-) とかニコニコしてる場合じゃないよ!なんてこった

あわててどっちかっていうとSMSより電話派のシスターズ姉に電話。

私「ど、ど、どういうことなの。。。約束したのに。。。」

シスターズ姉「わかんないよー!副寮長に言った方がいいよ!」

私「わかった、電話する!」

と言ったものの電波はひどいし夜も遅くなっちゃったので日曜の朝かけることに。


VPP最終日。朝宿泊先の裏の山(つか岩)にのぼって電話をかける。つながるんだけど相手は聞こえないようす。

「もしもーし!!!」

こんなことで時間をムダにしてる場合じゃないのに泣

場所を変えて3回目にやっと通話可能に。

私「もしもし、ミワですけど。部屋の状況を知りたくて。なんだかまだルームメイトがいるって聞いたので」

手下「あ、彼女ね。今日移動させるわ



忘れてたな、コイツ。

手下「例の博士号が出て行ったから部屋のアレンジができるはず。ちょっとずつ荷物を動かすかもしれないけどそれはかまわないわよね?」

私「えーと、出てってくれるなら。」

手下「今日、あなたは夕方に戻るのよね?」

なんか帰る時間を聞いてくるのがしらじらしい。朝のうちに移動してくれ

私「はぁ、夕方までには帰ると思いますけど」



と、いうことで結局私の要望はぜーんぜん組み入れてもらえてなかったわけ。

でもまさか朝約束したことをその日の夕方また破るってことはねーだろと思ってVPPに集中。


昼、大学の車が到着して村を出発。ドライバー氏が他の学科の生徒も迎えに行かなくちゃいけないのでとばすとばす。Uピンカーブも遠心力でふっとぶかと思うくらいけっこうとばす

そんなわけで16時には大学に戻ってきました。


ドアをあけたら私ひとりー!とワクワクしながら寮に向かう。

階段をのぼると、Sちゃんの同郷の子が大きなトランクを階段で運んでいる。

…まさか。。。

…やっぱし。。。

私が帰ってきたときちょーーーーーど、引越ししてました。

私「あっ、今移動してるの?(しらじらしい)」

もともと移動の時には手伝うつもりをしていたのだけど、自分も早く水浴びしてリフレッシュしたかったのでバスルームに直行。彼女のものがまだバスルームにあって、それも取りにくるだろうと思いつつささっと水浴び。

そのあと洗濯開始。Sちゃんはその間行ったり来たり。

最後に、バスルームへやってきてバケツやら石鹸やらを回収。

S「じゃぁ、バイバイ」

と部屋を出ていく。。。



掃除してけ、クソガキ!!!!!


彼女がマットレスを買ったときに使われたであろう梱包テープはベッドの上に放りっぱなし。

ベッドの下にはビニール袋。

床はほこりだらけ。髪の毛だらけ。もちろんマッチ棒も散乱

棚にはロウソクのロウかすがべっとりつき、灰だらけ。

つか、私のベッドの上もなんかお菓子のカスとかいっぱいなんですけど、どういうこと?


もちろん帰ってきて掃除するかと思ってましたよ。なので数時間そのまま放置。

でも帰ってこない。

怒りとむなしさで掃除しました。

棚、彼女が使う前はぴっかぴかだったのに。次使う人がかわいそう。


もう、こんりんざい(金輪際って書くのね、初めて知った)、どんなに良心にアピールされてもゼッッッッッッッタイ、部屋はシェアしない。決めた!!!!!


つか、来る前に

彼女が使う机はそのあとキープしてもいいわよ

って言われてたのに、机どころか私がもともと持ってた2脚目のイスまで移動するってどういうことなのよ。。。

もう手下と交渉するのがめんどくさいので寮母に

「イス、私のだったんですけど」

と言ったら、寮母の部屋から新しくペンキが塗りたくられたイスが贈呈されました。座りたくない。。。



~ルームシェアリングの話 完~
(じゃなかったらどうしよう)


0 件のコメント:

コメントを投稿