こんばんワニ
まっか |
これも先日TNPLに行ったときの写真です。
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オリンピックやW杯など観ていて、新しい選手が出てきて活躍するのはとてもよいことだ思うのですが、逆に以前から応援している選手が「引き際」なのか、どうもうまくいかなくて…というがわかってしまうのはとても悲しいものがあります。
クウォーターパウンダー男もあの自信ありすぎな感じがキライだったけど、いざ落ち目な感じになると「もっとがんばってほしい…」とか思ってしまう。
水泳や陸上のように、個人でたくさん種目に出られる可能性があると、そういう衰えが顕著に見えるから、ますますさみしいね。
その一方、前からなんかムカつく~、特に鼻の形がイヤ!と思っている選手が世界史にのりそうな記録を作ると、ますますムカつくのです。
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昨日、元MLA(Member of Legislative Assembly州で選出される議員)とかいうオッサンが大学で講演をしました。なんでもうちの学科長の元教え子かなにからしくて、学科長がずいぶん前から周りに宣伝しまくっていた講演です。
うちの学科だけだろうと思っていたのに、なんとMBAの生徒は全員(1年目も2年目も)招待されてご丁寧に出席まで記録する始末。なんなんだ。
私は「インドの政治家=賄賂をもらい甘い汁を吸って生きている人種」だと基本的に思っているので「政治家が来て話すなんて興味ないし」とパスしたかったのだけど。
なんとテーマがGlobalization。ご存知の通り私は選択科目でこのテーマを扱ったクラスをとりたかったのにも関わらず選択科目を自由に選択できずに今カウンセリングのクラスを受けている、のでこの講演はもうなんだか私のためにやってあげてるんだよねみたいな言い方を学科でされていました。
よってズル休みはできず。
でもやっぱり行かなければよかった。
特に新しいことを学んだわけではないし(先学期同じようなテーマを授業で扱っているクラスで、教授がとんでもないダメダメ人間だったので自分たちでイチから勉強したという経歴アリ)、あんまりつっこんだ話をしていたわけではないし(Globalizationはこうでした~、だから農村部ではこうこうこういう影響がありました~とか)、なんか声ばっかりデカいし(政治家ってこうじゃなくちゃいけないんだろうなと思った)。
そして、脱線が多い。
そして禁断の言葉を口にしてしまったのですよ。
Globalizationは確かに輸出やGDPアップに貢献したかもしれないけど、インドはもっと基本的なインフラが成り立ってないというくだりで、
「インドには電気が必要。そのためには nuclear is a must. 原子力発電は必須だね。絶対必要だ」
…その瞬間にノートとじてペンも投げ出したよね。
いや、いろいろ、原子力発電には意見があると思うのだけど。現に今も稼動間近のタミルナドゥの原子力発電所で反対してる地元の人たちいるしさぁ。
でも声の調子をさらに上げて原子力の必要性を熱弁するオッサン。
「なんでかって、インドには原子力発電所稼動のための資源がたくさんあるんだよ」
「資源」がプルトニウムのような類のことを指すのか(ここではウラン等とれるようなので)それともマンパワーのことを言っているのかわからなかったけど(わかりたくもないけど)、個人的にとても感情を害されたのでそのあとの話は全く耳に入らなかったです。
だって、資源があるから危険だけど使っちゃおうっていうのは、たとえば「トラは絶滅の恐れがあるけれどうちの近くにいるし、じゅうたんにするのに捕獲してもいいよね」と言うのと同じだと私は思うのです。あるからって使っていいのかって話。
そして議論の余地を与えないような話し方。政治家にはもってこいの武器なのかもしれないけれど。申し訳ないけど、こういう人たちがインド政治をめっちゃくちゃにしているのではないかと思うのです。
ちなみに、北インドで大規模な停電が起き、ここ数日大変なことになってます(私は停電慣れてきたのでだから何なのよと思っていますが)。電力省大臣が責任とってやめるのかと思いきや(日本だったらすぐやめそう。やめないで事態収束までは働けといつも思うけれど)、内政省大臣に昇格。ありえないありえないありえない…。。。
だからやっぱり、政治家は信じられないなぁって感じた。
「選挙資金、申告してるのと違うから額は言えないけど、前の3倍使ってるんだ」
とか、わざわざ100人の前で言わなくてもいいのにね。バカなんじゃないの。
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