2012年7月30日月曜日

London, Dindigul, Veelinayakenpatti 週末いろいろ

おはよウナギ。


開幕の瞬間

オリンピックがはじまるのが27日だとは覚えていたけれど、寮のテレビにスポーツチャンネルは入ってないだろうから今回は日本人の活躍は観られないなーと思っています。

でも、セレモニーって27日の夜だよなーもう始まったのかなぁと思って、こちらで日づけが変わったあとに公式サイトをあけてみたら、あと2分で開幕だった。

…ので、開幕までひとりカウントダウンをしてみた、という写真。

くだらない説明ですまん。

プロフェッショナルスポーツはお金のためにやっている感が抜けないのでいやですが、同じように国からお金が出ているとしてもオリンピックやワールドカップ、アジア陸上の類は好きです。

中学のときに陸上をやってたので陸上が特に好き。ボルトボルトと世間は騒いでいますが、私はパウエルが好き。イケメンじゃんねぇ。


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土曜日日曜日と(例によって)Nilakottaiに行ってきました。

…の前に、Dindigul病院にいるH(金曜日にやっと名前覚えた)のお見舞いに行きました。

今はご両親がケララから来て泊まって看病をしている状態で、そんなことなら少し容態がよくなってからケララの病院に移そうということは聞いていたのだけど、金曜日にAに聞いたら「明日移動するのよ」とのこと。あわてて寮でみんなに寄せ書きしてもらって(日本の文化を紹介してみた)土曜のアサイチで行きました。

行ってよかった。

朝ドアをノックしたらお母さまがあけてくれて、中にいたHは寝ていたのだけど、目を開けて私を見て「ミワ」と一言。私の名前知っててくれたのね…私は知らなかったのに(シャレにならないほど申し訳ない)。

そして「来てくれてすっごくうれしい」とくり返し彼女は言っていました。

あまり衛生状態がいいとはいえない病院で、テレビはあるものの、退屈だったんだろうね。だからいろいろお話しましたよ。

行く前は「何を言ったらいいんだろう」「何は言っちゃいけないんだろう」とうだうだと考え、カウンセリングクラスの教授に聞こうとまで思ったのですが、なーんも気にすることなかった。確かにきちんと彼女と話をしたのはこの1年で2回目(苦笑)くらいだったのだけど、インドのオンナノコとするようなフツーの話「兄妹はいるの?次はいつ家に帰るの?私のおうちにはいつ遊びに来る?」というような内容だった。

お見舞いに来た人の中には彼女の手術跡を見て心を痛めた人も多かったようですが、私はあえて手術のことは聞かなかった。聞いたのは点滴の針のことくらい。「電気が走ってるような感じなの」という足の痛みのことはいろいろ説明してくれたけど。


彼女は大学に戻ってくることをとても前向きに考えているようで、「1-2ヶ月したら帰ってこなくちゃ」と言ってます。大学側がどう対応してくれるのかわからないけど、戻りたいと彼女が願うならそれをサポートしてくれるような体制であることを祈ります。


土曜日の夜に移動が完了したようです。



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そんで、このあとNilakottaiへ。

いつもは「友だちんちに行く」というような内容で寮スタッフに言ってあるけど、Hの件(というのは全くのこじつけなんだけど。Hは大学の外にいたわけじゃないし)で生徒が外出するのに制限がまたかけられるようになったので、今回は「修士論文書く情報集め」と記入。

結局手下も読んでないんだけどね(私が土曜日中に帰ってくると思ってたし。バカ?)。

ということで、NGOオフィスにていろいろ質問をしようと思っていたら、やけに人がいっぱいいる。

詳細は割愛しますが、先週ものすっごく忙しかったとのこと。新スタッフも動員してわさわさわさわさ仕事をしている。

なので質問はまた今度にしようと思ったのだけど、時間を割いてくれて私の興味ある分野について説明をしてくれました。この日忙しかった理由のひとつが、まさに私が興味ある分野のプロジェクトだったので(あいまいな書き方で申し訳ないけれど、もうちょっと考えがまとまってからきちんと説明しますね)、かなり新鮮なネタだと思って聞いてたよ笑

日曜もトレーニングセンターにて別のスタッフからかな~りディープな情報を入手できました。でもインプットが多すぎて、どうやってまとめよう、何に焦点を当てよう、と今模索中。でもやる気に火がついた感じ


でもね~。。。Veelinayakenpattiで悲惨な事件が起こったのですよ。

朝ごはんタイムなので割愛して書くと、

村の14歳のオンナノコが19歳のオトコノコに恋をした。彼は彼女のことを好きだと言って、でもご両親が了承しないので駆け落ちしようと持ちかけた。ある晩、ご両親はお祭りに出かけた。翌日帰ると娘がいない。以前から二人のことをよく思っていなかったお父さんが彼に「娘はどこだ」と聞くが彼は知らないと言う。

そしてその日、村から離れた場所、草むらで彼女が哀れな姿で発見される。彼女が身につけていたジュエリーや、彼女が持っていったとされる現金はなかった。

警察の調べで、この殺人事件にはこの19歳、村のオートリキシャドライバー、そして別の村に住んでいる男が関わっていることがわかった。彼女のジュエリーは現場でみつかったものもあるけれど、現金や他のジュエリーの行方は容疑者も知らないと言っているそう。3人とも刑務所送り。

で、何が怖いって、このオートドライバー、私たちがいっつも電話して来てもらってた人なんですよ!私の携帯電話にも番号登録してあるし!物静かで、運転もていねいだし、こんなことするなんて想像つかなかった。自分がひとりで乗ってたら…とか考えちゃう。

この19歳なんておっそろしいよね。自分のことを好きだと言ってくれる14歳の子を手にかけるなんて。。。しかも近所に住んでるんだよ!遠い親戚関係だってよ?

あぁ、恐ろしい。金目に目がくらむっていうのかしら。

Veelinayakenpattiのハッピータイムは終わったと聞いていたけど、こんなことが起こるなんて。


→不謹慎だけど、やっぱり自分は自分が思うほど不幸ではないんだとつくづく思う。




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