2013年7月13日土曜日

北インドブッダ追っかけ旅 (7) Kushinagarつづき

こんばんワニ。


ブッダ入滅の地Kushinagar2日目です。


ハスとバラのお庭

昨日もちょっと書いたけれどKushinagarは小さな町で見るところがごまんとあるわけではないので、今日もダラダラ~、ゆっくり過ごしました。旅も中盤なのでこんな風にゆっくりできる日を入れないとね。父も私も体がもたん!

ちなみに顔しか日焼け止め塗ってないのでかなり腕が健康的な感じになってきました。

今日はブッダが亡くなった際に荼毘にふされたという場所を訪れてそれでおしまーい、と思っていたのですがタイ寺院の前を通りかかったら開いてたので入ってみる。ステキなお庭でしょ。


本堂?

この中には金ピカの仏さまがいらっしゃいます。セキュリティのおじさん、インド人の観光客には何も言わないのに(フラッシュで写真撮ったりとか)私たちには写真撮るな、早く出て行けと言ってきてムっとする。

ここの本堂以外はNo Entryと柵がしてあって入れないようになっているのに、先述インド人組が中に入ってるので「何でよ!」と思っていたら、バンコクから来ているというお坊さまに声をかけられ、日本からきましたと言っていたら係の人(は、インド人)が庭の中もどうぞと柵を開けてくれました。

すてきな壁画

 中にはいくつか建物がありますが、説明書きの看板がぜんぶタイ語なのでさっぱり何がなんだか。でも国王さまや王家ファミリーがここに来たようなことは写真からわかったので、国からも保護されているお寺なのかなぁと思います。ここの壁画(っていうか絵をかけてあるのだけど)がカラフルでステキだなぁと思いました。


いたずらはいけません

こま犬のようにあちこちに象さんや鹿さんの像があります。焼き物?なのかなぁ。かわいいです。


ハス!

大きな建物があったのでおそらくここにも宿泊施設があると思われます。巡礼者は泊まっていくのかもね。あとお坊さんたちの宿泊施設のようなものも見かけました。

と、上をきょろきょろ見ながら歩いていたらウンコを踏みました。お寺の中なので素足!

このあともごもごと客引きをしているのでさっぱり何を言っているのかわからないサイクルリキシャのおじさん(つかおじいちゃんばっかりで心が痛むわ)を無視しつづけ、田舎道をまっすーぐ歩く。


Hiranyavati River

自分の死期が近いことを悟ったブッダはこの川のほとりの村にたどり着いたとき、自分が死ぬ場所を整えるように弟子に言ったのだそうです。

この川で、最後の説法の前に沐浴をしたそうです。

今日は黒い牛さんたちが気持ちよさそう(たぶん)に泳いでいました。4人ガキんちょがいて、ひとりは牛の面倒を見ながら「泳ごうよ」と言ってきました。この子と、もうひとりは学校に行っていないようでした。何言っているのかわからなかったけど、たぶん学校に行くお金をくださいと言っていたような気がします。

普段そのへんでおなかがすいた、お金をくださいと寄ってくる子どもにはなーんとも思わないけど、子どもたちが本当に学校に行きたいのにお金がないから行けないというのなら何か支援をしてあげたいと感じる。でもそれだってウソかもしれないから、やっぱりお金はあげられない。ジレンマ。

Ramambhar Stupa

これはブッダが荼毘にふされた場所の跡に立てられたストゥーパ。なーんにもないけど芝生だけきちんと整備してる感じ。発掘もきちんとすすんでないんだって。

Uttar PradeshはTaj Mahalもあるようなインド観光地の王様のようなところだけど、だからと言って観光局が全ての観光地にお金をかけて開発して人呼び込む!って感じではないのね、きっと。

静かなのでそれはそれでいいけど、さみしい気もする。

芝生が気持ちいいので座って中村元先生の「ブッダ最後の旅」をブツ切りで読みながら、それがここで起こったことなんだという実感もなく、ぼけ~っと過ごしました。


骨をわけたとこ

これはガイドブックにも出てなかったところ。ここはブッダの遺骨を8人の王(?)に分けたとされるところです。ブッダが亡くなったとき彼を慕う多くの諸王が遺骨を自分にくれと言ったようです。それを「じゃー分けちゃおう」と決めたのがこの場所だったんだって。

写真撮ってるのに移動しようという気のない地元の少年。帰って宿題やれ!


これでブッダの人生追っかけは終わりです。明日からおまけおまけの旅。まずデリーに帰ります。

あぁ、そういえば、今日は昼寝してたらACがブツっと切れました。フロントに誰かよこしてくださいと伝えても誰も来ず。あとでまた伝えにいくとフロントに誰もいない。3回目に頼んだら、ブレーカーのスイッチひとつで直った模様。早くやれ。

いちいちフロントに行くのは部屋に電話がないからです。あっても使い方わかんないけど。



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