2012年10月28日日曜日

Festive Blast! (1) 食事は教師

こんばんワニ。

コスモス?


来週の水曜から今学期最後の定期テストCFAがはじまります。
1週間はさんで11月中盤から期末テストESE
祝日のあとでやる気ゼロですが、がんばります。

学期末にさしかかりテスト勉強や課題に終われているので
これから1ヶ月ちょいネタが少なくなりそうです。

今日から(たぶんシリーズで)、
やたらとThe Hindu(新聞)に最近入っている別紙の
Festival特集の記事を紹介しようと思います。

10月11月というのは今週あったような祝日もあり、Deepavaliもあり
12月に入ればクリスマスもあるし。祝日ラッシュなんですね。

Deepavaliには新しい服を買うという習慣があり
それに合わせてお店もバーゲンをやっているので
こういった祝日特集別紙というのは実は新聞が広告費用をがっつり儲ける
というためにやってるんだと思います。
(実際、別紙の半分以上は広告。)

まぁでもこの別紙、
おもしろい記事もあるし、この前おんなじ記事のせてたよな…というものもあり、
まぁ、内容はまぁまぁなんですね。


ということで第1回:Food is a good teacher

衣食住はヒトにとって基本的かつ最低限必要なものである。
この3つの中で、私たちは特に食を重要視することが多い。

Sastra(論)によると、
ヨギ(ヨガマスター)は1日一度の食事で長生きする。
1日二度食事をとる人は喜びに満ちまた長い人生を送ることができる。
1日三度食事をする人は病気にかかり病んだ生活を送る。

東を向いて食事をすると長生き。
西を向いて食事をすると有名になって輝かしい生活を送る。
南を向いて食事をすると富に恵まれる。
東を向いて食事をすると前向きになれる。

ごちそうを用意して人を招く場合には
招く人、招かれる人、
どちらもSastraの教えを守らなくてはいけない。

日曜に食事に呼ばれると
終わりのない悲惨な生活にさいなまれ、食事に呼んでくれた人との関係も壊れてしまう。
月曜に催す食事はいい関係を作る。
火曜日の食事はこれまた終わりのないトラブルのもと。
水曜の食事は健康と富を招く。
木曜日の食事は敵対関係を作り出す。
金曜日の食事は誤解を解きよい関係をつくるきっかけに。
そして土曜日の食事は皆にいいことをもたらす。
月曜、水曜、金曜、土曜の食事はホスト・ゲスト共に富を受けるきっかけを作る。

バナナの葉にのせられた食事は
最初のメニューからデザートまで
神様の化身だといってもよい。

5つの野菜でできたAviyalはヒトの五感を抑制するということの象徴。
マメと野菜のKoottuは神への献身が日々高まるようにとの願いがこめられている。
ピクルスは葉っぱの端にのせられる。
怒りも心の端においやって抑えるようにという意味だ。
Vadaiなど揚げ物アイテムは、揚げている間に大きな音をうみだす。
でもそのあとには沈黙が。
同じように、神と一体になる前にヒトは怒りや憎しみを感じるが
そののちには静けさを感じるようになる。

丸いお菓子LadduはたくさんのヒヨコマメBundiからできている。
この世界で私たちは長く生きていかなければならない。
ひとつひとつのBundiは似たような味。
同じように、ヒトはみんな平等に扱われなければならないのだ。
Ghee(バター)は食事の苦味を軽減してくれる。
いい考えが悪い考えを中和してくれるように。
Sambar(さらっとしたカレー)はご飯と一緒だとおいしい。
私たちもいい考えを持ち平和に生きるべきなのだ。
ご飯は平和、Sambarはいい考えを象徴している。

Rasam(タマリンドを使ったすっぱい汁物)は辛い。
神と一体になるには困難がつきものということだ。
Appalam(うすいクラッカー)が小さく砕けるように
私たちの悪い考えも壊していかなければいけない。
Buttermilk(水っぽいヨーグルト)はすっぱい。
同じように、神との一体化を成し遂げると過去の人生が酸っぱいものに感じるものだ。

こうした料理を楽しみ、最後に待っているのがPayasam(甘いお粥状のデザート)。
輪廻から解き放たれたヒトを象徴している。

食事をするときにはこうした象徴、意味を思い出さなければいけない。
悪い考えがしのびよっているのなら、追い払おう。


いやぁ、深いね







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