2012年10月30日火曜日

Festive Blast! (2) 食事がなくちゃお祭りは始まらない

きれいなピンク

こんばんワニ。

前回に引き続きThe Hindu祝日記事です。

眠いのでさっそく本題に。笑



食事がなくちゃお祭りは始まらない


女性は生まれてから死ぬまでいろいろな役割を演じる。

台所では女性はコック。
腕のいいコックは食べる人の好みに合わせて調理をする。

女性たちは常にカンペキな食事を家族に用意するようにというプレッシャーを抱えている。
その一方で、男性のハートをつかむにはまずお腹からということも心得ている。

アラブの人びとははさらに
女性はまず顔で夫を抱き、
次にお腹を抱き
最後にSheb-sheb(木製のスリッパ)の助けを得る
と言うそうだ。

[いいですね~。女性が虐げられているイメージのあるアラブの国でも強い女性はスリッパでひっぱたくんですかね]

花嫁修業に料理の心得、というのは昔からいわれていることだ。
こういったことを理解している夫婦は
朝ごはんを食べたらランチのメニュー決め
ランチを食べるときには夕飯のメニュー決め
といった具合である。

[わかる~。友人の家でもごはんが終わったと思ったら次の食事の準備始めるもん笑]

夫は妻がおいしい食事を作る努力を惜しまないよう、
料理への賞賛を忘れない。

だが男性の中には、女性が自分の料理の腕に満足しないよう
料理に文句をつけるのも大事だと考えている人もいる。

でも非難で料理がうまくなるならものは愛でもうまくなる。

中世インドに、
自分のハーレムに住んでいる妻たちに
毎日ローストしたクジャクを調理してもらっている王がいた。大きなお皿に盛って。

クジャクの中にはガチョウが詰められていた。
ガチョウの中にはオンドリ
オンドリの中にはカモ
オンドリの中にはヤマウズラ
ヤマウズラの中にはウズラ
そのウズラの中にはオリーブが詰められていた。

王はそのオリーブを手にとってゆっくり食べた。
ウズラ、ヤマウズラ、カモ、オンドリ、ガチョウ、そしてクジャクの層のおりなす風味を味わった。
そして、鳥肉はハーレムの妻たちに返した。

すてきなラブストーリーではないだろうか?

[…はっ?どのへんがラブストーリー?]

この国では料理はいく人かが集まってやることも多い。
拡大家族のおかげで、他国文化の影響もあるのだが、この料理文化はまだ存在している。
母、娘、姉妹、従姉妹、そして友人が集まって、キッチンに座り込んでメニューを決める。
そしてみんなで調理する。

家族のお祝いだとか集まりのある特別なときには
食事を催すホストも親戚や友人の助けをかりることができる。
1日-2日前から準備することもある。

結婚式、宗教行事、新しい友人ができたとき、ほかのお祝い、そして誰かの死のときまで。
人びとと食事は切り離せない。

こうした特別な行事のときに女性は
時節に合った特別な料理だとか、得意料理をふるまう。
こうした料理が入っていないと、悪いうわさが立ってしまうのだ。

そう、インドではみんなゴシップやこういった非難のまなざしを恐れているのだ

[なるほどね…]

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