2012年5月20日日曜日

Short and Sweet Summer Break Day 8 - Pothy's


こんばんワニ。




今日はマドゥライに行ってきました。


Veelinayakenpattiファミリーが来月のはじめに娘のピアスの穴を開けるセレモニーを行うに当たって、親戚や参加者に新調の服を買うということで、それについていきました。


節目に新しい服を買うというのは日本でもあることなのだけど、こうもFunctionごとに何かと理由をつけてお金を使うというのは、インド農村出身の人にもマテリアリズムが定着したというか、こういったお祝い事に結びつけた買い物文化を企業が作り上げているのではないかと思ってしまう。日本のホワイトデーが作られたようにね。


で、「あなたにも服を買いたいから」と最初言われたのね。いつもお世話になりっぱなしなのに服を買ってもらうなんてありえないと思うし、申し訳ないのだけど、自分が好きだなぁと思う服ってPothy'sにはないというわけではないのだけど、基本自分は洋服なので難しいんだよね。Pothy'sの売りはサリーだからさ。


で「いらない、行かない」とスッパリ言うと、「じゃぁ、娘の服を選ぶのにつきあって」とこじつけ。どうせ服買ってくれると言い張るのはわかっているけれど(身内の誰かさんのようだ)、家族イベントに呼んでくれてなおかつ自分の中で「もうすぐ休みも終わって会えなくなっちゃうし」とホロリときたので、「じゃぁ、学科に許可とるから…」と返答。


「許可取れたら電話するね」と言うと「いや、こっちから電話する!ミワは電話するって言ってぜーんぜんしないんだから!」


…そうかも苦笑


なので昨日の夕方、早めに電話しときました。




Thanjavurパレスの像。
お尻がプリっとしています


で、今朝。


いつも8時には準備ができている寮の食事。今日は8時半近くになってもまだ届いていない。でも週末は遅れたりするので、まぁいっかと思って一度部屋に戻る。9時近くにようやく来たようなので降りていくと、なんだかいつもと内容が違う。外から買ってきてるみたいな感じ。


あぁ、寮の食事、ストップしたんだな


と思って退散。


隣の部屋の子に「Mess(寮のご飯作ってるところ)もう閉まっちゃったの?」と言うと「うん、そう。昨日まで


えーでも、「5月は20日の分まで1日60ルピーすでに払ってるよね」と再度訪ねると「あぁ、でも隣の女子寮、誰もいなくなっちゃったから


…そんな理由かよ。。。


あっ昨日伝えるの忘れちゃったね


だって。コラー!


ということで、昨日キャンパス内にあるお休み中もやっているCanteen(食堂)に注文し損ねた私は朝ごはんなし。


で、今日マドゥライに行くと寮母に伝えにいくと、食事中の彼女も(ヤバ。ミワに言うの忘れた)というような顔を一瞬して「昨日Messが閉まったの」だって。おせーよ!


まぁ、でもマドゥライでランチするだろうから朝食べなくてもいっか。と思って出発。




Veelinayakenpattiメンバーが10時半に出発すると言っていたので私もそれに合わせて寮を出たんだよね。どちらからもバスで1時間ちょいかかるから。まぁ、あのファミリーのことだから出発が2時間くらい遅れてもどうってことないって感じだろうけど…と思っていたら案の定、11時にならないと出発できないと連絡が。私もうバス停なんですけど。。。


こういう日に限って(ちょっと遅いくらいでもいいやみたいな日)乗ったバスが超スピードなんだよねぇ。


しかも音楽ガンガン。


こちらのバスは政府系の会社と民間企業のバスがあり、料金は同じくらいか政府系がちょっぴり安いというくらいなんだけど、民間のバスはシートに多少質のよいもの使っているのはいいとして、音楽は流すわ、映画は流すわのやり放題です。


この音楽のボリューム、ありえない。ライブじゃないんだからさ。だってウォークマンのNoise reduction(周りの雑音消す機能)使っても聴いてる音楽かそれ以上の音で聴こえるんだよ。どっちの音楽きいてるのかわかんないくらい。


まぁでも、民間系の一番いいところはいちいち小さなバス停に止まる政府系とちがって速い場合が多いということなんだよね。急いでるときにはこっちのが便利。


今日はゆっくりでもよかったんだけど苦笑




マドゥライにはバス乗車ちょうど1時間後の11時45分。あっちはきっと結局11時なんかに出発できないんだろうと思ったので、待ち覚悟。


「ランチしよー!」という急なSMSにイヤな顔ひとつせず、病み上がりなのに車のACかけて1時間も私のくだらない話につきあってくれたマドゥライ在住のVに大感謝。


近況、おっ、やるねぇというようなこともいろいろ聞きました。7月にはビッグニュースが…?




その後Vは帰宅、私はVeelinayakenpattiメンバーと合流。


そして週末で激混みのPothy'sへ


前にここに来たのは、2010年のインターンシップが終わって帰る直前、マドゥライにいる知り合いのおうちのお父さんが「うちの娘がお世話になったからお礼に」とチュリダセットを買ってくれたんだよね(お世話になったのは私の方なんだけど)。奥さんがエスカレーターに乗れなくて、手をつないで一緒に飛び乗ったっけ。懐かしいなぁ。


夏休み中ということもあり、ガキは多いし各階で催し物というかゲームやって景品もらおうみたいなものをやってるし、とにかく人。人。人。


それでもそんな客の数に見合うだけの従業員をそろえてるんですねー。


(結局服選びなさいと言われたので)服のラックを吟味している私のそばに立って、じぃっと見ているオバちゃん。制服着てないから、従業員なのかただ見てるだけなのかわからない。ようやく、タミル語で「サイズは何」のようなことを聞いてくる。こちらは英語で「見てるだけです」と返す笑


もともとお店の人に話しかけられるのはキライなのだけど、こちらの従業員たちはつまるところ「あっち行って」と暗示しているのがわからない、というかそういった空気を読むということをしないので、「見てるだけです」と言ってもついてくる。別の場所に行くとまた別の従業員がじぃっとこっちを見ている。タスケテクレ。


私「やっぱりいらない
C(Veelinayakenpattiの)「そんなこと言わないで。じゃぁ、これはどう?」
私「いや、それは…」
C「じゃぁ、これは?」
私「いや、ちょっと…汗」
C「じゃぁ自分で選んで」


と言うような会話を繰り返したあと、私のチョイスは決まり。


そのあと上の階に行ったり下の階に行ったりランチを食べて(そこでは従業員が厨房でガチのケンカをしていた)また戻ってきたり、買い忘れたとまたあちこち回り。


買い物が疲れるのはどこの国も同じよね。


でも違うのは人が店内で休憩スペースでもないのに座っちゃうことかな笑 お店入ってすぐのとこで疲れたようなオバちゃんたちが座ってるのはかなり目をひきます。どの階に行ってもそんな感じ。そしてなんだか明らかにお店の外から持ち込んだ物食べつつ歩いてたりね。




あっそういえば、インドの買い物なんだけど。


小さなお店でもよく採用しているシステムが、支払と商品受け取りの場所が違うってヤツ。


食料品では見たことないけど、洋服とかキッチン用品とか寝具とかは別々かな。まず商品をレジがあるところに持っていくと、Bill(請求書)を印刷してもらえる。それを持ってCash counterなど支払の場所へ。その間に商品は従業員の手でDeliveryカウンターに運ばれる。お金を払ったらDeliveryカウンターに行き、BillにPaidとハンコが押されたもの(まぁ、領収書だよね)を渡すと、記載された商品(通し番号があるみたい)を渡してくれる、という流れです。


これ、めんどくさいと思うんだよねー。なんで分けるんだろ。お金をきちんと払うのを確認するため?それにしても従業員の数がムダに3倍になってるような気がしちゃうんだよなぁ。


これに加えて、店を出るときにはBillを見せろというところも多い。まだ商品に防犯アラームはついてないみたいだしね。




そんなこんなで夕方5時くらいまで買い物買い物買い物。


そのあとマドゥライの親戚のうちにちょっと立ち寄って、彼らはNilakottaiへ、私はDindigulへ。


バスがまた民間系の速いバスだったので、早く帰れるかも!と思ったら、なんと途中故障か何かで15分も立ち往生。次のバスが来れば乗り換えることもできるのだけど、こんなときに限って後続のバスがこない。あーぁ。


てなわけで結局政府系に乗っても同じくらいだっただろうなという感じ。


Chinnalapattiで降車時(大学の前にも止まるけど、遅くなったらオートリキシャがたくさん止まってるChinnalapattiで降りてここからオートで帰る方がいいから)、「あー夜ご飯、ないんだった」と思い出してこの前友だちが連れて行ってくれた小さな食堂へ。


「えーと、Parcel(持ち帰りの包みのこと、転じて持ち帰りの意)やってますか」


「やってるよ。何がほしいの」


「(タミル語のメニュー読めるけど、疲れてるので笑)えーと、何があるんですかね


「ビリヤーニ。マトンビリヤーニはどうかな」


「いや、ちょっとそれは」


「チキンビリヤーニもあるよ」


「やだな」


「何が食べたいの」


「今日はParottaはありますか←店先で焼いてたから知ってた笑」


「おぉ、あるよ」


「じゃぁ、それ3つ」


3つで足りるのか


「うん、十分」


「オムレツもあるけど」


「うーん…いらない」


Non veggieはキライなんだね


「苦笑。うん、最近ヤメたんです」


「座って待ってて」


あれよあれよと言う間にParcelは準備完了。オートに飛び乗って帰る。


しまった、またParottaの写真撮るの忘れた。笑









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