2012年4月4日水曜日

Uncountable Unforgettables (4) ポンガル競争

こんにちワン。




大学の休みの日は「カレンダー」とよばれる大学支給のスケジュール帳に全て書いてある…はずなのに、たまに休みが増えたり減ったりする。


今週もカレンダーを見ても休みなんてないはずなのに明日4月5日はジャイン教開祖マハーヴィーラのお誕生日、4月6日はGood Friday(聖金曜日、イースター前の金曜日)で祝日。インドのような多民族国家にいると、いろんな宗教のお休みをみんなで楽しめるのでありがたい笑 インドネシアもそうだったな。


この祝日がはさまったせいか、来週金曜日からはじまるはずだった定期テストCFAも17日に延期。テキトーだ。。。


ともかく、生徒が大喜びで荷物をまとめ、実家で4日間の祝日をエンジョイすることは間違いない。


実家に帰らない私(たち州外組)はというと、「何しようかねぇ。。。」と頭をひねる。私は明日は、Maduraiに新しくできたモールに行くつもり。お目当てはBaskin Robbins


んでもって、あさっては歯医者のアポ




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この間の続き。


また注意書きC&P。


これから書くことは、南インドのとある村で行われたヒンドゥ教のお祭りの様子を主観的に書いているものです。客観的に書くべきなのだけど、やっぱりこれはちょっと自分には…と思うことがあったので、あえて自分の感じたことをそのまま書きます。私は、このお祭りや彼らの文化を否定するつもりは全くありません。伝統を守ってきた彼らをすごいと思うし、これからも続いていくといいなと思う。日本の人たちに豊かな南インドの文化を知ってもらいたいと思う。でも、もう私はこのお祭りには行かないだろうなと思うのです。


鉢植えガールズを見送って親戚のおうちに戻り、次のイベントを待つことに。


2時半。おうちのお母さんがデコレーションされたポットを持ってどこかに出かける様子。



花で飾られ、お祈りをする人のようにラインを描かれたポット、を頭にのっけたお母さん。




お寺の近くでポンガルを作るんだそう。


ポンガルはポンガルのときに1年分食べたからもういいよと思っていたので苦笑い。


でもこんな時間にお母さん大変だなぁと思ったら、なんと





村のお母さん総出!!!!!!!
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろ。




そこで


あぁ、お母さんが代表で作るのかと思ったけど、みんなで大きな鍋か何かで作って、ポットに配って持って帰るんだ。


と思ったら、なんと





やっぱ個人戦




ていうかこの数と煙を見てほしい。みんなむせつつ、コホコホしつつ、汗だくだくでポンガルクッキング。苦行にしか見えない。ちなみにこれ、お寺の真ん前ね。





別の親戚のお母さん。がんばれー


ポンガルはポンガルの時には沸騰したら「ポンガルポンガル」(意味わかんねーという人は以前のポスト参照)と唱えていたけれど、この日は沸騰すると「□△■×○■▼…(ホレホレホレみたいな音)」を発し材料を投入。


しばらく見ているとあちらこちらからホレホレホレが聞こえるので、なんだか、競争してるみたいに見えた。






私はお好み焼き屋でアルバイトをしていたくせに煙のニオイがダメなので(あと油)、写真を撮って親戚のホレホレホレを見届けて退散。すんません。。。





お寺の外から見たところ。むわっと煙が立ち込めている感じ。。。




ポンガルはできたら持って帰るから…とのことで、再度おうちで待機することに。



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と思ったら、よーやく、「寝なさい」命令が下る。ポンガルできたら起こすから、とのこと。





つーか、みんな外に雑魚寝してるんですけど?



みんなバナー(結婚式とか、選挙とかに使うやつ)をリサイクルして、レジャーシート状に使い、ぐぅぐぅ寝ている。


Veelinayakenpattiのお母さんMに「ここに来て寝なさい」と招くのに返答を躊躇したせいか(たぶん)、写真右側のお兄ちゃんが寝ていた簡易ベッドを使わせてもらえることに。。。たびたびすんません。なんだかていねいに毛布まで貸してもらって、かしこまって就寝。


と、思ったら。


たぶん1時間以内に起こされる。ぼけーっとしてめがねをかけると、お母さんが新たに飾り付けられたポンガルポットを持っている。キャンドルをともし、鉢植えガールズの鉢にくっついていた丸い飾りをつきさしている。。。


今食べるんじゃないのー…?


と思ったら、案の定、またお寺に持っていくところだった。作る前と同じようにぞろぞろぞろぞろと女性が列をなしてポンガルポットを運んでいく


写真を撮る間もなく、行列はお寺に向かう。


そこまで見たら、「もう寝ていいよ」だって。。。はい。。。




まぁ、そんなこんなで、生まれて初めて?ホントに「外」で寝た。簡易の日よけは作ってあったので星空の元~ではなかったけど。壁なし、テントなし、外。


「停電してファンが使えないから屋内は暑いのよ」というのが理由だったんだけど、まぁ、いい経験になった。




…全然寝られなかったけど。




次回に続く。



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ずぅっとうだうだとモメていたMBAのユニフォームが完成。


ダサすぎて涙が出そう


なんか工場の制服みたいと言ったらクラスメートがそうだね、と同意。工場の制服がダサいってワケじゃないです。色合いがね。。。


案の定、このユニフォームのためのお金が工面できない子がいた。


この子、ユニフォームのお金払うために、日雇いの仕事に行くって言ってる。信じられる?


もうすでに彼女は銀行員になるための試験費用を稼ぐために、週末3日間ぶっとおしで働いたんだよ。それでやっと500ルピー。このユニフォーム、全部で1000ルピーくらいになるらしいから、それって6日間肉体労働。6日間あったら、試験勉強だってできるのに…。


こんなのつらい、でもこれは私の運命だからと、仕事をしてボロボロの指をさすりながら彼女は言った。私もつらかった。


こういうバックグラウンドの子がいるのはわかってるはずなのにこんなユニフォーム押し付けるなんて、コーディネーターの頭おかしいんじゃんって思う。













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