こんばんワニ。

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まずはお米の粉を作るところから。ほ、本格的すぎる…。
インドの農村部の家で見かける石臼(っていうの?)。最近は電動ミキサーが主流なので、昔からあるこういう臼を実際に使う人見たことなかったけど、停電してるし、でも食事は作んなきゃいけないのでマニュアル作業。こんな杵(っていうの?)どこにしまってたんだろ。
二の腕ひきしまりそう…
10分ほどで米がさらさらの粉に変わる。
ふるいにかけて粒の大きいものや石などを取り除く。粒が粗いものはもう一度「つき」直し。これ何回もやってました。お母さんの二の腕がすっきりしてるのもこのおかげ???
このあとこねて形成するのかと思ったら粉状のまま ふきんを敷きこんだ蒸し器にどっさり。
蒸してる途中にぶらぶらと散歩。この村何回も来てるけど、ココナッツ畑に囲まれてるってわかったのは今日がはじめて。手前は田んぼかなぁ。
そうこうしているうちにお兄ちゃんが帰宅(帰省?)。ひょろっと細いけど肩はしっかりしていて、どうか将来イケメンになりますようにと背後から願ってみる笑 前に会ったときもピンク着てたし、なぜか小指の爪がショッキングピンクだし、ピンク好きなんでしょう。Bの面倒見もすごくよくって「お兄ちゃん」とBがお願いするとすぐパパっとやってあげる、いい子です。
蒸しあがり。
なんだまだ粉じゃんと思ったのだけど 、これにちょっと塩水を足して、混ぜて、再度蒸す。
2回目の蒸しあがりのあと、砂糖とココナツを購入。混ぜてできあがり。
…つまり、このPuttuは筒状にしない。生地をそのまま蒸してできがりなのです。
ココナッツと米、砂糖のコンビネーションは強かった<3
Puttuできあがりの少し前、Bがようやく帰宅。また背が伸びたような…。
今日はめずらしく写真多めでいきます。
東京のNGOで働いていたとき、私にとって3回目のスタディツアー引率で訪れたのがNathamでした。毎回何かしら思い出があるのだけど、このツアーに関しては初めて現地駐在員ナシで引率をしたツアーであり、私がインドという国に関してじっくり考え始めたツアーだったと思っています。
(これを読んで自分もこのツアーの思い出づくりに貢献したと思う人はたまに連絡くださいねぇ!笑)
このファミリーのおうちにはホームステイプログラムで確か3泊したと思います。お母さんが支援をしているSHG(自助努力メンバー)のメンバーなんですね。
タミル語がさっぱりわからない私たち、英語がちょこちょこできるファミリーで、身振り手振りをまじえての数日間。
日本語の歌うたって!日本のダンス踊って!とせまられ、日本からの参加者JとAと四苦八苦。
そしてアルプス一万尺をインド農村で流行らせるということまで成し遂げた!笑
とまぁ、「私参加者じゃないし」と部屋にこもりがちな私にとっても密の濃い時間を過ごしたのでした。
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んで、このファミリーとはたまに連絡をとっていて、2010年にインターンをしていたときも2回遊びにきてます。おさげのオンナノコBがどんどん成長しているのを見るのが楽しみ(←親か!)になってきたんですね…ちょっとしたしぐさとか、もう子どもじゃないんだなぁって…。(←親か!)。でも去年来てからまだNathamには行っていなかったんです。
1月のポンガル祝日の日、いきなりBから電話があって、今日3時に来て!とか言われちゃって、「今日はちとムリ(移動中)…今度行くよ」と行ったものの、テストやらゴタゴタで結局行かずじまい。罪悪感ムクムク。
で、今週。思い立ってBに「土曜行っていい?」とSMSを送ってみる。返事ナシ。あきらめていたら昨日になって「美和お姉ちゃん、いつ来る?時間?」と返事が。おぉ、と思って急きょ計画を立てる。
今朝(土曜日)8時に出発。Dindigul経由でNathamへ。Nathamのバス停から電話して、オートリキシャのドライバーに村の位置を伝えてもらえばいいやと思って、特にアサイチで連絡もせず。
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Nathamに到着し、ファミリーのお父さんのケイタイに電話。「(例によってたどたどしいタミル語)ミワですけど。Bはいますか?」と言うと、
「おー、ミワ!いらっしゃい。Bは学校だよ。」
…えぇぇえぇ。
どうやら、B自身周りに「土曜日にミワが来る」と言いふらしていたのですが、突然土曜日にSpecial Classが開催されることになったのだそう。
というのもBは今年10年生。インドの10年生はこの時期全国的に行われるテストを受けます(学校が全国区、州のどちらで登録されているかによって試験の名前等変わる)。感じとしては(受けたことないからわかんないけど)全国模試かセンター試験みたいな?この結果によって11年生で理系か文系(というか商業系)にすすむかが決まっちゃうみたいなんです。なので土曜日にも補修クラスを設けて、備えているわけですねぇ。日本の受験生のようだ。こんな感じで重要なテストを受けるわけなので、夜間の停電はテストを受ける10年生や12年生にとっては死活問題のようです。
あぁ、話がそれた。
そんなこんなで、Bが帰るのを待つことに。土曜クラスなのにみっちり17時までだってさ。。。
写真のお兄ちゃんも今日いないねぇとたずねると、なんとお兄ちゃんは今Dindigulで土木工学を勉強しているとのこと。あらまぁ、みんな成長するわねぇ。普段は寮で、週末に帰ってくるそう。
お昼ごはんを食べたあとすぐ、お母さんがお米をよりわけている。「Puttuを作るのよ」
Puttuとはお米の粉とココナッツを蒸して作る南インドの朝ごはんメニュー。でも私はタミルナドゥで食べたことないです。Keralaでもよく食べられているそうで、去年Keralaに行く前に寮の子がゼッタイPuttuは食べてね、おすすめだよ、と言われていたにも関わらず、見たことさえなかったので注文もできずじまい。普通はこの写真のように筒状の蒸し器に入れて作り、バナナ等そえて食べるんだって。
けどお母さんのPottuはちと別バージョン。まぁ、朝ごはんに作ってるわけでもないし笑
Pottuの作り方~
まずはお米の粉を作るところから。ほ、本格的すぎる…。
インドの農村部の家で見かける石臼(っていうの?)。最近は電動ミキサーが主流なので、昔からあるこういう臼を実際に使う人見たことなかったけど、停電してるし、でも食事は作んなきゃいけないのでマニュアル作業。こんな杵(っていうの?)どこにしまってたんだろ。
二の腕ひきしまりそう…
10分ほどで米がさらさらの粉に変わる。
ふるいにかけて粒の大きいものや石などを取り除く。粒が粗いものはもう一度「つき」直し。これ何回もやってました。お母さんの二の腕がすっきりしてるのもこのおかげ???
このあとこねて形成するのかと思ったら粉状のまま ふきんを敷きこんだ蒸し器にどっさり。
蒸してる途中にぶらぶらと散歩。この村何回も来てるけど、ココナッツ畑に囲まれてるってわかったのは今日がはじめて。手前は田んぼかなぁ。
そうこうしているうちにお兄ちゃんが帰宅(帰省?)。ひょろっと細いけど肩はしっかりしていて、どうか将来イケメンになりますようにと背後から願ってみる笑 前に会ったときもピンク着てたし、なぜか小指の爪がショッキングピンクだし、ピンク好きなんでしょう。Bの面倒見もすごくよくって「お兄ちゃん」とBがお願いするとすぐパパっとやってあげる、いい子です。
蒸しあがり。
なんだまだ粉じゃんと思ったのだけど 、これにちょっと塩水を足して、混ぜて、再度蒸す。
2回目の蒸しあがりのあと、砂糖とココナツを購入。混ぜてできあがり。
…つまり、このPuttuは筒状にしない。生地をそのまま蒸してできがりなのです。
ココナッツと米、砂糖のコンビネーションは強かった<3
Puttuできあがりの少し前、Bがようやく帰宅。また背が伸びたような…。
なんだかツッコミどころ満載の置物(?)。今日おみやげにとBにもらいました。
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…以上、昨日半寝で書いたのでなんだかイミフメイな箇所多々ありそうです…苦笑
追記:
つまるところ、Bに会いに行ったのに土曜日にクラスがあることも下調べせず(つか前日SMSしたときに本人になんか一言いってもらいたかったけどさ苦笑)、待ちぼうけして、でもタマリンドツリーの下で何時間もぼーっと過ごすのって最高だなぁと思ってしまいました。
そして、(こんなこと言うのも失礼なのですが)決して裕福ではないだろうこのファミリーが訪問するたびに冷たいクールドリンク(清涼飲料のたぐい。私は普段飲まないのだけど)やおいしいご飯で心からもてなしてくれて、本当にありがたいと思うのです。Bも帰ってきてすぐに「ちょっと来て!」と上の鳥さんを出してきて「ギフト」と渡してくれました。鳥さんはPooja Roomコレクションに仲間入りしました。
帰りがけ、お父さんが「これからは月イチで来てね」と言いました。バスの乗り方も村の位置もわかったし、これからはもうちょっとマメに来ようかな。
まっ、Bのテストと私の期末テストが終わったあとだけど…ね
で、Natham出発したのが19時過ぎ。ちなみに私の門限は19時笑
Dindigulに20時過ぎ到着。バスを探したけどなかなか出発しないようなのでオートリキシャのドライバーに「Gandhigramの中まで行ったらいくら?」と質問。前回は友人が200→150に交渉成功したのでこれが基準ね。
案の定答えは「200ルピー」笑
「お兄さん、前回150しか払わなかったよ」
「でもGandhigramに行くと帰りに乗せてくる客足がないから損なんだよ」←なるほど。Gandhigram周辺はこの時間帯Dindigulに行く人少ないからね。
「前回おんなじ条件で150だったけど…まぁいいや」とバスに向かって歩き出す。
「Madam、じゃぁ175払って」
↑これです。交渉スタート。この感じだとLeverageは私がにぎってる感じ。
「もういいよ。だって細かいお金がないんだもん」
↑これはホント。160しか細かいのなくって、あとは500。オートに乗るときは「お釣りない」と言われる前提で乗ったほうがいいからね。しかも5ルピーなんてハンパな数、切り捨てじゃなくて支払のときに180に繰り上げ(?)されるに決まってる。
と言ってまた立ち去ろうとすると
「じゃぁいいよ」
やった。交渉成功。150ルピーなり。150でいいのね、と再確認して出発。
そしたら大学構内で踏み切りにひっかかかって、たぶんバスで帰っても同じ時間だっただろうなって感じだったけど苦笑。踏み切りで待っていると、クラスメートのオトコノコRが歩いている。こんな時間にどこに?と思って
「R!どこ行くの?」と聞いたら、
「これからDindigulに行くんだよ」だって。
オトコノコは21時からでも外出できるのね~うらやましいわぁ。
あとでRからSMSが来て、カバディをしに行くと補足説明がありました。夜のカバディ、楽しそう。
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