こんばんワニ。
昨日Facebookでやたら喜んで書いたイケメン車掌さんの話です。
まぁ、それだけじゃないんだけど。
最近ちょこちょこ書いてますが、今月は修士論文のための調査をしています。というか修士論文を書く大切な学期なのにしっかり普通のクラス(4クラス)もあるので、今月中に全部調査は終わらせて、あとはクラスに専念してねということのようです。だけど5月に入ったらインターンシップもあるようなので、普通の学期でも終わらせられないシラバスを全てカバーできるのかと思います。まぁ、それは私の知ったこっちゃない笑
前回書き始めましたが私は流水域開発のガイドラインの効果について研究をしていて、そのために流水域開発を実際に実践しているNGOにお邪魔させてもらっています。以前インターンをしていたCIRHEPに紹介してもらった3団体と、CIRHEPと、うちの大学を運営しているGandhigram Trustの計5団体。
どこの団体も結果はきちんと出しているのですが、ガイドラインへの考え方だとか、マネジメントの仕方が違うので訪問のたびに「ほ~」と思います。
でも私はCIRHEPにばっかり行っていているせいか、やっぱりCIRHEPの意見に近い見解を持ってしまうなぁと考えています。まぁ悪いことではないと思うんだけど。正直にそう感じるから。
まぁとにかく、12月19日に帰国する(というか帰国「し始める」…日本につくまでに丸2日かかるから)前に調査を全部終わらせなくてはいけないし、なおかつ調査内容をまとめてから出発したいので、ともかく時間がない。そんなわけで各団体2日のみおじゃましています。
最初の団体はGandhigram Trustでキャンパスの隣なのですぐ行けました。
2団体目SpaceはNathamに近いところにあると聞いていたのだけど、まずDindigulでお話を聞いたのでこれもAutoでさくっと行って問題なし。
CIRHEPは目をつぶっても行ける(ウソ)。
で、昨日・今日と行った団体Sakthi TrustはAyyampalayamと言う聞いたこともない場所。Nilakottaiから近いBatlagunduのあたり、と聞いていたのですが、イマイチわからん。
ということで学科のスタッフに相談したところ、Summer Programmeのとき5日間通っていたSempattiまで行ってそこから乗り換えなさいとのこと。1回乗換えならまぁ悪くないか…と思ったのだけど、Summer Programmeのときより早く出かけるべきなのでSummer Programmeのときと同じSepmatti行きのバスじゃ遅すぎる。
というのも、Summer Programmeは朝10時にSempatti集合だったけど、今回NGO訪問に当たって「10時くらいに行きます」と伝えたので、Sempattiより遠いAyyampalayamに行くにはもっと早い時間のバスに乗らなくちゃいけなかったのね。
と、思ったのでスタッフに確認の電話をしようかとも考えたけど、なんだかめんどくさくなって「早起きして出かければいっか」と適当な行動に出る笑
昨日の朝。時間がさっぱりわからないので、とりあえず7時20分くらいに寮を出発。さくさく歩いて7時半には大学の入り口に到着。知っているAutoドライバーのおっちゃんがいたので「Sempattiのバス何時かな」と聞くと「今来るよ、ちょっと待ってな」とのこと。
で、来たのがSempatti経由のBatlagundu行きのバス。「Batlagunduに近いAyyampalayam」に行くんだからこれもしかしてAyyampalayamに直接行くんじゃん?と思ったけどそうはいかず。「Sempattiで乗り換えな」と言われる。
SempattiからAyyampalayamに行くバスが何時に出るかもわからず、10時にホントにつけるんだろうかとちと不安になっていると、車掌さんが前をぶーーーーーーーーんと走っているバスを指差して「あれAyyampalayam行き」と言う。マジですか…。
私の乗っていたのは政府バス(ゆっくりめ)。あちらは企業バス(とばす)。私のバスがSempattiにつくころにはもうはるか彼方に行っちゃってるんじゃないだろうか。と体全体で不安を表現していると、私がAyyampalayamバスに乗りたいことを察知した乗客さんたちが「大丈夫、待っててくれるから」と言ってくる。信じられないけど、信じたい。
で、結局、Sempatti付近の渋滞で前のバスがスローダウンし、私のバスが何とか追いついた!
乗客さんたちに「急いで!」とせかされ、あわててバス乗り換え。
そして衝撃的な出会いがあったんですねー。
バスがすぐ行っちゃうかと思ったので後部入り口(主に男性が使う)から乗ろうかと思ったけど、予想以上にバスに乗り込む人が多かったので前の入り口まで走る。
「Ayyampalayam?」と言うと(こんなにテンパってないときはきちんとタミル語でどこそこ行きますかって聞きますよ)、車掌さんがうなずく。
…ん?
バスに乗り込んでお財布を取り出しながらまた車掌さんを見る。
超かっこいい。
2度見、いや4度見ぐらいしちゃったよね、たぶん。
「いくらですか」と聞くと意味不明な手しぐさをしながら「9ルピー」。
いや、なんかわかんないけどかっこいい。
おそらく彼は20代半ばくらいかと思われますが、よくいるガリガリタイプでなく、中年太りに差しかかっているわけでもなく、程よくがっしり、背もまぁまぁ高め。
んでもって顔!ハッキリ言って、今まで見たタミル人俳優の誰よりも、かっこいい。私の私的な意見ですが、ホントかっこいい。
おでこの赤い印が今朝お祈りしたかお寺に行ったんだなと、なんとなくこれもポイント高し。
ということでちらちら見ていたのだけど、座席に座ったら振り返って見るわけにもいかず、ざーんねん。
ところが、彼は最後にまたポイント高い行動に。
前述の通り、私はAyyampalayamがどんな場所かさーっぱりわかんないので、車掌さんがバス停の名前を言うのを聞いてないといけなかったわけ。でも朝早起きして乗り換えテンパったせいもあり、疲れて半寝状態。やばい…と思いかけたころ、「次がAyyampalayamだよ」とわざわざ伝えてくれた車掌さん。
これ、うちの大学とか自分が知ってるところでも車掌さんや他の乗客の人たちに言ってもらえることなんだけど(みんな基本的にやさしいというかおせっかいというか)、バスが混雑してぎゅうぎゅうなのに私の近くまで来て言ってくれたことに感謝。
で、Ayyampalayamに到着。
明日も絶対このバスに乗ろうと決意。
昨日の調査はまったーりって感じでした。SBIで働いていたというExecutive Director(事務局長みたいな感じですかね)のおっちゃんと朝からコーヒーをすすりつつ、流水域の話から銀行マネジメントの話、ヨガの話までずぅっとながながーと話をし、おいしいランチもごちそうになり(朝ごはんひかえておいてよかった)、流水域開発の現場にもちょこっと連れて行ってもらう。
で、このとき現場に一緒に行ったのが小間使いなのかよくわからないけどちょこちょこ雑用をしつつ現場のことはしっかり頭に入っているおっちゃんと、Exective Directorと、エンジニアの男の子。この子にバイクに乗っけてもらってぼっこぼこの道を通って行きました。
帰り、バス停とオフィスはものすごーく近いのだけど、私がきちんとSempatti行きバスに乗って帰れるようにこの彼がバス停まで連れて行ってくれました。バスが来ないのでおしゃべり。Executive Directorはこの団体ではスタッフのことをきちんと考えて優遇していると言っていたけど実際はどうか知りたかったのでお仕事どう?とマジメに話をしていたんだけど、そのうちタミル映画の話になり、インドで時間通りに来るのは停電だけという話になり、肌が白いとモテる話になり、なごやかー。英語も堪能だし、エンジニアなんてがっつり大学院まで勉強したのかと思ったら、学士までやって地元のために働こうとつい最近この団体で働きはじめたのだそう。若いのにえらいねぇ笑 いい子だなぁと思ってしみじみ見ると、まぁ、彼もなかなかかっこいい。
「明日もオフィスに来る?」と聞いたら「うん、来ますよ」ということで、次の日の楽しみが増える笑
帰りのバス。なんでかわからないけどバスに乗ってくるガキが「ジャパン」「ジャパン」と言っている。小さいコミュニティだと日本人が来てるのがこんなに広まっちゃうのかとげんなり。
昨日の夜。かっこいい車掌さんに出会った旨Facebookでrave笑。
で、今日の朝。張り切って早めに寮を出る。Sempattiに行くBatlagunduバスも早めに到着して、Ayyampalayamバスに乗換えが楽しみになる。
昨日隣に座って「大丈夫よ」と言ってくれた女性がまた隣に座り、おしゃべり。「昨日はあんまり話さなかったけど今日は思い切って話してみたの。毎朝このバスに乗るんだったらタミル語教えるわよ」とやさしい。Batlagunduの近くで教師をしてるそうです。このバスに乗るのは今日が最後なんだけどね…
前方を見るも昨日のバス(うしろにでっかくムルガンだかなんだかの神様の絵が描いてある)は見当たらず。でも先生が「あのバスはこのバスとそんなに離れることはないから平気よ」と言われ安心。
そしてSempatti。やっぱり昨日のバスは見当たらず。でも同じ場所で待つ。
待つ。
待つ。
…行っちゃったんだな泣
昨日は8時過ぎには乗り換えたけど、同じバスは待っても待っても来ない。あきらめてバス停のお兄さんに「次のAyyampalayam行きは何時ですか」と聞く。「8時半」とぶっきらぼうな答え。
思えばこの人、以前にもなんか無愛想な感じで対応されたことがあるんです。夜Nilakottaiから帰ってきたとき、直接大学かChinnalapattiに来るバスがなかなか来なかったのでSempattiまで来て乗り換えることにしたわけ。でもSempattiについてこの人に聞いたら22時まで次のバスは来ないとのこと。たぶん2時間後とかだったんだと思う。で、仕方なくSempattiからAutoで帰ってきたものの、Shared Auto(同じ方向に行く人たちが同乗して料金を割り勘する)だと思ったのに一緒に乗ってきた人が実はドライバーの雇用主だったとかで、彼らは支払いせず、私が全額払うことに。
なーんてことがあったため、もちろんこのお兄さんのせいではないにしろこの人に対するネガティブなイメージがあったんですね。
でも今日は、Ayyampalayam行きのバスが来て停車しているのをきちーんと教えてくれました。
で、バスに乗る。空席なし泣。前方に立っていると、座っているおばちゃんがニコっとわらいかけてくる。そして、隣に座れと2人席なのに私の分まであけてくれる。で、座ると、なにやら「Gandhigram」「勉強してるのよ」などと言っている。なんでこのおばちゃん私のこと知ってんだ…。。。なおかつ、ティーが飲みたいのよと小銭をくれと言ってくる。タミル語がわからないふりをしてやりすごす苦笑
そのうちおばちゃんが降りる。私は通路側の席に座りなおす。
しばらくバスが走っていると、ココナッツが生い茂る場所にさしかかる。あぁ、昨日もこんなとこ通ったっけと思ってぼーっとしていると、座っている人たちが何やら動き出す。なんだろうと思った瞬間、
!!!!!!!!!!!!!!!!
座席から通路にすとーーーーーーーーーーんと落ちた私。
急カーブでした苦笑 他の乗客が私に注目(当たり前)。隣に座っていたおばちゃんが私をひっぱって座席まで戻してくれて、「大丈夫、よしよし」と慰めてくれる。恥ずかしいけど、自分が急カーブで飛ばされたことにショック。ドアなし入り口からおっこちなくてよかった。
と、言うことでイケメン車掌さんには会えず、座席から振り落とされ、さんざんなスタートだった今日。でもまたまったーりとExecutive Directorと話をし、エンジニア君にまた現場に連れて行ってもらい、おいしいランチもいただき、充実した1日でした。
ちなみに、帰りはExecutive DirectorとBatlagungu経由で帰ってきたので位置関係がなんとなくわかりました。
Sempattiでの乗り換えはまたお兄さんに聞こうかと思ったけど別のおっちゃんもいたのでこの人に「Gandhigram行きいつですか」と聞くと「あと5分」。インドの「すぐ」「近い」はとりあえず信用しないと決めているのだけど、5分が30分になるとさすがにへこむ。
とか思っているとお兄さんと目がばっちり合う。半ばにやりなニッコリをするお兄さん。私も「バスが来ないよ」という気持ちをこめて力なくニッコリ。
顔を覚えてもらえば次回のコミュニケーションが楽なので、なんだかんだでこれもよかったかなと思います。
で、車掌さん。
皆さんに写真を撮れと言われたのですが上記の理由でムリでした。
かわりにエンジニア君の写真を。
え?顔が見えない?笑
昨日Facebookでやたら喜んで書いたイケメン車掌さんの話です。
まぁ、それだけじゃないんだけど。
最近ちょこちょこ書いてますが、今月は修士論文のための調査をしています。というか修士論文を書く大切な学期なのにしっかり普通のクラス(4クラス)もあるので、今月中に全部調査は終わらせて、あとはクラスに専念してねということのようです。だけど5月に入ったらインターンシップもあるようなので、普通の学期でも終わらせられないシラバスを全てカバーできるのかと思います。まぁ、それは私の知ったこっちゃない笑
前回書き始めましたが私は流水域開発のガイドラインの効果について研究をしていて、そのために流水域開発を実際に実践しているNGOにお邪魔させてもらっています。以前インターンをしていたCIRHEPに紹介してもらった3団体と、CIRHEPと、うちの大学を運営しているGandhigram Trustの計5団体。
どこの団体も結果はきちんと出しているのですが、ガイドラインへの考え方だとか、マネジメントの仕方が違うので訪問のたびに「ほ~」と思います。
でも私はCIRHEPにばっかり行っていているせいか、やっぱりCIRHEPの意見に近い見解を持ってしまうなぁと考えています。まぁ悪いことではないと思うんだけど。正直にそう感じるから。
まぁとにかく、12月19日に帰国する(というか帰国「し始める」…日本につくまでに丸2日かかるから)前に調査を全部終わらせなくてはいけないし、なおかつ調査内容をまとめてから出発したいので、ともかく時間がない。そんなわけで各団体2日のみおじゃましています。
最初の団体はGandhigram Trustでキャンパスの隣なのですぐ行けました。
2団体目SpaceはNathamに近いところにあると聞いていたのだけど、まずDindigulでお話を聞いたのでこれもAutoでさくっと行って問題なし。
CIRHEPは目をつぶっても行ける(ウソ)。
で、昨日・今日と行った団体Sakthi TrustはAyyampalayamと言う聞いたこともない場所。Nilakottaiから近いBatlagunduのあたり、と聞いていたのですが、イマイチわからん。
ということで学科のスタッフに相談したところ、Summer Programmeのとき5日間通っていたSempattiまで行ってそこから乗り換えなさいとのこと。1回乗換えならまぁ悪くないか…と思ったのだけど、Summer Programmeのときより早く出かけるべきなのでSummer Programmeのときと同じSepmatti行きのバスじゃ遅すぎる。
というのも、Summer Programmeは朝10時にSempatti集合だったけど、今回NGO訪問に当たって「10時くらいに行きます」と伝えたので、Sempattiより遠いAyyampalayamに行くにはもっと早い時間のバスに乗らなくちゃいけなかったのね。
と、思ったのでスタッフに確認の電話をしようかとも考えたけど、なんだかめんどくさくなって「早起きして出かければいっか」と適当な行動に出る笑
昨日の朝。時間がさっぱりわからないので、とりあえず7時20分くらいに寮を出発。さくさく歩いて7時半には大学の入り口に到着。知っているAutoドライバーのおっちゃんがいたので「Sempattiのバス何時かな」と聞くと「今来るよ、ちょっと待ってな」とのこと。
で、来たのがSempatti経由のBatlagundu行きのバス。「Batlagunduに近いAyyampalayam」に行くんだからこれもしかしてAyyampalayamに直接行くんじゃん?と思ったけどそうはいかず。「Sempattiで乗り換えな」と言われる。
SempattiからAyyampalayamに行くバスが何時に出るかもわからず、10時にホントにつけるんだろうかとちと不安になっていると、車掌さんが前をぶーーーーーーーーんと走っているバスを指差して「あれAyyampalayam行き」と言う。マジですか…。
私の乗っていたのは政府バス(ゆっくりめ)。あちらは企業バス(とばす)。私のバスがSempattiにつくころにはもうはるか彼方に行っちゃってるんじゃないだろうか。と体全体で不安を表現していると、私がAyyampalayamバスに乗りたいことを察知した乗客さんたちが「大丈夫、待っててくれるから」と言ってくる。信じられないけど、信じたい。
で、結局、Sempatti付近の渋滞で前のバスがスローダウンし、私のバスが何とか追いついた!
乗客さんたちに「急いで!」とせかされ、あわててバス乗り換え。
そして衝撃的な出会いがあったんですねー。
バスがすぐ行っちゃうかと思ったので後部入り口(主に男性が使う)から乗ろうかと思ったけど、予想以上にバスに乗り込む人が多かったので前の入り口まで走る。
「Ayyampalayam?」と言うと(こんなにテンパってないときはきちんとタミル語でどこそこ行きますかって聞きますよ)、車掌さんがうなずく。
…ん?
バスに乗り込んでお財布を取り出しながらまた車掌さんを見る。
超かっこいい。
2度見、いや4度見ぐらいしちゃったよね、たぶん。
「いくらですか」と聞くと意味不明な手しぐさをしながら「9ルピー」。
いや、なんかわかんないけどかっこいい。
おそらく彼は20代半ばくらいかと思われますが、よくいるガリガリタイプでなく、中年太りに差しかかっているわけでもなく、程よくがっしり、背もまぁまぁ高め。
んでもって顔!ハッキリ言って、今まで見たタミル人俳優の誰よりも、かっこいい。私の私的な意見ですが、ホントかっこいい。
おでこの赤い印が今朝お祈りしたかお寺に行ったんだなと、なんとなくこれもポイント高し。
ということでちらちら見ていたのだけど、座席に座ったら振り返って見るわけにもいかず、ざーんねん。
ところが、彼は最後にまたポイント高い行動に。
前述の通り、私はAyyampalayamがどんな場所かさーっぱりわかんないので、車掌さんがバス停の名前を言うのを聞いてないといけなかったわけ。でも朝早起きして乗り換えテンパったせいもあり、疲れて半寝状態。やばい…と思いかけたころ、「次がAyyampalayamだよ」とわざわざ伝えてくれた車掌さん。
これ、うちの大学とか自分が知ってるところでも車掌さんや他の乗客の人たちに言ってもらえることなんだけど(みんな基本的にやさしいというかおせっかいというか)、バスが混雑してぎゅうぎゅうなのに私の近くまで来て言ってくれたことに感謝。
で、Ayyampalayamに到着。
明日も絶対このバスに乗ろうと決意。
昨日の調査はまったーりって感じでした。SBIで働いていたというExecutive Director(事務局長みたいな感じですかね)のおっちゃんと朝からコーヒーをすすりつつ、流水域の話から銀行マネジメントの話、ヨガの話までずぅっとながながーと話をし、おいしいランチもごちそうになり(朝ごはんひかえておいてよかった)、流水域開発の現場にもちょこっと連れて行ってもらう。
で、このとき現場に一緒に行ったのが小間使いなのかよくわからないけどちょこちょこ雑用をしつつ現場のことはしっかり頭に入っているおっちゃんと、Exective Directorと、エンジニアの男の子。この子にバイクに乗っけてもらってぼっこぼこの道を通って行きました。
帰り、バス停とオフィスはものすごーく近いのだけど、私がきちんとSempatti行きバスに乗って帰れるようにこの彼がバス停まで連れて行ってくれました。バスが来ないのでおしゃべり。Executive Directorはこの団体ではスタッフのことをきちんと考えて優遇していると言っていたけど実際はどうか知りたかったのでお仕事どう?とマジメに話をしていたんだけど、そのうちタミル映画の話になり、インドで時間通りに来るのは停電だけという話になり、肌が白いとモテる話になり、なごやかー。英語も堪能だし、エンジニアなんてがっつり大学院まで勉強したのかと思ったら、学士までやって地元のために働こうとつい最近この団体で働きはじめたのだそう。若いのにえらいねぇ笑 いい子だなぁと思ってしみじみ見ると、まぁ、彼もなかなかかっこいい。
「明日もオフィスに来る?」と聞いたら「うん、来ますよ」ということで、次の日の楽しみが増える笑
帰りのバス。なんでかわからないけどバスに乗ってくるガキが「ジャパン」「ジャパン」と言っている。小さいコミュニティだと日本人が来てるのがこんなに広まっちゃうのかとげんなり。
昨日の夜。かっこいい車掌さんに出会った旨Facebookでrave笑。
で、今日の朝。張り切って早めに寮を出る。Sempattiに行くBatlagunduバスも早めに到着して、Ayyampalayamバスに乗換えが楽しみになる。
昨日隣に座って「大丈夫よ」と言ってくれた女性がまた隣に座り、おしゃべり。「昨日はあんまり話さなかったけど今日は思い切って話してみたの。毎朝このバスに乗るんだったらタミル語教えるわよ」とやさしい。Batlagunduの近くで教師をしてるそうです。このバスに乗るのは今日が最後なんだけどね…
前方を見るも昨日のバス(うしろにでっかくムルガンだかなんだかの神様の絵が描いてある)は見当たらず。でも先生が「あのバスはこのバスとそんなに離れることはないから平気よ」と言われ安心。
そしてSempatti。やっぱり昨日のバスは見当たらず。でも同じ場所で待つ。
待つ。
待つ。
…行っちゃったんだな泣
昨日は8時過ぎには乗り換えたけど、同じバスは待っても待っても来ない。あきらめてバス停のお兄さんに「次のAyyampalayam行きは何時ですか」と聞く。「8時半」とぶっきらぼうな答え。
思えばこの人、以前にもなんか無愛想な感じで対応されたことがあるんです。夜Nilakottaiから帰ってきたとき、直接大学かChinnalapattiに来るバスがなかなか来なかったのでSempattiまで来て乗り換えることにしたわけ。でもSempattiについてこの人に聞いたら22時まで次のバスは来ないとのこと。たぶん2時間後とかだったんだと思う。で、仕方なくSempattiからAutoで帰ってきたものの、Shared Auto(同じ方向に行く人たちが同乗して料金を割り勘する)だと思ったのに一緒に乗ってきた人が実はドライバーの雇用主だったとかで、彼らは支払いせず、私が全額払うことに。
なーんてことがあったため、もちろんこのお兄さんのせいではないにしろこの人に対するネガティブなイメージがあったんですね。
でも今日は、Ayyampalayam行きのバスが来て停車しているのをきちーんと教えてくれました。
で、バスに乗る。空席なし泣。前方に立っていると、座っているおばちゃんがニコっとわらいかけてくる。そして、隣に座れと2人席なのに私の分まであけてくれる。で、座ると、なにやら「Gandhigram」「勉強してるのよ」などと言っている。なんでこのおばちゃん私のこと知ってんだ…。。。なおかつ、ティーが飲みたいのよと小銭をくれと言ってくる。タミル語がわからないふりをしてやりすごす苦笑
そのうちおばちゃんが降りる。私は通路側の席に座りなおす。
しばらくバスが走っていると、ココナッツが生い茂る場所にさしかかる。あぁ、昨日もこんなとこ通ったっけと思ってぼーっとしていると、座っている人たちが何やら動き出す。なんだろうと思った瞬間、
!!!!!!!!!!!!!!!!
座席から通路にすとーーーーーーーーーーんと落ちた私。
急カーブでした苦笑 他の乗客が私に注目(当たり前)。隣に座っていたおばちゃんが私をひっぱって座席まで戻してくれて、「大丈夫、よしよし」と慰めてくれる。恥ずかしいけど、自分が急カーブで飛ばされたことにショック。ドアなし入り口からおっこちなくてよかった。
と、言うことでイケメン車掌さんには会えず、座席から振り落とされ、さんざんなスタートだった今日。でもまたまったーりとExecutive Directorと話をし、エンジニア君にまた現場に連れて行ってもらい、おいしいランチもいただき、充実した1日でした。
ちなみに、帰りはExecutive DirectorとBatlagungu経由で帰ってきたので位置関係がなんとなくわかりました。
Sempattiでの乗り換えはまたお兄さんに聞こうかと思ったけど別のおっちゃんもいたのでこの人に「Gandhigram行きいつですか」と聞くと「あと5分」。インドの「すぐ」「近い」はとりあえず信用しないと決めているのだけど、5分が30分になるとさすがにへこむ。
とか思っているとお兄さんと目がばっちり合う。半ばにやりなニッコリをするお兄さん。私も「バスが来ないよ」という気持ちをこめて力なくニッコリ。
顔を覚えてもらえば次回のコミュニケーションが楽なので、なんだかんだでこれもよかったかなと思います。
で、車掌さん。
皆さんに写真を撮れと言われたのですが上記の理由でムリでした。
かわりにエンジニア君の写真を。
え?顔が見えない?笑
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