2012年6月28日木曜日

2nd Half of Short and Sweet Summer Break Day 21 - 生野菜Guruの農園写真(2)

こんばんワニ。


前回に引き続き、生野菜Guru農園訪問写真のご紹介。

休憩をはさんで後半の様子です。


そういえば。

休憩に農園のダイニングホールのようなところに入ると、
なんだか大きな容器に入った飲み物をすすめられる。

生水はちょっと…と尻込みすると、
なんと例の雑穀ドリンクでした。

みんなで分けっこするなら…と、タンブラーに注いでもらう。

サイドですすめられたのはカピカピに乾いた細い茶色の物体。

「…干しヘビ?」

とマジで聞いたら、「唐辛子だよ!」と笑われた。

だ、だよね。

でも唐辛子って感じがしない、ちょっと塩気のあるスナックみたいだった。

で、「どうぞ」とタンブラーを渡そうとしたら
「全部飲んで」と結局全部いただくことに。

なんでわざわざデカいタンブラーなんだ!!

でもこのドリンク体温下げる効果もあるんだって。ありがたい。

隣にはCurd(ヨーグルト)もあって、
ツレはヨーグルトドリンクにして飲んでました。


Azolla

このビニールシートの中で育てられているのはAzolla/Asolaという、
藻類に見えるけど実はシダ系の植物。

日本名ではアカウキクサ属。。。かな?

インドでは政府がAzollaの栽培を推奨しだしたから注目されてるみたい。

というのも、このAzollaは

牛さんにあげるとミルクの出がよくなるし、
緑肥としても使えちゃうんです。

しかも成長が早い!

わんさか収穫できるまでに2週間ほどしかかからないみたい。

おかげで、日本なんかでは雑草扱いされている種類もあるみたいだし、
なんて言われてるくらい。

これは地球温暖化の救世主かも?



緑のつぶつぶが葉っぱのようになる

食べようと思えばヒトも食べられるみたいだけど、

牛さんのオシッコとウンチを水に混ぜて育てていると言うので、
サラダは無理かな。。。



こっちはホントの

ココナッツの皮の繊維くずと土をまいて、水をまいて、という簡単な育て方。

これもNitrogen Fixationに役立つんだそうなー。


Mixed Culture

こちらもMixed Culture。

雑穀と果樹の木が並んでる。



右が開拓前

この農園は開かれてまだ数年なので、
敷地内にはまだ手をつけていないところがあります。

っていうか、半分以上は写真右側のようになーんもない状態。


植林

でもそんなカピカピの大地にも木を植えています

まず木が土の保水力を高めて、土地を強くするからね。 

びゅうびゅうの風にも負けず、がんばって育ってます。



砂?

これは農園の入り口側。

なんで砂まいてるんだろうと思ったら、これがこの土地の土なんだって。

どーみても道路工事かなんかに使う資材にしか見えない。

こんな土を四角く掘って、
木を植えて、Nitrogen Fixationの草をかぶせています。


ミミズ堆肥

これもミミズ堆肥。

なんで棒がいくつもささってるのと聞いてみると、
これをひっこぬいて中の温度を確かめるんだって。

ミミズ堆肥はただ牛のウンチにミミズさんをまけばできるってわけじゃなくて
温度管理が重要。

きちんと堆肥が発酵しているか確かめて、
虫の活動もこの穴からチェック。

ちょっとしたアイディアが「なるほどねぇ」と思う。



Holy Cow

牛について熱く語るスタッフくん。

彼いわく、
最近はミルクの収穫量を高めるために
薬剤を牛に投与する人が増えているんだって。

通常子牛のときに栄養として与えるものなんだけど、
ずぅっと投与してたら
そのクスリがミルクにうつって、ヒトの体に入るわけで。

栄養のあるものをあげていれば
牛さんのミルクはきちんと出るのに。

たくさん出たってどうせ水でうすめて売ってるくせに!)

ちなみに、この背中がポッコリしてる牛さんは
インド特有なんだそうです。

知らなかった。


かわいいベッド

足取りもしっかりしているし元気に見えたGuruだけど、
半年前から体調を崩しているそうです。

ミーティング中もこのマットレスに横になっていました。


ジョークも飛ばす

これが先述のダイニングホールみたいなところ。
裏に宿舎のような建物とキッチンがあります。

Guruのうしろで、午前の作業を終えた研修生がグーグー寝ています。

このあとおいしいランチをいただきました。

スパイスをあまり使っていない上品なサンバル
お代わりしたかったけど、お腹がうけつけず。

マジ朝ご飯食べなきゃよかった。


ダイニングホール

外から見たところ。


ヤギさん


ちっちゃいヤギさん。

この間の赤ちゃん牛を思い出した。

あぁ、思い出したくないことも思い出した…(ガックリ)



びゅうびゅう

この風を見てくださいよ。

カツラがふっとぶ。


お約束

入り口。

この団体はVanagamというのだけど、
この看板にはカーナカムと書いてある。

イミフメイ。


 ■  ■  ■  ■  ■  


休み中に…と思って映画をバンバン観ています。

ひっさしぶりに、「このタミル映画いい!」と思うのに出会った。

ポスター見て「観たいなぁ」と思っていたのだけど
映画館に行く機会なんてなくて、あきらめていたところに
英語字幕つきファイル入手

Nanbanという映画。

南蛮じゃないですよ。
タミル語で友だちという意味だそうです。

監督がラジニカントEnthiranを撮ったShankarだったから観たかったわけではなく
(オープニング観るまで知らなかったし)

あんまり好きじゃないけど笑顔はかわいいと思っているJivaが出ていたから。

3人目のメインキャラ俳優は知らん!でも演技悪くなかった。

いやぁ。

38歳のVijayがエンジニア大学生なんてムリ。
他の二人も大学1年生なんて10年以上前の話だろうし。
タミル映画にありがちな「ムリだろ!ボケ!」みたいな箇所ばかり。


でもそこ目をつぶって観ればおもしろかったです。


3時間あるからメインキャラ3人の抱える問題もていねいに描いていて、
途中わんわん泣いてしまいました。

そして収穫だったのがヒロイン役のIleana D'Cruz(スペイン人かよ)。

彼女、細い

タミル映画で観るオンナノコたちは、とてもきれいでうっとりするのだけど、
たいていお腹がぷよぷよしている

インド人男性にはこれくらいの方がウケるのだと聞いたけど、
ダンスの際お腹がゆれるのが私としては気になるのです。
(その方がセクシーなのか?)

しかし彼女はお腹がすっきり!
そして顔も申し分ない。キレイです。




スリムな腰だねどうのこうのという歌。

音楽はShankarのお決まりのA. R. Rahmanが忙しかったようで
別の人が作ってます。
まぁ、そんなに歌はよくない。
でもダンスの撮影に金をどっぷりかけてそう。
(それはEnthiranもそう。)


で、今日はこれ観た。

なんか暗い。。。
プロットが単調。。。
Charlize TheronBella Swanを食っている。


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