2013年6月6日木曜日

Internship Day 10 登り立ち乗り、下り3ケツ

こんばんワニ。


おぉ、インターンシップも3分の1終わったではないか!

という本日は休息日
に、なってしまった。

というのも
昨日の見学がまー大変だった。


昨日連れていってもらったOosimalaiという村は
タミルナドゥとカルナータカの州境に近いところ。

乗ったバスはMysore行き笑

このMysore行きに乗るまでも大変だった。

滞在している場所に近いGobiで6時15分のバスに乗らないと
乗り継ぎ先のAnthiyurでMysore行き7時30分のバスに乗れない。
これをのがすと次は10時半までバスなし!

ってことで逆算して、
宿泊先を出るのは5時半にしましょう。

ってことだったんだけど、
Gobi行きのバスが来ない、来ない。

もう帰って寝なおすべって言ったくらい。

でもなんとかなっちゃうもんですねー。

Anthiyurについたら
バスが今!出ます!みたいなタイミングだった。

あぁよかったと思いつつも
超混んでる車内で
バスの中で壁に書いてある
Anthiyur7時半 Oosimalai9時半 Mysore13時半
を見てげんなりする。

2時間立ち乗りかーーーー。。。。

しかもOosimalaiは山の上。

2時間上り坂立ち乗り

は、人生初だったね。さすがに。

気持ち悪くてげーげーになるかと思ったけど
バスがゆっくりだったので
(ものすごく細い道、ガードレールなしなんでね)
まぁ、なんとか、持ちこたえた。


それでは、写真で簡潔にまとめます


事業で買った電動ポンプ

事業の前は灌漑やってる人は少なくて
みんな雨水に頼る農業だった。

で丘に作物作ってるので
雨が降ると土が流れる。水も流れる。
作物だめになる。
という状況だったわけです。


左から地元農民、CMRCマネージャー、Chennaiの学生R

事業前(1991年)は収入が10,000ルピーくらいだったけど
今は50,000ルピーになったとかなんとか。

ふぅんと思うけど、
インドってインフレーションはげしいので
それ修正したらいくらくらい伸びたことになるんだろう。



たわわ

このへんに住んでる人はScheduled Tribe (ST)という
インドでは少数民族指定になっている人たち。

STは伝統的に山岳部に住み
定住をしない場合が多い。

ここに住んでいた人たちも以前は
夏をはさんで農業をして、
それ以外のシーズンは平地に出稼ぎ
という生活パターンだったよう。

で、行った先で
(これはあとで事務所で聞いた話なのでホントかわかんないけど)
男性が性病をもらってきてしまって
それが地元でもはやってしまう
そんなことが起きていたそうです。

なので、年中収入が見込める
出稼ぎに行かなくてもすむ
そういう農業の仕方が推進されたわけ。

で、ここではじめたのが果樹栽培。

果物の苗を配って年中何か収穫できるようにしたってわけ。

これはマンゴー。


農民その2

ここらへんの男性は
平地のでっぷりした農家のおっさんとちがい
必要な肉しかついていない感じ。

よく働いて丘を歩き回っているからか、
ご飯をそんなに食べていないから(貧困)か
わからないけれど、
とても健康的に見える。 

あと、州境に近いので
カンナダ語を話す人ばかりのよう。

タミル語も話すけど。


材木になる木

果樹の他材木種も配布。


名前忘れた 

これは緑肥だか
たい肥に混ぜるんだかで
農業に使う葉っぱ。


タマリンド

女性グループがこの木から
タマリンドの実を収穫して販売、
収入にあてているそう 


農民3

まぁ、言っていることはみんな同じ。
収入が向上したよと。


眺めさいこー

昨日は帽子もかぶらなかったし
日焼け止めも顔しか塗らなかった。。。

山の紫外線はきついぜー 


農民4

これ、なんだかわかりますかね。

ローズマリーなんです。

このへんの気候や土に適していて
高収入になるということで
MYRADAが推進しています。

ローズマリーのエッセンシャルオイル精製所も
MYRADAのサポートで作ったそうです。
ここじゃないけど。

すっごく香りがよかった。

野菜をグリルしてローズマリーをちらして、
チーズをたっぷり入れて
サンドイッチ!

…が作れたらいいなぁ。。。


うーん

今まで丘に作物を育てていたのを
たいらにして、石で水をせきとめるようにして
水や土がどんどん流れないようにした。

それはよいのだけど。

写真のように
こういった農地がどんどん拡大しているようなのです。

2枚前の場所だって、
10年したら農地だけになってしまうのかも…
そう思うと、
開発って、と問いたくなる。


こんにちは

車もあんまり通らない道なので
牛さんものーんびりしています。

道のど真ん中で何をしてらっしゃる。


OoなのUなの

資料ではOosimalaiでしたが
ここではUsimalaiになってますね。

タミルの単語はこういうのがけっこうあります。

いっぺん見たスペルと他のがちがうことが多いので
政府のサイトで確認するんだけど、
標識までちがうと困るよねぇ。


見学あとのコーヒー

余談ですが。

こちらで私の扱いが別になるのはよくあることですが
ちょっとこれはなーと思うことがあります。

それがこれ。

お茶やコーヒー、スナックを売るTea stallでは
たいてい小さいグラスに飲み物をそそいでくれます。

グラスを二つ使って高い位置からティーを落とし、
温度をさます、というのは
日本のインド料理やさんでも
パフォーマンスちっくにやってくれますが。

私はこのグラスがなんとなく好き。

かちゃんという音がするのとか。

ふちがあつー!と思いながら飲むのとか。

前に飲んでたおっさんが使ったあとに
きったない水でささっと洗うだけだから
うーむ、とは思うんだけどね。

まぁこういう理由だからでしょうが、
このグラスではなくて
使い捨ての紙カップや写真のプラスチックカップで
飲む人も多いわけです。

で、こういう理由で私がグラスを嫌がると思っているからでしょうが、
私がオーダーすると
頼んでもないのに使い捨てカップでくれる場合が多い。。。

だけどぶっちゃけこれだとグラスより量が少ないと思うのさ!

あと、都市部じゃないときちんとゴミ箱なんか置かないから
飲んだあとそのへんにぽーいと捨てなくてはいけなくて
やっぱり日本人としてそれはイカンと思うのです。

昨日も捨て場に困った。
こんなにきれいな場所なのに
プラスチックをそこらに捨てなくちゃいけないなんて。


と、休憩が終わり
このあとMYRADAに戻ることに。

案の定Oosimalaiからはバスの本数が少ないので
ちょっと下ったところまで
スタッフの人が送ってくれることに。

は、いいんだけど。

バイクで3ケツ

3ケツはこのときも含め何度か経験ありますけど。

山道下りはやっぱ人生初だわ。

もちろん安全運転をしてくれているというのは
スタッフの人から伝わってきたけれど
やっぱしちょっと怖かったねー

下ってるときはスタッフの人の方にずれるし、
ちょっと登るときはうしろのKの方にずれるし
(はい、私が真ん中でした)。

あーひやひやした。

ちなみにこのあたりは
「像が通るエリアに入りまーす」
と看板があるようなところで
ちょっと期待したのですが
通常夕方に現れるゾウさんたちには
お目にかかれませんでした。

つか日中移動で肌は真っ赤になったけどね。。。



0 件のコメント:

コメントを投稿