2013年4月24日水曜日

My Master's Thesis (4) Unleash HELL

こんばんワニ。


いびつ

今日大学入り口の野菜やさんで買ったにんじん。
この前は日本で売ってるようなサイズのにんじんがあったけど
今日はちっちゃいのだけ。

形もバラバラ、折れてるのばっかり。
写真のようなセクシー二股にんじんもたくさん。

でもおいしいんだからいいじゃない。

日本では野菜が形がよくないと売れないということで
ちょっとでも規格(?)に合わないものはスーパーなどに並ばないと
聞いたことがあります。

もちろんそういう野菜は加工するような事業者に卸しているのだろうけど、
何で小売で売らないんだろうね。

形がちょっと変だって、同じところで作ってるんだから
同じ味になるはずでしょ?

じゃがいもはいつも小ぶりのものばかりだけど
今日は大きいサイズのものがあって
ざっくり切って、小さいのもまぜて、
クリームシチューにしました。

たぶん肉をやめてから
野菜がおいしいと心から思うようになりました。

前からサラダバーとか好きだったけどね。

でも最近野菜出費が増えてしまって泣

前はいろいろ買っても60ルピーとかだったのに
最近は100ルピー。。。
食べすぎかなぁ。インフレかなぁ。


● ● ●  ● ● ● ●  


今日1日中頭にあった言葉。

1) Unleash hell

2) Hakuna matata

1)は、慣用表現化と思っていましたが
グラディエーターのマキシマスの台詞でした。

"At my signal, unleash hell."

という、戦いの火蓋を切る合図を送る前の台詞です。

2)は、言うまでもなく(?)
ライオンキングからの台詞というか教え、です。

”It means no worries, for the rest of your days”
ということですね。


「やっぱインド人のDon't worryは信じがたい」と
思った私。

今週に入っても
Don't worryばかり聞かされているような気がして
そのうちHakuna Matataの歌が頭を流れるようになったんです。

でもね。。。

やっぱり自分はHakuna matataに生きられない、と思うのです。

けっこう細かいことでクヨクヨするし。
心配することばっかりだし。

たまにこちらの人はなんでそんなに
Don't worry, be happyで生きられるのかと
思ってしまいます。

論文を担当講師につっぱねられても
けろっとしているクラスメイトのM。

「大丈夫よ、気にすることない」
と私に言ってくるのだけど、

いやー、あんた、
遅刻グセとか、直したほうがいいよ。
あと、論文はちゃんとやったほうがいいんじゃね?

と、言ってあげたくなるのです。


何が言いたいかというと。


昨日も学科にちょくちょく顔を出したけど
E教授が読んだ形跡はなし。

16時すぎ話しかけると、
16時に原稿を持ってきた生徒がいるので
そちらが優先だと言われました。

でも朝やっぱり他の担当教官の生徒の原稿を読んでいたんですよ。
じゃぁ私のを優先して朝のうちに読めたんじゃないの?

でもつべこべ言うのはいやなのでわかりましたと退散。

今日。

朝から何度か顔を出したけど
やっぱり他の生徒のを読んでいる。

呼ばれて「とうとう」と思ったら
製本がすんだ私の論文の最初のページに
Draft submitted for approval, 19th April 2013
(承認のために提出した原稿、4月19日)
と書けと言われる。

だから、もうdraftじゃなくて最終なんだよ、と思う。

でも黙って言われた通りにする。

「今日中に読む」と言われる。

午後。16時前かな。

「学科長と話をしてきなさい」
と言われる。

は?

もうどういう言い方をされたか覚えていないので(ショックで)
簡潔にまとめると、

E教授は私の論文に承認のサインをするけれど、

1) 論文半分カットする

もしくは

2) そのまま提出の場合はObservation(所見)つき

と言われたのです。

「どうするか学科長と相談して決めろ」

と。

何を決めるって言うの?
もう何がなんだかさっぱりわかりません。


私の論文は流水域開発のそのガイドラインがメインではあるのですが、
それと並行して私が重要だと思っているのが
「計画」の役割についてです。

開発事業に関わらず、
ビジネスマネジメントや私たちのプライベートなことだって
計画は重要なことですよね。

"Well Planned is Half Done"
(計画をしっかりしていれば半分終わったも同然)
とかって言い回しがあるくらいだし。

だけど、この「計画」という作業は
「実施」「モニタリング評価」「フォローアップ」と共に
ガイドラインに制限される可能性がある。

例えば、計画に1年使いたいとしても
ガイドラインが6ヶ月と言ったら6ヶ月で終わらせないといけない。

だから流水域開発に計画は重要。
だけどガイドラインがその計画プロセスを制限している
かもしれない

というのが私の研究の最初の仮定(?)だったわけですよ。

だから、ガイドラインが計画段階にどのような指示を出しているか
またNGOが実際にどんな計画プロセスをふんでいるか

というのをガイドラインをあれこれ読んで学んだことと
NGOの人にインタビューをして学んだことと
まとめている、
それが私の論文の構成なんですね。

で、結果どんなことを書いたかというと。

たとえば、流水域開発に関する文献をのぞくと
たいてい地元の人がプロセスに関わってないと成果が出ない
と言っている人が多いんですね。

で、私は、考察の中で
その地元の人の参加(People's participation)は
計画段階からはじまっていないとダメだと
言っているんです。

最初から関わってないと
何でこの事業をやってるのかっていう根本的なことが
わからないからね。

ともかく、私の論文は

「ガイドライン」「計画段階」どちらもテーマになっている。
「ガイドラインの比較」「NGOへのインタビュー」どちらも含めている。

だって、どれも重要だと感じたから。


これのどこに不満なのかさっぱりわからないですが
E教授は私がテーマを二つ持っていて
比較(2次データ)とインタビュー(1次データ)をどちらもやった
これが気に入らないそうです

Concerned authorityと話をしてそれが彼らの結論だから」

と言っていましたが
学科長でさえ事態を把握していないのに
その「上」の人と話をするなんて
絶対ウソだと思います。


でも皆さん、よく思い出してくださいね。

博士号のテーマみたいだと言ったものの、私をデータ収集に送り込み、
原稿をきちんと読んでいなかったにしろ
先週印刷しろと言ったのはこの人です。

今まで研究内容も、目的も、
収集データも、
考察、結論も、
ぜーーーーーーーーーーーーーーーーーんぶ
印刷して渡していて
ギリギリになってタイトルにいちゃもんつけられて
それもしぶしぶ変えて、
私が印刷したのを知っているのに

今になって内容を切れというのは
どういうことなんですか?
ありえないでしょ?


学科長に話をしに言ったところ
「What is your problem?」と言われました。

私の問題じゃないですよね?
この教授自体が問題なんじゃないですか?

「今になってこんなことを言われるのがわかりません」
と言って、どの部分も重要な旨伝えました。

すると学科長は
「B教授と話をしたのかね」と。

なんでそこでB教授が出てくるんだよ。

っていうかあの日からもうB教授(前学科長)とは話をしないと決めたんです。

と思ったけど、学科長が電話をしてB教授がやってくる。

そこでアシスタントのP先生と3人で
なんだか話し合いが始まりました。

そして学科長が言うには
Don't worry, be calm, be bold
何とかするから、気をしっかり持て、ってとこでしょうか。

この怒りをどうやって静めればいいんでしょうか。


もともとこの教授には関わらないほうがいいと思っていました。

何年か前、うちの学科でVPP中にものすごく具合を悪くした生徒がいました。
その年のVPP担当はこのE教授で
「問題ないから病院に行きなさい」と
言ったそうです。

そこで彼女は泣く泣く途中で帰りました。

なのにそのあと、彼女のVPP評価はF
夏休み中に再参加となりました。

この子はとても優秀な生徒で、
このF評価がなければ学科トップの成績で卒業していたはずです。

「問題ないから」帰れ?ふざけんな。

この話を聞いてから、
この人に関わらないのがいちばんだと思ったんです。

なのに出席番号順に論文の担当教官が割り当てられ
この人の担当下に。

いつこんなトラブルを引き起こされるのかと
今までずぅっと、気をつけて、腰を低く低くして
なんとかやってきたのに、
最後になって地獄のふたをあけられたわけです

なんなんでしょうね。
生徒の不幸がうれしいんでしょうかね。

もうどうしていいかわかりませんが
学科長の「なんとかする」を信じるしかないです。


今日Department Committee Meetingという席で
(MBAの生徒と教師陣が今学期のクラスはこうでしたと話し合う会議)
E教授が何をしたか、何をしなかったか、
ぜーーーーーんぶ、話したそうです。

ここに政府機関の職員か何かがいたらしくて、
この件は「上」にあげて
Nは他の担当教官に変えてもらうことになったようです。

今さら変えるの?って感じがしないでもないですが
Nの場合当初別の教授(S教授)にこまこま相談をしていたので
彼に変更してもらうことが可能なようです。

私の場合は、それも無理。

E教授が承認しないと、困るのです。



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