2013年4月16日火曜日

Extension Education, Education Extension (3) 救世主あらわる、かも。

こんばんワニ。


表題から察していただきたいのですが、まだ学生ヴィサ更新ができていません

前回前々回と学生ヴィサ更新のためにDindigulに行った私。今日もう一度行ってとりあえず書類を受け取ってもらうところまではどーにか今日終わるだろうと思っていた。願っていた。

今日はDindigulにもたどりつかなかった

ホント、今日は3回ぐらい泣きたくなった。

今日の予定は

アサイチで学籍証明書(9月末まで滞在する必要があると明記されたもの)を入手し、コピーをとってAmbathuraiの警察署(つか交番?)に行き、Security Clearanceをもらってその足でDindigulに行き、更新の手続きが終わらないにしてもとりあえず書類を渡す

というものでした。

午後帰ってきて論文の最終原稿を担当教官に見せるというのも予定のうちでした。←今週提出なんだよ!

朝。

気合い入れて今日は靴。(いつもはサンダル)

9時半前からMBA Coordinatorのオフィスで待つ。ちぃと遅れてCoordinatorが到着。この人大キライだけど、どうしようもないのでぺこぺこ頭を下げて(嘘)もう一度日づけ入りで作ってもらう。

「これでいいんだね」と言われて「そうだと思いますけど…FROの人に確認しましょうか」と電話を取り出したけれど「私が金曜日に話したときにこうこうこうしてと言われたから」とCoordinatorが言うので、そのまま印刷してもらう。

と言っていたら停電。CoordinatorのオフィスはUPSがあるのでパソコンもプリンタもそのまま使えるけど、外でコピーがとれない。どうしようとわざとらしく言ったら、学籍証明書にサインしたものをスキャンして、それを印刷してくれました。

「ホントに何から何までありがとうございます」と言うと「いやいや、We are here to help」と言われて、ホントに1年以上この人のことがキライでキライでどうしようもなかったけど、ちょっと自分考え改めないとと思う。

待っている間にまたしょうもない日本についての質問をされ、先日の社会学科での事件を思い出す笑

ありがたくコピーもいただき、あわてて外へ。

金曜日にDindigulでバッタリ会い、警察に一緒に来てくれると言ったG先生に電話をかけ、「これから警察署に行きます、待ち合わせましょう」と言おうとすると、

今Dindigulにいるんだ

えぇ?

月曜一緒に行くから朝電話しろって言ったじゃん…。。。

「じゃぁひとりで行きます…」

と電話を切る。。。その後、学科のP先生から、G先生は3月末で退職したことを聞く

なんなんだよ。。。

Autoドライヴァーに電話をかける。待つ間「これから警察に行くの!」とマニプーリシスターズのお姉ちゃんに伝えようと生物学科の前へ。

「これから行ってくる。今Autoが来るの。スタッフの人は来られないんだって」と言うと「一緒に行こうか?」と言ってくれる。

警察にひとりで行くのはやっぱり少しイヤだったので「でも作業とかあるんじゃないの」と言うと「いいからいいから。担当教官に話してくる」と言ってすぐにバッグを持って出てくる。

どーやら、もちろん彼女は親切心で言ってくれているのはもちろんなんだけど、今日学科にいるとめんどくさい仕事を頼まれそうなので(他の博士号過程の人の論文の訂正)、抜け出したかったみたい笑。まぁ、私にとってはありがたい!

ということで、二人で警察署へ。やっぱ交番、かも…。

大学を出る前にFROの職員に電話して「これから警察にいきます」と言ったときに担当の警察官の名前を聞いていたので、デスクで作業をしていた人(制服を着てないけど警察官て言うんでしょうか)に「Rさんを探しています」と言うと

「あとで来るから隣の部屋で待ってて」と言われる。

いつ来るんだ…と思いつつ、待つ。待つ。待つ。

そのうち中でデスク警察官と話をしていた人たちが帰る。デスク警察官が中に入ってと言う。

こうこうこういう理由で…と話し出すけれど、どうやら英語は話せない様子。でもどうにかヴィサの延長をしたいんですと言うと

担当の人は夕方にならないと来ない。Maduraiに行ってるんだ

と言われる。

えーーーーーーー。。。

夕方また来るの?と思って予定が狂ったと焦る。

でもとりあえず、書類を見せたら?とマニプリ姉が言うので一式渡す。

きちんと読んでるのかわからないけど、目を通す警察官。

Witnessからのレターが2通必要だ

また、追加の書類…。

どうやら、警察から「この人は犯罪を犯していません」という証明を受けるためには、誰かに「この人は犯罪を犯していません」と言ってもらわなくてはいけないのだそうです。Referenceみたいなもん。

じゃぁ警察の意味って何なの?フツーにこの人たちがSecurity Clearanceを作ってくれればいいんじゃないの?

と思ったけれど。それがそういうもんなんだって。インドは!!!!!

タミル語でこうこうこういう内容でWitnessからレターを作ってもらってと言われたけどイマイチわからなかったので、作成してもらう人にお願いをする際この警察官に電話して、直接タミル語で説明してもらうことにする。

(追記:電話番号をいただいたので名前をきいたら、この人がRさんだった。「担当がいない」って、アンタが担当だろうよ!!)

ひとりは寮母、もうひとりはMBAか学科の教授に作成してもらったらと言われる。

「あとパスポート写真が必要」

と言われて、Kodaikanalの彼の言ってたことと違うじゃん…と思う。心底。

パスポート写真、手元にあったけど、これはFROに渡そうと思っていたものなので撮りなおしをすることに。

と、言うことで。18時にまた来ると伝え警察署をあとに。

Chinnalapattiへトボトボと歩いていって、パスポート写真を撮る。顔がひきつっている。

Autoに飛び乗って、そのまま化学学科の教授である寮母のところへ。いない。学科のオフィスで聞くと「どこそこのオフィスに行った」と言われる。

そこでまた移動しようとすると後ろから声をかけられる。ふりかえると、授業を終えたばかりの寮母が生徒と一緒に教室から出てくるところ。

化学学科オフィス、使えねー。嘘つくな!

寮母に説明をし、警察官とも話をしてもらう。記載内容(私の所属学科、父の名前、パスポート番号、ヴィサ番号、FRO登録番号、日本の住所等)を確認してどうぞよろしくお願いしますと伝える。快く引き受けてもらってほっとする。

次は学科へ。本来は学科長に書いてもらうのが一番よいのですが、学科長が出張のため、前学科長の教授のところへ。私の入学時からいつもお世話になっている人で、最初のFRO登録のときに私を連れて行ってくれた人なので、この人に頼むのが当たり前だと思ったから。

同じように説明して、こういうレターが必要なんですと言うと

「明日学科長が帰ってくるから頼んだら」

「いえ…急いでいて。今日の夕方に書類をそろえてくるようにと言われたんです」

「かと言って学科長の代わりはできないから」

「いえ…学科の教授なら誰でもいいと言われているんです」

「権威があるのはMBA Coordinatorだから」

「いえ…もうCoordinatorには学籍証明書を作ってもらったので別の人が証明するべきなんです」

…なんか、イラつく。レターが書けない(書きたくない)ならそうやってハッキリ言え!

私のイライラが伝わったのか

「君にはわからないと思うけれど、私はそういうレターを書く権威がなくてだね…」

うんぬんかんぬん!

いつもだったら「そうですねすみません」で済ませるけど、頭にきたし何言ってるのかさっぱりわからないので「ありがとうございました」と言って学科を飛び出す。

怒りで頭がどうにかなりそう。でもとりあえず、Coordinatorにもう一度お願いしてみようと思ってMBAのオフィスに行く。

Coordinatorは来客対応中。朝もぺこぺこお願いしたのにまた来てしまった自分がイヤになって、しばらくぼぉっと待っていたけど、その場をあとにする。

もう、自分だけじゃどうにもできないと思う。

私、基本的に人に頼るのがいやで。自分でできることは自分ひとりで何とかしたいと思うんです。このヴィサのことだって、以前にデリーで修羅場を経験したから何とかなると思ってた。

だけど、もういっぱいいっぱい。ひとりじゃ抱え切れない。

そこで、学科で「行って話をしてみたら」と言われたけど直接会いに行ったことのなかったPR(渉外、広報)のKさんのところに行くことにする。

Kさんのオフィスに行く。「学籍担当事務官のオフィスに行きましたよ」

学籍担当事務官のオフィスに行く。「開発部にいるみたいよ」

またたらいまわし。。。

でも開発部にてK氏を発見。特に何をしてほしいわけではないのだけど、こうこうこういうことがあって、書類がきちんとそろってるか不安なんですと言う

すると、私にいくつか質問をしたあとさっそくあちこち電話をするKさん。

大丈夫。私が何とかするから。3時に私のオフィスにきなさい

と言われる。

この数日間、「大変」「もうインドなんか」「政府の役人は最低」などグダグダ人に伝え続けていた私。でも「大丈夫」と言われたのははじめてでした。インド人の「Don't worry」は普段信じない私ですが、今日はKさんが神に見えた

K「学科の教授がダメなら私が誰か他の教授に頼むから。P教授(例の物乞い刺客)はどうだろう」

「授業受けたことないですけど」

K「大丈夫、大丈夫。」

といろいろ提案をしてもらって、とりあえず寮に戻る。

マニプリシスターズのところに行って、前学科長がレターを作成してくれなかったと怒りをぶちまける。「なんでなのかわかんないよ!」

マニプリ妹は前学科長のもとで博士課程をやっているので「ごめんね、悪いけど、あなたの担当教官サイアクよ」と言う。

…と言うのを聞いていたんでしょうか。。。前学科長が電話をしてくる。

前「私にできることは何でもするから!」

…なんなんだよ。。。。

前「いつでも電話をしてもらっていいから!必要なら早めにランチを切り上げて…」

「いえ…もう大丈夫です。Kさんに相談をしましたので…」

あきれてものも言えない。なんでそんなにコロっと変わるのよ。

午後。

あわただしく午後の授業に30分だけ出て、寮母のところへお願いしていたレターをとりにいく。15時に会議があるからその前にいらっしゃいと言われていたので14時40分には寮母のオフィスへ。いない。。。

待つ。。。待つ。。。待つ。。。15時になってしまう。。。

すると、私が寮母を待っていたのを知っていたオフィス職員が

M教授、会議に行くところですよ!

と言ってくる。は?と思って彼の方を見ると、寮母(M教授)がスクーターに乗ってどこかへ走り去るところ。

マジかよ!!!!!15時前に来いって言ったじゃん!

いろいろ罵倒ボキャブラリを発しながら寮母を追いかける。

運よく、すぐそばで寮母を止めて話をした人がいたので、なんとか追いつく。

「レターなんですけど…今もう会議に行くんですよね」

「あら、もうできてるのよ。ちょっと待って、誰かを呼ぶから」

早く言えーーーーーーーーーーーー!

まぁともかく、レターは作成済みで、彼女のオフィスにあるとのこと。彼女が受け持つ博士号過程くんに来てもらって、レターはいただきました。IbarakiがなぜかZbarakoになってたけど。。。

ということでWitness Letter一通は入手。

このあとKさんのオフィスへ。案の定、いません

15分ほど、オフィスにあった古い地図を見て待つ。にわか雨のあとKさんが到着。

ここで衝撃の事実が。

K「学籍証明書の年のところに書き加えなくちゃいけないことがあるね

何ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー????

私ここには2011年度、2012年度で在籍していたわけなのですが、この年度は5月で終わっちゃうので、それ以降滞在するには「2013年度にかかる9月まで」と言わなくてはいけないそうなのです。

バッカじゃないの?なんでそんな細かいこと?読めばバカでもわかるじゃんそんなの!

と明らかにあきれてます私、という顔をしたのでKさんが「君にはわからないと思うけど…」と言う。

ぜんぜん、わかりません。ホント、バカらしい。

学籍証明書作成しなおし(2回目)かよ。。。。

ともかく、寮母のレターを見せて、あと一通どうするか相談。けっきょく刺客に頼むことにする。

「寮母でとか寮での生活でというところを変更すればあとは同じでいいから」とKさんが言うので、そうお願いをすることに。18時には警察署に一緒に来てくれると言ってもらい、本当にありがたく思う。

刺客のオフィスへ。なんでまた自分なんだという顔をされるけれど、Coordinatorはもう別の証明書を発行していること、今日このレターがどうしてもほしいということと、前学科長にキョヒられた旨伝えると、じゃぁサインするよと言う。

ただやはりこの時間も停電中だったので、MBAのオフィスでレターの文面だけ作るように言われる。16時半には帰るので、それまでにはMBAオフィスに寄ってサインをするから、と言う刺客。

刺客オフィスを飛び出してMBAオフィスへ。今朝証明書をタイプしてくれたスタッフがいない。そこでCoordinatorがいるCooperation学科へ(彼はCoordinatorとCooperation学科長を兼任している)。授業中。。。

そこでやはりCoordinatorに話があって待っていたクラスメイトに「いろいろ大変でさ…」とこぼす。でも刺客が帰る時間が気になったので、授業妨害してCoordinatorと話をすることに。

(ちなみに、私と同じように授業妨害して話をしていた人がいたからですよ)

「すみません…また作成しなおすように言われました」

「わかった、授業が終わったらMBAオフィスに行くからそこで待っていなさい」

と言われ再度MBAオフィスへ。スタッフはまだいないけど、別のスタッフに頼んでパソコンを使わせてもらう。と、そこには朝のファイルが!(ひらきっぱなし)

さっそく学籍証明書を訂正し、同じレターヘッドを使って刺客のレターも作成。Coordinatorと刺客が来るのを待つ。

授業が16時45分に終わり、Coordinatorがやってくる。サインをしてもらって、Witnessレターのことも伝える。

「P教授にお願いすることになったのですが」

C「P教授も私と同じ学科だから本来は君の学科の教授の方がいいと思うのだけどね…」

「(イヤミに)でもB教授(前学科長)が書いてくれないんです。何ででしょうね」

苦笑いするCoordinator(この二人は犬猿の仲なんですよね)。

「P教授にはもうお願いしたんです。サインをしてくださるって」

C「そうか。P教授は電車で帰ることもあるから急いだほうがいいね」

?!?!

確かに…16時半はとっくにすぎてる。。。

あわてて、また重ね重ねお礼を言ってMBAオフィスを飛び出す。刺客オフィスへ。

いねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

なんで?なんで?サインしてくれるって言ったじゃん!!

そこらへんでブラブラしていた生徒に聞くと、刺客は帰ったと言われる。

ふざけんな!なんなんだよ!

もう疲れてどうしようもなくて、悔しくて、泣きたくて、Kさんに電話をする。

「P教授(刺客)帰っちゃったんですけど」

K「えぇ?ちょっと待って。電話してみるから」

と言われ電話を切り、とぼとぼとKさんのオフィスへ。

18時はせまっている。

けっきょく、Kさんと話して(私たぶん半ギレだったと思う)、今日はあきらめようということになりました。

明日の朝学科長が出張から帰ってくるからWitnessレターを作ってもらい、その足でAmbathuraiへ。Security ClearanceにサインをしてもらったらそのままFROへ。大学の車を使えるようお願いもしてくれるそうです。

「本当は13日に申請を終わらせなくちゃいけなかったんです…」

K「大丈夫、何とかするよ

もう、信じるしかないです

Kさんはランチをはさんで警察署にもFROにも電話をしてくれて、奨学金スポンサーのICCRのレターの他に、私には誰かFinancial Guarantor(私が滞在費用を払えなくなってしまったときの保証人)が必要だと言われたので(FRO職員は私にそんなこと一言も言わなかったけどね!)Kさん自身がその役目を引き受けると言ってくれました。

見ず知らずの私なのに…本当に頭が下がる思いです

そこで、明日の朝学科長が来たらすぐにレターを作ってもらい、10時半にまたKさんのオフィスで会うと約束をしました。

夜。

時間節約のために寮母が作ってくれたレターを参考に学科長用の文面を作成し、CDにやき、明日これをレターヘッドにコピペするだけ、という準備もしました。

でもうちの学科長も他のとこと兼務しているので、キャンパス内にいても学科に来なかったりするわけ。でもちょっとこれは緊急なので、出張先のChennaiから帰る途中であろう学科長に電話して明日の朝は学科に来てもらえるようお願いすることにしました。

「こんばんは、学科長。ミワですけど」

長「あぁ、こんばんは」

「お忙しいところすみません。質問がありまして」

長「ヴィサのことかな」

「あっ、そうなんです。実はこうこうこういう理由で、学科長にWitnessになっていただきたいのですが」

長「なるほどね。あさって学科に行くから…

「えっ???」

長「水曜の朝には学科に行くよ」

「あのう、明日いらっしゃると聞いてたのですが」

長「今Chennaiにいるんだ。あさって戻るよ」

「…えぇと…明日レターがほしかったんですよね」

長「他の教授に頼んだら」

「実はB教授(前学科長)には断られてしまって。Coordinatorには別のレターをお願いしたし」

長「S教授(黒がキライな)は?」

「あぁ、S教授…」

長「あとはB教授(前学科長)かE教授だろうな」

あぁ、そうです。E教授…

E教授って、私の論文の担当でイカつい顔をしている例の人ですが、パソコンいじってるの見たことないし、こういう事務作業をするようなタイプに見えないので、あえてWitnessレターのことはお願いしなかったんです。

でも、もう、なんていうか、仕方ない。うちの学科で頼めるのはもうE教授しかいないんだもん。

学科長との電話を切って、もう今日何度目だろうと思うくらい、また泣きたくなりました。

自分の思い通りにことが運ばないって、ものすごくキライです。

でも、Kさんともっと早く話をしなかったことや、E教授にあえて頼まなかったことなど、自分に落ち度がたくさんあるから、仕方ない。

明日どこまでこの作業がすすむかわからないけど…

Kさんの大丈夫、を信じてあとちょっとがんばろうと思う。



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