2011年11月23日水曜日

Village Placement Programme Day 6: Home Sweet Home

こんばんワニ

前回の続きと言いたいところなのだけど、最終日6日目は特に活動もなく終わりました。

Saturday, November 5th

朝のうちに6日分のレポート提出と言われていたので夜1時まで書いて朝も水浴びのあとすぐに書き始め、なんとか最後のミーティングまでには書き終えたのだけど、一向に提出する気配なし。

翌週火曜日(8日)に提出だって…私の夜なべの苦労はどうしてくれるの!

でも、水曜日から定期テストCFAが始まることになっていたので、テストに関係ないレポートは早めに終わらせるにつきる…。

立つ鳥濁さず」の主義なので帰る前にお世話になった学校を掃除していきたかったのだけど、荷物を乗せるためいったん迎えの車に乗り込んだら定員オーバーで中がごったがえし、外に出られず…。村の人たちにお礼を言うこともままならず、そのまま出発

(他の子たちは朝レポートも書かずお礼まわりに行っていたらしい。賢いな…)

でも、きっとまた帰ってくる。水問題、なんとかしなきゃ。

…というのも、朝水が出たのを確認して500mlペットボトル6本持って村中から水のサンプルを接種したのだけど、結局「大学の研究室で水質検査してもらう」ためのステップがわからなかったため、そのままになっているのです。新たにサンプル採取するため、そのうち(?)Veerasikkampattyには行くつもり。

…てなわけで、5日半のプログラムを終え、今となっては「快適なベッドのある自分の場所」と思えるようになった寮に帰ってきたわけです。

雨続きで部屋干し臭くなった洋服はもう一度洗い直し。。。


前日調査に参加してくれた地元の男の子が、私たちのためにクジャクの羽を拾ってきて(だと思う…まさかひっこぬいてないはず)くれました。早いもん勝ちだったので、ラッキー。

村に来て思うのは、
(「村」というのはタミルナドゥの村です。他の州特に北部はどんなかわからん)
やさしい人が多いということ。

私たちが何回も訪れて似たような質問をしてもいやな顔ひとつしないし、「ご飯食べた?」「何か飲んでいって」と、お金がたくさんあるわけでもないだろうに底なしのホスピタリティで迎えてくれる人がたくさんいる。

私がタミル語を話せないのをわかっていても、足にはったバンソウコウを見て「どうしたの?大丈夫?気をつけてね」(のようなことを)言ってくれたおばちゃん。私がタミル語を話せないのをわかっているから、ただただニッコリと笑いかけてくれたおばちゃん。家に生えてるバナナをおしげもなく分けてくれた女の子。

不便な生活を強いられている村の人たち。ただ、不便と感じるのは私のものさしであって、彼らは必ずしもそうは思っていない。銀行がなくても、日にバスが2回しか来なくても、病院がなくても、何とかやっている。だから、「これは不便だから直そう」と私たちが言ってはいけないんだよね。

それでも、「子どもが水たまりにおちてケガをした」「水が汚れていて子どもが病気になった」と言う人たちがいる。村全体からしたら少数派だとしても、問題だと思われているものごとがある限り、それは「どうにかしなくちゃいけない」ことなんだと思う。気をつけなくちゃいけないのは、村の人たちが主体になって、村の人たちが問題を問題視して、村の人たち自身で解決していかなくてはいけないということ。そうでなければ、ジゾクカノウなカイハツは成り立たない。

というのが私の持論です。

では私たちの役割って?

村の人たちと一緒になって考えていくこと。必要ならばメディアにでも政府にでも一緒に訴えかける。


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