2011年11月18日金曜日

Village Placement Programme Day 3: 問題は問題なんですよ 11月17日は…

ESE(期末テスト)が始まりました。

1科目3時間、ぶっ通しで書き書き書き。時間の使い方十分に計画していたつもりだったけど、なかなか計画通りにはいかず。最期のほうはちょっと心残り。

残り7。がんばらねば。

○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ●

前回の続き

Day 3: Wednesday, October 2nd

クラスメートN(♂)の携帯電話をなぜか女子クラスメートが借りていたらしい。そしてなぜかNの計帯電話のアラームがありえない時間に設定してある。推定4時から30分ごとに起こされる女子。怒りマックス。

アサイチで水浴び決行。学科長からやめとけと言われていた公共バスルームで(しゃがんで)水浴び。冷たい…。何とか終了、洗濯も終了。

朝食が遅れる。この村には食事を提供する場所がないのでプログラム中食事はティーストールのオーナーが他の街から調達してきてくれるのだけど、調達先が悪いのかオーナーが遅いのか、食事はしょっちゅう遅れていた。続くプログラムも遅れる。

3日目にしてメンバーがlazyになりはじめる。1日目から同じようなスケジュール:調査、休憩、調査、休憩、調査…。毎日何かひとつ「ちがうこと」がないとモチベーションが下がる。

そんな「ちがうこと」プログラムとして今日はVeterinary Campが行われた。獣医を招いて、村で家畜を所有している人たちに無料の検診サービスを提供。プログラム開始時間からたくさんの村人が開催場所の学校のグラウンドに集まってきた。好評だったよう。牛、ヤギがわっさわさ。


ちと目つきがうちのロコに似てるかも

グループトピックに関しては午前午後調査を継続。村の人たちは水に関する問題が村の中に存在しているのを認識していても、「何とかやっている」ために現状に満足しているようす。問題を問題としてとらえないことが一番の問題だと思う。問題を問題としてとらえて「困っている」と言う人たちのみが被害を受けている。(というのも、きちんとした下水溝がないエリアの人たちが困っているのであって、下水溝が完備された場所に住んでいる人たちは村の反対側で「家の前を汚水が流れている」ことを知っていても、そこを通るたびに汚水をまたがなくてはいけないとしても、自分の家の前ではないので特別問題視しないのだ)

たれ流し

例の盲目の子に関しては、学科長がいちど両親も学校を下見に行った方がいいねとのこと。確かに。

午後村の入り口に直結しているココナッツ畑を散策(逃避)。気候もよく、いい散歩になった。ココナッツの栽培にはかなりたくさんの水を使うと聞いたことがある。畑の大きさを見ても、水の「量」には困っていないようだ。問題は水の質。もともとインドに来た理由のひとつは流水域開発(詳しくは割愛…)に興味があったから。流水域開発は水の「量」に重きをおくわけだけど、同じ水関連の問題として水質にも興味がある。この村で困ってる人のために何かしたい。

グループメンバーSが午後イチでダウン。Kが夕方にダウン。交代で休憩をとる。(二人とも私よりぜーんぜん若いのに)Sはなんだか気になることがあるよう。ベジタリアンのKはチキンビリヤニを食べられないため夕飯抜き。「ベジタリアンの子がいるから夕飯何か別に用意してください」と前もって言ってあったのに、用意されたのは「昼ごはんの残り」!信じられない。

夜のミーティングのためにスタッフを待っていたが結局現れず、どこへ行ったのやら。早めの就寝。

○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ●


あまりこういうことを公共の場で書くのはどうかと思うのだけど、ここ数日でいろいろ考えていたので思い切って書いておきます。

少し前に双子の子を妊娠した友人Aの話をしましたが覚えているでしょうか。

Facebookに大きなお腹の写真を載せていて、ビックリして連絡をとって、妊娠のことを知りました。

先日、これまたFacebookで彼女が双子の男の子を出産したと知りました。

早産で、急なことだったそうです。

友人は経過もよく、ダンナさんと一緒に産まれた子どもたちのことを見守っていたようです。

Facebookで公募した(?)名前も決まっていたようで、二人の名前も書いていました。

ところが、赤ちゃんの状態が悪化し、二人が見守る中、ひとり男の子が亡くなりました。

続いてもうひとりの赤ちゃんも、二人が見守る中、亡くなりました。

Aちゃん、Zちゃん、二人とも亡くなってしまうなんて。友人はどんなにつらいことだろうと思います。

それでも彼女は起こったこと全てFacebookで報告してくれたんです。どれだけの勇気なんだろう。


そんなニュースを聞いた直後です。

高校の友人Mが男の子を出産。メールで連絡がありました。

タイムラグがあると思いますが、AちゃんZちゃんが産まれて2日以内だと思います。

そして、今日、サンフランシスコの大学のクラスメートHが女の子を妊娠したとFacebookで知りました。


もちろんすべて偶然なのだけど、たまたまなのだけど、AちゃんとZちゃんの分も新しく生まれるいのちががんばって生きていってほしいと、心から思いました。

Mの赤ちゃん(名前はまだ決まっていなかったようだけど)へ。
Hの赤ちゃんへ。
Welcome to our world!
そして、AちゃんZちゃんの冥福を心の底から祈ります。


11月17日、今日という日をWorld Prematurity Dayにしようと活動している人たちがいます。

Prematurityというのは早産や、未熟、未熟児の子たちのこと。もしよかったら未熟児たちのことについてちょっと考えてみてください。

未熟児AちゃんZちゃんを亡くしたAからこのリンクを教えてもらいました。

http://www.facebook.com/WorldPrematurityDay


0 件のコメント:

コメントを投稿