2013年2月17日日曜日

Mani... 読めない




祝?300ポスト目。

なんとか、続いてますなぁ。


Ootyのバラ


こんばんワニ。

延期されつづけた定期テストCFAがようやく明日から。次のCFAが3月のあたまなので、やる意味あるのかって感じだけど。

ということで勉強しなくてはいけないので短く。


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Ootyに行ったとき。

私は行きのバスで他のメンバーと少し離れて座っていたのですが。

隣に座ったおばあちゃんが、私をつついて、「いくら?」と言ってくる。

え?と聞き返すと、また「いくら?」とのこと。

えぇー、バスは乗ったところと降りるところで料金が変わるからおばあちゃんの料金はわかんないよ。

よく見ると、おばあちゃんはすでにチケットを買ったあと。

なんだ、もう買ったんじゃん。「いくら?」は私の聞き違いかなと思って、ちょっとワカリマセンという顔をする。

でもちょっと考えて、やっぱり「いくら?」だったよなぁと思う。

チケットを指差して、「これ?」と言うと、そう、とおばあちゃんがうなずく。

私タミル語の数字がどうしても覚えられなくて、11から上はなかなか言えないんだけど、たまたまわかりやすい数だったので(18だったかな)、これはXXだよとおばあちゃんに言う。

チケットはタミル語表記がしてあって、いくらっていうのも数字で大きく書いてあるんだけどなぁ。第一、おばあちゃん自分で買ったんじゃない。と思って窓の外を眺める。

でもそのあと考え直したんです。

おばあちゃん、チケット読めなかったんじゃないかなって。

よくバスに乗っていると、「(場所の名前)まで」と言って10ルピーとか20ルピーとか車掌さんに渡しているのをよく見ます。バスって、会社によって値段が変わるので、同じところで乗って同じところで降りても、値段が違うことがあるんです。だから私もいちいち料金聞いてから出すのがめんどくさくて、小銭じゃなくて紙幣で払ってお釣りをもらうことが多い。

それで、チケットとお釣りをすぐにくれない場合があるんですよね。車掌さんによっては、お金をまずみんなから集めて、そのあとチケットとお釣りを配る人もいます。よくお釣りの金額覚えてるなぁと思うけど、間違われたことはないです。すごいよね。

それで、このおばあちゃんの場合も、お釣りをあとからもらっていました。

たぶん、20ルピー渡してチケットだけ先にもらい、お釣りを待っていたのだけど、いくらお釣りがくるのか知りたいので、チケットがいくらだったのか聞いてきたんじゃないかなって思うんです。

紙幣やコインは色や大きさでいくらか違いがわかるのだろうけど、チケットは毎回変わるからね。いくらか、わからないのかもしれない。



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先日Dindigulから帰ってきたときのバス。

うしろからつつかれて、ふりかえると、おばあちゃんが前方を指差して何か言っている。

マニ、マニ

Money?なんのこっちゃ。

前方を見るけど、ただバスの前面ガラスがあるだけ。

わかんないですという顔をしたけれど、ちょっと考えて、Maniは「~時」だったことを思い出す。

しかし時間の伝え方がわからない。~時ぴったり、だったら言えるんだけど…汗

と思っていると隣の女性がおばあちゃんに教えてあげていました。

バスの前面にはよく時計が下がってるんですね。おばあちゃんはそれを指差して、私に何時か言ってもらいたかったんだと思います。時計があるのは知っているから見えない、ということではないと思うんです。時計が読めないんでしょうね、きっと。




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チケットが読めなくても、時計が読めなくても、生活ができているおばあちゃんたち。なんか不思議だなぁと思います。

しかし、周りにタミル語を話す人はたくさんいるのになぜ私に聞くんだーーーー。





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あと、全然別の話ですが。

先日Palayamkottaiに行ったとき。

一緒にうちの大学で博士号過程をやってるケニヤの人と(だからスワヒリ語の話になったんですけど)、Tさんのホスピスでボランティアしていたドイツの親子と一緒に行ったんです。

ドイツの二人は医師をしているお母さんと医師になる勉強をしている女の子でした。お母さんが例のセミナーの主賓ってことで、ドイツの高齢化について話をしたんだけどね。

Tさんが運転して、お母さんが助手席に座り、ケニヤの彼と私、娘さんが後ろに乗りました。私真ん中。

木曜日の朝出発したのが早かったので、後ろの3人はウトウトしてたわけ。

そのうち、右となりの女の子がもたれかかってきたんです。

数年ですが茨城から都内まで電車通勤をしていたので、こういうのって慣れてるっていうか、「疲れてるんだなぁ、かわいそうに」くらいに思っていたんだけど。

電車で隣の人がもたれかかってきても、ちょっとしたら「はっ!」て気づいて体制整えるじゃないですか。で、またどしーんみたいな。私もこんなことしょっちゅうあるので、なんていうかある程度は「おたがいさま」だと思っています。

しかしドイツ人医学生。起きない

もたれかかってるっていうか、もう私を枕に寝ている感じ。

で、こんなこと言うの失礼ですが、彼女背が大きくて、横に広い人ではないにしろ、重い。

重い。

重い。。。。泣

ヴァレンタインデーに、ロマンチックだわぁと心の中で苦笑いしていると、ようやく「はっ!」と気がついたようで体制を整える彼女。

支えていた左手・腕がしびれてるよーと思いつつ、私も体制を整えました。

5分後。またどしーん

重い。。。。


お母さん、助手席でフフと笑ってないで娘を起こしてください。




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