2012年11月8日木曜日

Dengue? (2) もみ消される診断結果

こんばんワニ。

本当はきれいな紫だったんだけどなー

前回のポストから寝込んでいるというかぐーたらしている私。

停電時間が長いからタイピング作業ができないのです。そしてダルいからなかなか外に行けないのです。期末テストESEを来週にひかえ、クラスもあまりない今、自主学習にはもってこいのはずなのに、なぜか暑さも戻ってきちゃって、勉強するにもできず…ダルい…でも暑くて横になってもいられない…という悪循環。

まぁでもこの数日起きたことをまとめます。

どうやら、大学は、うちの生徒からデング患者が出たという事実は大学の名前に傷がつくため(もしくはそれまで何もやってなかったと責任問題になるため)、診断結果自体もみ消そうとしているようです

陽性結果が出て政府病院に連れていかれたかわいそうな3人は戻ってきたのですが、陰性が出るまで何度も何度もテストをされたと言っていました。治療したら陰性になるのは当たり前。それを、元からデング熱ではなかったと言いたいらしいのです

デング熱という言葉さえタブーになっているようで寮母手下は「デング熱って言わないでウィルス性の熱って言いなさい」と言い回っているそう。繰り返しになりますが、3人が陽性だったと私に言ったのはこの人ですからね。

私はホントにこの「ウィルス性の熱」にかかっている人なんですが、うちの寮にはたくさんかかっている子がいて、みんなそれぞれ医者に行ったりしていました。

でも、「ただの」ウィルス性の熱だとしても、かかってる人が多かったら、おかしいなと思うじゃない。でも大学として何もしなくていいの?何のウィルスだかきちんと調べなくていいの?と不愉快に思っていたんです。

そしたら、月曜の夜中になって、高熱の生徒を病院に連れてくって。なんなんだよ。なんで夜中にやるんだよ。夜中に数人連れて行ったらまたパニックになるじゃない、ねぇ?私もそのときちょっと熱があったので行けと言われました。そこでブチ切れて。

何で行かなくちゃいけないのよ。もう自分の信頼してるドクターに診てもらったんだからいいでしょ。あんたたち何隠してるのよ!!!

と、ただ私に手下のメッセージを伝えにきただけの(カワイソウな)オンナノコに言ってしまったのですが、それを聞きつけたマニプールシスターズが代わりに手下と話してくれて、私は行かなかったのね。

結局、夜中11時にうちのKasturba病院に医師がいるわけもなく、もう入院するかと思って服とかまとめて持っていった高熱の生徒たちは何とそのまま戻ってきたのでした。ありえない。

こうしてパニックを引き起こしたいのか沈めたいのかさっぱりわからない手下に振り回される毎日なわけですよ。

デングじゃないって言ってるわりに昨日もまた薬剤散布の人たち来たしさ。(前回スプレーって書いたけどどっちかっていうとFoggingと言うみたいです。確かに煙い)


それと並行して私が個人的にやっていること。奨学金の件。

去年はこんな感じでもらいましたね。毎月もらっているお小遣いは私のSBI (State Bank of India)の口座に直接振り込まれるのだけど、このときは学費と1年分の寮家賃をまとめてもらったんだよね。

去年この小切手をもらうまでに、1年目2年目と学費の詳細を送っていたので、今年度分もてっきり小切手が来るのかと思っていたのです。が。

小切手が生徒あてに届くと学科伝いで連絡が来るのに、そんな様子もさーっぱりなし。もう学期も半分終わっちゃってるしとか思ったのが9月とか10月でしょうか。今年は小切手が来るのなんか待ってらんないと思ってもう払っちゃったから、滞納ってことはなかったんだけどね。

で、ICCRに電話してみると、「払い戻しするから領収書送ってくださーい

だって。早く言えよ。。。

と言うことで、ここ数週間、領収書をひっぱりだしたり寮家賃の領収書(6か月分)作ってもらったり、バタバタしていたわけです。

確かに、ICCRにもらった書類には「学費はICCRが払います。払い戻しというケースもあるのでその場合は領収書を送ってください」と書いてあったけど、去年とやり方が違うんだったら言ってくれなくちゃわかんないじゃんね。待ってて損した。

ちなみに小切手ではなくて私の口座に直接振り込んでくれるそう。早く送ろうっと。


そして今日。

私は朝授業に行かないで部屋で休んでいようと思っていたので気がつかなかったのだけど、今朝朝のお祈りの前の鐘がならなかったんだって。

おかしいなと思った生徒たちがわさわさとキャンパスにくるも、警備のおっちゃんたちが帰れ帰れと叫んでいる。

実は、昨夜Home Science学科の博士号過程の男性がキャンパスの井戸に身を投げたのだそうです。

Hのこともまだ記憶に新しく、どうしてこんなことに、と思う。今回は本当に亡くなってしまいました。今日は彼を偲ぶ式典が行われたようです。

またなぜ、どうやって、といった憶測が飛び交っているようで、なんだかなぁと思います。



イケメンにゃ

暗くなったので明るい関係ない話題を。


今日の新聞の子ども用別紙(Young World)に出ていた記事。チェンナイに猫さん専用のクリニックがあるよ、という話。

朝6時半から手術(たいていは避妊手術)をしているというこの医師。イケメンすぎてほれぼれします

私も猫さん連れて訪問したいものです。


3 件のコメント:

  1. 私の知り合いも、デング熱で死にかけて、その間大学に2週間も行けなかったみたいです。お金に困ってるのに、治療代が更にかかって大変だと言っていました。

    またiccrの奨学金について知りたいのですが、あれではcollegeまでこっち側で行きたいところを決めれましたか?例えばデリー大学の場合、学科までしかこっちでは要望できませんでしたか?それとも、詳しくどのCollegeかも決めれましたか?
    また研究計画書は、ミワさんは三ページ書いたと言っておられましたが、特に規定はないですよね?何ページ書くべきか困ってます。他にも色々聞きたいことがありますm(_ _)m

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    1. ICCRやめたんじゃないんですか?

      詳しくは申請書類の話の際(http://apdiya-tn.blogspot.in/2011/07/long-way-to-india-4-iccr.html)に書いてますが、学科・希望コースまで細かく明記すべきです。同じ大学でも希望していないコースに入れられたら意味がありませんよね?

      研究計画書は規定なしです。でも日本の大学院に提出するような研究計画書ほどの内容ではなくてよいときいています。アート系の人はポートフォリオを持ってきたりするので、フォームもさまざまだと思います。

      ちなみにICCRは一応医療費が出ます。緊急の場合をのぞき政府の病院の治療のみという条件つきですが。

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    2. いえ、やめてません。

      ありがとうございます。早速書きはじめたいと思います。

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