2013年2月13日水曜日

3 Days Before VD, 4 Days Before Engagement

クリームシチュー

こんばんワニ。

昨日はクリームシチューを作りました。

ルーから作ったよ。

小麦粉が全粒粉だったからなんか白くなかったけど。。。
できてみればクリームシチューに見える。

とはいえ、ぶっちゃけ野菜スープ+ホワイトソースなので
コク?はないかも。

野菜の味だけで勝負です。

ジャガイモがおいしかった。

見ていた寮の子が
「スパイスは何を入れるの?」
だって。

塩コショウだけー。








昨日月曜日。

野菜と牛乳を買いに外へ出た際に不在着信のあった友人に電話。

「いいニュースがあるの」

と言われてまさか!と思いました。

ずぅっと難航(?)していたVeelinayakenpattiの友人のお婿さんが決まり、
金曜日の夕方に婚約式があるとのこと。

家族みんなでヴァンを借りていくから一緒に行こう!
と言われました。

2010年に彼女に会ってからずぅっと
彼女の結婚はいつだろういつだろうと
思っていたので
自分がインドを去る前でほんとーによかったと
昨日は自分が大興奮。

だって、話が前後しますが、
日本の親友Sちゃんの式の日取りも決まったよと
最近聞いたばかりだったから。

ちとスケジュール的に厳しい週末になりそうでしたが
行かないわけがないと思って
あれこれ準備について思いをめぐらしていると
寝不足。。。


今日ぼーっとして2時間クラスを受け、
15分休みに携帯電話を見ると、
また不在着信。

かけると、昨日とはちょっとトーンが落ちた友人が

「あのね、週末にSの結婚式やらないの」

あぁ、今週は婚約だけなのね。

と思ったら。

「昨日、別の人と結婚したの」

…

WHAT!?!?!?

(クラスメイトいわく、こんな感じで電話口で言っていたらしい)


2月11日。

ヴァレンタインデーを3日後にひかえた夜

お見合い結婚を4日後にひかえた夜

本当はずっと好きだった彼と結婚

駆け落ち。


なんて、タミル映画の話だけだと思っていましたが
(となぜだかうちの大学の博士号に多い)

それに、ロマンチックだと思っていましたが

自分の家族くらいだと思っている人たちの話になると

手放しで喜ぶというか、

恋愛結婚バンザイというか、

正直に喜べない自分がいます。

婚約相手というのはご両親が一生懸命探して
何人も何人もお見合いをしたあと、
乗り気でなかった本人がこの人ならいいよとようやく言ったと
私は理解していたので。。。


ちなみにこれこの家の話です。
異カースト間恋愛結婚を達成したふたりから生まれた娘。

彼女が誰かと恋に落ちて結婚をしたいと思うようになっても
遺伝というか、なんていうか、仕方なかったんじゃない
と私は思ってしまうのです。

そんな両親でも、
彼女が昨日結婚してしまったという彼はSCだからダメだと
思っているらしいのです。

SCというのはScheduled Casteつまりハリジャン、
不可触民のことです。

彼はSC出身で、
なんだか周りともケンカをしているようなグループなので
よろしくないということなのです。。。

恋愛や結婚は決して本人たちの決めることではないというのが
未だにここ南インド農村部の
絶対的なルールなのではないでしょうか。

確かに彼女はブラーミンのお母さんの影響で
Pure Vegetarianなので
おそらくお肉を食べる彼の家に嫁ぐのは難しいでしょう。

それに、彼女がこうやって逃げてしまったことで
兄妹の結婚相手を探すのに
支障が出ることも考えられる
(あそこのお姉ちゃんはね…みたいな)。

だけど。。。

私は彼女をずっと見ているから、
こんな風に行動で自分の気持ちを周りに知らせるってことが
あまりない彼女だったから、
そんな彼女が勇気を出して決めたことだったら
応援したいと思うのです。


追加でビックリしたのは、

もうお見合い相手の家が
結婚式もろもろの準備をガツガツやっていたあとだったようで
彼女の家としても
後戻りできない…
みたいな感じだったらしく

なんと彼女の妹に
「彼と結婚しない?」
とふっかけてきたのだそうです…

なんだよそれ。。。

そしたら実は彼女にも心に決めた人がいて
それはお兄さんとお母さんは気がついていたそうなのだけど
お父さんは今朝それも初めて聞いたとかで、
ショックは重なるばかり、かも?

ただ妹の場合は
親戚の男の子で
周りも認めるような人だと思うし
彼も彼女と結婚したいと思っているそうなので

やっぱお見合い相手はバッサリ切るしかない。


そこで2秒ほど考えて
「私、どうかな?!笑」
と言ってはみたけれど
冗談でもさすがにこのファミリーには言えません。
(これは別の友人と話をしていたときに口から出たことです。。。)


もうVeelinayakenpattiの村中に広がっているようで
非難や冷ややかな視線を避けるためか
家族はおばあちゃん以外Maduraiの家に非難したそうです。

それを知らずに、何にも考えずに
今日あわてて17時15分のバスに飛び乗った私。

村では別の結婚式でどんちゃん騒ぎ。

おばあちゃんはみんながどこに行ったか知らないし。

バカだ自分と思ってとんぼ帰り。


本人とはまだ連絡がとれないそうです。




思えば最近
政治家か何かで

「SCの男がカーストの高い女性を口説いて
お互いに愛し合っていると思わせ
結婚サギに持ち込むケースが増えている。
やはり結婚は同カースト間で行うべきだ」

なんて言ったバカがいて

SCコミュニティに対するヒドい差別だし
恋愛結婚をサポートする若い人たちからもボロクソに言われてるし
ホントアホがいるもんだなぁと思ったけれど

もしこれが、本当に、
友人に起きていることだったらどうしよう?

と、思ってしまったのでした。

たぶん、たぶんだけど、
私その結婚相手に会ったことがあって。

あの人だったら感じよさそうだったからと
願ってやまないのです。

友人が無事でありますように。
幸せになれますように。




2013年2月11日月曜日

Mogu Mogu い、祈らないです

こんばんワニ。



モグモグ


江ノ島の猫の首輪にウィルスSDカードどうのこうのの話。

猫好きな人には悪い人はいないと思っているんですけど。

その猫は何色だったんでしょう。


と、唐突なはじまりですが。

写真は昨日Kannanで見つけた製品。

ナタデココですよ、皆さん!

一時日本を風靡したデザート。当時日本で流行りすぎて製造元の国で一生懸命生産量を増やしたのに、あっという間にブームが過ぎたというメイワク極まりない話だったようですが、私はその後も伊藤園のナタデココをたまにこっそり食べてたくらい、好きです(←ちなみにこれ、特保だってよ)。

まぁ、カンペキになくなったわけじゃなくて、今でもたぶんスーパーとかで缶に入ったナタデココに出会ったりするんじゃないかなと思うのだけど。あっ、ミニストップのハロハロにも入ってるか。

そんなナタデココ、生まれたのはフィリピンだそうです。ハロハロもね。

インドでもココナッツは料理からデザート、そのまま飲んじゃうまで用途がいろいろなので、ナタデココを食べていてもおかしくないような気はするのだけど。

なんかパッケージがインドにしてはかわいらしいなと思ったら、輸入物でした笑 タイで作っているものを輸入しているようです。だから高いのねー。。。320ミリリットルで50ルピー近くしたような。


こちらのサイトでは「もぐもぐ」と日本語表記なのですが、日本にも輸出しているんでしょうか。


私基本的に100%ではない果物ジュースを飲むのは嫌いなのだけど、ナタデココの誘惑に負けてついつい買ってしまいました。他にもいろんなフレーバーがあったけど、どれもたくさん着色料を入れている感じだったので見た目がやさしい笑りんご味にしました。

ナタデココがちーさく切られていて、大好きなあの食感は楽しめなかったけど、悪くはなかった。ジュース25%、ナタデココ25%、だって。

隣にもナタデココ飲料を売ってたのだけど、あれも輸入物だったのかなぁ。



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昨日は(Kannanに行く前)最近誕生日を迎えたマニプールシスターズのお姉ちゃんのtreat(こちらでは誕生日の本人がご馳走しなくちゃいけない)で、DindigulのAachi'sに行ってきました。ローストチキンが有名とかいうNon-vegレストランです。日本からお客様が来たときにも一度行ったっけな。


そういえば、たぶん書き忘れてることが。

年末弱っていたときに、日本から届いたものを食べていて、そのときにクノールのスープデリのカルボナーラを作ろうとしたら、ベーコンが入っている。。。

私お魚と卵はまだ食べていたのだけど、いろいろあって肉はずぅっと絶っていたんです。

けれど「かやく」として入っていた3切れ(!)のベーコンを見て、そこに至ってしまったブタさんのことを考えたら「食べられない」と捨てるわけにもいかないので、ひさーーーーーしぶりにお肉を口にしました。

でもよくよく表示をみると日本の製品って何かしら肉エキスのようなものが入っているので、それまでにも日本から送ってもらったものを口にしたときに、いろいろな形で摂取していたのかもしれないけれど。

日本に帰っても、それこそお肉は食べなかったけれど、お肉が入った汁でお雑煮をいただいたりしたので、「もう肉を見たら吐き気がするのかもしれない」と思っていたけれど、そんなことはなかった。

…かと言ってお肉はまだ食べたくないし、できたら魚も食べたくない。

インドにいればベジタリアンでいるのは簡単だけど、日本に帰ったらけっこう難しいんじゃないかなというのは自分でもわかっている。

とか、最近考えているわけですよ。


で、昨日はNon-veggieを食するマニプール・ミゾラムのオンナノコたちと一緒ということでAachi'sへ。席についたとたん、チキンがごっそり盛られたプレートが運ばれてきました(これはサンプルで、食べたいものを選ぶと奥から調理されたものが運ばれてくる)。

うっ。

ニオイが、やっぱり、ダメかも。。。

とは言えず、「魚と卵だったらミワも食べるよね?!」とおススメされ、魚のフライと卵チャーハンがオーダーされる。他のメンバーはローストチキンを堪能。

食事が運ばれてきて、隣のミゾガールに「チャーハン食べる?」と聞くけれど返事がない。あれと思ったらシスターズ妹が

「今お祈りしてるのよ」

とのこと。

そうなんですねー。

食事の前に祈るのなんて、西洋クリスチャンだけがやることだと勝手に思っていたけど、彼女たち東北部のクリスチャン(と言っても私が知ってるのはここにいるマニプールとミゾラムの子たちだけだけどさ)は食事の前にきちんとお祈りをしています。10秒ほど目を閉じて、個人で行っているようです。終わった人から食べる。

私たちの「いただきます」もご飯と作ってくれた人に感謝をしてのあいさつだけれど、お祈りとは違うよね。


で、思い出したんだけど。

この間Ootyに行ったときお部屋はシスターズのイトコと一緒だったのですが、夜寝る前、やっぱり目を閉じてお祈りをしている。

以前に大学時代の友人(ムスリム)の家に泊めてもらったときに、お祈りのカーペットをひっぱりだしてお祈りを始めそうなので「部屋を出てようか」と言ったのですが「かまわないよ」とそのままお祈りをしていた彼女。

今回も部屋を出た方がいいんだろうかと思ったけど私もベッドに入っちゃってたので出るに出られず。

お祈りが終わったようなので「ごめんね。部屋を出てればよかったかな」と言うと、それは気にしないようすだったけど

「(夜寝る前に)お祈り、しないの?」

だって。

い、祈らないです。。。




2013年2月9日土曜日

Dress Code (2) ゾウさんへの鎮魂歌

こんばんワニ。

よれよれのお花。Ootyにて

いつだか、ドレスコードだのユニフォームだの書いたのを覚えてますか。

お金の工面ができない子がいるのに、なかば強行されたバカバカしい話。

その後結局どうなったかというと、このユニフォーム(水色の長めチュニックChuridaとグレーのパンツ、に合わない青いショール)は私の本棚(に服を保管しているんですが…)でいっちばん下ーのほうでほこりをかぶっています。

オトコノコは問題ないんですよ。同じ素材(高かったらしい)の水色ドレスシャツに、グレーのパンツ。週1で着ている子も多いと思う。

もともと、オトコノコのセットと同じ素材にしようとしたからオンナノコのユニフォームがめちゃくちゃになったんですよね。

何度かオンナノコが「今日ユニフォームの日にしよう」とか決めて着ていたけど、私はできあがったときに部屋で(こっそり)試着したまま、袖を通していません。オンナノコたちも今学期に入ってから着ていないと思う。

そうしたら。

1月に日本から帰ってきてすぐ、クラスルームでオンナノコが何やらユニフォームだのサリーだの言っている。

なんでそんな話になったのかわからないけど(12月クラスメートに会ってないから)、どうやら今度は全員でサリーをユニフォームとして買い揃えようということになったらしい。

もともと前回のサリー話が出たときに「私はサリーを買う気はないし、着る気もない」と私はきっぱり断言していたので、そのときも「勝手にしてよ。私はもう買わないから。」と言ったものの、いくらくらいするんだろーとか、ケララのサリー(白に金色のラインが入ったとてもステキなデザイン)にするっていうから気にはなっていました。サンプル見るくらいならいいかなぁと。

と思っていたら。

クラスの子たちはとっくに購入をすませ、ブラウスを縫製してもらっていたようで、なんと昨日全員(マイナス私)そのケララサリーでやってきたのです。

えー。。。

白いサリーは彼女たちの肌にはよく合うと思う

いらないと言ったものの、大好きなクジャクのモチーフが入ってるしステキ!と思いつつ、ちょっとフテくされていたら、お決まりの「なんでdullなの」と言われ「Dullじゃねーし!」と半ギレ笑

まーでも仕方ない。どうせ着られないし、ひとりじゃ。

と思っていたら。

今日の授業中にMBAコーディネーターんとこのスタッフPがずかずか教室に入ってきて教授に紙を渡す。通知を読みあげる教授。

「ドレスコードについて。月曜日にVice Chancellor(大学副総長)と写真を撮るので、ユニフォームを着てきなさい。ラップトップを持っている人はそれも持ってくるように」

…さっぱり意味がわからん。

「このユニフォームっていうのはサリーのことか」とたずねる教授。そうですと言うP。

…

ダサChuridaの金返せ!!!!

このラップトップも、みんなで持って写真を撮ったらMBAの学生って感じで見栄えがいいからのことなんでしょうが、持ってない生徒の気持ちを考えたらどうなんだ。

あーマジイラつく。

出がけにPが「強制だからね」と言い放つ。

写真が強制なのか、サリーが強制なのか。どちらでもいいけど。

ということで月曜日は講義の欠席をしようと思います。



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ちょっと前は食べものの話ばかり、最近は新聞の記事の話ばかりしていて申し訳ない。あんまりネタがないのでね。。。

今日もThe Hinduの記事からです。しかもこれも前からよく話しているゾウさんネタです。


Rathiへの鎮魂歌というタイトル。


70年ほど前のある日、子ゾウが穴の中で必死に足ふみしているのが見つかった。群れは子ゾウを置いて去ってしまったようだ。子ゾウはひとりぼっちだった。子ゾウは救出され、Elephant Campにやってきた。愛の女神から名前をもらって、Rathiと名づけられた。 
ヒトとの生活に慣れたRathiは他のゾウたちとも仲良くなり、母となり、祖母となり、ひいおばあちゃんになった。そして、1月23日5時30分ににこの世を去った。
[...]捕獲されたアジアゾウとしては最高齢だったRathiは、特別な存在だった。
13頭もの子をもうけたRathiは、キャンプにやってきた親のいない子ゾウたちも立派に育て上げた。[...]多くのキャンプゾウにとっては、Rathiは最初の先生だったのだ。
 
Rathiは悪者ゾウMurthyの人生を変えた。Murthyはキャンプに連れてこられる前はケララとタミルナドゥで24人の命を奪ったゾウだ。RathiはMurthyを連れて放牧に出かけ、キャンプの生活リズムをMurhyに教えていった。Murhyはだんだん凶暴な性格から変わっていった。今Murthyは全く別のゾウのようだ。フレンドリーなMurthyの体にそっとふれたら、きっとMurthyはあなたの家までついてくるだろう。 
Rathiの水浴びは特別な経験だったと、20年Rathiを世話した職員は語る。Rathiの背中をこすっていて、携帯電話がなったとする。作業を中断して電話に出ると、Rathiはじぃっと待っている。通話が終わって作業を再開しようとすると、Rathiは職員に、中断したスポットを教えそこから再開するよう促したそうだ。 
Rathiがした些細なこと、例えば職員のためにバケツを持ったり、職員が笑うように水をかけたりといったことが思い出される。「Rathiを連れて放牧に行くのは楽しかった。いつも4頭か5頭友だちを連れて行くんだ。若いゾウには幹の表皮をはがすやり方を教えたり、放牧に適した場所もよくわかっていた。Rathiが食べるのをやめて歩き出したら、夕方キャンプに戻る時間だとわかった。干ばつ、洪水、ヒト、ゾウ。全て落ち着いて対処したり、接したりした。
[...]BamaとKamatchiはRathiの親友だ。MudumalaiというゾウがRathiの遺体を穴に入れようと押していると、Bamaが大きく鳴いてRathiにかけよった。何が起きているのかわからなかったのだ。 
亡くなった親友と一緒に穴に入ろうとするので、職員たちはBamaを押さえつけるしかなかった。


あ~悲しい。。。これで朝からバケツ一杯分泣けますよ。

Kumki(ヒトの仕事を手伝うために調教されたゾウ)として働かされたり、サファリでヒトを乗っけたりとやっぱ酷使されてたんだなぁと思うけど(この部分の記事はカットしました。なんとなく。)、そんなヒトとも仲良くやって、心の交流みたいなものを持てるんだなぁとしみじみ感動します。

ゾウってやっぱり頭がいい。

ちなみにこのKumkiというタイトルで去年映画が出ました。ポスターにゾウの写真が載ってたからなんだろうと思っていたけど、今日までKumkiの意味は知らなかった。

これは悲しい話みたいです。


そういや、公開されたHassan映画はどうなったんだろ。特に暴動の話は今日読まなかったけど。

2013年2月6日水曜日

A Rock Band Rocking the Nation ひとにぎりのバカ

こんばんワニ。


Ootyにて


今もうひとつ、女性とインドについて世間を騒がしているニュースがあります。

インド最北部、Jammu and Kashmir州。
カシミヤの産地で知られるカシミールですが
お隣パキスタンとの国境問題もあるという地域です。

この州では67パーセントがムスリムだといわれています。

つい最近、というか去年の12月だったそうですが、
カシミール出身の女の子3人のロックバンドPragaashが
州で行われたバンドの大会で最優秀パフォーマンスを受賞しました。

オンナノコだけのバンドというのは
この州でははじめてのことで
世間も「おぉ~」となったわけですが。

この大会の直後、バンドのFacebookページなどで
脅迫の書き込みがされるようになったのだそうです。

女性のバンドなんてとんでもない!

と、考える人がまだまだ多い社会なんですね。

そんなこんなでGrand Mufti(スンニ系ムスリムの権威者)が
こんなの非イスラム的だと言い放ち
Fatwa(イスラム法による勧告)を出す始末。

これが州のムスリムたち全てからの警告だととらえられたため
身の危険を感じた彼女バンドメンバーたちは
すぐにバンドを解散、
家族と共に身を隠さなければいけなくなりました。

あとになってGrand Muftiは脅しじゃなくてただの警告だった、
ティーンエイジャーはむしろ勉強に励むべきだと言いなおして
(まぁ、後半は最もな話だけど)
もう少しリベラルなインド人たちからの非難を避けようとしたけれど。

これで話は終わってしまうのかと思っていたら。

今日のThe Hinduで
J&K州知事のOmar Abudullahが

脅迫したひとにぎりのバカどもには厳しく対応する

と言い放ったのです。

…かっこいい笑。

もともと州知事の顔を並べたら
かっこいいと思うのはAbudullah氏だけだと思っていたけど
言ってくれるねぇ。


こんなことになっちゃって、彼女たちも大変だろうけど
(州外に逃げているメンバーと家族もいるそう)
州の外でもいいから、再結成してくれないかな。


それにしても、
こういうことがムスリムコミュニティで起こると、
やっぱりイスラムの世界って女性に厳しいのかなぁと思ってしまう。

中東地域の女性がなかなか社会進出できないのは
イスラムのせいではなくてアラブの文化のせい

(そういえばこの人もいろいろ最近あったけど)

もともと女性の差別等々をイスラムのせいばかりにするのに疑問を感じていた私は
「なるほど。イスラムのせいじゃないんだ」
と妙に納得しました。

けれど、アラブ以外の地域でも
やっぱりこんなことが起こる。

宗教がからむ難しい問題なので
私はこれが悪いとは断言しないけど
大変だよね、オンナノコ。


明日公開…?

これもこの間の話の続き。

ムスリムたちの感情を害すると言われた話題のタミル映画
がやっとタミルナドゥ州でも公開されることになりました。

この間ちょっと書いたように
映画関係者とムスリムコミュニティとの話し合いを持って
どうすればいいか協議した結果、
7ヶ所くらい削ってOKもらったんだって。

ちょっとここは技術的に削れませんとか言って
本当にお互い妥協妥協だったようだけど。

ところが。

ケララで映画を観た人が抗議して
公開をやめろーと言い出したのだそうです。

しかもなんと

クリスチャンコミュニティに関する先入観を植えつけるから

という理由。。。

今度はクリスチャンかい。。。

というわけで
なんだかごたごたはまだ収まりませんが
裁判所もめんどくさくなったのか、この訴えは却下されたそうです。

この写真は
今日の新聞の広告を撮ったものですが

なんつーか、この帽子とか、ヒゲとか、
ステレオタイプなムスリムって感じで
どうなんでしょうね、そういうのも。。。

あっちなみに書き忘れたけど、
監督兼主演のKamal Hassan自らが
ムスリムの役なんですよ。

もちろん主役=ヒーロー=いい人
であって、
当初はHassanも
「この作品ではムスリムのヒーローを描いているのに…」
とか文句を言ってたんですよね。。。

さぁて明日、何人の観客を動員できるでしょうか。




2013年2月4日月曜日

Provoked インド、イラン、女性

こんばんワニ。

Ootyにて

2月2日The Hinduより


これまで…これだけSneha Verghese

強盗が銀行に押し入って、あまりにもたくさんのお金に"Provoked"(刺激される、扇動される、引き起こされる)されたからと言う。これが強盗をする正当な理由として受け入れられるだろうか。いや、そんなことはない。 
誰かが殺されて、殺人犯が"Provoked"されたからと言う。許されるか?いや。
体罰は許されないし、人道に外れた処罰を行う教師の話は多い。それで彼らが生徒の態度に"Provoked"されたからと言ったら、許されるか?ありえない。

それでは、なぜ、男たちは、レイプに関してはこれが許されると考えるのだろうか。しかし、これがまさに、デリーで23歳の女性がレイプされたときの男たちの反応だったのだ。特に、警察官である。驚くべきことに、女性たちの多くも、レイプや性的いたずらの被害者は彼女たちのせいで事件に巻き込まれたと考えているのだ。
こういった考え方は私たちのpatriarchal(男系社会)の仕組みと深く関わっている
  
男性が全ての決定権を持ち、女性たちはそれに従わなければならない。または女性たちは「自分たちの生活を自分たちの望むように、自分たちで生きるという権利」がないということを信じなければならない。そんな社会である。これを破ったらトラブルになる。それにこの仕組みに従って生きている女性たちは、他の女性たちにもそれを押しつけていく。
 
この考え方は家庭で植えつけられる。息子は娘より大切にされ、自由に生きる。息子が何か悪いことをしても「男の子はそういうものだから」と許される。私たちが同じことをしたら?何をしたって、自分は男だからいいんだという人間がやってくる。暴力だって許されると考えている。女性たちは自分たちが越えてはいけないラインがあることを知らなければいけない、と彼らは考えているのだ。これが家庭内に存在する考え方だ。女性のみが非難され、女性暴行を助長している。
性的暴行が家庭内で起きたら、被害者の近親者まで、責任は被害者だけにあるような態度をとる。罪悪感、憂鬱感、絶望感が彼女を襲う。誰も助けてくれない、母親だって犯人を捕まえようとしない。 
[以下省略]


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映画"Stoning of Soraya M."(2008年)より


Ebrahim「男が妻の浮気を告発するなら、妻は無実を証明しなければいけない。それが法なんだ。だが、妻が夫の浮気を告発するなら、妻は浮気を証明しなければいけない。わかるか。」
Zahra「わかるわ。よくわかる。女はみんな有罪。男はみんな無罪。そうでしょ。」  


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唐突なはじまりですが。

上の新聞記事は今日のもの。12月にデリーで起きた23歳の大学生のレイプに対する社会の反応、これに関するものです。日本でも報道されていますよね。

下のセリフは昨日観た映画、Stoning of Soraya M.からのものです。


この映画、インド映画じゃないです。イラン映画です。革命後の1986年が舞台となっているそうです。

これを昨日観て今日この記事を読んだので、なんだかイランの話だったんだかインドの話だったんだか、一瞬ごっちゃになりましたよ。


私はもともと、女性が社会的に低い位置にいるというのは文化の一部だと思っているので、多少男女で扱いが違うのはある程度は仕方のないことだと考えている人間です。

とか女性権利活動家に言うと怒られそうですが、本当にそう思わざるをえない世界じゃないですか。

世界を見回せば、女性だけが遺産を相続するような国もあるようだし(たしか西インドとか太平洋のどっか。あいまいですけど)、どの国でも、いっつも男性だけが優位というわけではない。文化によっては、本当に男女平等なところもあるのかもしれない。

だけどね…。

憲法で男女が平等だと言っているんだったら、平等に扱わ(れ)なくてはダメですよ。

まぁ、これはインドの話であって、イランはどうだか知らないですけど。イランの女性は不平等がしっかり約束されているのでしょうか。


デリーでの事件があってから、新聞はレイプ事件の話ばかりです。地域のニュースでも、国全体のニュースでも、レイプの話がない日がない。

12月の事件から件数が増えてきたのかと言うとそんなことがあるわけないんです。

今まで、メディアだって取り扱ってこなかった、たくさんの、いたたまれない事件。

それが今になって騒ぎ立てられているだけのこと。

たくさんの事件が記事になっているってことは、記事になってない、被害者しか知らない事件は5倍も10倍もあるってことでしょう、きっと。

それに、本当に悲惨な話ばかりなんですよ。朝新聞読んでると、本当に気分が悪くなるような話ばかりですよ。何って、書かないけどさ。。。

こういうのを毎日読んでいて、これがインドなんだと思い始めて、そのうちそれが当たり前なんだと思うようになるのが恐ろしいんです。感覚がおかしくなりそうなんです。


デリー事件の後、国のあちこちでデモがあり、「警察は何をしてたんだ」「法律が守られていない」「処罰を重くすべき」と声があがったので、政府も特別に協議会のようなものを作って、これからどういった対応をしていくべきか話し合いをしたようです。

それで結果が出てこうこうこうしたらどうですかと専門家が言えば、活動家たちがそれはちょっと違うと言って法令化を阻止するように大統領に言ってきたり、ともかくゴタゴタしてるんですよ。

私はこんな悲惨なことをするような人間はすぐに死刑になればいいと考えていたのだけど、「自分が死刑になるかもしれない」とわかっていたら、犯人が被害者を殺める理由になるのでそれはヤメた方がいいと言う活動家がいて、それは確かにねーと思った。

あと、犯人に手術をして、一生性的衝動にかられないようにするなんてことを言っている人もいたな。まぁ、悪くないかも。。。


まぁともかく。。。デリー事件が、女性運動をProvokeしたのは確か。

彼女のご冥福をお祈りするとともに、彼女の死が、インドの女性たちの権利や社会的地位の向上につながっていくことを願ってやみません。



2013年2月2日土曜日

Sentiment 悲劇ライター

こんばんワニ。


色合いは実家のアジサイなんだけど。Ootyにて

突然ですが私、Nicholas Sparksが嫌いです。

は?誰?と思う人もいるでしょうが、きっと誰だか知ってます。

1999年 Message in a Bottle メッセージ・イン・ア・ボトル
2002年 A Walk to Remember ウォーク・トゥ・リメンバー
2004年 The Notebook きみに読む物語
2010年 Dear John 親愛なるきみへ
2010年 The Last Song ラスト・ソング
2012年 The Lucky One 一枚のめぐり逢い

などなど。

おぉ、この映画知ってる。

と思うタイトルが多いでしょう。

映画監督じゃないですよ。
原作を書いている人です。


そんでもって、

あぁ、泣いたわ~、あの映画。

と思う人も多いかもしれません。

私、それがイヤなんですー。


なんかこう、泣かせることを前提としているような設定。

人物背景も毎回毎回やたら複雑な人ばかり。

フツーの人はあんまり出てこない。


それと、なんか毎回、
恋愛の行く末はどれもこれも女性にかかっている
というなオチ。

あと、ヒロインのせいでヒーローが悩むみたいな展開が多く
たまに全部女のせいかよ、と思えてくる。


Message in a Bottle
女がやっぱりこの人だと思ったときには男は死んでいる。


A Walk to Remember
女が病気で死んで男はずっとひきずる。


The Notebook
女から連絡が途絶える。14年後にひょっこり現れる。50年後には彼のことを忘れている。


2010年 Dear John 親愛なるきみへ
女が突然他の男と恋に落ちたと手紙を書いてくる。


2010年 The Last Song ラスト・ソング
女が対立していた父と仲良くなりはじめたころに父が病死。


2012年 The Lucky One 一枚のめぐり逢い
女の元彼のせいで男が銃殺されかける。けど女は男を引きとめる。


悲劇が多いですね。はい。

あとね。
Facebookで友人が書いててなるほどと思ったんだけど
映画のポスターが
どれもこれも似通っている。
「キスしそうでしてない写真」ばかりなんですよ。


なんでこんなことを書いているかというと。

ここに書いている映画はSparksの映画化された本全てというわけではなくて
他にもやたらとあるのですが、
ここの6作、全部インドに来てから観てるんですよ、私。

寮の子たちに映画をもらって観てるんですが
なんだか知らないけどSparks作品が多い。

インドではSparks作品がウケるのか?

つか、国際基準でウケてるか…。

以前に某欧国在住のMちゃんとSparksの話をしたときには
けっこうポジティブな印象を持っているようだったので、
私の感覚がおかしいんだろうか。うーむ。

ちなみに今日観たのはThe Lucky Oneです。

Zac Efronが出てきたときはディズニー映画かと思ったけど
この子もロマンスに出るようになったのねぇ。
としみじみ思いました。

彼の演技は悪くなかった。

Dear JohnのChanning Tatumみたいに
かっこよすぎてまぶしい
っていうオーラはZacにはないけどね。


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映画の話でついでに。

最近新聞The HinduをにぎわせているKollywood(タミル映画界)の話。

以前に「ムットゥ…」のRajinikanthについてなかば熱く語りましたが

少し前のKollywoodでヒーローといえば
RajiniかKamal Hassanだったそうで、
ファンはいかに自分の崇拝する俳優がすばらしいかと
延々と議論をしていたそうです(The Hinduいわく)。

実は私「ムットゥ…」もそうなんだけど
Kamal Hassanの映画も観たことがなくて。

何かいいCDないですかとChennaiのお店でたずねたときに
すすめられたのが彼の映画のサントラだったということはあるのだけど。

そんなHassanの最新作がVishwaroopam。

この映画が上映されないっつーんで、
毎日毎日一面に記事が出ているんです。

なんでも、内容が
ムスリムの人のsentiment(感情)を害するからと
州政府が上映を延期し、
内容がよろしくない部分をカットしろと言っている。

しかも2時間半のうち1時間切れとか。

まぁ、内容は最近のハリウッドにもありがちな
イスラム過激派だとかジハードのテロリストプロットの話らしく
狙われるのがNYCなので
どっちかって言うと、
ニューヨーカーたちのsentimentを考えたほうがよいのではと思う。。。

それで、国のCentral Board of Film Certificationという
内容を審査する機関(映画倫理委員会みたいなものでしょうか)は
問題ないと言っているので
タミル映画でありながら
他の言語に吹き替えられたのはインドのあちこちで上映されている。

お隣ケララでも上映済み。

あまり娯楽がないせいでしょうか
タミルナドゥでは映画に熱を入れていて
特に話題作品は初日の第一回目に観なくてはという人が
けっこういるようです。

これは日本でも同じだと思いますが
上映最初の週の収益が映画の評価の指標になったりね。

それが延期されているので
関係者が日ごとに損しているお金のこともあるし
ファンのフラストレーションはたまりにたまって
映画を観たいファンのsentimentはどうでもいいのか、という気もする。

で、肝心のムスリムコミュニティの評価はどうかと言うと。

一般公開の前にムスリムの人にもきちんと観てもらって
それなりにエラい人(たぶん宗教関係の)が問題ないと言ったそうなので
そんなに気にすることないんじゃん、と思いきや、

まだ観てもいないChennaiのムスリムたちが
Vishwaroopamのバナーを掲げてそのうち上映すると宣伝している映画館で
ガラスをこわしたり、上映反対デモをしたり。

観てからブーブー言えばいいのにね。。。
(と思うのは無信心な自分だからなのでしょう。)

あげくの果てには
昔MGR時代にHassanとモメたから
今になって仕返しをしているんだと言われる始末。

(知事は今日それを否定したけど。)

Hassanも自分は破産だと言って
資産を担保に入れるようなことを言ったりだとか。

ということで毎日ゴタゴタしてますけど。

どうやら映画関係者とムスリム関係者が
腹を割って話す機会を設けるそうで、
それによって内容をカットするか上映するか
そういったことが決まりそうです。

全然興味なかったけど、
ここまで話題になると観たくなります。

上映されたら反動でものすっごく視聴者が増えるかもね。私みたいな。

そしたら万々歳じゃん。。。


何が言いたかったかと言うと。

この一件だけではなくて、インドにいると
やたらとこのsentimentという単語に出くわすことが多い気がするんです。

この政治家が言ったことは●●コミュニティのsentimentを害する
→大規模デモ

なんてのはざらにあります。

いろいろな宗教、言語、文化、カーストが存在している
インドだからこそ、こういうことが多いのかもしれませんね。


猿払!

昨日の晩ご飯。

ホタテご飯を作りました。

素材がいいと、
料理をまともにしない人間でもおいしいものが作れるものですね。

ちなみにみりんだの日本酒だの
そういったものはないので味つけは

ホタテと干ししいたけの戻し汁
しょうゆ
砂糖

のみ!

シンプルだけど、おいしかったわぁ。


ひさしぶりに。。。

おみそ汁(インスタント笑)と、粉ふきいも(豆入り)も添えて。

あいかわらず食器がお粗末なのがバレバレですが、
めずらしく食事っぽいものを作ったと
思っています。